伝説のナイト2

福猫

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第9話 最強の力

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何日も白水晶の中で白水晶の修行を受けた白ナイトの偉織は最強の力を手に入れた。

「……」

「素晴らしい力だけどまだ足りない」

「……」

「俺が加われば偉織の力はもっと最強になる」

「俺が加わればってどういうことですか?」

「……」

驚く白ナイトの偉織に白水晶は近づき顔を近づけると唇を重ねた。

その時、白ナイトの偉織の身体が白いオーラに包まれその後、白ナイトの偉織と白水晶は交わった。

「白水晶の力を感じる」

口にした後、白いオーラは消え偉織の姿が白ナイトの偉織から普通姿の偉織に戻った。

その後、白水晶の中から出た偉織は水晶を守る部屋に姿を現した。

「ありがとうございました」

白水晶に向かってお礼を言い触れると白水晶は偉織の身体の中に入っていった。

「……」

金水晶に目を向けた偉織は近づき小さな声で金水晶に向かって話しかけた。

「闇珠、頑張れ」

━金水晶の中━

普通姿で闇珠は金水晶の修行を受け続け闇珠は傷つき倒れた。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

「休んでる暇はないぞ、闇珠、立て」

「……」

無言で闇珠が立ち上がると金水晶の修行が再び始まった。

5時間後、厳しい修行が止まり闇珠は仰向けで倒れ金水晶が口を開いた。

「よく頑張ったな」

「それじゃあ」

「修行は終了だ」

「……」

傷ついた身体を庇いながら闇珠が立ち上がると金水晶は闇珠に近づき口を開いた。

「お疲れ様、闇珠」

「ありがとうございました」

お辞儀をしその後、顔をあげた闇珠は金水晶の口づけに驚いた。

「……」

金水晶の唇が離れ驚いた顔で闇珠が見つめると金水晶が口を開いた。

「闇珠と共に」

「金水晶」

闇珠が口にした後、宝石の金水晶と人間の金水晶は闇珠の身体の中に入り闇珠は水晶を守る部屋に姿を現した。

「出られたんだ」

「闇珠」

「偉織」

偉織と闇珠が近づいたその時、声が聞こえた。

「2人ともよく頑張った」

「2人、力を合わせれば黒い虎に勝てる」

「白水晶、ありがとう」

「金水晶、ありがとう」

消えた声に向かって偉織と闇珠はお礼を言いその後、偉織と闇珠は互いの手を握り目を閉じた。

「白水晶、俺に力を」

心の中で偉織が念じると白の長髪に白のタキシードそして白のマントを羽織った白ナイトに変身した。

「金水晶、俺に力を」

闇珠も心の中で念じると金の長髪に金のタキシードそして金のマントを羽織った金ナイトに変身した。

その後、白ナイトの偉織と金ナイトの闇珠は目を開き互いの手を離した。

「闇珠、今の俺達なら黒い虎に勝てる」

「もし勝てたら母さんと父さんに報告できるね」

「もし勝てたらじゃない、勝って母さんと父さんに報告するんだ」

「勝って母さんと父さんに報告する」

「……」

「……」

互いの顔を見つめ真剣な顔で頷くと白ナイトの偉織と金ナイトの闇珠は別荘から離れ黒い虎が居る無人島の海辺に向かった。
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