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最終話
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「何かあったんですか?」
苺が問いかけると白鳥は苺を振り向かせ唇を重ねた。
突然の出来事に驚いた苺は離れようともがくも白鳥はギュッと抱き寄せながら唇を重ねた。
「……」
むりやり唇を奪われ続け苺は悲しくなり目から涙を流した。
そこへ白琉と紫琉がキッチンに現れた。
「むりやり唇を奪うなんて最低だぞ」
「……」
紫琉の言葉に白鳥は唇を離し白琉と紫琉に目線を向けた。
「むりやり唇を奪っていません」
白鳥がそう答えると白琉が口を開いた。
「むりやり奪ってないならなぜ苺が泣いてるんだ」
「え!」
振り返り苺を見た白鳥は涙を流している姿に驚いた。
「苺…」
「……」
怒った顔で見つめると苺は白鳥の頬を強く叩きキッチンを離れていった。
頬を叩かれた白鳥は叩かれた頬に触れながら立ち尽くした。
「白琉は白鳥を頼む、俺は苺を」
「わかった」
「……」
白琉の唇に唇を重ねると紫琉は苺を追いかけていった。
その頃、苺は涙を流しながら岩山をおりていた。
「何も言わず、むりやりキスをするなんて白鳥さんのバカ」
口にした後、苺は頃く歩き砂浜で海を眺めている紫菜を目撃した。
「紫菜さん…」
苺は紫菜に声をかけず一歩一歩、近づき立ち止まった。
「パフェ作りはもう終わったのか」
背を向けながら紫菜が声をかけると苺は返事をせずうつ向いた。
「……」
紫菜は振り返り声をかけた。
「何かあったのか?」
「……」
顔をあげ紫菜に目線を向けると苺は涙を流した。
紫菜は苺に近づき手で涙を拭った。
「白鳥と何かあったのか?」
「むりやり…唇を奪われました…」
思い出した苺は再び悲しくなり涙が流れた。
「俺のせいかもしれないな」
「え!…」
苺が目線を向けると紫菜は手で涙を拭い口を開いた。
「白鳥に言ったんだ、苺に惚れてるって」
「……」
「だから白鳥は君の心が離れないようにむりやり唇を奪った」
「……」
「俺のせいでゴメンな」
「俺の心は離れないのに白鳥さんのバカ」
「……」
「紫菜さん、白鳥さんが待ってると思うので戻ります」
紫菜に向かってお辞儀をすると苺は走って城に戻った。
「……」
無言で紫菜は海を見つめ立ち尽くした。
「……」
隠れてみていた紫琉は姿を見せ紫菜に近づき声をかけた。
「見事にふられたな」
「……」
振り返り紫菜は紫琉を見つめた。
「紫琉様!」
「紫菜にも素晴らしい人はいつか現れるから元気だせ」
「はい」
「……」
紫琉は紫菜の肩を抱きながら歩き出し城に向かった。
それから時間が過ぎ苺が作るパフェができあがった。
苺と白鳥はできあがったパフェをパーティー部屋に運びテーブルに並べた。
そこへ白琉と紫琉と紫菜が現れた。
「白琉さん、紫琉さん、紫菜さん、店のパフェより美味しくないかもしれませんが食べてみてください」
苺の言葉後、白琉と紫琉と紫菜は並べられたパフェのグラスを掴み白琉はバナナチョコレートパフェを食べ紫琉は抹茶パフェを食べ紫菜は苺パフェを食べた。
「どうですか?」
苺が問いかけると白琉と紫琉と紫菜は「美味しい」と答えた。
「良かった」
「苺、やったな」
苺と白鳥は喜び合った。
1年後、苺と白鳥は白琉と紫琉の城の前で苺が作ったパフェを机の上に置き待ち始めた。
すると白い天使達と黒い天使達がやって来た。
「勝手に取ってください」
苺の合図と共に白い天使達と黒い天使達はパフェのグラスを取り食べ始めた。
「美味しい」
「美味しい」
「……」
美味しい、美味しいと食べる白い天使達と黒い天使達の姿に苺は嬉しさで涙が流れた。
「苺、どうした?」
「皆、俺が作ったパフェに美味しって、嬉しくて涙が」
口にした後、苺は涙を拭い見つめた。
その時、グラスを置きに白い天使が近づいてきた。
「苺パフェ、美味しかったです」
「ありがとうございます」
「また、食べに来ます」
白い天使の言葉をきっかけに苺が作るパフェは全ての天使に人気になり苺の名は全ての天使達の間で有名になった。
完結
苺が問いかけると白鳥は苺を振り向かせ唇を重ねた。
突然の出来事に驚いた苺は離れようともがくも白鳥はギュッと抱き寄せながら唇を重ねた。
「……」
むりやり唇を奪われ続け苺は悲しくなり目から涙を流した。
そこへ白琉と紫琉がキッチンに現れた。
「むりやり唇を奪うなんて最低だぞ」
「……」
紫琉の言葉に白鳥は唇を離し白琉と紫琉に目線を向けた。
「むりやり唇を奪っていません」
白鳥がそう答えると白琉が口を開いた。
「むりやり奪ってないならなぜ苺が泣いてるんだ」
「え!」
振り返り苺を見た白鳥は涙を流している姿に驚いた。
「苺…」
「……」
怒った顔で見つめると苺は白鳥の頬を強く叩きキッチンを離れていった。
頬を叩かれた白鳥は叩かれた頬に触れながら立ち尽くした。
「白琉は白鳥を頼む、俺は苺を」
「わかった」
「……」
白琉の唇に唇を重ねると紫琉は苺を追いかけていった。
その頃、苺は涙を流しながら岩山をおりていた。
「何も言わず、むりやりキスをするなんて白鳥さんのバカ」
口にした後、苺は頃く歩き砂浜で海を眺めている紫菜を目撃した。
「紫菜さん…」
苺は紫菜に声をかけず一歩一歩、近づき立ち止まった。
「パフェ作りはもう終わったのか」
背を向けながら紫菜が声をかけると苺は返事をせずうつ向いた。
「……」
紫菜は振り返り声をかけた。
「何かあったのか?」
「……」
顔をあげ紫菜に目線を向けると苺は涙を流した。
紫菜は苺に近づき手で涙を拭った。
「白鳥と何かあったのか?」
「むりやり…唇を奪われました…」
思い出した苺は再び悲しくなり涙が流れた。
「俺のせいかもしれないな」
「え!…」
苺が目線を向けると紫菜は手で涙を拭い口を開いた。
「白鳥に言ったんだ、苺に惚れてるって」
「……」
「だから白鳥は君の心が離れないようにむりやり唇を奪った」
「……」
「俺のせいでゴメンな」
「俺の心は離れないのに白鳥さんのバカ」
「……」
「紫菜さん、白鳥さんが待ってると思うので戻ります」
紫菜に向かってお辞儀をすると苺は走って城に戻った。
「……」
無言で紫菜は海を見つめ立ち尽くした。
「……」
隠れてみていた紫琉は姿を見せ紫菜に近づき声をかけた。
「見事にふられたな」
「……」
振り返り紫菜は紫琉を見つめた。
「紫琉様!」
「紫菜にも素晴らしい人はいつか現れるから元気だせ」
「はい」
「……」
紫琉は紫菜の肩を抱きながら歩き出し城に向かった。
それから時間が過ぎ苺が作るパフェができあがった。
苺と白鳥はできあがったパフェをパーティー部屋に運びテーブルに並べた。
そこへ白琉と紫琉と紫菜が現れた。
「白琉さん、紫琉さん、紫菜さん、店のパフェより美味しくないかもしれませんが食べてみてください」
苺の言葉後、白琉と紫琉と紫菜は並べられたパフェのグラスを掴み白琉はバナナチョコレートパフェを食べ紫琉は抹茶パフェを食べ紫菜は苺パフェを食べた。
「どうですか?」
苺が問いかけると白琉と紫琉と紫菜は「美味しい」と答えた。
「良かった」
「苺、やったな」
苺と白鳥は喜び合った。
1年後、苺と白鳥は白琉と紫琉の城の前で苺が作ったパフェを机の上に置き待ち始めた。
すると白い天使達と黒い天使達がやって来た。
「勝手に取ってください」
苺の合図と共に白い天使達と黒い天使達はパフェのグラスを取り食べ始めた。
「美味しい」
「美味しい」
「……」
美味しい、美味しいと食べる白い天使達と黒い天使達の姿に苺は嬉しさで涙が流れた。
「苺、どうした?」
「皆、俺が作ったパフェに美味しって、嬉しくて涙が」
口にした後、苺は涙を拭い見つめた。
その時、グラスを置きに白い天使が近づいてきた。
「苺パフェ、美味しかったです」
「ありがとうございます」
「また、食べに来ます」
白い天使の言葉をきっかけに苺が作るパフェは全ての天使に人気になり苺の名は全ての天使達の間で有名になった。
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