ユニークスキル てへぺろで異世界無双!

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第17話 ダンジョン突入

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前回のまとめ
→ミミとミーシャフルボッコ


「受付嬢さん、C級ダンジョンのオークの巣に行くことにするわ、
オーク沢山居るんでしょ?」

「はい、オークが7割で他3割ですね。」

オーク肉沢山食べてみたいわ、戦闘してお腹ペコペコなんだよね。
「食料調達でC級ダンジョン行くわよ」

因みにダンジョンはE級~S級まであるそうだ。
A級とS級のダンジョンにはAランク冒険者複数人パーティー
でしか基本は認められないそうだ。

Aランク冒険者複数人分の実力があれば1人でも入れるらしい。
受付嬢さんが言ってた。
「咲様なら、恐らく大丈夫ですが、C級から徐々に慣れた方が
トランブルに巻き込まれた時に対処しやすいかと・・・」
「命あっての冒険者だからね、忠告通りC級ダンジョンから行くことにするわ。
忠告に感謝するわ。
オーク肉沢山食べられるのは嬉しい事ね。」

という会話があって私たちはC級ダンジョンオークの巣に行くことに決定した。
他の2人に決定権も拒否権もないのは勿論のことである。
自分より強い者にしか、私は譲らないのである。

「はい、行くです」
「勿論強くなる為に行きますわ」
「うんうん、いい事だ」

早速、私達はC級ダンジョンに向かった。
勿論、装備一式持っていない。舐めプである。

「ダンジョンに行く為に食料とかどうするです?」
「確かに気になりますわ」
2人とも気になるそうだ。

「飲み物は、水魔法で何とかして、
食料は現地のオーク肉を火魔法で炙って食べるの。
現地調達は大切よ、前に襲われた時に伯爵が持ってた
食料があるから味付けとは大丈夫よ」

「ご主人様が大丈夫と言うのでしたら大丈夫だと思いますわ」
「ご主人様の言う通りにする、です。」

会話しながら私達は森の中を歩いていった。
《不運》なのか《豪運》なのかわからないけど、
道中ワーウルフやらゴブリンやらコボルトやらわんさか現れてきたのだ。

「時間短縮で、《レイン》からの《サンダーボルト》」
雨降らせて、雷を通りやすくした。簡単なことである。

「瞬間的に、戦闘の判断をするとは流石ですわ」
「凄いです」

自分からしたらそんなに難しくないことなのだけど、
複数の魔法使える人はそんなに多くないらしいわね。
たまたま出会いが少ないからなんとも言えないけど。

素材は剥ぎ取りして後で売ろうかしら
安くてもお金にはなるし、そうしよう

それ以降は特に何も起きなかった。
私が《威圧》を全力で発動していたから、
C級程度の雑魚の魔物は寄ってこないのである。
多少お金が手に入るより、めんどくさいのが勝ってしまった私である。

「森の中はやっぱり歩きにくいです。」
「塗装されていないので、多少凹凸おうとつがあり、
慣れてないと転んでしまいそうですわ」

「そろそろ着きそうね、お昼前に着いて良かったわ。」
「お腹すいたです。」
「お腹すきましたわ」

「確かにお腹空いたわね、早速オークの巣に行くわよ!レッツゴー!!」

「おー!×2」やる気に満ち溢れた私達3人はダンジョンの1階に入り、
周囲を警戒しながら、前へ前へと進むのであった。
「この先にゴブリンの上位種のハイゴブリンがいるわね。」

「初めて見ましたわ」
「知らなかったです」
「《鑑定》の効果だから間違いないわね。お前たち殺りなさい!」

「行くですよ!」「レベル上げ頑張りますわ!」
獣人の機動力を活かしてジグザグに2人は移動し、敵の注意を少しでも引こうとしている。

「サンダーボルト!」ミミが魔法を発動した。
ハイボルトの頭上に稲妻が落ち、《雷魔法》の影響で未だに体が痺れている。

「グガァァァ」ハイボルトのHPが半分を切った。
「グッ・・・」まだ生きているようだ。

それを見たミーシャが《身体強化》を使い、
ハイコボルトの首を狙い廻し蹴りをした。
「ポキッ・・・」ハイコボルトは絶命した。

もう一体実は居たのだが、2人が余りにも遅いので、
咲はハイコボルトの懐に入り、腹パンした。
勿論、一撃である。威力は抑えているので貫通はしていない。

「素材回収しなさい」
「はい×2」
「次を進むわよ!」

オーク肉を楽しみにしている咲は2階に進んだのであった。
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