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第5話
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ー多輝の部屋ー
暫くの間、大美と人間の金猫は無言で立ち尽くした。
それから暫くして金猫が「何か言いたいことがあるなら早く言えよ」と声をかけた。
「五郎さんのこと好きになった?」
「何、言ってんだ、好きじゃねえよ」
慌てて金猫が否定すると大美が「杏寿(あんじゅ)、あなたは魔法使い、だから」と真剣な顔で口にしたその時、杏寿が「わかってる」と答えた。
その後、大美と金猫に戻った杏寿は会話を終え五郎の元に向かった。
「五郎さん」
「はい」
ベッドから立ち上がり五郎が見つめると「五郎さんはここに居なさい」と大美が口にした。
「多輝は俺が助けます」
「多輝さんに刺されて多輝に向き合えるの?」
「向き合えます」
「ショックが大きいはず、今はショックを受けた心を落ち着かせなさい」
「……」
「良いわね」
「…はい…」
五郎はベッドに座りうつ向いた。
大美は大に向かって「大、行くわよ」と口にすると「はい」と返事をし大は大美に近づいた。
「大美、俺は?」
金猫の杏寿が声をかけると大美は「杏寿は五郎さんと一緒に居て」と答え大と共に部屋を出ていった。
金猫の杏寿は少し離れた場所から座りながら五郎を見つめた。
「猫に戻ったんですね」
うつ向きながら五郎が声をかけると金猫の杏寿は人間の杏寿に変身し五郎の側に座った。
「……」
うつ向いていた五郎は涙を流しながら顔をあげ杏寿を見つめた。
杏寿は驚いた。
「多輝に刺されたとき俺、死んでも良いと思った」
「……」
涙を流しながら口にする五郎の姿を見て杏寿は五郎を抱きしめた。
「妹が救われてもお前が居なかったら妹は悲しむ」
「……」
「……」
杏寿は五郎を見つめそのまま顔を近づけ優しいキスをした。
「……」
「……」
杏寿が唇を離すと杏寿と五郎は見つめ合った。
杏寿は手を伸ばし五郎の涙を拭い「俺がお前の前に妹を連れてくる、ここでおとなしく待ってろ」と言って杏寿はその場から姿を消した。
五郎がベッドから立ち上がり立ち尽くすと黒の魔法使いのボス、光希が現れた。
「どちら様ですか?」
五郎が問いかけると光希は黒のダイヤを見せた。
「多輝の身体の中に入ってた黒のダイヤ」
「その通り」
光希は黒のダイヤを消し五郎に近づいた。
五郎が「多輝を妹を帰してください」と口にすると光希が「君の身体の中にある白のダイヤを俺に渡してくれたら妹を帰してやる」と答えた。
「本当ですか?」
「魔法使いは嘘つかない」
「わかりました、白のダイヤを渡します」
「白のダイヤ、いただくよ」
五郎を抱き寄せ光希は顔を近づけ「白のダイヤをいただくよ」と言って唇を重ねた。
「……」
「……」
光希が唇を離すと五郎は倒れ身体の中から白のダイヤが現れた。
光希は白のダイヤを掴み微笑みながら見つめた。
「黒のダイヤと白のダイヤが揃った」
黒のダイヤと白のダイヤを見つめながら口にすると光希は倒れている五郎に目線を向けた。
黒のダイヤと白のダイヤを消し光希は五郎をお姫様抱っこしそのまま五郎の部屋から姿を消した。
その瞬間、大と共に街を歩いていた大美は立ち止った。
大も立ち止まり「大美様、どうしたんですか?」と問いかけると大美が「五郎さんが光希に奪われた」と口にした。
「え!」
大は驚いた。
そして大が「杏寿が居るはずなのに何で五郎が奪われるんですか」と怒った口調で口にすると大美が「杏寿と合流するわよ」と言って大美と大はその場から姿を消した。
その頃、人間の杏寿は人気のない場所で光と康太と対面していた。
暫くの間、大美と人間の金猫は無言で立ち尽くした。
それから暫くして金猫が「何か言いたいことがあるなら早く言えよ」と声をかけた。
「五郎さんのこと好きになった?」
「何、言ってんだ、好きじゃねえよ」
慌てて金猫が否定すると大美が「杏寿(あんじゅ)、あなたは魔法使い、だから」と真剣な顔で口にしたその時、杏寿が「わかってる」と答えた。
その後、大美と金猫に戻った杏寿は会話を終え五郎の元に向かった。
「五郎さん」
「はい」
ベッドから立ち上がり五郎が見つめると「五郎さんはここに居なさい」と大美が口にした。
「多輝は俺が助けます」
「多輝さんに刺されて多輝に向き合えるの?」
「向き合えます」
「ショックが大きいはず、今はショックを受けた心を落ち着かせなさい」
「……」
「良いわね」
「…はい…」
五郎はベッドに座りうつ向いた。
大美は大に向かって「大、行くわよ」と口にすると「はい」と返事をし大は大美に近づいた。
「大美、俺は?」
金猫の杏寿が声をかけると大美は「杏寿は五郎さんと一緒に居て」と答え大と共に部屋を出ていった。
金猫の杏寿は少し離れた場所から座りながら五郎を見つめた。
「猫に戻ったんですね」
うつ向きながら五郎が声をかけると金猫の杏寿は人間の杏寿に変身し五郎の側に座った。
「……」
うつ向いていた五郎は涙を流しながら顔をあげ杏寿を見つめた。
杏寿は驚いた。
「多輝に刺されたとき俺、死んでも良いと思った」
「……」
涙を流しながら口にする五郎の姿を見て杏寿は五郎を抱きしめた。
「妹が救われてもお前が居なかったら妹は悲しむ」
「……」
「……」
杏寿は五郎を見つめそのまま顔を近づけ優しいキスをした。
「……」
「……」
杏寿が唇を離すと杏寿と五郎は見つめ合った。
杏寿は手を伸ばし五郎の涙を拭い「俺がお前の前に妹を連れてくる、ここでおとなしく待ってろ」と言って杏寿はその場から姿を消した。
五郎がベッドから立ち上がり立ち尽くすと黒の魔法使いのボス、光希が現れた。
「どちら様ですか?」
五郎が問いかけると光希は黒のダイヤを見せた。
「多輝の身体の中に入ってた黒のダイヤ」
「その通り」
光希は黒のダイヤを消し五郎に近づいた。
五郎が「多輝を妹を帰してください」と口にすると光希が「君の身体の中にある白のダイヤを俺に渡してくれたら妹を帰してやる」と答えた。
「本当ですか?」
「魔法使いは嘘つかない」
「わかりました、白のダイヤを渡します」
「白のダイヤ、いただくよ」
五郎を抱き寄せ光希は顔を近づけ「白のダイヤをいただくよ」と言って唇を重ねた。
「……」
「……」
光希が唇を離すと五郎は倒れ身体の中から白のダイヤが現れた。
光希は白のダイヤを掴み微笑みながら見つめた。
「黒のダイヤと白のダイヤが揃った」
黒のダイヤと白のダイヤを見つめながら口にすると光希は倒れている五郎に目線を向けた。
黒のダイヤと白のダイヤを消し光希は五郎をお姫様抱っこしそのまま五郎の部屋から姿を消した。
その瞬間、大と共に街を歩いていた大美は立ち止った。
大も立ち止まり「大美様、どうしたんですか?」と問いかけると大美が「五郎さんが光希に奪われた」と口にした。
「え!」
大は驚いた。
そして大が「杏寿が居るはずなのに何で五郎が奪われるんですか」と怒った口調で口にすると大美が「杏寿と合流するわよ」と言って大美と大はその場から姿を消した。
その頃、人間の杏寿は人気のない場所で光と康太と対面していた。
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