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第6話
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「すまない」
「……」
離れると白鳥と苺は見つめ合った。
その頃、白琉は紫琉の王部屋で紫琉に会っていた。
「俺に会いたかったか?」
紫琉が頬に触れると白琉は紫琉の手を離れさせ口を開いた。
「人間を狙うのはやめろ」
「お前も不思議な力を感じて欲しくなったか」
「そうじゃない、彼はここに居ちゃいけない」
「苺がいたら何かなるっていうのか」
「何かなる前に彼がいた街に彼を戻すんだ」
「なぜそんなに苺を戻したいんだ」
「なぜって決まってるだろ彼は」
言いかけた白琉は紫琉から目をそらし無言になった。
「白琉、何を恐れている」
紫琉が真剣な顔で見つめると白琉が口を開いた。
「白鳥が…」
「白鳥が何だ」
「白鳥が人間に恋をしている」
「そんなことか」
紫琉がベッドに座ると白琉が口を開いた。
「そんなことってお前も知ってるだろ、天使と人間の恋は禁じられている」
「それは俺達の前の天使達だ、今は変わってる俺達が変えた」
「……」
白琉は無言でうつ向いた。
「……」
紫琉はベッドから立ち上がり白琉を優しく抱きしめた。
そして口を開いた。
「裏切ったのはお前じゃない俺の方だ」
「……」
突然の紫琉の告白に白琉は驚いた。
紫琉は白琉の顔を見つめながら再び口を開いた。
「デートをしていたあの日、お前は俺ではなく人間を見つめていた、その時、俺は嫉妬しお前を傷つけた」
「……」
紫琉の勘違いに白琉はクスッと笑った。
「何がおかしいんだ」
「紫琉が勘違いをしているから」
「勘違い?」
「俺が見ていたのは白鳥と紫菜だ」
「白鳥と紫菜?」
そこへパフェが入った袋を持って紫菜が現れた。
「……」
「……」
「……」
紫琉と白琉と紫菜は見つめ合い紫菜が口を開いた。
「パフェを持ってきました」
「3人でパフェを食べよう」
紫菜から袋を受け取ると紫琉は袋からきな粉アイスと白玉団子のパフェを取り出し見つめた。
「これパフェなのか?」
「きな粉アイスと白玉団子のパフェだそうです」
紫菜が答えると紫琉はきな粉アイスと白玉団子のパフェを白琉と紫菜に渡し残りの1個を紫琉が取った。
その後、袋をベッドに置き口を開いた。
「いただきます」
紫琉が食べ始めると白琉と紫菜も「いただきます」と言って食べ始めた。
「美味しい」
「白玉団子をきな粉アイスに絡めて食べたら美味しい」
「苺と食べたパフェも美味しかったがこれも美味しいな」
白琉と紫菜と紫琉は嬉しそうな顔できな粉アイスと白玉団子のパフェを全て食べた。
ー白鳥の部屋ー
「……」
ベッドで白鳥と身体を重ねた苺は全裸姿で眠っていた。
そして白鳥は全裸姿の身体に白いタキシードを着て白いズボンを穿いた。
その後、白鳥は腰ベルトに剣をさしベッドに近づき座り眠る苺の顔を見つめた。
それから暫くして苺が目を覚ました。
「目が覚めたか」
白鳥が声をかけると苺は身体を起こした。
「白鳥さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫って何が?」
「だって俺達、男同士であなたは騎士で俺はただの人間」
「白琉様に別れろと言われたら俺は白琉様の側を離れ苺と暮らす」
「白鳥さん」
「苺」
口にした後、白鳥と苺は見つめ合いその後、互いの顔を近づけ唇を重ねた。
「……」
離れると白鳥と苺は見つめ合った。
その頃、白琉は紫琉の王部屋で紫琉に会っていた。
「俺に会いたかったか?」
紫琉が頬に触れると白琉は紫琉の手を離れさせ口を開いた。
「人間を狙うのはやめろ」
「お前も不思議な力を感じて欲しくなったか」
「そうじゃない、彼はここに居ちゃいけない」
「苺がいたら何かなるっていうのか」
「何かなる前に彼がいた街に彼を戻すんだ」
「なぜそんなに苺を戻したいんだ」
「なぜって決まってるだろ彼は」
言いかけた白琉は紫琉から目をそらし無言になった。
「白琉、何を恐れている」
紫琉が真剣な顔で見つめると白琉が口を開いた。
「白鳥が…」
「白鳥が何だ」
「白鳥が人間に恋をしている」
「そんなことか」
紫琉がベッドに座ると白琉が口を開いた。
「そんなことってお前も知ってるだろ、天使と人間の恋は禁じられている」
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「……」
白琉は無言でうつ向いた。
「……」
紫琉はベッドから立ち上がり白琉を優しく抱きしめた。
そして口を開いた。
「裏切ったのはお前じゃない俺の方だ」
「……」
突然の紫琉の告白に白琉は驚いた。
紫琉は白琉の顔を見つめながら再び口を開いた。
「デートをしていたあの日、お前は俺ではなく人間を見つめていた、その時、俺は嫉妬しお前を傷つけた」
「……」
紫琉の勘違いに白琉はクスッと笑った。
「何がおかしいんだ」
「紫琉が勘違いをしているから」
「勘違い?」
「俺が見ていたのは白鳥と紫菜だ」
「白鳥と紫菜?」
そこへパフェが入った袋を持って紫菜が現れた。
「……」
「……」
「……」
紫琉と白琉と紫菜は見つめ合い紫菜が口を開いた。
「パフェを持ってきました」
「3人でパフェを食べよう」
紫菜から袋を受け取ると紫琉は袋からきな粉アイスと白玉団子のパフェを取り出し見つめた。
「これパフェなのか?」
「きな粉アイスと白玉団子のパフェだそうです」
紫菜が答えると紫琉はきな粉アイスと白玉団子のパフェを白琉と紫菜に渡し残りの1個を紫琉が取った。
その後、袋をベッドに置き口を開いた。
「いただきます」
紫琉が食べ始めると白琉と紫菜も「いただきます」と言って食べ始めた。
「美味しい」
「白玉団子をきな粉アイスに絡めて食べたら美味しい」
「苺と食べたパフェも美味しかったがこれも美味しいな」
白琉と紫菜と紫琉は嬉しそうな顔できな粉アイスと白玉団子のパフェを全て食べた。
ー白鳥の部屋ー
「……」
ベッドで白鳥と身体を重ねた苺は全裸姿で眠っていた。
そして白鳥は全裸姿の身体に白いタキシードを着て白いズボンを穿いた。
その後、白鳥は腰ベルトに剣をさしベッドに近づき座り眠る苺の顔を見つめた。
それから暫くして苺が目を覚ました。
「目が覚めたか」
白鳥が声をかけると苺は身体を起こした。
「白鳥さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫って何が?」
「だって俺達、男同士であなたは騎士で俺はただの人間」
「白琉様に別れろと言われたら俺は白琉様の側を離れ苺と暮らす」
「白鳥さん」
「苺」
口にした後、白鳥と苺は見つめ合いその後、互いの顔を近づけ唇を重ねた。
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