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西の転生者
1.現状把握
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「またおにぎりかよ」
背の高い青年がテーブルを挟んだ向かいの椅子に腰を下ろした。
黒いボサボサ髪に手を突っ込んで、乱雑に頭を掻いている。寝起きのぼんやり顔で欠伸をした青年は、ぐぐっと両腕を大きく伸ばした後、テーブルに突っ伏す。
「何言ってるの。朝と言えば、おにぎりでしょ。おにぎり差し置いて朝食とか、ないない!」
「まあいいや、腹に入れば」
ぬっとおにぎりの入った皿へ伸びて来た青年の手を、容赦なくはたき落とす。
「いってぇ。何すんだよ、舞」
「お姉ちゃんって呼べっていつも言ってるでしょ」
「へいへい。舞様、姉様、おにぎり様」
「よろしい」
「何これ、美味しい!」
ふっと意識が戻ったかのような感覚の後、舞はゆっくりと目蓋を開けた。霞みがかった視界がはっきりしてくるとぼんやりと正面、自分の手元を見た。
記憶にある手よりも随分小さな白い手が、両手からはみ出すほどの大きな食べかけのおにぎりをしっかりと持っている。指先に力を入れると、ぴくりと動く。間違いなく自分の指だ。
そして口一杯に広がる、おにぎりの味⋯⋯。ゆっくり口を動かせば米と一緒に薄らと塩味を感じる。いつもより味は薄いけど、それよりも。
「あぁ、なんて、なんて、美味しいの! 本当に懐かしい⋯⋯え、懐かしい? 何故?」
言葉と一緒に、ジーンと涙がこぼれ落ちる。
毎朝食べているはずなのに何故だろう。この、米の味が染み渡るような感動は。あまりの美味しさに震えながらも、おにぎりにかじりつく。
「大丈夫?」
突然横から聞こえてきた低い声に、舞は体を強張らせた。
恐る恐る首を右に向けると、そこには声の主とは思えないくらいに綺麗な人が居た。
肩につかない程度に長い薄茶の髪の中性的な⋯⋯声が低かったし、変声期終わりたてくらいの男の子だろう。近づいてきた心配そうな茶色の瞳は長い睫毛に縁取られている。整った穏やかな顔立ちは気品と、幼さを残しながらも少しの色気を含んでいて、思わず見惚れる程だ。襟首のついた何処かの民族衣装のような深緑の洋装がよく似合っている。
一瞬、コスプレなのかと疑問符を浮かべたが、その少年の背景が視界に入ったことで、舞は慌てて辺りを見回した。
見覚えのない黒っぽいシミが所々ついた綺麗とは言えない壁、ランプ型の質素な室内灯が目に入る。古いこじんまりとした部屋の中、簡素なベッド、そこに体を起こした状態で、舞はおにぎりを食べていた。
何処なんだ、ここは。
見知らぬ部屋に、見知らぬ美人さん。
取り敢えず、おにぎりで気持ちを落ち着けようと、咀嚼を再開する。
もう一口、とおにぎりにかぶりついた時、自分のウェーブがかった長い髪が落ちてきて視界に入った。それは見知った黒い髪ではなく。
「あ⋯⋯」
絵具を垂らせば染まってしまいそうな程に、白い、髪の毛。
私は、舞ではない。
そう理解した途端に、するりと本来の記憶が戻ってくる。
システィーア・フォンベルツ。フォンベルツ公爵家の長女で、つい先日、誕生日を迎えて七歳になった。家族は、父と継母、異母妹異母弟が一人ずつ。そして記憶は、母方の祖母の屋敷に遊びに行く途中で拐われたところで一度、途切れた。
目覚めたら知らない美少年がいて、運良く助けてもらったのだそうだ。恥ずかしいことにお腹がなってしまい、おにぎりをもらって食べたところで⋯⋯って、つまり舞の記憶は前世のもので、もしかしなくてもトリガーはおにぎり⁈
呼吸をするようにすんなりと理解したシスティーアは、食べかけのおにぎりを持つ自分の小さな手を見つめた。舞だった頃と比べて遥かに白く、当然だが小さい。舞は短大を卒業していたのだから。
いつの間に舞からシスティーアになったのか。
記憶を辿れば、短大卒業後に実家へ戻って、長い春休みを満喫していたあたりで途切れている。前世の記憶はかなり断片的で、はっきりしないものが多い。
両親の顔を思い出そうとすると、まるで上書きされたかのようにシスティーアの両親の顔になる。システィーアが父を大好きなせいか、舞だった頃の父のことは全く思い出せない。けれど母親は、システィーアが生まれてすぐに亡くなっており、肖像画でしか知らない。そのせいか、外見はシスティーアの母のものなのに、中身や思い出は舞の母親のものだ。
「不思議⋯⋯」
「大丈夫?」
感情と記憶の整理が追いついていなくて一杯一杯のシスティーアは、そこで漸く室内に人がいたことを思い出した。
「お口に合いませんでしたか?」
システィーアは慌てて頭を横に振ると、懐かしい味を飲み込んだ。
合わないわけがない!
システィーアは感情のまま、勢いよく口を開いた。
「美味しいです。すごく、美味しいです! だから教えて下さい! これは⋯⋯お米は、どこで買えますか?」
少年は綺麗な顔を驚きに染めて、茶色の穏やかな瞳を大きく見開いた。それから困ったような顔で優しく笑む。
「コメをご存知とは⋯⋯。これはウ国でしか作っていない穀物です。コメ自体は、需要がないので取引されていません」
この国の主食は小麦だ。だから当然ながら、システィーアとして生まれてから、一度も米を食べたことがない。それどころか見たことすらなかった。
お米のことを忘れたままで生きてきたなんて、本当に信じられない! やっと、お米のことを思い出せたというのに。だというのに、取引されていないだなんて⋯⋯手に入らないなんて、本当に、本当に、信じられない。
ショックで固まっているシスティーアの傍にある椅子に、少年がゆるりと腰を下ろす。システィーアのショックには気付いていないのか、変わらぬ笑みを浮かべたままで話を続けた。
「私はレイダン。確認の為にお聞きしたいのですが、貴女はフォンベルツ家の御息女で間違い無いですか?」
我に返ったシスティーアは、優雅に微笑む少年に向けて、迷いなく首を縦に振った。
「システィーア・フォンベルツと申します。何故私がフォンベルツの者だとわかったのですか?」
「近くにあった馬車の紋章から、フォンベルツ家の方ではないかと。今、私の従者が邸に」
「ティア!」
大きく開け放たれたドアの音と、入ってきた人物の声で、レイダンの声がかき消される。
「ああ、ティア! よかった!」
金髪につり目がちな金目の美丈夫が、システィーアの小さな身体を抱きしめて、大きく安堵の息を吐いた。
「痛いところはないかい?」
放すつもりはないようで、システィーアはしっかりと抱きしめられたままだ。
ゆっくりと首を動かすと、男の金色の髪がシスティーアの頬に優しく落ちてくる。
「もう大丈夫だ! 大丈夫だよ、ティア。怖い思いをさせたね」
「お父様⋯⋯」
ほっとしたのはシスティーアも同じだった。きつく目を閉じて、安心感にしばらく浸る。
少ししてから、フォンベルツ公爵がゆっくりとレイダンへと目を向ける。公爵である父が姿勢を正す様子を、システィーアはぼんやりと目で追った。
「初めてお目にかかります。クラングラン王国外務大臣、レオナルド・フォンベルツと申します。この度は娘を助けて頂き、誠に感謝しております」
フォンベルツ公爵がレイダンに丁寧に頭を下げると、彼は優しく微笑みながら口を開いた。
「ウ国第二王子、レイダン・ウ・トリネスタです。こちらこそ、今日は無理を言って面会予定を組んでいただいていたのに、変更してもらえて助かりました」
え、王子⁈
システィーアはギョッとして、レイダンを見た。どうりで整っていて気品があるわけだ。
驚いた顔で目を瞬かせるシスティーアへ視線を移したレイダンが、優しく微笑む。その年齢にそぐわぬ艶っぽさを含んだ顔を見て、システィーアは知らぬうちに頬を薄く染めた。
背の高い青年がテーブルを挟んだ向かいの椅子に腰を下ろした。
黒いボサボサ髪に手を突っ込んで、乱雑に頭を掻いている。寝起きのぼんやり顔で欠伸をした青年は、ぐぐっと両腕を大きく伸ばした後、テーブルに突っ伏す。
「何言ってるの。朝と言えば、おにぎりでしょ。おにぎり差し置いて朝食とか、ないない!」
「まあいいや、腹に入れば」
ぬっとおにぎりの入った皿へ伸びて来た青年の手を、容赦なくはたき落とす。
「いってぇ。何すんだよ、舞」
「お姉ちゃんって呼べっていつも言ってるでしょ」
「へいへい。舞様、姉様、おにぎり様」
「よろしい」
「何これ、美味しい!」
ふっと意識が戻ったかのような感覚の後、舞はゆっくりと目蓋を開けた。霞みがかった視界がはっきりしてくるとぼんやりと正面、自分の手元を見た。
記憶にある手よりも随分小さな白い手が、両手からはみ出すほどの大きな食べかけのおにぎりをしっかりと持っている。指先に力を入れると、ぴくりと動く。間違いなく自分の指だ。
そして口一杯に広がる、おにぎりの味⋯⋯。ゆっくり口を動かせば米と一緒に薄らと塩味を感じる。いつもより味は薄いけど、それよりも。
「あぁ、なんて、なんて、美味しいの! 本当に懐かしい⋯⋯え、懐かしい? 何故?」
言葉と一緒に、ジーンと涙がこぼれ落ちる。
毎朝食べているはずなのに何故だろう。この、米の味が染み渡るような感動は。あまりの美味しさに震えながらも、おにぎりにかじりつく。
「大丈夫?」
突然横から聞こえてきた低い声に、舞は体を強張らせた。
恐る恐る首を右に向けると、そこには声の主とは思えないくらいに綺麗な人が居た。
肩につかない程度に長い薄茶の髪の中性的な⋯⋯声が低かったし、変声期終わりたてくらいの男の子だろう。近づいてきた心配そうな茶色の瞳は長い睫毛に縁取られている。整った穏やかな顔立ちは気品と、幼さを残しながらも少しの色気を含んでいて、思わず見惚れる程だ。襟首のついた何処かの民族衣装のような深緑の洋装がよく似合っている。
一瞬、コスプレなのかと疑問符を浮かべたが、その少年の背景が視界に入ったことで、舞は慌てて辺りを見回した。
見覚えのない黒っぽいシミが所々ついた綺麗とは言えない壁、ランプ型の質素な室内灯が目に入る。古いこじんまりとした部屋の中、簡素なベッド、そこに体を起こした状態で、舞はおにぎりを食べていた。
何処なんだ、ここは。
見知らぬ部屋に、見知らぬ美人さん。
取り敢えず、おにぎりで気持ちを落ち着けようと、咀嚼を再開する。
もう一口、とおにぎりにかぶりついた時、自分のウェーブがかった長い髪が落ちてきて視界に入った。それは見知った黒い髪ではなく。
「あ⋯⋯」
絵具を垂らせば染まってしまいそうな程に、白い、髪の毛。
私は、舞ではない。
そう理解した途端に、するりと本来の記憶が戻ってくる。
システィーア・フォンベルツ。フォンベルツ公爵家の長女で、つい先日、誕生日を迎えて七歳になった。家族は、父と継母、異母妹異母弟が一人ずつ。そして記憶は、母方の祖母の屋敷に遊びに行く途中で拐われたところで一度、途切れた。
目覚めたら知らない美少年がいて、運良く助けてもらったのだそうだ。恥ずかしいことにお腹がなってしまい、おにぎりをもらって食べたところで⋯⋯って、つまり舞の記憶は前世のもので、もしかしなくてもトリガーはおにぎり⁈
呼吸をするようにすんなりと理解したシスティーアは、食べかけのおにぎりを持つ自分の小さな手を見つめた。舞だった頃と比べて遥かに白く、当然だが小さい。舞は短大を卒業していたのだから。
いつの間に舞からシスティーアになったのか。
記憶を辿れば、短大卒業後に実家へ戻って、長い春休みを満喫していたあたりで途切れている。前世の記憶はかなり断片的で、はっきりしないものが多い。
両親の顔を思い出そうとすると、まるで上書きされたかのようにシスティーアの両親の顔になる。システィーアが父を大好きなせいか、舞だった頃の父のことは全く思い出せない。けれど母親は、システィーアが生まれてすぐに亡くなっており、肖像画でしか知らない。そのせいか、外見はシスティーアの母のものなのに、中身や思い出は舞の母親のものだ。
「不思議⋯⋯」
「大丈夫?」
感情と記憶の整理が追いついていなくて一杯一杯のシスティーアは、そこで漸く室内に人がいたことを思い出した。
「お口に合いませんでしたか?」
システィーアは慌てて頭を横に振ると、懐かしい味を飲み込んだ。
合わないわけがない!
システィーアは感情のまま、勢いよく口を開いた。
「美味しいです。すごく、美味しいです! だから教えて下さい! これは⋯⋯お米は、どこで買えますか?」
少年は綺麗な顔を驚きに染めて、茶色の穏やかな瞳を大きく見開いた。それから困ったような顔で優しく笑む。
「コメをご存知とは⋯⋯。これはウ国でしか作っていない穀物です。コメ自体は、需要がないので取引されていません」
この国の主食は小麦だ。だから当然ながら、システィーアとして生まれてから、一度も米を食べたことがない。それどころか見たことすらなかった。
お米のことを忘れたままで生きてきたなんて、本当に信じられない! やっと、お米のことを思い出せたというのに。だというのに、取引されていないだなんて⋯⋯手に入らないなんて、本当に、本当に、信じられない。
ショックで固まっているシスティーアの傍にある椅子に、少年がゆるりと腰を下ろす。システィーアのショックには気付いていないのか、変わらぬ笑みを浮かべたままで話を続けた。
「私はレイダン。確認の為にお聞きしたいのですが、貴女はフォンベルツ家の御息女で間違い無いですか?」
我に返ったシスティーアは、優雅に微笑む少年に向けて、迷いなく首を縦に振った。
「システィーア・フォンベルツと申します。何故私がフォンベルツの者だとわかったのですか?」
「近くにあった馬車の紋章から、フォンベルツ家の方ではないかと。今、私の従者が邸に」
「ティア!」
大きく開け放たれたドアの音と、入ってきた人物の声で、レイダンの声がかき消される。
「ああ、ティア! よかった!」
金髪につり目がちな金目の美丈夫が、システィーアの小さな身体を抱きしめて、大きく安堵の息を吐いた。
「痛いところはないかい?」
放すつもりはないようで、システィーアはしっかりと抱きしめられたままだ。
ゆっくりと首を動かすと、男の金色の髪がシスティーアの頬に優しく落ちてくる。
「もう大丈夫だ! 大丈夫だよ、ティア。怖い思いをさせたね」
「お父様⋯⋯」
ほっとしたのはシスティーアも同じだった。きつく目を閉じて、安心感にしばらく浸る。
少ししてから、フォンベルツ公爵がゆっくりとレイダンへと目を向ける。公爵である父が姿勢を正す様子を、システィーアはぼんやりと目で追った。
「初めてお目にかかります。クラングラン王国外務大臣、レオナルド・フォンベルツと申します。この度は娘を助けて頂き、誠に感謝しております」
フォンベルツ公爵がレイダンに丁寧に頭を下げると、彼は優しく微笑みながら口を開いた。
「ウ国第二王子、レイダン・ウ・トリネスタです。こちらこそ、今日は無理を言って面会予定を組んでいただいていたのに、変更してもらえて助かりました」
え、王子⁈
システィーアはギョッとして、レイダンを見た。どうりで整っていて気品があるわけだ。
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