逆張りの占い師、マデリーネ・アモンドにお任せください!

樹里

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7.若手占い師から大御所占い師への依頼

第3話 たとえ茨の道だとしても

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「お祖母ちゃん、今日はお茶と助言をありがとう。自分を見直せたわ」
「それは何よりだ」
「うん。これからも頑張るよ」

 お茶を終えた私たちは玄関で見送ってくれる祖母に別れの挨拶をする。
 いつでも来られると分かっていても、やはり帰り際というのは寂しい思いがこみ上げてくるものだ。
 一泊ぐらいすれば良かったかもしれない。けれど、お互い明日も仕事だから仕方がない。

「身体にも気をつけるんだよ」
「お祖母ちゃんこそ、若くないんだから気をつけてよね」

 身体に気をつけろだなんて、感傷的になる言葉じゃないか。
 私は殊更、皮肉っぽく片目を伏せて言った。

「なに。ここに来るまでに、へとへとになっているお前よりは元気さ」
「――くっ」

 見事なまでに反撃を受けた。
 今度来るときまでにはもう少し体力を付けておこう。
 運動不足を反省していると、祖母はユリウスを見た。

「ユリウス、不束な孫がいつもお世話になって悪いね」
「いいえ」
「ユーリ! その不束は否定しなさいよ!」
「おや。否定できるのかい?」

 視線を移して真っ直ぐに見つめてきた祖母に問われて、私は再び言葉に詰まった。

「イエ。すみませんでしたぁ」
「おやおや。これは参ったね。ユリウスには面倒かけちまって、本当悪いねぇ」
「大丈夫です。二人で何とかやっていますから」
「お前さんも大変だろうにありがとう。……でも、マデリーネをよろしく頼むよ」
「はい」

 お前さんも大変っていうのは、ユリウスのお家の事情だろうか。やはり無理している所があるのかもしれない。気にかかっていた事がまたここに来て浮上してきた。
 私はちらっとユリウスを見ると、視線に気付いたらしい彼もこちらを見た。

「マディ。話は尽きないだろうけど、暗くなる前にそろそろお暇しよう」
「うん、分かった。じゃあ、お祖母ちゃん。またふた月後にね」
「ああ。まあ、ふた月後とは言わずに、困った事があったらいつでも帰っておいで」
「うん。ありがとう! じゃあね」

 後ろ髪引かれながらも、私たちは祖母に見送られつつ屋敷を後にした。


 太陽は西の空に傾き、今や空は綺麗な茜色に染まっている。家に着く頃には、すっかり日が沈んでいるに違いない。
 私は横に並ぶユリウスをそっと見上げた。

 夕日で照らされる横顔はより端整な顔立ちを際立たせ、生まれも育ちも一般の人とは明らかに違うと思わせる存在感がある。
 本当ならユリウスの隣には、育ちが似通った上品で美人のお嬢様がいて然るべきだ。なのになぜ私が隣にいるのだろう。

 真っ直ぐ前だけを見つめて口を閉ざしているユリウスは、何を考えているのか分からない。彼は今私の横を歩いていて、私を応援すると言ってくれたが、それによって迷惑をかけているんじゃないだろうか。

「マディ、そっちの道じゃない」

 ユリウスはぼんやり歩いていた私の手を取って引き留めた。

「あ。本当だ。ぼうっとしてた」

 慣れたはずの道なのに、うっかり違う道に入ろうとしていた。余程考え込んでいたらしい。

「まだ頭がすっきりしないのか?」
「ううん。大丈夫。単にぼうっと考え事をしていただけ」
「それは大丈夫と言わないな」

 彼は苦笑して手をあらためて握りしめると、止めていた足を踏み出して私を引っ張った。どうやらお手々つないでのお帰り続行らしい。
 私は少しためらいながら彼に従う。

「何か昔よくこうして帰ったね」
「覚えてない」
「ひどーい! 転んで泣いていたユーリの手を引っ張って帰ってあげたんだよ? 覚えていないの?」

 膨れっ面になっていると、ユリウスはため息で返してきた。

「逆だろ、それ」
「違うわよ。ユーリが」
「はいはい。それよりさっきの考え事って何?」

 私みたいにああだこうだ考えないで、真っ正面から斬り込んでくる彼に呆れる一方、羨ましくもなる。でもせっかく与えてくれた機会だ。私は尋ねてみた。

「えーっと。あのね。おじ様とのお話って……何だったの?」
「別に大したこと」

 私を見下ろしたユリウスはそこまで言って言葉を切る。
 もしかしたら私が不安そうな表情でもしていたのかもしれない。彼は言葉を続ける。

「仕事とか、生活とか、諸々。マディがカミーラ様にしたような近況報告」
「あ、あの。仕事って、カフェ経営については何とおっしゃっていた?」
「特に無い。頑張っているか、ぐらい」
「や、やめろとかは」

 ユリウスと幼なじみとは言っても、所詮は貴族と平民の子だ。何か事が起これば、私と彼の繋がりが幼なじみというだけの細い線はいとも簡単に断ち切れるだろう。
 彼は安心させるように私の頭に手を乗せて、くしゃりと髪を撫でた。

「そんな事言わないし、言わせない」

 言わせないとは、エヴァンズ公爵家の絶対権力者である父親に対して随分と強気な発言だ。
 本当はユリウスが娯楽でカフェを開店させた訳ではないのは分かっている。未熟な私を支えてくれるために、場を用意してくれたのだ。そうでなければ本来なら王宮勤めするような人間が、庶民に混じってあくせく働く必要なんてない。私は気付かないフリをして優しい彼に甘えているのだ。

 ……私にもっと力があれば、親に反発するような真似をさせる必要はなかったのに。

「貴族の生まれだったら良かったのに」

 そうすれば、ユリウスと堂々と肩を並べて歩くことができるのに。

「え?」

 彼は自分の小さく小さく零した独り言を拾ってしまったらしい。

「あ、いえ。何でもない!」
「貴族になりたいのか?」
「冗談だってば」

 自分の全ての気持ちを読まれたようで恥ずかしい。
 私は笑って誤魔化す。

「あ、でもさ。そもそも爵位ってどうやって授かるの?」
「一般的には戦や政治的功績を上げればってところだろうな」
「功績かぁ」

 騎士職にはもちろん就いていないし、政治的功績と言っても、まず功績を立てる前に助言をできるような立場でもない。それに時間はそんなに無い。もっとこう一足飛びに貴族になる方法などないのだろうか。……まあ、そんな都合のいいものがあるわけが無いな。
 私はため息をつく。

「手っ取り早く貴族の一員になる方法はある」
「え? 本当!? 何?」
「貴族の男と結婚すればいい」

 ユリウスの言葉に一瞬ぽかんとし、直後、がくりと落胆した。

「金持ちでもない、利用できる価値も無い、嫁き遅れ間近に差し迫っていて、器量も気立ても並みのド庶民を相手にしてくれる趣味の悪いお貴族様なんてどこにいるのよ」

 否定も肯定もせず、ただ感情を欠いた瞳で見つめてくるユリウスに痺れを切らし、私は肩を怒らせて彼を指さした。

「やい、ユリウス! 黙ってないで、嘘でも良いから否定くらいしなさい。まったく! 慰めの言葉一つ見つけようと努力しないとは冷たいんだから」
「分かった。嫁き遅れ間近じゃなくて、もう嫁き遅れの部類じゃないか?」
「そこは否定するなーっ!」
「……じゃあ。広い世の中だ。趣味の悪い貴族だって一人くらいはいるだろ」
「そこでもなーいっ! 全然慰めになっていないから! それに私は何も貴族になりたいわけじゃない」

 ユリウスは訝しそうに眉をひそめた。
 貴族になる方法に興味を示しながら、貴族になりたくないなどと言うのは確かにおかしいだろう。

「じゃあ、何?」
「……ユーリは生まれた時から貴族なんだよね」

 私はユリウスの質問に答えず、愚痴っぽく呟いた。

「そうだな。今のところは」
「今のところは?」
「爵位を継承されなければ準貴族、まあ、早い話が平民だ」

 この国では爵位は家系そのものに与えられているものではなく、領地に与えられているもので、爵位を引き継げる人数は持っている領地の数に準じているそうだ。つまり領地を複数持っていると爵位も複数持っていることになる。
 もし領地(爵位)を一つしか持っていなくて、二人以上の息子がいたとしたら引き継げるのは嫡男の長男のみで、次男以降は準貴族になるとのことだ。

「でもエヴァンズ公爵家はたくさん領地を持っているでしょう?」
「確かに複数持っている。嫡男は世襲制度で継ぐだろうけど、俺は三男だから継承されない場合もある」
「え? 継承されないってどうして?」
「親が継承させないか、子供が拒否すればいい」
「子供が拒否って」

 荒唐無稽な話に私は半笑いした。
 親が子供の素行や能力を見限って継承させないことはあったとしても、子供の方から爵位を拒否するような愚か者はいないだろう。

「マディはどちらがいい?」
「え? どちらって、何?」
「俺が貴族であるべきか、庶民であるべきか」
「は!?」

 冗談とは言え、とんでもない事を言い出した彼に目を丸くして見た。

「そ、そんな事、知らないよ? 私が決められる訳でもないし。ただ、私は」

 私は今のこの生活が、この幸せが、この瞬間が少しでも長く続けばいいと望むだけ。ただ、それだけ。だからお願い。ほんの少しでも……。

 いつの間にか握る手に力を入れていたらしい。それに気付いたユリウスが握り返してきた。

「俺も」
「え?」
「俺もだよ」
「私、何も口にしていない……よ、ね?」
「ああ。でもマディの望みが俺の望みだから」

 真剣な表情の嘘偽りの無いユリウスのその言葉に、何だか涙ぐみかけて慌てて俯く。
 いつか私の望みがあなたを苦しめることになるかもしれない。けれど今は――。
 私は顔を上げて、ニカッと笑った。

「そっかぁ。私の望みがユーリの望みだったとは! じゃあ、ユリウス君のおごりで今日、豪華なディナーを奮発してね! 嬉しいなったら、嬉しいな!」

 繋いだ手をぶんぶん振ってスキップすると、ユリウスはため息をついた。

「……マディ、お前ね」

 今は、誤魔化す私に呆れても、繋いだ手を強く振り回しても――決して離さないで。



 店のドアベルが鳴って出入り口に行くとそこにいたのは先日、怒って帰った占い客のアマンダさんだった。肩身が狭そうに視線を落としている。

「こ、こんにちは。この間は申し訳ありませんでした」
「いいえ。こちらこそアマンダさんのお気持ちを考えず、申し訳ありませんでした。あの、よろしければ奥へどうぞ」

 何か言いたげにしていたので、占いブースへと促すと彼女は応じた。
 椅子に座ってもしばらく口を開かなかったが、やがて重い口を開く。

「あれから彼が他の女性と歩いている所を見ました。ただの知人という関係ではないと思います。いえ、確信しました」

 アマンダさんはこれからどうしたいのか、それが一番大切な事だ。人から言われた道をただ進むだけでは、本当にこれで良かったのだろうかと何度も振り返ることになるだろう。
 私は黙って彼女からの言葉を待つ。

「それでも私は彼と一緒にいたいです」

 先日のような強い意思を持った瞳ではないが、彼女は確かに決意を口にした。
 人は茨の道と分かっていても、その道が自分が行くべきただ一つの道だと信じ込んでしまう弱い生き物だ。
 私はそんな人たちをたい。そう思っていた。

「分かりました。ではその方向で占いましょう」

 カードを手に取ると展開していく。

「彼は――幼い頃に大切な方を亡くされているようです。だから大切な人を作るのを恐れているのでしょう。また、誰かが自分から離れていってもいいように、何人もの人を側に置いておく」
「最低ですね」

 静かな彼女の低い声に私は顔を上げる。

「最低です。大切な人を失う怖さや切なさを知っているはずなのに、自分可愛さのあまり他の人に同じ気持ちを味あわせている。彼のことを大切に思う人間の気持ちを踏みにじっている。そうでしょう?」

 彼女は瞳の中に彼への蔑みを見せた。けれど、すぐに彼女はやるせなさそうにため息をつく。

「それでも。……情けないですね。それでも私は彼の側にいたいです」

 一度固めた意思は簡単には揺るがなかったらしい。

「彼の根性を叩き直してやるために」
「え?」
「一度は好きになった人だもの。前と同じような気持ちにはなれなくても、せめて彼の根性を叩き直してやりたいんです」

 彼女は拳を作って自分の手の平に叩きつけると、悪戯っぽく笑った。

 人は茨の道と分かっていても、その道が自分の行くべきただ一つの道だと信じ込んでしまう弱い生き物だ。

 ……けれど。
 それを乗り越えようとする強い生き物でもある。
 そんな弱くもあり、強かでもある人たちを私はしていきたい。

「だから占い師さん、どうすればいいか、助言をお願いいたします!」
「もちろんです!」

 彼女の勢いに乗せられて気分が高揚した私は力強く頷くと、カードを指に挟み、片目を伏せて会心の決めポーズを取ってみせた。

「占い界激震予定の自称超大型新人! 限りなく百発全敗に近い当たらない占い師、こと、逆張りの占い師、マデリーネ・アモンドにお任せください!」


「……………………はい」

(終)
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みんなの感想(2件)

道産子
2021.07.25 道産子
ネタバレ含む
2021.07.25 樹里

道産子 様
お読みいただき、誠にありがとうございます。
また、とても嬉しいお言葉を本当にありがとうございました!

解除
柚穏
2019.09.15 柚穏

めっちゃ面白いですね!続きがとても楽しみです(´∀`=)更新頑張ってください!

2019.09.15 樹里

お読みいただき、そしてご感想を頂き、感激で震えております。
本当にありがとうございました!

解除

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