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第39話 ケーキ
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用事も済んだことだし屋敷に戻ろう。そう思って二人に「そろそろ帰るわよ」と言ったところ、返ってきたのは見事にハモったブーイング。
「まだ、おいしいおかし、のこってる」
「ケーキ、まだたべたい」
というのが二人の主張だ。
「はぁ……仕方ないわね」
思えば、二人を外出させたのはこれが初めてだった。
折角ご機嫌になっているというのに、強制的に帰るというもの気が引ける。
今日は父親の仕事が激務らしく、コンコッドも補助に回っている。そのため他に手が回らず、今日のお勉強会は休みだ。十中八九、私が原因だと考えられるが、まだ6歳の子供が気を使うべきではないだろう。本音を言えば面倒臭いとも言う。
つまり、屋敷に戻っても特にやることがない。
別にここで時間を潰していても問題はないだろう。
「でも、それなら帰りが遅くなると報せなきゃね……誰か屋敷に行ってこのことを伝えてくれるかしら?」
「それじゃあ、俺が行きますよ」
元気に手を上げて名乗りを上げてくれたのは、まだ10代後半くらいの若い青年だった。何処かおちゃらけて見える雰囲気から、彼はここのムードメーカなのだろうと予想が付く。
実際、ティナとティアも「げんきなお兄ちゃん!」、「おちょうしもののお兄ちゃん!」と彼のことを指差していたので、きっとそうに違いない。
そんな親しげな様子から、この青年も双子の遊び相手をしてくれていたようだ。
「あ、俺。ドレッドって言います!」
「ありがとう、ドレッド。頼んだわ」
「へへっ、任せてくださいよ、姫さん」
──姫さん?
「あ、そこの双子ちゃんが、シェラローズ様はお姫様みたいに綺麗だって自慢していたので、つい……」
私の手を握る双子に視線を落とし、「そうなの?」と問う。
すると二人は満面の笑みを浮かべてコクンッと頷いた。
「シェラローズさま、きれいだもん!」
「だから私たちのおひめさまなの!」
…………ふむ、悪くない。
ドレッドに姫さまと言われることは別にどうでもいいのだが、双子に「お姫様」と言われると嬉しく思う。
むしろ構わん。もっと言ってくれと、声に出して言いたかった。
「すいません。機嫌を悪くさせたんなら、謝ります」
と、そう考えていたところで、彼はおどおどした様子で頭を下げた。
私が急に黙り込んでしまったせいで怒っていると勘違いしてしまったのか。これは悪いことをした。
「いいえ。別に怒ったわけじゃないわ。侮蔑や嘲笑を込めた意味でなければ、どのような呼び方でも結構。好きにしてちょうだい」
「……へぇ……わかりました」
呆気にとられたように目を丸くさせ、立ち尽くすドレッド。
「……? どうしたの?」
「い、いえ! なんでもないっす! それじゃあ自分、行ってきます!」
ハッと我に返り、急いで店を飛び出す彼を「行ってらっしゃーい」と見送りながら、首を傾げる。
「何か、変なことを言ったかしら?」
誰の目から見ても、彼の様子はおかしかった。
それは私が発言してからのことだったので、原因なのは私なのだろうけれど……いかんせん見当がつかない。
「シェラローズは無意識に籠絡させるタイプか」
「ちょっと、どういう意味よ、それ」
「わからないのであれば、俺が教えることではない。だが気を付けろ」
「はぁ……?」
何も理解していない状態で、一体何に気を付けろと?
サイレスの真意と言いたいことがわからず、私は更に困惑した。
「シェラローズさま、早くたべよう?」
「ケーキ、おいしいよ?」
双子は先程の青年のことはもう気にしていないらしく、服をちょいちょいと引っ張って私を誘導する。
余程、この店のデザートが気に入ったらしい。
にしてもティアよ。お前はさっきからケーキのことばかりだな。そんなに気に入ったか。……後で満足するまで買ってやろう。
「ほら、いこ?」
「いっしょにたべよう?」
私は双子に手を引かれるまま席に着く。
「シェラローズ様。お飲み物は如何いたしますか?」
即座に掛けられる声。振り向くと、最初に双子の相手を申し出てくれた初老の男性、ガランドが立っていた。
「それじゃあ、次は紅茶を頂こうかしら。冷たいものがいいわ」
「ジュース!」
「ケーキ!」
「こらっ、二人ともお行儀よくしなさい。ティアはまだケーキ残っているでしょう? 新しいものを頼むなら、先にそれを食べてから頼みなさい」
「うぅ……ごめんなさい……さっきのんだおいしいジュース、ちょうだい」
「だって、これ、ティアのケーキ……シェラローズさまといっしょ、に、たべるケーキ……ほしかったの。……ごめんなさい」
二人ともしょんぼりさせて謝るが、それでも欲しいという欲求には敵わなかったらしい。
ティナは謝罪しながらちゃっかり新しいジュースを頼んでいるし、ティアに至っては残っているケーキ全てを自分の物だと言い張った。
ちょっとズレている謝罪に笑いを堪えるのに大変だったが、ここで笑ってしまっては威厳も何もないので必死に我慢した。
「…………残さずに食べるのよ?」
パァッと表情を明るくさせる双子。
……全く、可愛いせいでついつい甘やかしてしまう。
だが、これも仕方のないことなのだろう。
背後からサイレスが呆れた視線を感じるが、それも気のせいだろう。
「申し訳ないけれど、二人にジュースとケーキを用意してくれるかしら?」
「かしこまりました。少々お待ちください」
ガランドは柔らかく微笑み、カウンターに戻った。
どうやら作り置きのケーキは双子が全て平らげてしまったらしく、作り始めるところから入っていた。
「……なんか、申し訳なく感じるわね」
「気にすることはない。皆、シェラローズに感謝しているのだからな。これくらいはさせてくれ」
感謝しているのはサイレスだけではなく、暗殺ギルドの全員からか……。
殺しの専門家に感謝されるというのは、魔王だった頃も体験していなかったので貴重だな。人の好意というのは、その人が誰であろうと受け取っておくのが大切だ。なので、私も素直に彼らの感謝の意を受け取ることにした。
「でもお金はちゃんと払うわよ。それは客としての常識だもの」
「……本当ならば金も要らないと言いたいところなのだが、お前は思ったよりも頑固そうだ。ならば、ありがたく受け取っておくとしよう」
そこはサイレスも重々承知しているらしく、これでお相子だと言えば、彼は少し困ったように眉を寄せる。変化の小さすぎる感情表現が面白くて、再び笑ってしまいそうになる。
「……なんだ?」
「いいえ、何でも」
そこは暗殺者。ちょっとした視線を敏感に察したらしい。
このまま見続けていたらその内、内心まで暴かれそうだったので、私は視線を逸らして誤魔化した。
「シェラローズさま! ケーキたのしみだね!」
「すごくおいしいんだよ! ふわふわで、あまいの!」
双子は新しいケーキが待ち遠しいらしく、ケーキがどれほど美味しかったかを前進を使って表現してくれる。子供らしく一生懸命に伝えようとしているその姿を愛おしく思いながら、私は合間合間に相槌を打つ。
その後、運ばれてきた出来立てのケーキは、確かに絶品だった。
迷惑を掛けてしまったお詫びに、両親やエルシアにお土産としてケーキを差し出すのも悪くない。そう思い、帰る際に持ち帰りで幾つか注文した私達は、満足気に店を後にするのだった。
「まだ、おいしいおかし、のこってる」
「ケーキ、まだたべたい」
というのが二人の主張だ。
「はぁ……仕方ないわね」
思えば、二人を外出させたのはこれが初めてだった。
折角ご機嫌になっているというのに、強制的に帰るというもの気が引ける。
今日は父親の仕事が激務らしく、コンコッドも補助に回っている。そのため他に手が回らず、今日のお勉強会は休みだ。十中八九、私が原因だと考えられるが、まだ6歳の子供が気を使うべきではないだろう。本音を言えば面倒臭いとも言う。
つまり、屋敷に戻っても特にやることがない。
別にここで時間を潰していても問題はないだろう。
「でも、それなら帰りが遅くなると報せなきゃね……誰か屋敷に行ってこのことを伝えてくれるかしら?」
「それじゃあ、俺が行きますよ」
元気に手を上げて名乗りを上げてくれたのは、まだ10代後半くらいの若い青年だった。何処かおちゃらけて見える雰囲気から、彼はここのムードメーカなのだろうと予想が付く。
実際、ティナとティアも「げんきなお兄ちゃん!」、「おちょうしもののお兄ちゃん!」と彼のことを指差していたので、きっとそうに違いない。
そんな親しげな様子から、この青年も双子の遊び相手をしてくれていたようだ。
「あ、俺。ドレッドって言います!」
「ありがとう、ドレッド。頼んだわ」
「へへっ、任せてくださいよ、姫さん」
──姫さん?
「あ、そこの双子ちゃんが、シェラローズ様はお姫様みたいに綺麗だって自慢していたので、つい……」
私の手を握る双子に視線を落とし、「そうなの?」と問う。
すると二人は満面の笑みを浮かべてコクンッと頷いた。
「シェラローズさま、きれいだもん!」
「だから私たちのおひめさまなの!」
…………ふむ、悪くない。
ドレッドに姫さまと言われることは別にどうでもいいのだが、双子に「お姫様」と言われると嬉しく思う。
むしろ構わん。もっと言ってくれと、声に出して言いたかった。
「すいません。機嫌を悪くさせたんなら、謝ります」
と、そう考えていたところで、彼はおどおどした様子で頭を下げた。
私が急に黙り込んでしまったせいで怒っていると勘違いしてしまったのか。これは悪いことをした。
「いいえ。別に怒ったわけじゃないわ。侮蔑や嘲笑を込めた意味でなければ、どのような呼び方でも結構。好きにしてちょうだい」
「……へぇ……わかりました」
呆気にとられたように目を丸くさせ、立ち尽くすドレッド。
「……? どうしたの?」
「い、いえ! なんでもないっす! それじゃあ自分、行ってきます!」
ハッと我に返り、急いで店を飛び出す彼を「行ってらっしゃーい」と見送りながら、首を傾げる。
「何か、変なことを言ったかしら?」
誰の目から見ても、彼の様子はおかしかった。
それは私が発言してからのことだったので、原因なのは私なのだろうけれど……いかんせん見当がつかない。
「シェラローズは無意識に籠絡させるタイプか」
「ちょっと、どういう意味よ、それ」
「わからないのであれば、俺が教えることではない。だが気を付けろ」
「はぁ……?」
何も理解していない状態で、一体何に気を付けろと?
サイレスの真意と言いたいことがわからず、私は更に困惑した。
「シェラローズさま、早くたべよう?」
「ケーキ、おいしいよ?」
双子は先程の青年のことはもう気にしていないらしく、服をちょいちょいと引っ張って私を誘導する。
余程、この店のデザートが気に入ったらしい。
にしてもティアよ。お前はさっきからケーキのことばかりだな。そんなに気に入ったか。……後で満足するまで買ってやろう。
「ほら、いこ?」
「いっしょにたべよう?」
私は双子に手を引かれるまま席に着く。
「シェラローズ様。お飲み物は如何いたしますか?」
即座に掛けられる声。振り向くと、最初に双子の相手を申し出てくれた初老の男性、ガランドが立っていた。
「それじゃあ、次は紅茶を頂こうかしら。冷たいものがいいわ」
「ジュース!」
「ケーキ!」
「こらっ、二人ともお行儀よくしなさい。ティアはまだケーキ残っているでしょう? 新しいものを頼むなら、先にそれを食べてから頼みなさい」
「うぅ……ごめんなさい……さっきのんだおいしいジュース、ちょうだい」
「だって、これ、ティアのケーキ……シェラローズさまといっしょ、に、たべるケーキ……ほしかったの。……ごめんなさい」
二人ともしょんぼりさせて謝るが、それでも欲しいという欲求には敵わなかったらしい。
ティナは謝罪しながらちゃっかり新しいジュースを頼んでいるし、ティアに至っては残っているケーキ全てを自分の物だと言い張った。
ちょっとズレている謝罪に笑いを堪えるのに大変だったが、ここで笑ってしまっては威厳も何もないので必死に我慢した。
「…………残さずに食べるのよ?」
パァッと表情を明るくさせる双子。
……全く、可愛いせいでついつい甘やかしてしまう。
だが、これも仕方のないことなのだろう。
背後からサイレスが呆れた視線を感じるが、それも気のせいだろう。
「申し訳ないけれど、二人にジュースとケーキを用意してくれるかしら?」
「かしこまりました。少々お待ちください」
ガランドは柔らかく微笑み、カウンターに戻った。
どうやら作り置きのケーキは双子が全て平らげてしまったらしく、作り始めるところから入っていた。
「……なんか、申し訳なく感じるわね」
「気にすることはない。皆、シェラローズに感謝しているのだからな。これくらいはさせてくれ」
感謝しているのはサイレスだけではなく、暗殺ギルドの全員からか……。
殺しの専門家に感謝されるというのは、魔王だった頃も体験していなかったので貴重だな。人の好意というのは、その人が誰であろうと受け取っておくのが大切だ。なので、私も素直に彼らの感謝の意を受け取ることにした。
「でもお金はちゃんと払うわよ。それは客としての常識だもの」
「……本当ならば金も要らないと言いたいところなのだが、お前は思ったよりも頑固そうだ。ならば、ありがたく受け取っておくとしよう」
そこはサイレスも重々承知しているらしく、これでお相子だと言えば、彼は少し困ったように眉を寄せる。変化の小さすぎる感情表現が面白くて、再び笑ってしまいそうになる。
「……なんだ?」
「いいえ、何でも」
そこは暗殺者。ちょっとした視線を敏感に察したらしい。
このまま見続けていたらその内、内心まで暴かれそうだったので、私は視線を逸らして誤魔化した。
「シェラローズさま! ケーキたのしみだね!」
「すごくおいしいんだよ! ふわふわで、あまいの!」
双子は新しいケーキが待ち遠しいらしく、ケーキがどれほど美味しかったかを前進を使って表現してくれる。子供らしく一生懸命に伝えようとしているその姿を愛おしく思いながら、私は合間合間に相槌を打つ。
その後、運ばれてきた出来立てのケーキは、確かに絶品だった。
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