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第11話 冒険者登録
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「へぇ、ここが冒険者ギルドか……」
私はその建物をグルリと見回しながら、そう呟いた。
冒険者ギルドは大きめな二階建ての建物で、頑丈そうな造りをしていた。中は結構広く、端の方には酒場らしき場所があった。
そこでは冒険者らしき男の人達が、昼間から酒を飲んでいる。
他にも中で暇そうにしている人が何人か居て、新顔の私が入ってきた途端、一斉に視線を注がれた。
「──っ、う、あ」
ガタイのいい人達の急な注目にびびった私は、発作を発動しかけて入り口で立ち止まってしまう。進まなければならないとわかっているのに、足が前に動いてくれない。目眩がする。咄嗟に剣に伸ばした手は震えていた。
中にいる人全員が、私に敵意を向けていると勘違いして、腹の奥から何かが込み上げてくる。
「大丈夫だ」
その時、すぐにエリスが前に立ってくれて男達の視線から守ってくれた。そのまま私の手を繋ぎ、受付の方まで案内してくれる。
「騎士だ……」
「今更何を言っているんだ?」
受付で書類作業をしていた女の人は、近づく私達に笑顔を向けてくれた。それを見たおかげで、少しは気が楽になる。
「ようこそ冒険者ギルドへ、騎士様。今日はどのような用でしょうか?」
「用があるのは私ではなく、この子だ」
「……え、っと、その…………エリスぅ……」
突然話を振られた私は、どう言ったらいいのかわからなくなってエリスに助けを求めた。一瞬顔が綻びかけたエリスだったけれど、何かを思い出したように首を振り、いつもの厳しそうな表情に戻った。
「こういう時に用件を言えないでどうする。ほら、私が付いているから、自分で言ってみろ」
「…………わかった。えっと、冒険者の、登録に……き、来ました」
「はい、冒険者の登録ですね。……あの騎士様、大丈夫なのですか?」
「大丈夫だと思う。人見知りが激しいのが難点だが、本人は何度も魔物を討伐していると言っている。実力は申し分ないだろう」
「はぁ……」
エリスが発作の部分を誤魔化してフォローしてくれるけど、それでも受付さんは信じていなさそうだ。……ごめんなさい。私が弱そうで本当にごめんなさい。
「……冒険者は誰でもなれる職業ではありますが、最も命を落としやすい職業です。私達もわざわざ死にに行かせるようなことはしたくありません。なので、本当に冒険者として働いて行けるか試験をしてもらいますが、よろしいですか?」
「わかった。仕方ないだろう。カガミもそれでいいよな?」
「え……うん。大丈夫だけど、私は勉強なんてしたことないから頭よくないよ……?」
「それは心配しないでください。冒険者の試験に頭の良さは関係ありません。試すのは──実力です」
この時、私は悟った。
──あ、これ面倒くさいやつだ。と。
◆◇◆
案内されたのはギルドの裏にある訓練場だった。
そこで私は訓練用の木刀を渡され、円形の地面に呆然と立ち尽くしていた。
観客席の方にはエリスと受付のお姉さんが座っていた。他にもギルド内部で暇そうにしていた冒険者の何人かが、ちょうどいいと暇つぶしに来ていた。今も「頑張れよー」とか「リラックスだぜ嬢ちゃん!」とか応援してくれている。
……あれ? 意外と優しい?
「ったく、監督になってほしいって言われたから来てみりゃ、まだガキじゃねぇか」
面倒そうに愚痴りながら私の前に立っているのは、同じく訓練用の木刀を持つ男性だ。大柄の人で、近くで彼の顔を見ようとすれば、首の負担が凄そうだ。
話の流れから察するに、どうやら彼が私の試験に付き合ってくれるらしい。
最初は意気揚々とやって来た試験監督さんだけど、私を見るなり一気にやる気を失ってしまったようだ。
気持ちはわかる。仕事を頼まれて来てみれば、どう見ても弱そうな女が立っていた。逆の立場だったら私でもやる気を失う。
「おい」
男は木刀を突きつけ、鋭い眼光で私を睨んできた。
「冒険者はお前のような弱っちい奴が来るところじゃねぇ。命が惜しいなら、さっさと帰れ。……もし、俺の忠告を無視してやるってんなら、手加減はしないぞ」
真面目モードの時なエリスよりも厳しい言葉。だけど、こちらを心配してくれている気持ちが見えた。
……なんだ、やっぱり優しいじゃんか。周りも、この人も。
彼が相手なら安心して試験に望める。私は自分の中の緊張が解けていくのを感じた。
「ありがとう」
「あ?」
「心配してくれて、ありがとう。でも、私はやるよ。折角エリスが連れてきてくれた場所なんだ。こんなところで止まってなんかいられない」
「……くそ、ただのガキだと思っていたが、思ったよりも根は強そうだ。お前、名前は?」
「鏡。よろしくね」
「カガミか。俺はヴィレッジだ。……さて、お互いの自己紹介も終わったところで、試験開始と行こうか」
ヴィレッジさんは剣を構える。たったそれだけのことなのに、彼から感じる気配のような何かがガラリと変わったように思えた。
……あの時を思い出す。ゴリラ、巨大な魔物を相手した時のような圧迫感。それが目の前の相手から放たれている。
ははっ、私も案外、この世界に慣れてきているらしい。
この戦いが楽しみだと、私の体は武者震いをしていた。俄然やる気が出てきた。
私も剣を構える。上級剣術を取得したからなのか、何年も剣を振り続けてきたみたいに手に馴染む。
「…………おいおい、なんて顔をしやがる」
ヴィレッジさんは呆れたようにそう言った。私は笑って返す。
「さてね、どうやら私も早く戦いたくてうずうずしているみたいだよ」
「はっ! そいつはいい。……気が変わった。試験なんてどうでもいい。本気で相手してやる」
観客席の冒険者達からどよめきが起こる。受付さんもヴィレッジさんの言葉に焦ったのか、身を乗り出して何かを言っていた。勿論、私達はそんなのを聞いている余裕はない。エリスは剣を抜いて今すぐにでも助けに入ろうとしているけれど、私が視線で制止させる。
これで邪魔者はいなくなった。
「それは試験官としてそれはどうなの? ……けど、その方が嬉しいよ」
「そうか? そうだろうなぁ。じゃあ──行くぜ!」
地を蹴り、私に肉薄する。
私は剣を上段に構え──互いの剣は激しい音を立てて交わった。
私はその建物をグルリと見回しながら、そう呟いた。
冒険者ギルドは大きめな二階建ての建物で、頑丈そうな造りをしていた。中は結構広く、端の方には酒場らしき場所があった。
そこでは冒険者らしき男の人達が、昼間から酒を飲んでいる。
他にも中で暇そうにしている人が何人か居て、新顔の私が入ってきた途端、一斉に視線を注がれた。
「──っ、う、あ」
ガタイのいい人達の急な注目にびびった私は、発作を発動しかけて入り口で立ち止まってしまう。進まなければならないとわかっているのに、足が前に動いてくれない。目眩がする。咄嗟に剣に伸ばした手は震えていた。
中にいる人全員が、私に敵意を向けていると勘違いして、腹の奥から何かが込み上げてくる。
「大丈夫だ」
その時、すぐにエリスが前に立ってくれて男達の視線から守ってくれた。そのまま私の手を繋ぎ、受付の方まで案内してくれる。
「騎士だ……」
「今更何を言っているんだ?」
受付で書類作業をしていた女の人は、近づく私達に笑顔を向けてくれた。それを見たおかげで、少しは気が楽になる。
「ようこそ冒険者ギルドへ、騎士様。今日はどのような用でしょうか?」
「用があるのは私ではなく、この子だ」
「……え、っと、その…………エリスぅ……」
突然話を振られた私は、どう言ったらいいのかわからなくなってエリスに助けを求めた。一瞬顔が綻びかけたエリスだったけれど、何かを思い出したように首を振り、いつもの厳しそうな表情に戻った。
「こういう時に用件を言えないでどうする。ほら、私が付いているから、自分で言ってみろ」
「…………わかった。えっと、冒険者の、登録に……き、来ました」
「はい、冒険者の登録ですね。……あの騎士様、大丈夫なのですか?」
「大丈夫だと思う。人見知りが激しいのが難点だが、本人は何度も魔物を討伐していると言っている。実力は申し分ないだろう」
「はぁ……」
エリスが発作の部分を誤魔化してフォローしてくれるけど、それでも受付さんは信じていなさそうだ。……ごめんなさい。私が弱そうで本当にごめんなさい。
「……冒険者は誰でもなれる職業ではありますが、最も命を落としやすい職業です。私達もわざわざ死にに行かせるようなことはしたくありません。なので、本当に冒険者として働いて行けるか試験をしてもらいますが、よろしいですか?」
「わかった。仕方ないだろう。カガミもそれでいいよな?」
「え……うん。大丈夫だけど、私は勉強なんてしたことないから頭よくないよ……?」
「それは心配しないでください。冒険者の試験に頭の良さは関係ありません。試すのは──実力です」
この時、私は悟った。
──あ、これ面倒くさいやつだ。と。
◆◇◆
案内されたのはギルドの裏にある訓練場だった。
そこで私は訓練用の木刀を渡され、円形の地面に呆然と立ち尽くしていた。
観客席の方にはエリスと受付のお姉さんが座っていた。他にもギルド内部で暇そうにしていた冒険者の何人かが、ちょうどいいと暇つぶしに来ていた。今も「頑張れよー」とか「リラックスだぜ嬢ちゃん!」とか応援してくれている。
……あれ? 意外と優しい?
「ったく、監督になってほしいって言われたから来てみりゃ、まだガキじゃねぇか」
面倒そうに愚痴りながら私の前に立っているのは、同じく訓練用の木刀を持つ男性だ。大柄の人で、近くで彼の顔を見ようとすれば、首の負担が凄そうだ。
話の流れから察するに、どうやら彼が私の試験に付き合ってくれるらしい。
最初は意気揚々とやって来た試験監督さんだけど、私を見るなり一気にやる気を失ってしまったようだ。
気持ちはわかる。仕事を頼まれて来てみれば、どう見ても弱そうな女が立っていた。逆の立場だったら私でもやる気を失う。
「おい」
男は木刀を突きつけ、鋭い眼光で私を睨んできた。
「冒険者はお前のような弱っちい奴が来るところじゃねぇ。命が惜しいなら、さっさと帰れ。……もし、俺の忠告を無視してやるってんなら、手加減はしないぞ」
真面目モードの時なエリスよりも厳しい言葉。だけど、こちらを心配してくれている気持ちが見えた。
……なんだ、やっぱり優しいじゃんか。周りも、この人も。
彼が相手なら安心して試験に望める。私は自分の中の緊張が解けていくのを感じた。
「ありがとう」
「あ?」
「心配してくれて、ありがとう。でも、私はやるよ。折角エリスが連れてきてくれた場所なんだ。こんなところで止まってなんかいられない」
「……くそ、ただのガキだと思っていたが、思ったよりも根は強そうだ。お前、名前は?」
「鏡。よろしくね」
「カガミか。俺はヴィレッジだ。……さて、お互いの自己紹介も終わったところで、試験開始と行こうか」
ヴィレッジさんは剣を構える。たったそれだけのことなのに、彼から感じる気配のような何かがガラリと変わったように思えた。
……あの時を思い出す。ゴリラ、巨大な魔物を相手した時のような圧迫感。それが目の前の相手から放たれている。
ははっ、私も案外、この世界に慣れてきているらしい。
この戦いが楽しみだと、私の体は武者震いをしていた。俄然やる気が出てきた。
私も剣を構える。上級剣術を取得したからなのか、何年も剣を振り続けてきたみたいに手に馴染む。
「…………おいおい、なんて顔をしやがる」
ヴィレッジさんは呆れたようにそう言った。私は笑って返す。
「さてね、どうやら私も早く戦いたくてうずうずしているみたいだよ」
「はっ! そいつはいい。……気が変わった。試験なんてどうでもいい。本気で相手してやる」
観客席の冒険者達からどよめきが起こる。受付さんもヴィレッジさんの言葉に焦ったのか、身を乗り出して何かを言っていた。勿論、私達はそんなのを聞いている余裕はない。エリスは剣を抜いて今すぐにでも助けに入ろうとしているけれど、私が視線で制止させる。
これで邪魔者はいなくなった。
「それは試験官としてそれはどうなの? ……けど、その方が嬉しいよ」
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