君との冬

杏鈴

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二人きり

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一人に慣れてた分、君が傍に居るととても温かいんだ

*二人きり***

たこパ後、皆が帰ってしまい結人と未紅は二人だけになってしまった
◆さて、どうしましょうか
◇どうしようか

二人で遊べるものなんてないよなーと考える結人の隣で硬直する未紅
◆未紅さん?どうしました?
◇え!?う、ううん。なんでもないよ…御手洗借りるね
◆どうぞ

未紅はトイレに逃げ込むとあれやこれやと考える
◇どどどどーしよう!二人きりになっちゃった!こんなこと想像してなかったよー!スカート乾くまでは帰れないし色々あって正直意識しないなんて無理だよぉぉぉ

声に出さないよう気をつけながら心の中で叫ぶ未紅はとりあえず落ち着こうと深呼吸をする
トイレから戻ると結人がノートパソコンを開いていた
◆おかえりなさい。なんかないかなーて思ってたんですけどDVD鑑賞とかどうですか?
◇あ、いいね!普段もよく観るの?
◆いやー、そんなにですね。本は読むんですけど。何か観たい作品はありますか?

うーん、と考える未紅はそういえばと口を開く
◇友達が少し前だけど映画を観に行って良かったって言ってた作品があったんだけどなんて名前だったかなー
◆思い出せますか?
◇うーん、内容は私知らなくて名前が確かデ…デストリー?そんな感じだった気がする
◆デストリー…あ、これじゃないですか?丁度無料になってますね!ミステリー系みたいですけど、観ます?
◇見る見る!

即ダウンロードをし二人は1本の映画を見始める
◆始まりましたね、ちょっと照明落としても平気ですか?
◇うん!雰囲気大事だよね、いいよ!

未紅はわくわくしながら見始めた物の恐怖を味わう事になる
開始から30分…
◇な、なんかtheミステリーな感じなのは良いんだけど危ない展開じゃない?
◆なにかが起きそうですね
◇うん…犯人が…っきゃぁぁ!?

未紅の悲鳴に結人は思わず驚く
◆未紅さん大丈夫で…
◇まってまって!怖い!ひゃぁぁ!?

思わず下を向いて目を瞑る未紅に一旦止めるか聞くと首を横に振る
◇折角見始めたんだし最後まで観るよ
◆でも、大丈夫ですか?
◇う、うん。ってかこれ本当にミステリー?
◆なんかホラー寄りのミステリーですね

なんとか見続け3/4くらい見終わったところで再び未紅の悲鳴が響く
◆うぅ…

完全に目を瞑ってしまった未紅に結人は声をかけた
◆未紅さん、無理しなくて良いですよ
◇で、でもまだ途中だし…結人くんは観たいでしょ?そのまま流してて良いよ。わ、私は所々観るから…

未紅の気遣いに結人は少し考えじゃぁと後ろに下がりそのままそっと包み込んだ
◇え…
◆少しは気が紛れますか?
◇えっと…あの…
◆下向いたままでもいいですよ
◇う、うん

そのままの体制で映画は続き気づけばクライマックス前まできていた
◆未紅さん、もう怖いシーンはないかも
◇え!本当!?

結人の腕の中に埋もれていた未紅はひょこっと顔を出しクライマックスを見始める
◇でも音声と映像チラッとしか見てなかったからクライマックスの感動は少し薄れるよね…笑

あはは、と苦笑いの未紅は結人に話かけたはずなのに返事がないことに気づく
◇結人くん?

後ろにいる結人の方を見るとばっちり視線があった
◇??映画観ないの?
◆うん…

ボソッと答える結人は未紅に擦り寄る
◇わっ…結人くん!?
◆んー?
◇あの、映画まだ終わってな…ひゃっ

急に耳にキスをされ驚く未紅は顔を赤くする
◇ゆ、結人くんー…
◆なに?
◇観ないの?
◆観ない
◇そ、即答…
◆未紅がいい
◇え、今なんて…

結人はそのまま首筋にキスをし、未紅の顔を見て答える
◆好きです、未紅さん。ごめんなさい、先に手を出してしまって

その言葉に未紅は一瞬固まってから我に返る
◇私を?…結人くんが?
◆他に誰がいるんですか
◇本当に?
◆本当に
◇こんなおばさんを…?
◆こんなガキですみません
◇…な…そんなこと…な…い…

いつの間にか目から溢れていた涙を拭うこと無く未紅は結人の事を真っ直ぐ見つめる
◆未紅さんは、俺の事どう思ってくれてますか?
◇…ぐす、…一緒、だよ…
◆ちゃんと言って?
◇結人、くんと…一緒です…

未紅は泣きながらも笑顔で応える
◇結人くんの事が好きです…!

そう応えた瞬間、結人はギュッと未紅を抱き締めおでこや頬にキスをした
◆ここにしてもいい?

そういうと未紅の口元に指をあてる
◇…ここってどこ?
◆え…
◇ふふ、ちゃんと言ってくれなきゃわかんないなぁ

まだ目には涙が残りつつも未紅はドヤ顔で問う
◆へぇ、そんなこと言っちゃいます?

結人はもう一度おでこにキスをすると未紅の耳元で"唇"と囁き優しくキスをした
◆甘い
◇甘い…?
◆甘い味がする
◇な、なにも食べてないよ…
◆じゃぁ元々未紅が甘いんだ
◇そんなわけ…んんっ

未紅の言葉を遮り何度もキスを重ねる
◇はぁっはぁっ…まって…ゆい…んっ
◆舌だして
◇ん…
◆はぁ…可愛い
◇はぁ、はぁ…キス、好きなの?
◆うん、もっとしてもいい?
◇うん…ん…

それからしばらく甘いキスは続いた
◇はぁ、はぁ…ゆい、とくん…
◆ふぅ…ん?
◇あの…
◆どうしました?

未紅は結人の袖をキュッと掴み真っ直ぐ見つめる
◇もっと…キスの先も…
◆欲しくなっちゃった?
◇意地悪言わないで…
◆ゆっくり、ね?

結人はキスをしながら未紅のブラウスのボタンを外す
◆肌綺麗ですね
◇そう…かな?

未紅の腕を上へ持ち上げると脇の近くを舐める
◇ひゃっ!ふふ、あはは!
◆弱い?
◇ま、まって…はははっ!やめて~
◆とろけ顔も好きだけど笑ってる顔が一番可愛い
◇え?なんて言ったの?あははは

反応が良すぎる未紅で少し楽しみつつ服の中に手を入れる
◇あっ…んっ…
◆服、脱がしてもいいですか?

未紅はこくん、と頷き上半身は下着だけになる
◆可愛い下着
◇あ、あんま見ちゃだめ…
◆こっちおいで

結人に抱き寄せられ首筋や胸にキスをされる気づけば下着のホックが外されていた
ちゅ…ちゅ…
◇あっ…ふっ…
◆取りますよ?
◇んんっ…
◆綺麗…ちゅ
◇ひゃう!

胸を舐め続けられトロトロな顔の未紅は結人に全身を預ける
◇はぁっ…はぁっ
◆そんなとろけ顔して…こっちもトロトロかな?

ぐちゅ…
◇ふぁぁぁ!?
◆びしょびしょですね
◇ゆ、結人く、んが…あん、なに…キス…するか、らぁ…

結人はビクビク震える未紅を見てもう我慢できない、と下着を脱がせて指を這わせる

くちゅちゅ…
◇あ…指…
◆あつ…2本いけるなぁこれは

くちゅちゅ…
◇ふぁ!?
◆動かしますよ?
◇ま、待って…
◆待たない
◇んあぁ!だ、め…!いっちゃ…
◆いっていいですよ

指を動かされビクビク震える未紅は口を塞がれる
◇ん!?
◆ごめんなさい、声少し我慢して…
◇んんんっふぁっ
◆はぁ、はぁ…大丈夫ですか?
◇ぷはっ!はーっ!はーっ!んっ…

放心状態の未紅をギュッと抱き締めおでこにキスをすると未紅の手がゴソゴソと動く
◆ん…!?
◇はぁはぁ、固い…
◆そりゃぁ固くなりますよ…

少し恥ずかしそうな結人にじゃぁとズボンのチャックを開ける未紅はペロッと舌を出す仕草をする
◆え、してくれるんですか?
◇させて?
◆…っ!?

未紅の言葉に赤くなる結人は上下服を脱ぎ身体を任せる
◆んあっ…未、紅さ…
◇ひもちい?
◆まっ…て…はぁっはぁっ、あんまりされると危ない…かも。俺は入れたいんですけど、未紅さんは…?

結人は未紅をじっと見つめ意志を確認する
◇お願いします

未紅はにこっと笑い結人のおでこにキスをし、お互いに引き寄せながら繋がった

気付けば1時間以上も時間が経っていて未紅のスカートも乾いていた
◆未紅さん、スカート大丈夫そうですよ!…未紅さん?
◇あれ!?
◆どうしたんですか?

スマホをいじりながら驚く未紅の元へ結人が駆けつける
◇あ、急にごめんね。今、あの映画を良かったって言ってた友達にどの辺が良かったのか聞いたらすぐに返事がきて感動したでしょ?って…
◆感動作って感じではなかったですよね
◇そうだよね…あれー…??

不思議そうな表情をする未紅の横でスマホをいじりだす結人はもしかして…と検索を始める
◆あ、あった
◇??
◆もしかしてそのお友達が見たって映画は"ディスティニー"だったんじゃないですか?ほら

結人のスマホを覗き込むと同時期に公開していた映画に"デストリー"と"ディスティニー"があった様だ
◇そ、そういうこと!?私が間違えたんだ!
◆みたいですね。笑
◇…ご、ごめんなさい
◆あははっ

結人は未紅の頭をよしよし、と撫でる
◇うー…
◆じゃぁ、お仕置きしちゃおうかな
◇え!?

そう言うと結人は未紅の唇にキスをし始める
◇んん…ぷはっ!こ、これお仕置き?
◆そう、お仕置き
◇ゆ、結人く…んん…もぉ…

時はゆっくりと流れ二人は幸せな時間を過ごした
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