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西の転生者
19.天使様
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「不味いな」
フリューシェルに到着した翌日の朝。
システィーアとフェスティナの部屋にやって来たアレクとザンダーは、疲れた様子でだらりとソファに腰掛けた。
「魔物が割と街の近くにまで出ているらしい。中央には随分と前に救援要請を出しているらしいが、未だに返答がないんだと」
「こっちも似たような話だった。領主が息子の死を機に、国にも支援を要請したらしい。まあ日数的に、まだ返事がないのは仕方がない」
アレクとザンダーが話しているのを隣で聞いていたシスティーアは、眉間に皺を寄せて首を傾げた。
「よくわからないんだけど、つまりどういうことなの?」
引率者三人が顔を見合わせて、仕草だけで説明役を押し付けあう。フェスティナがかくんと肩を落としたとこで、残りの二人が立ち上がった。
「俺とザンダーは準備してくる」
「フェス、任せた」
二人が部屋を出るのを見送ってから、フェスティナが頭を抱えた。少しの間、ぶつぶつと独り言を言った後にこちらを向く。
「つまり、この街はもうダメかもしれないということよ」
フェスティナが言うには、海の水が減ると魔物は増えるらしい。海の水が減るというのがシスティーアにはよくわからないが、多少なら減ったりするのは今までもよくあった事なのだそうだ。で、海の近くの街々には安全のために、この街の時計塔のように、街に魔物が入って来れなくする守護の魔法というものがかけられているらしい。けれどもこの街では、過去に見ない水不足のせいか、最近急速にその魔法が弱まっているとのことだった。
「いつ街中に魔物が出てもおかしくない、とても危険な状態なのよ。急いで帰る準備をしましょう」
諭すようにそう言ったフェスティナを、システィーアは呆然としながら見つめた。
海苔が欲しくて、父に無理を言って旅の準備をしてもらった。父の部下まで巻き込んだ。出発したらすぐに酔って体調を崩して迷惑をかけて。それでも海苔の為だからと頑張った。結局、予定まで変更してもらって、やっと辿り着いた。そう、着いたばかりなのだ。だけど⋯⋯。
目についた近くの窓の方へ行き、そこから外の様子を眺めた。
石畳の道が、建物の合間を縫うように続いているのが見える。その道を、多くはない人が行き交っていた。皆一様に大きな荷物を運んで、海を背にして歩いていく。
只事ではない空気を感じ取り、システィーアは僅かに身を震わせた。
「皆⋯⋯避難しているの?」
振り返ると、フェスティナがこちらを見つめてこくりと頷いた。
「わかったわ。すぐに支度しましょう」
フェスティナが少し驚いた顔をしてから、ほっと息を吐いて微笑んだ。
「良かったわ。さあ、急ぎましょう」
昼になるより早い時間に荷は積み終わった。引率者達の予想より早くに準備が出来たらしく、彼らの顔に焦りはない。最終確認を終え、システィーアとフェスティナが宿屋の階段を降りていた矢先。
男が一人、食堂も兼ねてる宿屋の一階に転がるように飛び込んできた。
「大変だ! この間死んだ漁師たちが魔物化した! 急いで逃げろ!」
それだけ言うと男は、隣の建物へと走って行く。
「早すぎないか? まだ四日前だろ?」
「この街に闇の神官はいなかったのか?」
システィーア達と同じように出発の準備をしていた旅人や商人達が、焦りの声を上げる。
「⋯⋯ねぇ、フェス。死んだ人が魔物化ってどういうこと?」
前世の世界のゾンビを思い出しながら、システィーアが不安げに尋ねると、フェスティナにぐいっと腕を引っ張られた。
「説明は後! 行くわよ!」
顔を強張らせたフェスティナが歩きながら、システィーアの方を見て言う。
その彼女の背中が、宿屋に入ってこようとした長身の人にぶつかった。
「ごめんなさ⋯⋯も、申し訳ありません!」
慌てて言い直したフェスティナが、数歩下がって跪く。それに合わせて引っ張られ、システィーアも数歩下がる。
「構わない。それより、多数の死者が出たと聞いている。どこに安置されているか知っている者はいるか?」
紺色のフードを目深に被った長身が二人、片腕を曲げて手の甲を見せて並ぶ。指にはそれぞれ白いリングに黒い石がはまっている。
その間から先程の声の主が進み出た。
至高色である黒を惜しみなく使ったローブで身を覆い、長身の二人と同様にフードを目深にかぶっているため顔は見えない。声から若い男であることだけがわかる。
「⋯⋯天使様だ!」
「天使様がいらっしゃった!」
場にいる者が驚いている中で一人、宿屋の店主がゆっくりと手を上げた。
「闇の天使様、来てくださりありがとうございます。死者は時計塔の下の集会場に安置されているはずです。ですが先程、魔物になったと連絡が」
それを聞いてシスティーアは息を呑んだ。隣にいるフェスティアも顔を白くさせている。
時計塔は街のほぼ中心に見えていた。死体が魔物化したということは、魔物が既に街中⋯⋯中心部にいるということだ。
他の宿泊者達も理解したのだろう、皆一様に顔色を悪くしている。
「⋯⋯仕方がない」
黒ローブの男は考えるようにそう言って、それから何故か突然、システィーアの方を向いた。
「そこの少女をこちらへ」
「お待ちください、彼女は⋯⋯」
フェスティナが慌てて庇うように、システィーアを抱きしめる。
システィーアは何が何だかわからず、ただただ目を瞬かせて男を見ていた。
「君の胸にはリュウの紋⋯⋯変わった痣があるはずだ。そうだな?」
黒いフードの隙間から見える口が、まるで圧をかけてきているように感じられて、システィーアは慌ててこくりと頷いた。
「なら、君の力があれば何とかできるかもしれない」
システィーアにそう言った後、黒い男が長身の片方に何やら耳打ちする。そしてその長身が身を翻して、建物を出ていく。
「時間がない。来なさい」
長身が静かに手を伸ばしてくる。
フェスティナが、困惑するシスティーアを更にきつく抱きしめた。
「この子を連れて行くなら、どうか私もお連れください。私は水の神官です」
「構わない、急ぐぞ」
フェスティアと手を繋ぎ、ローブの男達に前後を挟まれるようにして建物を出る。
「俺たちもお連れください。彼女の護衛です」
跪くアレクとザンダーに、黒ローブの男が頷き、歩く速度を上げた。
途中何度も躓きながら、システィーアは必死で頭の中を整理する。しかし頭はついていかない。
視界には逃げ惑う人たちがどんどんと入ってきては、先頭を歩く黒いローブのおかげで少し気を取り戻したのか一礼して去っていく。
それをただただ眺めるだけで一杯一杯だった。
フリューシェルに到着した翌日の朝。
システィーアとフェスティナの部屋にやって来たアレクとザンダーは、疲れた様子でだらりとソファに腰掛けた。
「魔物が割と街の近くにまで出ているらしい。中央には随分と前に救援要請を出しているらしいが、未だに返答がないんだと」
「こっちも似たような話だった。領主が息子の死を機に、国にも支援を要請したらしい。まあ日数的に、まだ返事がないのは仕方がない」
アレクとザンダーが話しているのを隣で聞いていたシスティーアは、眉間に皺を寄せて首を傾げた。
「よくわからないんだけど、つまりどういうことなの?」
引率者三人が顔を見合わせて、仕草だけで説明役を押し付けあう。フェスティナがかくんと肩を落としたとこで、残りの二人が立ち上がった。
「俺とザンダーは準備してくる」
「フェス、任せた」
二人が部屋を出るのを見送ってから、フェスティナが頭を抱えた。少しの間、ぶつぶつと独り言を言った後にこちらを向く。
「つまり、この街はもうダメかもしれないということよ」
フェスティナが言うには、海の水が減ると魔物は増えるらしい。海の水が減るというのがシスティーアにはよくわからないが、多少なら減ったりするのは今までもよくあった事なのだそうだ。で、海の近くの街々には安全のために、この街の時計塔のように、街に魔物が入って来れなくする守護の魔法というものがかけられているらしい。けれどもこの街では、過去に見ない水不足のせいか、最近急速にその魔法が弱まっているとのことだった。
「いつ街中に魔物が出てもおかしくない、とても危険な状態なのよ。急いで帰る準備をしましょう」
諭すようにそう言ったフェスティナを、システィーアは呆然としながら見つめた。
海苔が欲しくて、父に無理を言って旅の準備をしてもらった。父の部下まで巻き込んだ。出発したらすぐに酔って体調を崩して迷惑をかけて。それでも海苔の為だからと頑張った。結局、予定まで変更してもらって、やっと辿り着いた。そう、着いたばかりなのだ。だけど⋯⋯。
目についた近くの窓の方へ行き、そこから外の様子を眺めた。
石畳の道が、建物の合間を縫うように続いているのが見える。その道を、多くはない人が行き交っていた。皆一様に大きな荷物を運んで、海を背にして歩いていく。
只事ではない空気を感じ取り、システィーアは僅かに身を震わせた。
「皆⋯⋯避難しているの?」
振り返ると、フェスティナがこちらを見つめてこくりと頷いた。
「わかったわ。すぐに支度しましょう」
フェスティナが少し驚いた顔をしてから、ほっと息を吐いて微笑んだ。
「良かったわ。さあ、急ぎましょう」
昼になるより早い時間に荷は積み終わった。引率者達の予想より早くに準備が出来たらしく、彼らの顔に焦りはない。最終確認を終え、システィーアとフェスティナが宿屋の階段を降りていた矢先。
男が一人、食堂も兼ねてる宿屋の一階に転がるように飛び込んできた。
「大変だ! この間死んだ漁師たちが魔物化した! 急いで逃げろ!」
それだけ言うと男は、隣の建物へと走って行く。
「早すぎないか? まだ四日前だろ?」
「この街に闇の神官はいなかったのか?」
システィーア達と同じように出発の準備をしていた旅人や商人達が、焦りの声を上げる。
「⋯⋯ねぇ、フェス。死んだ人が魔物化ってどういうこと?」
前世の世界のゾンビを思い出しながら、システィーアが不安げに尋ねると、フェスティナにぐいっと腕を引っ張られた。
「説明は後! 行くわよ!」
顔を強張らせたフェスティナが歩きながら、システィーアの方を見て言う。
その彼女の背中が、宿屋に入ってこようとした長身の人にぶつかった。
「ごめんなさ⋯⋯も、申し訳ありません!」
慌てて言い直したフェスティナが、数歩下がって跪く。それに合わせて引っ張られ、システィーアも数歩下がる。
「構わない。それより、多数の死者が出たと聞いている。どこに安置されているか知っている者はいるか?」
紺色のフードを目深に被った長身が二人、片腕を曲げて手の甲を見せて並ぶ。指にはそれぞれ白いリングに黒い石がはまっている。
その間から先程の声の主が進み出た。
至高色である黒を惜しみなく使ったローブで身を覆い、長身の二人と同様にフードを目深にかぶっているため顔は見えない。声から若い男であることだけがわかる。
「⋯⋯天使様だ!」
「天使様がいらっしゃった!」
場にいる者が驚いている中で一人、宿屋の店主がゆっくりと手を上げた。
「闇の天使様、来てくださりありがとうございます。死者は時計塔の下の集会場に安置されているはずです。ですが先程、魔物になったと連絡が」
それを聞いてシスティーアは息を呑んだ。隣にいるフェスティアも顔を白くさせている。
時計塔は街のほぼ中心に見えていた。死体が魔物化したということは、魔物が既に街中⋯⋯中心部にいるということだ。
他の宿泊者達も理解したのだろう、皆一様に顔色を悪くしている。
「⋯⋯仕方がない」
黒ローブの男は考えるようにそう言って、それから何故か突然、システィーアの方を向いた。
「そこの少女をこちらへ」
「お待ちください、彼女は⋯⋯」
フェスティナが慌てて庇うように、システィーアを抱きしめる。
システィーアは何が何だかわからず、ただただ目を瞬かせて男を見ていた。
「君の胸にはリュウの紋⋯⋯変わった痣があるはずだ。そうだな?」
黒いフードの隙間から見える口が、まるで圧をかけてきているように感じられて、システィーアは慌ててこくりと頷いた。
「なら、君の力があれば何とかできるかもしれない」
システィーアにそう言った後、黒い男が長身の片方に何やら耳打ちする。そしてその長身が身を翻して、建物を出ていく。
「時間がない。来なさい」
長身が静かに手を伸ばしてくる。
フェスティナが、困惑するシスティーアを更にきつく抱きしめた。
「この子を連れて行くなら、どうか私もお連れください。私は水の神官です」
「構わない、急ぐぞ」
フェスティアと手を繋ぎ、ローブの男達に前後を挟まれるようにして建物を出る。
「俺たちもお連れください。彼女の護衛です」
跪くアレクとザンダーに、黒ローブの男が頷き、歩く速度を上げた。
途中何度も躓きながら、システィーアは必死で頭の中を整理する。しかし頭はついていかない。
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