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第1章 王国叙勲式
closed eye
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会話していても村でも高級食材で蟹など食べたことがない俺達には、ウズシオマネキやシオマネキが美味いのかは検討がつかず、百聞は一見にしかずではないが、やはり討伐して実際に食べてみないことには始まらないという結論に至り魔物の心臓部である魔核が身体のどの部位にあるのか議論することになった。
「なぁ、クラウド魔核はどこにあると思う?」
<普通に考えて心臓部であり、そこを破壊されると魔物は死亡するんだろ?なら、心臓部の近くを攻撃されれば強固にガードしそうだな。>
と俺達2人が頭を悩ませていると思わぬところから声が掛かったクラウドである。
《昔母様が言っていたが、魔物の魔核は常に血管の中を通って血液と一緒に流動しているらしいぞ。》
「「そうなのか!?」」
「そういえばフェンリルは肉食だよな?そういう時はどうしてるんだ?」
《俺達フェンリルには、closed eye(心瞳)という生まれ持った時に親から受け継ぐ固有スキルがあるんだ。
だから、そのclosed eyeで魔物を動かす力の源である魔核を探り当てそれを破壊してからよく獲物を捕らえて捕食していた。》
<そうか、ならレオンもその心瞳スキルは使えるのか?>
《残念ながら、まだだ。スキルを受け継いだからと言ってすぐ使えるわけじゃないんだ。1人で生活できるように戦闘で経験を積んでいくと自ずと手に入ると母様が言っていた。
俺にはまだclosed eyeは使えないが、なぜだがこのウズシオマネキ戦でそのスキルが使えるような気がするんだ。
母様も己が逆境に立たされた時フェンリルとして真の力が発揮されるって言ってたしな。》
「じゃあ、俺達がやれることは1つだな。なぁ、クラウド?」
<あぁ、そうだな!>
《どういうことだ?》
「「レオンを信じてサポートするってことだ。」」
俺とクラウドの言葉にレオンは一言
《あぁ、任せておけ!》
とドヤ顔で言ったのだった。
「なぁ、クラウド魔核はどこにあると思う?」
<普通に考えて心臓部であり、そこを破壊されると魔物は死亡するんだろ?なら、心臓部の近くを攻撃されれば強固にガードしそうだな。>
と俺達2人が頭を悩ませていると思わぬところから声が掛かったクラウドである。
《昔母様が言っていたが、魔物の魔核は常に血管の中を通って血液と一緒に流動しているらしいぞ。》
「「そうなのか!?」」
「そういえばフェンリルは肉食だよな?そういう時はどうしてるんだ?」
《俺達フェンリルには、closed eye(心瞳)という生まれ持った時に親から受け継ぐ固有スキルがあるんだ。
だから、そのclosed eyeで魔物を動かす力の源である魔核を探り当てそれを破壊してからよく獲物を捕らえて捕食していた。》
<そうか、ならレオンもその心瞳スキルは使えるのか?>
《残念ながら、まだだ。スキルを受け継いだからと言ってすぐ使えるわけじゃないんだ。1人で生活できるように戦闘で経験を積んでいくと自ずと手に入ると母様が言っていた。
俺にはまだclosed eyeは使えないが、なぜだがこのウズシオマネキ戦でそのスキルが使えるような気がするんだ。
母様も己が逆境に立たされた時フェンリルとして真の力が発揮されるって言ってたしな。》
「じゃあ、俺達がやれることは1つだな。なぁ、クラウド?」
<あぁ、そうだな!>
《どういうことだ?》
「「レオンを信じてサポートするってことだ。」」
俺とクラウドの言葉にレオンは一言
《あぁ、任せておけ!》
とドヤ顔で言ったのだった。
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