ペンギン仕掛けの目覚まし時計

織風 羊

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序章

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 もしも目覚まし時計が優しい声で起こしてくれたら
あの脳髄に響き渡るようなけたたましいベルの音ではなくて。

 そうすれば毎朝
嫌な仕事や若しくは学校の事も考えずに起きれただろうか
いや、もうよそう
有る筈もない夢物語は
目の前にぶら下がって離れる事のない現実を直視しよう。

 夢は眠ている時でさえ見たくもない
どうせ悪夢にうなされるだけなのだから。
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