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第237話 ノエル・ブラックウェルの手記(五)
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準備を終えて王宮に向かうこととなった。
「突然乗り込んで、無理なお願いをして申し訳ありません」
「いいえ。他でもない超お得意様ですもの。出張くらいさせていただきます」
エスメラルダ様は私を落ち着かせてくれようとしているのか、いつものように冗談っぽく笑った。
「それと急いでいたもので、馬は一頭で来てしまいました。相乗りとなりますが、ご了承くださいませ」
「ええ。私は馬には乗れませんので、よろしくお願いいたします」
「そうでしたか。失礼いたしました」
馬慣れされていない女性を乗せて無謀な走りはできないが、できるだけ速く走らせることにした。
もし殿下にこんな姿を見られたら、嫉妬でお怒りになりそうだ。
そこまで考えて、そんなことが笑い話になる事態になってほしいと思う。
「……エスメラルダ様。申し訳ありません」
「え?」
「都合が悪くなった時だけあなた様を頼るなど。私は」
私は暗にエスメラルダ様を牽制していたのだ。殿下の好意を、お言葉をまともに受け取らないでくれと。王子のほんの戯言に過ぎないのだからと。なのに困った時だけ力を貸してくれなど、何と身勝手なことだ。
手綱を握る手に力が入る。
エスメラルダ様は振り返ると、透き通るような綺麗な笑みを見せてくださった。
「ノエル様。ルイス殿下はいずれこの国の王位に就かれ、平等ではなくとも民が皆、幸せで笑顔となるような国へと導いていかれるでしょう。その殿下の傍らにはきっとあなた様のお支えがあって。私は一国民としてそのお姿を遠くから尊崇したいのです。ですから今、私が少しでも殿下のお力になれるのであれば、それはとても光栄なことです」
「誠に……誠に申し訳ありません」
私はエスメラルダ様の優しさに甘え、情けなくもひたすら同じ言葉を繰り返すしかできなかった。
王宮に着いて馬を小屋に戻すと、私たちは王宮の中へと入ることになる。
しかしここまでは入り込めたとしても、王室の居住区域までは今の平服のエスメラルダ様のお姿では入ることはできない。まして殿下のお部屋までは。
だからまず私が向かったのは庭だ。今ならこの場所にいるはず。
「リアーナ!」
「あら。ノエル様? こんな時間にどうされたの?」
庭を掃除中だったようだ。ホウキを手にしているリアーナに私は近づいた。
彼女は殿下の侍女を務めているので顔見知りだ。
「頼みがある。何も聞かず、その侍女服を脱いで貸してくれ!」
彼女は一瞬目を丸くして硬直した後、にっこりと笑顔を作った。
「ノエル・ブラックウェル護衛騎士官長様。皆が憧れ、敬い慕う騎士官長様。その皆の理想とする姿のまま――お星様となれえぇぇっ!」
「え――わっ!?」
彼女はホウキの柄を私へと勢いよく突き出した。
咄嗟に身を引いて何とか難を逃れる。
「ま、待て! 勘違いだ!」
最初の一撃をかわしたものの、臨戦態勢を崩さない彼女を説得しようと慌てて手で制止する。
「私が着るわけじゃない!」
「あったりまえでしょうが! あなたが着たら体格差から破れるでしょうが! ……違う。そこじゃない」
リアーナは自分が発した言葉に違和感を覚えたらしい。眉をひそめて渋い表情を浮かべた。
「と、とにかく今、侍女服が必要なんだ。頼むから貸してくれ」
「あ? まだ言うか」
「……痛い痛い痛い」
鋭い視線と私の頬に柄をぐりぐりと押し付けてくるリアーナに顔を歪めながら、どう説明しようかと頭を悩ませていると、背後から遠慮がちに声がかかる。
「あ、あの。ノエル様」
人目を気にしたのか、リアーナは細めていた目を見開き、表情を和らげた。
あるいはエスメラルダ様の端整なご容姿に言葉を失ったようにも見える。
「……こちらは?」
「エスメラルダ・ベルロンドと申します。誤解が生じているようでしたので、失礼かと思いましたが中に入らせていただきました。私がお願いしたのです」
エスメラルダ様はご丁寧に自己紹介した後、説明してくださった。
視線をこちらに移すリアーナに私は頷いた。
「そうだ。こちらの女性に侍女服を貸してほしい」
「あのですね」
リアーナはようやく私の頬からホウキの柄を引いたものの、代わりに呆れの表情を浮かべた。
「名乗っていただいたからと言って、はいいいですよ、と貸せるわけがないでしょう。この侍女服は王宮に勤めることを許された証明みたいなものですよ。出自が確かではない部外者にいきなり貸せるわけがありません」
「分かっている。分かった上で、急を要する頼みなんだ」
彼女は私の顔を真っすぐに見つめ、そしてエスメラルダ様にも視線を移す。
私たちの真剣さと緊迫感が伝わったのだろうか。再び私に目を向けた。
「この王宮に勤める者は自分の与えられた職以上の行為をしてはならない。それは理解していらっしゃるの?」
「ああ」
「あなたはその規定に違反はしていないと?」
「もちろんだ」
この行為は殿下の御身を守るためのものだ。
「あなたはルイス殿下の護衛騎士。つまり、これはその範囲内と考えていいのですね?」
「そうだ」
再び頷くと、リアーナはため息をついた。
「分かったわ。いいでしょう。貸しましょう」
「リアーナ、ありがとう」
「だけど、終わったら彼女の手から返してくださいよね。彼女からの手からよ!」
何だか疑わし気に目を細められて、自分はリアーナから一体どう見られているのだろうかと少しばかり動揺した。
「突然乗り込んで、無理なお願いをして申し訳ありません」
「いいえ。他でもない超お得意様ですもの。出張くらいさせていただきます」
エスメラルダ様は私を落ち着かせてくれようとしているのか、いつものように冗談っぽく笑った。
「それと急いでいたもので、馬は一頭で来てしまいました。相乗りとなりますが、ご了承くださいませ」
「ええ。私は馬には乗れませんので、よろしくお願いいたします」
「そうでしたか。失礼いたしました」
馬慣れされていない女性を乗せて無謀な走りはできないが、できるだけ速く走らせることにした。
もし殿下にこんな姿を見られたら、嫉妬でお怒りになりそうだ。
そこまで考えて、そんなことが笑い話になる事態になってほしいと思う。
「……エスメラルダ様。申し訳ありません」
「え?」
「都合が悪くなった時だけあなた様を頼るなど。私は」
私は暗にエスメラルダ様を牽制していたのだ。殿下の好意を、お言葉をまともに受け取らないでくれと。王子のほんの戯言に過ぎないのだからと。なのに困った時だけ力を貸してくれなど、何と身勝手なことだ。
手綱を握る手に力が入る。
エスメラルダ様は振り返ると、透き通るような綺麗な笑みを見せてくださった。
「ノエル様。ルイス殿下はいずれこの国の王位に就かれ、平等ではなくとも民が皆、幸せで笑顔となるような国へと導いていかれるでしょう。その殿下の傍らにはきっとあなた様のお支えがあって。私は一国民としてそのお姿を遠くから尊崇したいのです。ですから今、私が少しでも殿下のお力になれるのであれば、それはとても光栄なことです」
「誠に……誠に申し訳ありません」
私はエスメラルダ様の優しさに甘え、情けなくもひたすら同じ言葉を繰り返すしかできなかった。
王宮に着いて馬を小屋に戻すと、私たちは王宮の中へと入ることになる。
しかしここまでは入り込めたとしても、王室の居住区域までは今の平服のエスメラルダ様のお姿では入ることはできない。まして殿下のお部屋までは。
だからまず私が向かったのは庭だ。今ならこの場所にいるはず。
「リアーナ!」
「あら。ノエル様? こんな時間にどうされたの?」
庭を掃除中だったようだ。ホウキを手にしているリアーナに私は近づいた。
彼女は殿下の侍女を務めているので顔見知りだ。
「頼みがある。何も聞かず、その侍女服を脱いで貸してくれ!」
彼女は一瞬目を丸くして硬直した後、にっこりと笑顔を作った。
「ノエル・ブラックウェル護衛騎士官長様。皆が憧れ、敬い慕う騎士官長様。その皆の理想とする姿のまま――お星様となれえぇぇっ!」
「え――わっ!?」
彼女はホウキの柄を私へと勢いよく突き出した。
咄嗟に身を引いて何とか難を逃れる。
「ま、待て! 勘違いだ!」
最初の一撃をかわしたものの、臨戦態勢を崩さない彼女を説得しようと慌てて手で制止する。
「私が着るわけじゃない!」
「あったりまえでしょうが! あなたが着たら体格差から破れるでしょうが! ……違う。そこじゃない」
リアーナは自分が発した言葉に違和感を覚えたらしい。眉をひそめて渋い表情を浮かべた。
「と、とにかく今、侍女服が必要なんだ。頼むから貸してくれ」
「あ? まだ言うか」
「……痛い痛い痛い」
鋭い視線と私の頬に柄をぐりぐりと押し付けてくるリアーナに顔を歪めながら、どう説明しようかと頭を悩ませていると、背後から遠慮がちに声がかかる。
「あ、あの。ノエル様」
人目を気にしたのか、リアーナは細めていた目を見開き、表情を和らげた。
あるいはエスメラルダ様の端整なご容姿に言葉を失ったようにも見える。
「……こちらは?」
「エスメラルダ・ベルロンドと申します。誤解が生じているようでしたので、失礼かと思いましたが中に入らせていただきました。私がお願いしたのです」
エスメラルダ様はご丁寧に自己紹介した後、説明してくださった。
視線をこちらに移すリアーナに私は頷いた。
「そうだ。こちらの女性に侍女服を貸してほしい」
「あのですね」
リアーナはようやく私の頬からホウキの柄を引いたものの、代わりに呆れの表情を浮かべた。
「名乗っていただいたからと言って、はいいいですよ、と貸せるわけがないでしょう。この侍女服は王宮に勤めることを許された証明みたいなものですよ。出自が確かではない部外者にいきなり貸せるわけがありません」
「分かっている。分かった上で、急を要する頼みなんだ」
彼女は私の顔を真っすぐに見つめ、そしてエスメラルダ様にも視線を移す。
私たちの真剣さと緊迫感が伝わったのだろうか。再び私に目を向けた。
「この王宮に勤める者は自分の与えられた職以上の行為をしてはならない。それは理解していらっしゃるの?」
「ああ」
「あなたはその規定に違反はしていないと?」
「もちろんだ」
この行為は殿下の御身を守るためのものだ。
「あなたはルイス殿下の護衛騎士。つまり、これはその範囲内と考えていいのですね?」
「そうだ」
再び頷くと、リアーナはため息をついた。
「分かったわ。いいでしょう。貸しましょう」
「リアーナ、ありがとう」
「だけど、終わったら彼女の手から返してくださいよね。彼女からの手からよ!」
何だか疑わし気に目を細められて、自分はリアーナから一体どう見られているのだろうかと少しばかり動揺した。
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