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第2話
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静かな倉庫の前に着いた五郎は警戒しながら男性を見つめた。
男性は出入り口のドアを開き中に入った。
警戒しながら中に入った五郎は背を向けながら立っている白い髪に白いドレス姿の女性を見つめた。
「大美(たいみ)様、お知らせしたいことが」
男性が声をかけると大美は振り返り五郎に近づいた。
「あなたの妹さんは黒の魔法使いの所に居ます」
「多輝は無事なんでしょうか?」
「無事だと思います」
「黒の魔法使いが居る場所を知ってるなら教えてください」
「その前にあなたの身体の中を調べさせてください、大(だい)」
「はい」
「……」
五郎は歩み寄って来る大を見つめた。
そして五郎は男性の大に唇を奪われた。
「……」
「……」
唇が離れ大と五郎は見つめ合った。
その後、五郎は倒れ大は大美に向かって「白のダイヤ、ありました」と口にした。
「戦いが始まってしまう」
「大美様」
「大、彼を魔法使いにしなさい」
「彼を?」
「彼にとって悲しい戦いになるかもしれないけど黒の魔法使いを倒しこの街を平和にする為には仕方がない」
「大美様、俺が必ず彼を魔法使いにします」
「頼むわね」
「はい」
「大、私は金猫に会ってくる」
「わかりました」
「……」
無言で大美がその場から姿を消すと大は五郎に目線を向けた。
「始めるか」
大は五郎に覆い被さりそのまま五郎の夢の中に入っていった。
ー夢の中ー
草原で五郎は立ち尽くしていた。
「多輝…どこに居るんだ…多輝…」
「強くなって多輝を取り戻せ」
「……」
五郎が振り返り「何でここに?」と問いかけると大は五郎に近づき「お前を魔法使いにする」と口にした。
「俺を魔法使いにする?あんた何を言ってんだ」
「くだらない話は終わりだ、魔法使いの訓練を始めるぞ」
「俺は訓練すると言ってない」
「多輝を取り戻したくないのか」
「…取り戻したい…」
「なら魔法使いの訓練をするしかないな」
「訓練をします、よろしくお願いします」
「俺は大、お前の名前は?」
「五郎」
「五郎、始めるぞ」
「はい」
真剣な顔で五郎が返事をすると大は魔法の杖を掴んだ。
そして五郎の魔法使いの訓練が始まった。
その頃、多輝はネックレスになった黒ダイヤを首に身につけながら康太と共に街を歩いていた。
「白のダイヤが見つかったらどうするの?」
歩きながら多輝が問いかけると「お前が知る必要はない、お前は白のダイヤを見つければいいんだ」と歩きながら康太は答えた。
「わかりました」
返事後、多輝は少し離れた前方で歩く男性に目をつけ近づき「すみません」と歩きながら声をかけた。
男性は立ち止まり多輝も立ち止った。
離れた場所で康太も立ち止まり多輝の仕事ぶりを見つめた。
「何でしょうか?」
男性が問いかけると「あなたの身体の中を調べさせてください」と言って多輝は男性の唇を奪った。
その後、多輝が唇を離すと頬を赤らめながら男性が見つめた。
「あの?」
「欲しい物がありませんでした、さようなら」
多輝が背を向け離れていくと男性は倒れ騒ぎになった。
「別の場所に行きましょう」
多輝と康太は騒ぎの場所から姿を消した。
3時間後、魔法使いの訓練を終え大は夢の中から消え五郎は目を覚ました。
その後、五郎と大は立ち上がり大が口を開いた。
「3時間で魔法を身につけるとはたいした人間だ」
「大さんの教えが良かったから」
会話後、大と五郎の前に大美と金猫が現れた。
男性は出入り口のドアを開き中に入った。
警戒しながら中に入った五郎は背を向けながら立っている白い髪に白いドレス姿の女性を見つめた。
「大美(たいみ)様、お知らせしたいことが」
男性が声をかけると大美は振り返り五郎に近づいた。
「あなたの妹さんは黒の魔法使いの所に居ます」
「多輝は無事なんでしょうか?」
「無事だと思います」
「黒の魔法使いが居る場所を知ってるなら教えてください」
「その前にあなたの身体の中を調べさせてください、大(だい)」
「はい」
「……」
五郎は歩み寄って来る大を見つめた。
そして五郎は男性の大に唇を奪われた。
「……」
「……」
唇が離れ大と五郎は見つめ合った。
その後、五郎は倒れ大は大美に向かって「白のダイヤ、ありました」と口にした。
「戦いが始まってしまう」
「大美様」
「大、彼を魔法使いにしなさい」
「彼を?」
「彼にとって悲しい戦いになるかもしれないけど黒の魔法使いを倒しこの街を平和にする為には仕方がない」
「大美様、俺が必ず彼を魔法使いにします」
「頼むわね」
「はい」
「大、私は金猫に会ってくる」
「わかりました」
「……」
無言で大美がその場から姿を消すと大は五郎に目線を向けた。
「始めるか」
大は五郎に覆い被さりそのまま五郎の夢の中に入っていった。
ー夢の中ー
草原で五郎は立ち尽くしていた。
「多輝…どこに居るんだ…多輝…」
「強くなって多輝を取り戻せ」
「……」
五郎が振り返り「何でここに?」と問いかけると大は五郎に近づき「お前を魔法使いにする」と口にした。
「俺を魔法使いにする?あんた何を言ってんだ」
「くだらない話は終わりだ、魔法使いの訓練を始めるぞ」
「俺は訓練すると言ってない」
「多輝を取り戻したくないのか」
「…取り戻したい…」
「なら魔法使いの訓練をするしかないな」
「訓練をします、よろしくお願いします」
「俺は大、お前の名前は?」
「五郎」
「五郎、始めるぞ」
「はい」
真剣な顔で五郎が返事をすると大は魔法の杖を掴んだ。
そして五郎の魔法使いの訓練が始まった。
その頃、多輝はネックレスになった黒ダイヤを首に身につけながら康太と共に街を歩いていた。
「白のダイヤが見つかったらどうするの?」
歩きながら多輝が問いかけると「お前が知る必要はない、お前は白のダイヤを見つければいいんだ」と歩きながら康太は答えた。
「わかりました」
返事後、多輝は少し離れた前方で歩く男性に目をつけ近づき「すみません」と歩きながら声をかけた。
男性は立ち止まり多輝も立ち止った。
離れた場所で康太も立ち止まり多輝の仕事ぶりを見つめた。
「何でしょうか?」
男性が問いかけると「あなたの身体の中を調べさせてください」と言って多輝は男性の唇を奪った。
その後、多輝が唇を離すと頬を赤らめながら男性が見つめた。
「あの?」
「欲しい物がありませんでした、さようなら」
多輝が背を向け離れていくと男性は倒れ騒ぎになった。
「別の場所に行きましょう」
多輝と康太は騒ぎの場所から姿を消した。
3時間後、魔法使いの訓練を終え大は夢の中から消え五郎は目を覚ました。
その後、五郎と大は立ち上がり大が口を開いた。
「3時間で魔法を身につけるとはたいした人間だ」
「大さんの教えが良かったから」
会話後、大と五郎の前に大美と金猫が現れた。
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