25 / 101
第1章 王国叙勲式
ウズシオマネキ討伐
しおりを挟む
3階層入り口近くのセーフティーエリアで作戦会議をした俺達はいまだ黒色の本来の色ではなく警戒色である赤色に変色しこちらの様子を伺っているウズシオマネキの隙を突いて俺達3人はサーフティエリアを抜け出した。
ウズシオマネキは、俺達3人が急にセーフティー抜け出し活動を開始したことで、俺達の動きにはついてこれず呆然としていた。
ウズシオマネキがすぐに動き出せなかった理由は大きく2つある。
1つは、ウズシオマネキがシオマネキを統率するリーダーである為、その部下という立場にあるシオマネキとは違い昼間は眠れずなおかつ手出しを今現在までしてこなかったが、2日ほど前からセーフティーエリアを陣取る俺達を警戒して仮眠すらできず夜行性である為夜も眠れず寝不足であったこと。
本来なら、ボスの他に幹部的な存在がいれば他の魔物同様遅れをとることはなく統率できていたのかもしれないが、ウズシオマネキなどのクラブ系の魔物はボスと子分達とカースト制度が完全に出来上がっていた為に起きた弊害とも言える幹部の不在によるボスの全能力の低下に繋がる。
2つ目は、睡眠不足により脳と身体の機能が活動しにくくなったことを見越して俺達3人が三方向にバラけたことにより、本来ならパーティーであれば同じ方向に駆け出すことしかあまり見たことがないであろうウズシオマネキは俺達の思惑通り誰を追いかけるべきか右往左往していた。
もちろんその格好の餌食となる獲物を俺達が放っておくわけではなく、クラウドが補助魔法で相手の身体を重くして動きにくくしている間に俺が四方八方から攻撃し囮になっている間にレオンが、closed eyeを会得する為に必要な集中力と魔力を練り上げる時間を俺とクラウドで作ってやった。
するとどうだろう…数分後には目を閉じて魔力を練り上げるレオンの白銀の身体が金の光に覆われ十分に魔力が高まったレオンの瞳が開眼するとレオンの瞳は、普段のターコイズブルーの瞳からエメラルドグリーンの瞳に変化し顔立ちもあどけなさが消えて一層凛々しくなっていた。
「レオンどうだ?見えたか?」
<あぁ、見えた。奴の魔核は、今あの巨大な右前脚のハサミの中にある。>
「クラウド聞こえたか?」
《あぁ、バッチリな。任せておけ。Frozen》
とクラウドが唱えると俺の持っていた刀身部だけが凍ったように冷気を纏っていた…
「レオン悪いが囮を頼めるか?奴は動いている間は魔核を移動できないからな。」
<ああ、俺様に任せろ。>
とすかさず囮の役目を交代しレオンが囮になってくれている間に俺は奴の背後に音もなく忍び寄り凍った刀身で奴の魔核のある右前脚のハサミを凍らせ刺し貫いた。
魔核がナイフで貫通され破壊されたのだろう、奴はレオンを仕留めようと動きが鈍くなりながらも応戦していたがやがて巨大な巨体がズゥゥゥンという音と共に倒れ伏したのだった。
ウズシオマネキは、俺達3人が急にセーフティー抜け出し活動を開始したことで、俺達の動きにはついてこれず呆然としていた。
ウズシオマネキがすぐに動き出せなかった理由は大きく2つある。
1つは、ウズシオマネキがシオマネキを統率するリーダーである為、その部下という立場にあるシオマネキとは違い昼間は眠れずなおかつ手出しを今現在までしてこなかったが、2日ほど前からセーフティーエリアを陣取る俺達を警戒して仮眠すらできず夜行性である為夜も眠れず寝不足であったこと。
本来なら、ボスの他に幹部的な存在がいれば他の魔物同様遅れをとることはなく統率できていたのかもしれないが、ウズシオマネキなどのクラブ系の魔物はボスと子分達とカースト制度が完全に出来上がっていた為に起きた弊害とも言える幹部の不在によるボスの全能力の低下に繋がる。
2つ目は、睡眠不足により脳と身体の機能が活動しにくくなったことを見越して俺達3人が三方向にバラけたことにより、本来ならパーティーであれば同じ方向に駆け出すことしかあまり見たことがないであろうウズシオマネキは俺達の思惑通り誰を追いかけるべきか右往左往していた。
もちろんその格好の餌食となる獲物を俺達が放っておくわけではなく、クラウドが補助魔法で相手の身体を重くして動きにくくしている間に俺が四方八方から攻撃し囮になっている間にレオンが、closed eyeを会得する為に必要な集中力と魔力を練り上げる時間を俺とクラウドで作ってやった。
するとどうだろう…数分後には目を閉じて魔力を練り上げるレオンの白銀の身体が金の光に覆われ十分に魔力が高まったレオンの瞳が開眼するとレオンの瞳は、普段のターコイズブルーの瞳からエメラルドグリーンの瞳に変化し顔立ちもあどけなさが消えて一層凛々しくなっていた。
「レオンどうだ?見えたか?」
<あぁ、見えた。奴の魔核は、今あの巨大な右前脚のハサミの中にある。>
「クラウド聞こえたか?」
《あぁ、バッチリな。任せておけ。Frozen》
とクラウドが唱えると俺の持っていた刀身部だけが凍ったように冷気を纏っていた…
「レオン悪いが囮を頼めるか?奴は動いている間は魔核を移動できないからな。」
<ああ、俺様に任せろ。>
とすかさず囮の役目を交代しレオンが囮になってくれている間に俺は奴の背後に音もなく忍び寄り凍った刀身で奴の魔核のある右前脚のハサミを凍らせ刺し貫いた。
魔核がナイフで貫通され破壊されたのだろう、奴はレオンを仕留めようと動きが鈍くなりながらも応戦していたがやがて巨大な巨体がズゥゥゥンという音と共に倒れ伏したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる