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六. トヤー
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モンゴルの首都、ウランバートル。全モンゴル半数の人口を誇るメガシティー。しかし、その実態は貧富の差が激しく、都心部には高層ビルが立ち並び、一見東南アジアの首都と肩を並べる都市のように見える。
しかし、少し郊外に出るとパオが点在し、ほんの一握りの富裕層のおこぼれを頂戴しようとしている人々がほとんどだった。また、貧しさのあまり、親がいるのかいないのかわからないが、そこいら中に物乞いまがいの商売をしている子供たちがあふれていた。
彼女は物心ついた頃から、マンホールチルドレンの仲間たちと、ゴミを漁っては空き缶や鉄屑を集めて、鉄工所やリサイクルショップへ売り歩き、命の火を灯し続けた。彼女の人生は、マンホールからスタートしていた。
彼女は、自分の正確な年齢がわからなかった。
自分の背格好からして6歳位の頃に、1週間も全く収入が得られず、雑草や泥水だけで過ごしたことがあった。
ほとんど、鉄屑も空き缶も集まらず、やっと集めた鉄屑を買ってくれる人すらいなかった。もう、意識は遠のきかけていた。もう、これで売れなかったら、川へでも飛び込んで死のうかと思いながら、とある鉄工所の前に泥まみれで佇んでいるとその鉄工所の経営者らしき初老のおじさんから声をかけられた。
後からわかったことだが、そのおじさんの夫婦には子供ができず、2人きりで人生を送ろうと決心されていたということだった。
「どうしたんだい」
「あのー、この鉄屑とかンカン買ってくれませんか」
彼女は、蚊の鳴くような声でおじさんに話しかけた。
おじさんは、状況を察知してくれた。
「よかったら今日はウチに泊まっていきなさい。ちょっと、待っててな」
おじさんは、そう言いながら工場の奥へ入っていった。
しばらくすると、おじさんは小太りの優しそうなおばさんといっしょに出てきた。
「あなた、名前はなんて言うの」
おばさんは、ニコニコ笑いながら言った。
「うん。トヤーっていうの」
「そう。いい名前ね。お腹すいてるんでしょ。とりあえず、これを食べなさい」
おばさんは、そう言いながら、トヤーに半分に割ったビスケットとミルクが半分入ったコップを手渡してくれた。
「ゆっくり、食べるのよ。急に食べると死んじゃうこともあるんだからね」
おばさんは、トヤーの体を心配して、持っていたビスケットを半分だけくれたのだった。
「あっ、ありがとうございます」
トヤーの瞳は、すぐに涙に満たされて、頬を伝ってこぼれ落ちた。
トヤーは、おばさんの言った通り、ビスケットを口に入れてもすぐには飲み込まず、ゆっくり、ゆっくり噛みしめた。甘いはずのビスケットだけど、干からびた口の中ではなかなか味がしなかった。トヤーは、少しミルクで口の中を浸した。
また、涙がこぼれ落ちた。ほとんど、頭の中は空虚だった。ただ、頭の中に少しだけ、ダンボールの中から拾われた餓死寸前の仔犬の姿がよぎった。
「うっ、うううー」
言葉にならなかった。
「いいのよ。何もしゃべらなくて、いいのよ」
おばさんが、微笑みながら、トヤーの額に手を当てた。
「あら、酷い熱」
そう、言われた瞬間、トヤーは自分自身の意識が薄れていくのを感じた。人生の最後をこんな風に迎えられるんだという微笑みを浮かべながら、気を失った。
トヤーには、それから1か月間の記憶がなかった。
おばさんがいうには、1週間ほど入院して点滴を打ち続け、極度の栄養失調から回復して、おばさんたちの家に連れて帰ってもらい、流動食を少しずつ食べて、少しずつ意識が戻ってきたんだと説明してくれた。
1か月が経ち、トヤーは完全に意識を取り戻して、おばさんたちに言った。
「おじさん、おばさん、ありがとうございました。このご恩は一生忘れません。きっといつか恩返しをします。それでは」
「何を、言ってるの、トヤー。あなたは私たちの娘なのよ。もう、どこにも行かなくていいのよ」
「えっ、そんなぁ。私は、マンホールチルドレンで、どこで生まれた誰の子供かもわからないのよ」
「そんなこと、わかってるわよ。このモンゴルには、トヤーのような子供たちがいっぱいいることも、もちろん知ってるわよ。でも、トヤーがここでこうやって、私たちのところに居てくれたら、私たちも幸せなのよ。私たちがトヤーのおとうさんとおかあさんになっちゃダメなの」
また、トヤーの瞳は涙で満たされ、頬を伝ってこぼれ落ちた。
「わたし、わたし。なんて、答えたらいいのか、わからない。また、戻ってきますので、少しだけ時間をいただけますか」
「いいわよ。でも、必ず戻ってきてちょうだいね」
「はい」
トヤーの中では言葉で感じたわけではなかったが、
「わたしだけが見知らぬ大人の人に拾われて幸せな生活を送っていいのだろうか」
「わたしは、たまたま人間に拾われた仔犬なんだからいいのよ」
という気持ちが頭の中で、ぐるぐるまわった。
とにかく、マンホールのすみ家に戻って、一緒に暮らしていた仲間へ別れの言葉と、時々食糧を届けてあげることを伝えたいという衝動に駆られていた。
トヤーは、マンホールに戻ってきた。しかし、トヤーが暮らしていたマンホールの蓋は、コンクリートで塗り固められていた。それだけではなかった。そのあたりの土地一帯がきれいに造成されていた。どうやら、新たな建物が作られるらしい。
よくあることだ。
「仲間たちは、一体どこへ行ったのだろう」
顔見知りではないが、少し離れたところにあるマンホールチルドレン達にも訪ねて回ったが、仲間は見つからなかった。
トヤーは、茫然と立ち尽くした。
「私は、きっと死んだと思われてるんだろうな。マンホールを最後に離れた時、瀕死の状態だったから」
また、涙がこぼれ落ちた。
1時間ほど、ポツンと立った1本の木の下で座り続けた。頭の中は、真っ白だった。
「おばさんたちのところに戻ろう」
おばさんたちの家に戻ると、おばさんもおじさんも大喜びで、トヤーを迎え入れてくれた。
しかし、トヤーのかすかな微笑みの裏に、哀しみが滲み出ていた。
「お友達に、逢えなかったのね。おばさんには、トヤーの気持ちがよくわかるわ。自分だけ、幸せになっていいんだろうかって」
トヤーは、うつむいた。
「悩みなさい。泣きなさい。こんな時にこんなことを、言っちゃいけないのかもしれないけど、おばさんはね。そんなトヤーの優しさがわかるし、そんなトヤーが大好きになっちゃったの。トヤーは、ここへやってきた1か月の間、病気で寝たきりの状態でも、うわ言でお友達の名前を呼んでいたわ」
トヤーの苦しみは、そんなおばさんたちの愛情に、少しずつ、少しずつ包まれていった。
そして、半年の間、トヤーはおばさんやおじさんの仕事を手伝いながら、本当の親子のようになれた。そして、おばさんたちの奨めで、トヤーは学校にも行かせてもらうようになった。
トヤーは、おばさんたちに、恩返しをしようと思い一生懸命勉強した。
月日は流れ、15年が経った。
トヤーは、大学まで卒業させてもらい、教員の資格もとることができた。
トヤーは、すぐに養護施設の教員となり、やっと初任給でおばさんたちに、ご馳走することができた。
トヤーは、自分と同じような境遇にある子供たちに少しでも勉強してもらいたい一心で仕事に打ち込んだ。
そして、たまの休日には、おばさんたちを旅行に連れて行ったりして、充実した日々を送った。
しかし、ちょうど教員になって1年が経ち、運命の日がやってきた。
「いってきまーす」
「いってらっしゃい」
その日の朝、トヤーは、いつものように、養護施設へでかけていった。
昼休みに、身に覚えのない病院から、学校に電話がかかってきた。
「もしもし、○○病院のものですが、トヤーさんですね」
「そうですが」
嫌な予感が走る。
「すいませんが、ご両親が交通事故に遭われて、今、病院にいますので、すぐに来てください」
それは、丁寧な言葉であったが、有無を言わせない命令にも似た口調であった。
「はい。わかりました」
トヤーは、校長にことわり、授業を他の教員に任せて、タクシーに飛び乗った。
トヤーが看護師に付き添われて、病室についた時には、すでに2つの遺体の顔には、白い布きれが乗せられていた。
トヤーは、病室の入り口で、しばらく呆然と立ち尽くした。
しかし、少し郊外に出るとパオが点在し、ほんの一握りの富裕層のおこぼれを頂戴しようとしている人々がほとんどだった。また、貧しさのあまり、親がいるのかいないのかわからないが、そこいら中に物乞いまがいの商売をしている子供たちがあふれていた。
彼女は物心ついた頃から、マンホールチルドレンの仲間たちと、ゴミを漁っては空き缶や鉄屑を集めて、鉄工所やリサイクルショップへ売り歩き、命の火を灯し続けた。彼女の人生は、マンホールからスタートしていた。
彼女は、自分の正確な年齢がわからなかった。
自分の背格好からして6歳位の頃に、1週間も全く収入が得られず、雑草や泥水だけで過ごしたことがあった。
ほとんど、鉄屑も空き缶も集まらず、やっと集めた鉄屑を買ってくれる人すらいなかった。もう、意識は遠のきかけていた。もう、これで売れなかったら、川へでも飛び込んで死のうかと思いながら、とある鉄工所の前に泥まみれで佇んでいるとその鉄工所の経営者らしき初老のおじさんから声をかけられた。
後からわかったことだが、そのおじさんの夫婦には子供ができず、2人きりで人生を送ろうと決心されていたということだった。
「どうしたんだい」
「あのー、この鉄屑とかンカン買ってくれませんか」
彼女は、蚊の鳴くような声でおじさんに話しかけた。
おじさんは、状況を察知してくれた。
「よかったら今日はウチに泊まっていきなさい。ちょっと、待っててな」
おじさんは、そう言いながら工場の奥へ入っていった。
しばらくすると、おじさんは小太りの優しそうなおばさんといっしょに出てきた。
「あなた、名前はなんて言うの」
おばさんは、ニコニコ笑いながら言った。
「うん。トヤーっていうの」
「そう。いい名前ね。お腹すいてるんでしょ。とりあえず、これを食べなさい」
おばさんは、そう言いながら、トヤーに半分に割ったビスケットとミルクが半分入ったコップを手渡してくれた。
「ゆっくり、食べるのよ。急に食べると死んじゃうこともあるんだからね」
おばさんは、トヤーの体を心配して、持っていたビスケットを半分だけくれたのだった。
「あっ、ありがとうございます」
トヤーの瞳は、すぐに涙に満たされて、頬を伝ってこぼれ落ちた。
トヤーは、おばさんの言った通り、ビスケットを口に入れてもすぐには飲み込まず、ゆっくり、ゆっくり噛みしめた。甘いはずのビスケットだけど、干からびた口の中ではなかなか味がしなかった。トヤーは、少しミルクで口の中を浸した。
また、涙がこぼれ落ちた。ほとんど、頭の中は空虚だった。ただ、頭の中に少しだけ、ダンボールの中から拾われた餓死寸前の仔犬の姿がよぎった。
「うっ、うううー」
言葉にならなかった。
「いいのよ。何もしゃべらなくて、いいのよ」
おばさんが、微笑みながら、トヤーの額に手を当てた。
「あら、酷い熱」
そう、言われた瞬間、トヤーは自分自身の意識が薄れていくのを感じた。人生の最後をこんな風に迎えられるんだという微笑みを浮かべながら、気を失った。
トヤーには、それから1か月間の記憶がなかった。
おばさんがいうには、1週間ほど入院して点滴を打ち続け、極度の栄養失調から回復して、おばさんたちの家に連れて帰ってもらい、流動食を少しずつ食べて、少しずつ意識が戻ってきたんだと説明してくれた。
1か月が経ち、トヤーは完全に意識を取り戻して、おばさんたちに言った。
「おじさん、おばさん、ありがとうございました。このご恩は一生忘れません。きっといつか恩返しをします。それでは」
「何を、言ってるの、トヤー。あなたは私たちの娘なのよ。もう、どこにも行かなくていいのよ」
「えっ、そんなぁ。私は、マンホールチルドレンで、どこで生まれた誰の子供かもわからないのよ」
「そんなこと、わかってるわよ。このモンゴルには、トヤーのような子供たちがいっぱいいることも、もちろん知ってるわよ。でも、トヤーがここでこうやって、私たちのところに居てくれたら、私たちも幸せなのよ。私たちがトヤーのおとうさんとおかあさんになっちゃダメなの」
また、トヤーの瞳は涙で満たされ、頬を伝ってこぼれ落ちた。
「わたし、わたし。なんて、答えたらいいのか、わからない。また、戻ってきますので、少しだけ時間をいただけますか」
「いいわよ。でも、必ず戻ってきてちょうだいね」
「はい」
トヤーの中では言葉で感じたわけではなかったが、
「わたしだけが見知らぬ大人の人に拾われて幸せな生活を送っていいのだろうか」
「わたしは、たまたま人間に拾われた仔犬なんだからいいのよ」
という気持ちが頭の中で、ぐるぐるまわった。
とにかく、マンホールのすみ家に戻って、一緒に暮らしていた仲間へ別れの言葉と、時々食糧を届けてあげることを伝えたいという衝動に駆られていた。
トヤーは、マンホールに戻ってきた。しかし、トヤーが暮らしていたマンホールの蓋は、コンクリートで塗り固められていた。それだけではなかった。そのあたりの土地一帯がきれいに造成されていた。どうやら、新たな建物が作られるらしい。
よくあることだ。
「仲間たちは、一体どこへ行ったのだろう」
顔見知りではないが、少し離れたところにあるマンホールチルドレン達にも訪ねて回ったが、仲間は見つからなかった。
トヤーは、茫然と立ち尽くした。
「私は、きっと死んだと思われてるんだろうな。マンホールを最後に離れた時、瀕死の状態だったから」
また、涙がこぼれ落ちた。
1時間ほど、ポツンと立った1本の木の下で座り続けた。頭の中は、真っ白だった。
「おばさんたちのところに戻ろう」
おばさんたちの家に戻ると、おばさんもおじさんも大喜びで、トヤーを迎え入れてくれた。
しかし、トヤーのかすかな微笑みの裏に、哀しみが滲み出ていた。
「お友達に、逢えなかったのね。おばさんには、トヤーの気持ちがよくわかるわ。自分だけ、幸せになっていいんだろうかって」
トヤーは、うつむいた。
「悩みなさい。泣きなさい。こんな時にこんなことを、言っちゃいけないのかもしれないけど、おばさんはね。そんなトヤーの優しさがわかるし、そんなトヤーが大好きになっちゃったの。トヤーは、ここへやってきた1か月の間、病気で寝たきりの状態でも、うわ言でお友達の名前を呼んでいたわ」
トヤーの苦しみは、そんなおばさんたちの愛情に、少しずつ、少しずつ包まれていった。
そして、半年の間、トヤーはおばさんやおじさんの仕事を手伝いながら、本当の親子のようになれた。そして、おばさんたちの奨めで、トヤーは学校にも行かせてもらうようになった。
トヤーは、おばさんたちに、恩返しをしようと思い一生懸命勉強した。
月日は流れ、15年が経った。
トヤーは、大学まで卒業させてもらい、教員の資格もとることができた。
トヤーは、すぐに養護施設の教員となり、やっと初任給でおばさんたちに、ご馳走することができた。
トヤーは、自分と同じような境遇にある子供たちに少しでも勉強してもらいたい一心で仕事に打ち込んだ。
そして、たまの休日には、おばさんたちを旅行に連れて行ったりして、充実した日々を送った。
しかし、ちょうど教員になって1年が経ち、運命の日がやってきた。
「いってきまーす」
「いってらっしゃい」
その日の朝、トヤーは、いつものように、養護施設へでかけていった。
昼休みに、身に覚えのない病院から、学校に電話がかかってきた。
「もしもし、○○病院のものですが、トヤーさんですね」
「そうですが」
嫌な予感が走る。
「すいませんが、ご両親が交通事故に遭われて、今、病院にいますので、すぐに来てください」
それは、丁寧な言葉であったが、有無を言わせない命令にも似た口調であった。
「はい。わかりました」
トヤーは、校長にことわり、授業を他の教員に任せて、タクシーに飛び乗った。
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