双璧の転生者

 クラングラン王国の公爵令嬢システィーアは、おにぎりとの出会いによって自分の前世の記憶を思い出す。前世と違う世界の常識に驚きつつも、おにぎり令嬢として楽しく生きて行こうと思った彼女は、自分が壁の管理者候補だと告げられる。
 よくわからないままに国外へ連れ出されることになり、システィーアはそこで同じ候補者である一人の少女と対面する。
 その瞬間、まだ思い出していなかった前世の記憶を追加で思い出す。
 実はこの世界、自分が前世でプレイしていた乙女ゲームと全く同じと言ってもいいくらいに類似していたのだ。
 自分と対面した少女が主人公で、システィーアはライバルの令嬢ポジション。しかも壁の管理者になれなかった方には死亡フラグが!
 え、ちょ、ちょっと待って⋯⋯確か主人公って、転生者設定じゃなかった⁈
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