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第3話 これがテンプレ?
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その後、ゴリラを追いかける内に、私は何度か怪物と出会った。けれど、どれも獣とゴリラより弱くて簡単に倒せた。今の私にとって雑魚は脅威ではない。
地面に付着している血痕の跡を道しるべに、私は動き続ける。
そして、ようやく叶ったゴリラとの再開は、なんとも呆気ない幕引きで終わった。
そこには前のめりになって息途絶えていたゴリラの姿があった。致死量の血を流した結果。逃げている間に限界が来たのだろう。再戦することはなくなったので面倒ごとは減ったと喜ぶべきなんろうけど、これが私を追い詰めた敵の最後なのか、と少し思うところはある。
「ま、終わったのなら仕方ない。さようなら。お前は強かったよ。…………途中までは、ね」
私はゴリラの目に刺さったままの剣を引き抜き、その場を後にした。
それから怪物と出会っては戦い、出会っては戦いと繰り返していた。戦いという言葉と無縁の地球人だったとは思えないほど、見事な順応っぷりだと我ながら思う。
昔から様々な状況に順応することだけは得意だった。……ただあの生活から逃げられないと諦めて、無理矢理順応しようとしていただけかもしれない。けれど、まぁ……その時のおかげでこうして今も生きているので、あの生活は全くの無駄だったと言えないだろう。だからってあんなクソ野郎に感謝しようとは思わないけど。
それと、怪物を剣で倒していくうちに、なんとなく剣の振り方も覚えてきた。……と言っても完全な自己流なので、その道に生きている剣道家には負けるだろう。でも、生き抜くためには十分役に立つくらいにはなっていた。
「──ん?」
ふと、私はまた遠くから聞こえた音に立ち止まる。また誰かが怪物に襲われている。そう思った時、私はすでにその場から動いていた。
出来ることなら助けたいと思った。獣に襲われたあの人は助けられなかった。きっと、あの人も死にたくなかったのだろう。助けて欲しいのに、その助けは来ない。その辛さは、私が一番わかっている。
だから、困っている人がいるなら、この手が届く限り手を差し伸べてあげたい。それが今の私に出来る精一杯の善行だと思う。
森を歩くのに慣れたからなのか、最初よりも早く動けるようになっていた。これなら手遅れになる前に駆けつけることが出来るかもしれない。
だけど、予想していた光景は、全く異なったものだった。
「ヒャッハァアアアアア! あるもの全部置いていけやぁ!」
奇妙な叫び声を上げる毛根の寂しい人と、彼に似た格好の人達が、一台の馬車を囲んでいた。
「…………え、なに。盗賊?」
茂みに隠れながら、私は予想外の光景にそんな言葉を溢した。
そんな人達が本当にいるんだと驚くけど、そうだここは異世界だった。そういう人くらいはいるだろう。と勝手に納得した。
取り囲まれているのは若い男性だ。積荷を必死に守ろうとして抵抗したのだろう。体の各所に切り傷があり、おでこから赤い線を垂らしていた。
一体何をそんな必死に守っているんだろうと思って覗くと、積荷の袋から美味しそうな食料達が顔を覗かせていた。
──くぅううう。
…………お腹空いた。
この世界に来てから何も食べていない。
地球にいた時も食料とは言えない物を食べていたので、積荷の食料がより美味しそうに見えてしまう。
ああ、欲しいな。あのご飯が欲しい。どうすれば貰えるかな? 助ければ、そのお礼にくれたりしないかな。
私は大きく跳び、ガラの悪い男達と青年の間に着地する。
「な、なんだテメェ!?」
奇妙な声を上げていた男性が、突如現れた私を指差してそう言った。
「私? 鏡って言います……」
「名前を聞いているんじゃねぇ! テメェは何者だって聞いてんだ!」
「……?」
名前を聞いていないんだったら、何を聞きたいんだろう? 私を知って何になるんだろう。それがわからず、私は男の言葉に首を捻った。
「この……ふざけやがって!」
男は手に持っていた剣を私に振り下ろす。そして私は、驚きに目を見開いた。
──遅すぎる。
剣が迫ってくる速さがビックリするほどゆっくりに見えた。ふざけているのかと思ってしまうほどの遅さ。いや、男のこちらを馬鹿にしたような表情を見るに、もしかしたら本当に手加減しているのかもしれない。なら、私はこの人達に試されているのだろう。その時の私はそう結論づけた。
だったら、その力を見せつけないとと思い、男が振り下ろそうとしている剣を弾くため、剣を下から上に袈裟斬りを繰り出す。そして私は、弾いた剣があまりにも軽すぎてまた驚いてしまった。
男の手に持たれていた剣は簡単にその手から離れ、くるくると宙を舞って遠くの地面に突き刺さった。
…………え?
男達はあり得ないことに呆然とその場に立ち尽くし、かくいう私も手応えがなさすぎて剣を振り抜いた格好のまま固まった。
一番に斬りかかって来た男は、そこでようやく自分の手の中に得物がなくなっていると気づいたのか、剣が舞っていった軌道をゆっくりと辿り、突き刺さっている剣を見た途端、情けない悲鳴を上げながら腰を抜かした。
「えっと……本気でやってる?」
例え手加減していたとしても、これは酷い。私が女の子だからという理由でここまで手加減するのか? もし、その理由でここまで手を抜いていたのなら、馬鹿にされたみたいでちょっとした侮辱に感じた。
「ヒ、ヒィ! こいつ、本当に何者だ!?」
「お、おおお前ら! この程度で怯えるんじゃねぇ!」
「そ、そうだ! 相手は女一人だ!」
「全員で囲めば勝てるぞ!」
慌てふためく男達。その様子を見て、私は気づいた。
ああ、この人達は演技をしているんじゃない。本当に弱いだけなんだ、と。
私は戦ったのを覚えたばかりの少女だというのに、この人達はその私に対して本気で怯えている。大人が揃って本当に情けないと思うけど、この人達が運悪く身体能力や筋力に恵まれていなかったんだと思うと、同情しそうになってしまう。
そもそもちゃんとした生活を送っていなければ、こんな森の中で人を襲ったりもしていないだろう。
「…………苦労しているんだね」
『何勝手に同情してんだ!?』
涙を流すのを我慢しながら言うと、男達全員から総ツッコミが飛んできた。
──え、今、変なこと言った?
「ああ、そうか。『この苦労はお前にはわからねぇ』って言いたいんだね。ごめんね。知らない人に同情されたくないよね……」
『いや、そうじゃねぇよ!?』
また総ツッコミが飛んできた。……あれ?
「まぁ、いいや。…………ねぇ」
「──は、はいっ!? なんで、しょうか?」
後ろを振り向いてずっと震えて怖がっていた青年に声をかけると、彼はビクゥッ! と大きく驚いた。それでも平常心をなんとか保ったのか、元気な返事を返してくれた。
「この人達を追い返したら、ご飯ちょうだい」
「へ……?」
「だから、この人達を追い返すから、そのお礼にそこに沢山ある食べ物をちょうだい。取引、やる?」
「え、ええと……はい! と、取引します! 助けてください!」
「わかった。取引成立。……ということで、私はこの人に味方する。これ以上やるなら、覚悟して」
私とこの人達の差は大きいと理解した。
落ち着いて見れば、この人達から出ている雰囲気を強いと感じられなかった。あの時のゴリラに比べたら、ただの毛虫程度だ。
少し凄んで剣を構えれば、男達は一歩下がって逃げ腰になる。
「──っ、くそっ! 覚えてろ!」
リーダーらしき男性が背を向けて森の奥へと消えていく。他の人達もそれを追って走っていき、私と青年だけがその場に取り残された。
ここら辺には怪物が沢山出るけど、あの人達だけで大丈夫なのか。そこが心配になるけど、今まで大丈夫だったのなら、彼らなりにどうにかして生き残る術を持っているのだろうと思い、私はその人達のことに興味を失くした。
とりあえずは平和的解決(?)で食料を確保できたことを喜ぼう。
地面に付着している血痕の跡を道しるべに、私は動き続ける。
そして、ようやく叶ったゴリラとの再開は、なんとも呆気ない幕引きで終わった。
そこには前のめりになって息途絶えていたゴリラの姿があった。致死量の血を流した結果。逃げている間に限界が来たのだろう。再戦することはなくなったので面倒ごとは減ったと喜ぶべきなんろうけど、これが私を追い詰めた敵の最後なのか、と少し思うところはある。
「ま、終わったのなら仕方ない。さようなら。お前は強かったよ。…………途中までは、ね」
私はゴリラの目に刺さったままの剣を引き抜き、その場を後にした。
それから怪物と出会っては戦い、出会っては戦いと繰り返していた。戦いという言葉と無縁の地球人だったとは思えないほど、見事な順応っぷりだと我ながら思う。
昔から様々な状況に順応することだけは得意だった。……ただあの生活から逃げられないと諦めて、無理矢理順応しようとしていただけかもしれない。けれど、まぁ……その時のおかげでこうして今も生きているので、あの生活は全くの無駄だったと言えないだろう。だからってあんなクソ野郎に感謝しようとは思わないけど。
それと、怪物を剣で倒していくうちに、なんとなく剣の振り方も覚えてきた。……と言っても完全な自己流なので、その道に生きている剣道家には負けるだろう。でも、生き抜くためには十分役に立つくらいにはなっていた。
「──ん?」
ふと、私はまた遠くから聞こえた音に立ち止まる。また誰かが怪物に襲われている。そう思った時、私はすでにその場から動いていた。
出来ることなら助けたいと思った。獣に襲われたあの人は助けられなかった。きっと、あの人も死にたくなかったのだろう。助けて欲しいのに、その助けは来ない。その辛さは、私が一番わかっている。
だから、困っている人がいるなら、この手が届く限り手を差し伸べてあげたい。それが今の私に出来る精一杯の善行だと思う。
森を歩くのに慣れたからなのか、最初よりも早く動けるようになっていた。これなら手遅れになる前に駆けつけることが出来るかもしれない。
だけど、予想していた光景は、全く異なったものだった。
「ヒャッハァアアアアア! あるもの全部置いていけやぁ!」
奇妙な叫び声を上げる毛根の寂しい人と、彼に似た格好の人達が、一台の馬車を囲んでいた。
「…………え、なに。盗賊?」
茂みに隠れながら、私は予想外の光景にそんな言葉を溢した。
そんな人達が本当にいるんだと驚くけど、そうだここは異世界だった。そういう人くらいはいるだろう。と勝手に納得した。
取り囲まれているのは若い男性だ。積荷を必死に守ろうとして抵抗したのだろう。体の各所に切り傷があり、おでこから赤い線を垂らしていた。
一体何をそんな必死に守っているんだろうと思って覗くと、積荷の袋から美味しそうな食料達が顔を覗かせていた。
──くぅううう。
…………お腹空いた。
この世界に来てから何も食べていない。
地球にいた時も食料とは言えない物を食べていたので、積荷の食料がより美味しそうに見えてしまう。
ああ、欲しいな。あのご飯が欲しい。どうすれば貰えるかな? 助ければ、そのお礼にくれたりしないかな。
私は大きく跳び、ガラの悪い男達と青年の間に着地する。
「な、なんだテメェ!?」
奇妙な声を上げていた男性が、突如現れた私を指差してそう言った。
「私? 鏡って言います……」
「名前を聞いているんじゃねぇ! テメェは何者だって聞いてんだ!」
「……?」
名前を聞いていないんだったら、何を聞きたいんだろう? 私を知って何になるんだろう。それがわからず、私は男の言葉に首を捻った。
「この……ふざけやがって!」
男は手に持っていた剣を私に振り下ろす。そして私は、驚きに目を見開いた。
──遅すぎる。
剣が迫ってくる速さがビックリするほどゆっくりに見えた。ふざけているのかと思ってしまうほどの遅さ。いや、男のこちらを馬鹿にしたような表情を見るに、もしかしたら本当に手加減しているのかもしれない。なら、私はこの人達に試されているのだろう。その時の私はそう結論づけた。
だったら、その力を見せつけないとと思い、男が振り下ろそうとしている剣を弾くため、剣を下から上に袈裟斬りを繰り出す。そして私は、弾いた剣があまりにも軽すぎてまた驚いてしまった。
男の手に持たれていた剣は簡単にその手から離れ、くるくると宙を舞って遠くの地面に突き刺さった。
…………え?
男達はあり得ないことに呆然とその場に立ち尽くし、かくいう私も手応えがなさすぎて剣を振り抜いた格好のまま固まった。
一番に斬りかかって来た男は、そこでようやく自分の手の中に得物がなくなっていると気づいたのか、剣が舞っていった軌道をゆっくりと辿り、突き刺さっている剣を見た途端、情けない悲鳴を上げながら腰を抜かした。
「えっと……本気でやってる?」
例え手加減していたとしても、これは酷い。私が女の子だからという理由でここまで手加減するのか? もし、その理由でここまで手を抜いていたのなら、馬鹿にされたみたいでちょっとした侮辱に感じた。
「ヒ、ヒィ! こいつ、本当に何者だ!?」
「お、おおお前ら! この程度で怯えるんじゃねぇ!」
「そ、そうだ! 相手は女一人だ!」
「全員で囲めば勝てるぞ!」
慌てふためく男達。その様子を見て、私は気づいた。
ああ、この人達は演技をしているんじゃない。本当に弱いだけなんだ、と。
私は戦ったのを覚えたばかりの少女だというのに、この人達はその私に対して本気で怯えている。大人が揃って本当に情けないと思うけど、この人達が運悪く身体能力や筋力に恵まれていなかったんだと思うと、同情しそうになってしまう。
そもそもちゃんとした生活を送っていなければ、こんな森の中で人を襲ったりもしていないだろう。
「…………苦労しているんだね」
『何勝手に同情してんだ!?』
涙を流すのを我慢しながら言うと、男達全員から総ツッコミが飛んできた。
──え、今、変なこと言った?
「ああ、そうか。『この苦労はお前にはわからねぇ』って言いたいんだね。ごめんね。知らない人に同情されたくないよね……」
『いや、そうじゃねぇよ!?』
また総ツッコミが飛んできた。……あれ?
「まぁ、いいや。…………ねぇ」
「──は、はいっ!? なんで、しょうか?」
後ろを振り向いてずっと震えて怖がっていた青年に声をかけると、彼はビクゥッ! と大きく驚いた。それでも平常心をなんとか保ったのか、元気な返事を返してくれた。
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「へ……?」
「だから、この人達を追い返すから、そのお礼にそこに沢山ある食べ物をちょうだい。取引、やる?」
「え、ええと……はい! と、取引します! 助けてください!」
「わかった。取引成立。……ということで、私はこの人に味方する。これ以上やるなら、覚悟して」
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落ち着いて見れば、この人達から出ている雰囲気を強いと感じられなかった。あの時のゴリラに比べたら、ただの毛虫程度だ。
少し凄んで剣を構えれば、男達は一歩下がって逃げ腰になる。
「──っ、くそっ! 覚えてろ!」
リーダーらしき男性が背を向けて森の奥へと消えていく。他の人達もそれを追って走っていき、私と青年だけがその場に取り残された。
ここら辺には怪物が沢山出るけど、あの人達だけで大丈夫なのか。そこが心配になるけど、今まで大丈夫だったのなら、彼らなりにどうにかして生き残る術を持っているのだろうと思い、私はその人達のことに興味を失くした。
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