ユニークスキル てへぺろで異世界無双!

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第16話 奴隷でも容赦はしません。

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前回のまとめ
2人の女の子獣人奴隷商人から購入
→ミーシャとミミに綺麗な服与えた。

さて、冒険者ギルドに殴り込みに行きますか。

「行くわよ、2人とも入り方を教えるわ。」

「楽しみです。」

「気持ちが入りますわ。」

「8割《威圧》からの頼も~」
軽い冗談の気持ちでみんなの笑顔を失わせてみたのだ。

「見て見て、みんな足腰プルプルの涙目の状態の出来上がり!」
みんなが、ガクブルしてて面白い。

「なるほど、です。」

「流石、ご主人様ですわ。」

「受付嬢さん!私はAランクで良いですよね?
一度も依頼受けてないけど」

「受付嬢は業務に支障が出るので辞めときました。」
優しいえっへん!

「咲様、お疲れ様です。
前回のB級冒険者5人に完勝したのでお約束通り、Aランク冒険者です。」

「この町にAランク冒険者は他にはないのかしら?」
「2名いらっしゃいますよ。」

「戦いたいわね。」
「基本的に長期の依頼を受けているので、あまりこの町には居ないですね。」

「1週間で終わらせればいいのに・・・」

「護衛依頼やらAランクの魔物討伐依頼ですかね。」
「ギルド長をボコボコにできるのかしら?そのAランク冒険者の2人は」
「恐らく、ギルド長の方が強いと思いますよ。」

「ギルド長フルボッコ出来ないなら興味は失ったわ。」

「この子達2人と試験会場で試合がしたいのだけどいいかしら。」
「誰も使ってないので大丈夫です。」

「試験官受け入れるわ。誰かがBランク昇級試験受ける時、
何人でもいいから1人で受け入れるわ。勿論手加減して、大怪我はさせないわ。」
「咲様が試験官なら、不正とか賄賂とかないので、ある意味安心しますね。」

「お金なら貴族から|強奪カツアゲするから対して困ってないかな。」

「やるです。」

「私の実力見て欲しいですわ。」

「手加減してあげるから、殺す気で来なさい。
とりあえず、奴隷契約破棄するからね。」

「奴隷じゃなくていいです?」

「本当にいいのですか?」

「奴隷のメリットは受け取ったから、後は強くするだけよ」

「奴隷より弟子みたいな感覚だからね」

「優しいです。」

「器が大きいですわ。」

「行くわよ」

「行くです。」

「はい。」

どうやってフルボッコにしようかな。

「2vs1でいいわ。来なさい」

「本気で行くです。」

「全力で行きますわ。」
どれほど強いかお手並み拝見ね。

「かかってきなさい」

早速、ミーシャが《身体強化》を使って、顔面を狙ってきた。
それを私は指1本で止めた。

止められたのを気づいたのか、瞬時に後ろに下がった。

ミミが《雷魔法》を使って来る気配がしたので
私は《水魔法》でフィールド全体を濡らした。

ミミは驚いて、魔法を使うタイミングが一瞬遅れたので
ミミの顔面を殴って気絶する瞬間で《風魔法》で
両腕を切断してから気絶させた。

「うぎゃぁぁぁぁああああ」
放置プレイは安定である。

ミーシャがフェイントを入れつつ
右足の上段廻し蹴りをしたてきので、掴んで
右足を手刀で切断して、腹パンして気絶させる

「ぐふぅ・・・」

《回復魔法》で切断箇所を治癒。
(普通は無理。)

この程度の強さならダンジョンでレベル上げしないと足手まといにしかならないわね。
「起きなさい!」

「うっ・・・」

「あれ?・・・」

「両腕が切断されたはずでは・・・」

「右足が切断されたはず・・・」

「《回復魔法》で治したわよ。」

「てか弱過ぎね、死にたくないなら頑張りなさい
余りにも弱過ぎると奴隷商人に売りつけるわよ?」

「ごめんなさいです。グスッ」

「申し訳ありませんわ グスッ」

「1週間以内にダンジョンでレベル上げして
Lv20を超えなさい。じゃないと売って新しい子を買うわ
白金貨50枚ぐらいしかないけど、いつでも増やせるし奴隷は幾らでも買えるからね。」

「売らないで欲しいです。
もう、あんな美味しくないご飯食べたくないです。」

「お願いしますわ、私達努力しますので。
あんな、生活は本当に嫌ですわ」

2人とも奴隷商人の食事や待遇が本当に良くなかったのであろう。
2人とも、涙目で土下座しそうな勢いである。

「だが断る!」

「雑魚は用無しなの、さっさと強くなりなさい。
衣食住はそのへんの奴隷の何百倍もよくしてあげるから」

私は強くなれば他は必要以上にお金がかかろうが気にしない
自分の命を落とす確率が1%でも下がるのであればね。

「頑張るです。」
やる気は満ち溢れているようだ。
獣人特有の尻尾がブンブン振って可愛い。

「もっと強くなってみせますわ。」
こちらも尻尾がちぎれんばかりに振っている
この子達のやる気は表情や獣人特有の尻尾からもよく伝わる。 

「犯罪奴隷も買うわ。」

「私達だけでは足りないのでしょうか?」

「足りない、です?」

「足りないと言う意味では足りないわね。
でもね、ステータスが強ければ誰でもいいの
種族や性別は問わないの、
理由は私のユニークスキルによるものなんだけど、
ここだけの話、《奴隷契約》があってね。奴隷のスキルをコピーできるの。
だからあなた達を選んだの。獣人の女の子が欲しかったのも理由なんだけどね。」

「そうだったのですわね、ご主人様は本当に恵まれているのですわね。」

「凄いです。ご主人様が強いと私達は心強いです。」
尊敬の眼差しを向けられてもね。さっきまで涙目だったのに、
表情が豊かで面白いわね。獣人はやっぱいいわね。

「必死に努力した結果が良ければ、私のステータスを見せてあげるわ。
私を半殺しにできたらね。」

「殺るです。」
「生きる為に努力しますわ。」

うんうん、努力生存は大切だからね。
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