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神からの依頼③
王冠山付近を周りだして、2週間が過ぎた。
異常はない。ただ、やはりビアンカとルージュ達を見ても突っかかってくる。
あと数日間走り抜けたら、魔境の側に差し掛かる。
日が落ちるのがはやくなったなあ。
「今日はこれで終わりましょう」
私はホークさんに声をかける。
「ビアンカ、ルージュ、今日はこれまでよ」
『分かったのです』
『皆、帰ってらっしゃい』
アレスと遊びながら走っていた仔達が戻って来る。イシスとオシリスもゆっくり着地する。私は毎回申し訳ないが、ホークさんの首に腕を回して、抱えてもらい降りる。恥ずかしか。
アレスは、と、あ、帰って来たね。
「わおんっ、わおんっ」
「がるうぅ」
『ねぇね~、おなゃか減った~』
『くりちゅ、ぱんけーき~』
『ひすいも~、ねえね~』
「クルッ、クルッ」
私の所に、寄ってくる仔達、かわいかね、もふもふ、もふもふ、もふもふん。
さ、ルームを開けようね。
ルームを開けると、食欲を誘う香りがっ。この香りは。
『いい匂いなのですっ』
『お腹すいたわっ』
『母よ~』
『今日ハ何ダ?』
「クルッ」
仔達も大合唱する。そんななか、花がわがままボディで走って来た。あはははん、ぽちゃぽちゃ。
片手で撫でながら従魔の足拭きタップ。
ノワールはホークさんが誘導してくれ、そのまま装備品を外し、ブラッシングに入る。装備品はチュアンさんとミゲル君が綺麗に拭いてくれる。マデリーンさんとエマちゃん、テオ君は仔達のブラッシングに入る。
『妻よ、妻よ、寂しくなかったかっ』
アレスがアリスに高速で頬擦り。アリスはいつもの事だと、はいはい、といった感じ。おそらく寝ていたシルフィ達も起きたのか、私に向かってぽてぽてと走って来る。あははははん、かわいかね。元気達と会った当初を彷彿とさせる。種族の差か、フォレストガーディアンウルフのシルフィは、他の3匹と比べて一回り大きい。この頃の元気と比べては小さいけどね。
「くうーんっ」
「はいはい、なんね、シルフィ、ちゅー」
ペロペロペロリん。あははははははん、かわいかぁ。よしよし、イフリィ達もペロリ。花もシルフィ達にはトラブルなく接している。ガチの赤ちゃんの頃からいるからね。よくおもちゃ取られて泣いてるけど。
「優衣、手伝って」
母がダイニングキッチンから顔を出す。
「はいはい」
私は嗽手洗いしてから加わる。うん、やっぱり餃子だ。フライパンやホットプレートで焼き上がり、茹で餃子も次々に皿に並び、晃太がアイテムボックスに入れている。すでにスタンバっているビアンカとルージュの間を抜けて、ダイニングキッチンへ。
餃子は冷凍食品だけど国産野菜を使用したものや、セレクトショップダリアのご贈答餃子。黒豚餃子、一口餃子、エビ餃子、しそ餃子、チーズ入り餃子エトセトラ。
私はフライパンに入る。くうっ、いい匂いや。
「とりあえず、ビアンカ達にはたくさん焼いたから、これはうちらのよ、これで最後よ」
「ん、分かった」
ホットプレートの餃子はそのまま摘みながら食べることになる。
焼き具合を見て、お皿に餃子を並べる。こちらは国産野菜の冷凍食品だ。
母がホットプレートを晃太にたくし、ビアンカとルージュ達の分を準備。ビアンカとルージュにはたっぷりモヤシを溢れんばかりに盛る。ノワールのご飯と仔達の分もいいし。父もその間に帰って来た。どうやら新しい暖房器具も出来たようだ。イシスと共に魔境に向かい設置、私はフライパンをマデリーンさんに託し着いていく。お母さんウルフと赤ちゃんウルフが心配やし。よし、皆おるね。まずは暖房器具を設置しスイッチオン。これで6台目。父はしばらく様子を見ている。私はこの間に、少し温めた特製ミルクを出す。仔ウルフがわーっと来る。だけどやっぱり小さいウルフは弾かれるので、別に準備していたミルクを出して飲ませ、後は栄養ゼリーを舐めさせる。最後に父が体力消耗の激しいお母さんウルフを鑑定で探しだし、母が予め作って持たせてくれたフレアタートルの具だくさんスープを出して食べさせる。皆、やっと慣れてきたのか、すぐに食べてくれる。もう一匹のお母さんウルフにも食べさせて、本日の作業終了。皿を回収して、サブ・ドアへ。補佐役のウルフがそわそわしているから、おやつを上げて私達は引き上げた。
さ、夕御飯や。
うーん、餃子の香り~。魔の森だけど、呑んじゃおっかなあ。ミゲル君の視線が熱いこと。一杯だけね。
『美味しいのですがっ、この野菜が多いのですっ』
『エビだわっ、野菜が多いわっ』
モヤシ山盛りやからね。
痩せぎみのアレスにはモヤシは小盛り。山盛り餃子が次々になくなっていく。イシスとオシリスも器用に食べてる。
『あっついが、旨いのだっ、中からあつい汁が出てくるのだっ』
『ウム、イクラデモ入ル』
「くうっ」
ブラッシングやらお手伝いやら済んだ鷹の目の皆さんも揃ったし。私は生ビールをタップ。ぱぁぁぁっ、とミゲル君の顔が輝く。
「ユイさん、あの、まだ魔の森の中ですし」
ホークさんが遠慮の姿勢だけど、一杯だけと言って納得してもらう。私は缶チューハイ、両親と晃太、ホークさん、ミゲル君は生ビール。マデリーンさんは赤ワイン。チュアンさんはエマちゃんとテオ君とお茶でご飯。
「では、頂きます」
「「「「「「いただきまーす」」」」」」
まずは、しそ餃子を。
『おかわりなのですっ』
『野菜なしでっ』
『我は全部っ』
『所望スル』
「くうっ、くうっ」
「いま、食べだしたんやけど」
毎回こんなパターンやねえ。
次の日。
変わらずノワールに騎乗して順調に進む。
イシス達グリフォン飛行部隊は上空で旋回しながら着いてくる。アレスは仔達にじゃれながら着いてくる。たまにルリ、クリス、ヒスイのパンチが飛ぶが、ビアンカとルージュは注意もしない。アリスも運動不足だからと、駆けている。
どれくらいしたか。
『ぬっ、向こうでやってるのだっ』
何を? アレスが嬉々として声を弾ませる。
『戦闘しているようなのですね』
『どうやら人、冒険者ね……………あ、ロッシュとかファングや、あの強いフェリクスとかの群れよ。他にも強い雄達がいるわ』
ドキリ。
だが、あのAランク冒険者パーティーがいるなら、手を出したら余計なお世話になる。
「戦況は? 終わりそう?」
『かなり消耗戦なのです』
『相手がずいぶん多いわね』
「救助に行ってっ、人命最優先っ」
『我がいくのだっ、続け甥っ子姪っ子共よーっ』
アレスが元気と共に真っ先に飛び出していく。続く残りの面々。
『仕方ないのですね、私が行くのです』
「がうっ」
ビアンカとアリスが続く。イシス達飛行部隊も向かってくれた。
「ルージュ、近くになったら教えて。ホークさん、お願いしますっ」
「はいっ」
ホークさんは手綱を操り、ノワールが加速する。
数が多いと聞いたので、私はアイテムボックス内のポーション類を確認。よし、各種10本ずつある。
いつもよりスピードを上げているため、私の腰にしっかりホークさんの腕が回る。
皆さん無事だろうか? アレスはおそらくビアンカ以上に足が早いはず、森の中で強い種族の為に、モトクロスバイクなんて比べられないスピードで走り抜けているはず。それに空からはイシス達が向かっている。皆の首には従魔の証である、母特製バンダナを巻いているから分かるはずだけど。
15分程走ったか。
『ユイ。そろそろ目視範囲内よ。向こうに、目がいいやつがいるみたい』
「分かった。ホークさん、降りましょう」
「はい、ユイさん」
ノワールがホークさんの指示でゆっくり停車。
緊急時だけど、はずかしか、ホークさんの首に腕を回して、抱えられて降りる。直ぐにルームを開けると、しっかり準備したチュアンさん達が出てきた。晃太とエマちゃん、テオ君は抱っこ紐装着。
「ルームがばれたら嫌やろ」
そういって、晃太は私にも抱っこ紐を渡す。確かに、知り合いに会うんだ、その場でこっそりルームを開けたとして、シルフィ達が誤って出てこないとは限らないしね。シルフィ達だけを、ルームに残すのはちょっと抵抗がある。母にヘルプに来てもらっても、私が他の皆さんの目を盗んでルームに入るのも、リスキーだ。何せ向こうはランクの高い冒険者だしね。いないのがばれて詮索されたら嫌だしね。念のため。
私はウインディを抱っこ紐に。晃太はシルフィ、エマちゃんはイフリィ、テオ君はノーム。
元々常に武装してるからね。
準備オッケーかなと周りを確認していると、ホークさんが再びノワールに騎乗している。
「ユイさん、俺は先行します。ビアンカさんがいれば大丈夫だと思いますがっ」
確かに。ビアンカや仔達は山風や金の虎の皆さんは面識があるが、アレスやイシス達は知らないはず。バンダナ巻いてるから、おそらく手は出さないだろうけど。説明できる人がおった方がよかね。
「お願いしますっ、直ぐに追い付きますからっ」
ホークさんとノワールの回りに光のリンゴがいくつも浮かぶ。手綱をホークさんが操ると、ノワールは嘶き、森の奥に突き進んで行った。
異常はない。ただ、やはりビアンカとルージュ達を見ても突っかかってくる。
あと数日間走り抜けたら、魔境の側に差し掛かる。
日が落ちるのがはやくなったなあ。
「今日はこれで終わりましょう」
私はホークさんに声をかける。
「ビアンカ、ルージュ、今日はこれまでよ」
『分かったのです』
『皆、帰ってらっしゃい』
アレスと遊びながら走っていた仔達が戻って来る。イシスとオシリスもゆっくり着地する。私は毎回申し訳ないが、ホークさんの首に腕を回して、抱えてもらい降りる。恥ずかしか。
アレスは、と、あ、帰って来たね。
「わおんっ、わおんっ」
「がるうぅ」
『ねぇね~、おなゃか減った~』
『くりちゅ、ぱんけーき~』
『ひすいも~、ねえね~』
「クルッ、クルッ」
私の所に、寄ってくる仔達、かわいかね、もふもふ、もふもふ、もふもふん。
さ、ルームを開けようね。
ルームを開けると、食欲を誘う香りがっ。この香りは。
『いい匂いなのですっ』
『お腹すいたわっ』
『母よ~』
『今日ハ何ダ?』
「クルッ」
仔達も大合唱する。そんななか、花がわがままボディで走って来た。あはははん、ぽちゃぽちゃ。
片手で撫でながら従魔の足拭きタップ。
ノワールはホークさんが誘導してくれ、そのまま装備品を外し、ブラッシングに入る。装備品はチュアンさんとミゲル君が綺麗に拭いてくれる。マデリーンさんとエマちゃん、テオ君は仔達のブラッシングに入る。
『妻よ、妻よ、寂しくなかったかっ』
アレスがアリスに高速で頬擦り。アリスはいつもの事だと、はいはい、といった感じ。おそらく寝ていたシルフィ達も起きたのか、私に向かってぽてぽてと走って来る。あははははん、かわいかね。元気達と会った当初を彷彿とさせる。種族の差か、フォレストガーディアンウルフのシルフィは、他の3匹と比べて一回り大きい。この頃の元気と比べては小さいけどね。
「くうーんっ」
「はいはい、なんね、シルフィ、ちゅー」
ペロペロペロリん。あははははははん、かわいかぁ。よしよし、イフリィ達もペロリ。花もシルフィ達にはトラブルなく接している。ガチの赤ちゃんの頃からいるからね。よくおもちゃ取られて泣いてるけど。
「優衣、手伝って」
母がダイニングキッチンから顔を出す。
「はいはい」
私は嗽手洗いしてから加わる。うん、やっぱり餃子だ。フライパンやホットプレートで焼き上がり、茹で餃子も次々に皿に並び、晃太がアイテムボックスに入れている。すでにスタンバっているビアンカとルージュの間を抜けて、ダイニングキッチンへ。
餃子は冷凍食品だけど国産野菜を使用したものや、セレクトショップダリアのご贈答餃子。黒豚餃子、一口餃子、エビ餃子、しそ餃子、チーズ入り餃子エトセトラ。
私はフライパンに入る。くうっ、いい匂いや。
「とりあえず、ビアンカ達にはたくさん焼いたから、これはうちらのよ、これで最後よ」
「ん、分かった」
ホットプレートの餃子はそのまま摘みながら食べることになる。
焼き具合を見て、お皿に餃子を並べる。こちらは国産野菜の冷凍食品だ。
母がホットプレートを晃太にたくし、ビアンカとルージュ達の分を準備。ビアンカとルージュにはたっぷりモヤシを溢れんばかりに盛る。ノワールのご飯と仔達の分もいいし。父もその間に帰って来た。どうやら新しい暖房器具も出来たようだ。イシスと共に魔境に向かい設置、私はフライパンをマデリーンさんに託し着いていく。お母さんウルフと赤ちゃんウルフが心配やし。よし、皆おるね。まずは暖房器具を設置しスイッチオン。これで6台目。父はしばらく様子を見ている。私はこの間に、少し温めた特製ミルクを出す。仔ウルフがわーっと来る。だけどやっぱり小さいウルフは弾かれるので、別に準備していたミルクを出して飲ませ、後は栄養ゼリーを舐めさせる。最後に父が体力消耗の激しいお母さんウルフを鑑定で探しだし、母が予め作って持たせてくれたフレアタートルの具だくさんスープを出して食べさせる。皆、やっと慣れてきたのか、すぐに食べてくれる。もう一匹のお母さんウルフにも食べさせて、本日の作業終了。皿を回収して、サブ・ドアへ。補佐役のウルフがそわそわしているから、おやつを上げて私達は引き上げた。
さ、夕御飯や。
うーん、餃子の香り~。魔の森だけど、呑んじゃおっかなあ。ミゲル君の視線が熱いこと。一杯だけね。
『美味しいのですがっ、この野菜が多いのですっ』
『エビだわっ、野菜が多いわっ』
モヤシ山盛りやからね。
痩せぎみのアレスにはモヤシは小盛り。山盛り餃子が次々になくなっていく。イシスとオシリスも器用に食べてる。
『あっついが、旨いのだっ、中からあつい汁が出てくるのだっ』
『ウム、イクラデモ入ル』
「くうっ」
ブラッシングやらお手伝いやら済んだ鷹の目の皆さんも揃ったし。私は生ビールをタップ。ぱぁぁぁっ、とミゲル君の顔が輝く。
「ユイさん、あの、まだ魔の森の中ですし」
ホークさんが遠慮の姿勢だけど、一杯だけと言って納得してもらう。私は缶チューハイ、両親と晃太、ホークさん、ミゲル君は生ビール。マデリーンさんは赤ワイン。チュアンさんはエマちゃんとテオ君とお茶でご飯。
「では、頂きます」
「「「「「「いただきまーす」」」」」」
まずは、しそ餃子を。
『おかわりなのですっ』
『野菜なしでっ』
『我は全部っ』
『所望スル』
「くうっ、くうっ」
「いま、食べだしたんやけど」
毎回こんなパターンやねえ。
次の日。
変わらずノワールに騎乗して順調に進む。
イシス達グリフォン飛行部隊は上空で旋回しながら着いてくる。アレスは仔達にじゃれながら着いてくる。たまにルリ、クリス、ヒスイのパンチが飛ぶが、ビアンカとルージュは注意もしない。アリスも運動不足だからと、駆けている。
どれくらいしたか。
『ぬっ、向こうでやってるのだっ』
何を? アレスが嬉々として声を弾ませる。
『戦闘しているようなのですね』
『どうやら人、冒険者ね……………あ、ロッシュとかファングや、あの強いフェリクスとかの群れよ。他にも強い雄達がいるわ』
ドキリ。
だが、あのAランク冒険者パーティーがいるなら、手を出したら余計なお世話になる。
「戦況は? 終わりそう?」
『かなり消耗戦なのです』
『相手がずいぶん多いわね』
「救助に行ってっ、人命最優先っ」
『我がいくのだっ、続け甥っ子姪っ子共よーっ』
アレスが元気と共に真っ先に飛び出していく。続く残りの面々。
『仕方ないのですね、私が行くのです』
「がうっ」
ビアンカとアリスが続く。イシス達飛行部隊も向かってくれた。
「ルージュ、近くになったら教えて。ホークさん、お願いしますっ」
「はいっ」
ホークさんは手綱を操り、ノワールが加速する。
数が多いと聞いたので、私はアイテムボックス内のポーション類を確認。よし、各種10本ずつある。
いつもよりスピードを上げているため、私の腰にしっかりホークさんの腕が回る。
皆さん無事だろうか? アレスはおそらくビアンカ以上に足が早いはず、森の中で強い種族の為に、モトクロスバイクなんて比べられないスピードで走り抜けているはず。それに空からはイシス達が向かっている。皆の首には従魔の証である、母特製バンダナを巻いているから分かるはずだけど。
15分程走ったか。
『ユイ。そろそろ目視範囲内よ。向こうに、目がいいやつがいるみたい』
「分かった。ホークさん、降りましょう」
「はい、ユイさん」
ノワールがホークさんの指示でゆっくり停車。
緊急時だけど、はずかしか、ホークさんの首に腕を回して、抱えられて降りる。直ぐにルームを開けると、しっかり準備したチュアンさん達が出てきた。晃太とエマちゃん、テオ君は抱っこ紐装着。
「ルームがばれたら嫌やろ」
そういって、晃太は私にも抱っこ紐を渡す。確かに、知り合いに会うんだ、その場でこっそりルームを開けたとして、シルフィ達が誤って出てこないとは限らないしね。シルフィ達だけを、ルームに残すのはちょっと抵抗がある。母にヘルプに来てもらっても、私が他の皆さんの目を盗んでルームに入るのも、リスキーだ。何せ向こうはランクの高い冒険者だしね。いないのがばれて詮索されたら嫌だしね。念のため。
私はウインディを抱っこ紐に。晃太はシルフィ、エマちゃんはイフリィ、テオ君はノーム。
元々常に武装してるからね。
準備オッケーかなと周りを確認していると、ホークさんが再びノワールに騎乗している。
「ユイさん、俺は先行します。ビアンカさんがいれば大丈夫だと思いますがっ」
確かに。ビアンカや仔達は山風や金の虎の皆さんは面識があるが、アレスやイシス達は知らないはず。バンダナ巻いてるから、おそらく手は出さないだろうけど。説明できる人がおった方がよかね。
「お願いしますっ、直ぐに追い付きますからっ」
ホークさんとノワールの回りに光のリンゴがいくつも浮かぶ。手綱をホークさんが操ると、ノワールは嘶き、森の奥に突き進んで行った。
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