433 / 867
連載
同郷?⑫
しおりを挟む
開けると、ふわっ、湯気が。
あはははははーん、銭湯ー。
まずは掛け湯、洗い場、シャワーブースもあり。あはははははーん、大きな内湯。サウナに水風呂。ガラスの向こうには露天風呂がある。うむうむ、外には色々あるみたい。
色々楽しみたいが、病み上がりのエマちゃんがいるからね。洗い場の説明する。こちらの公衆浴場と似た感じだ。ただ、温度調整機能がないので、こうこうですよ、と説明。後はシャンプー、コンディショナー、ボディソープの説明。あ、洗顔石鹸もある。
説明しながら、色々見てしまった。うむ、皆さん、身体が資本の冒険者。スタイルがいいっ。魔法職であるはずのドーラさんとフリンダさんは出るとこ出てるし、きちんと引っ込んでる。マデリーンさんだって素敵なスタイル。見習いのエマちゃんとドロテアちゃんはかわいらしいよ。で、リィマさんはまるでモデルの様なスタイルで手足が長い。
で、なすびな私と母。ちっ。
「皆さん、ゆっくり浸かって下さいね、さ、エマちゃん、マデリーンさん、入りましょうかね」
「「はい」」
母は外の露天風呂に向かう。マデリーンさんがお供に付いていく。内湯の温度は、うん、いい感じ。掛け湯をして、エマちゃんと内湯に。
「ああああぁぁぁぁぁ」
この毒気が抜けるのが、気持ちよかっ。ふうーっ。
「ドーラさん、外、行きましょう」
「はいはい」
ドロテアちゃんはドーラさんと露天風呂に向かう。リィマさんとフリンダさんはジャグジーにきゃっきゃっと言ってる。
「ふう、エマちゃん、どう?」
「気持ちいいっ。私も外のお風呂行きたい」
「今日は内湯で我慢よ。上がったら、フルーツ牛乳かコーヒー牛乳か飲む?」
「うんっ」
露天風呂は気になるけど、仕方なかね。
しっかり温まったのを確認。
頭と身体を洗って、再び内湯で温まり私とエマちゃんは先に出る事に。洗い場にいる母とマデリーンさんに声を掛けてから出る。
しっかり髪を乾かさんとね。ドライヤーでエマちゃんの髪を乾かす。
乾かしていると、
「わんわんっ」
ん?
何故に花がおる?
そして響き渡る犬の吼える声。あ、元気や。多分男湯かな? うん、悲鳴、上がってそう。
ルームに置いてきた元気が、また、鍵を壊したね。それで、置いてきた花もこっちに来たんかな。
………………………………………ペット駄目やん。
「花ちゃん、駄目やん」
私の足にすがり付く花を抱えたいが、ドライヤーが。
エマちゃんの髪が乾いたのを確認。冷えたらいけないからね、丹前も着せて、と。
「エマちゃん出ようか」
「はいっ」
私はすがり付く花を抱っこ、ちゅー、と。
脱衣場を出ると予想通り、ビアンカとルージュが休憩所でゴロリしている。
「なんばしようと?」
『小腹がすいたのです』
『ここには水浴び場以外ないの?』
「あのね」
三人娘が私に向かって来るので、いらっしゃい、もふもふ。コハクは座布団食いちぎって綿が出てるっ。
まあ、ここは異世界だから、ペットでも従魔でも入っていいかな?
響く男湯からの悲鳴。私が入る訳にいかないし。わんわんっ、が二重だって事は。
「アレスもおる?」
『いるのですよ』
『止めたけどね』
イシス達は自分達の部屋で寝てるそうだ。アリスとシルフィ達もだ。
元気とアレスは晃太に任せましょ。コハクから座布団回収して、いざ、湯上がりの儀式。座布団は明日請求来るでしょう。カウンターに行ったけど、請求なかったからね。
自動販売機コーナーに向かい、えーっと、あ、あった。
コーヒー牛乳、フルーツ牛乳、苺牛乳、飲むヨーグルト。サイズは120ml。
「何にする?」
「えっと、ピンクの」
「苺ね」
私はコーヒー牛乳かな。便利や、ギルドカードが使える。苺牛乳とコーヒー牛乳を購入する。
「はい、エマちゃん」
「わぁ、ありがとうユイさん」
「こうやって、開けるんよ」
花を下ろして、と、すぐにすがり付いてくる。かわいかっ。
『ねえね、ひすいもひすいも』
『るりもるりも』
『くりちゅも~』
「はいはい~」
『私もなのです~』
『ユイ~』
「お母さんに聞き」
と、言ったけど、一本くらいいいかな? この体格で120mlなら一口かな?
あ、お皿、どうしよう。コハクもやって来たし。
「晃太が出るまで待ってね」
それまでに購入して、と。三人娘が迫るけど、皿がないからね。よしよし、もふもふ。私の口をペロペロ舐めてくる、かわいかっ。
休憩所で、のんびりしていたら、疲れた顔の晃太達が出てきた。
「わふんっ」
ふかふかになった元気が、私に向かって来る。私の膝の花がびくっ、となるが、落ち着く、だいぶ慣れたね。
「姉ちゃん」
「なんね?」
「男湯、大惨事なんやけど」
「やろうね」
よくよく考えたらけが人おらんでよかった。
ふかふかになったアレスも出てきて、ビアンカとルージュにどうどう? と、迫る。ビアンカとルージュは、あー、とか、えー、とか言ってる。
晃太に皿を出してもらい、フルーツ牛乳を入れると、そっちに集中してくれる。花までヒスイの皿に顔を突っ込む。ダメよ。
「皆さん、お騒がせしました」
あはは、と笑う皆さん。
館内着を着てるけど、日本人サイズだから、なんだかちぐはぐ。男性皆さんも身体が資本、館内着の上からもがっちりしている。うーん、足が長い、晃太はぴったりなのに、足がにゅっ、と出てる人が多い。腰の位置が高いのよ。
「なんで、儂のは長いんじゃ」
ツヴァイクさんだけ、長いみたい。隣のエドワルドさんは短いみたいよ。サイズはおそらく一緒のフリーサイズなのに。
ほら、背丈と腰の位置がね。種族の差かね。ほら、まさにドワーフの見本の様な体格。すごい筋肉質だけど、背丈は晃太くらい。腰の位置が私より下。
「裾、捲りましょ」
私はツヴァイクさんのズボンの裾を捲る。
「あ、すまんっ」
「いえいえ」
私はよっこらしょっと立ち上がる。
女湯から出てきた母に、花が駆け寄る。
「あら、花、どうしたんね」
母は元気とアレスをみて、察してる。
「さ、夕御飯にしましょう」
元気とアレスがご迷惑おかけしましたからね、ご馳走しましょう。
バスガイド風になり、食事処にご案内。テーブルだ。注文はタブレットやな。
ビアンカとルージュ達は結局付いてきたが、絶対他のテーブルの食事は食べない約束をする。アレスは強制送還が効いた。心配なのは元気やけど。
「さ、皆さん、好きな席に付いてください。注文方法はですね」
「ユイちゃん、こっち来てー」
「はいはい、かわいか未成年が呼んどる~」
「姉ちゃん、セリフ、セリフ」
私は金の虎のテーブルに。
「これはコテージにあるのと、使い方は一緒ですよ」
ついついと操作する。メニューは和食と洋食だ。ファングさんが代表して触って見ると、無事に操作できた。
「ずいぶん精巧な絵だな」
写真ですよ。説明が大変だからね。
他のテーブルでも、おー、と声が上がる。
「ユイちゃん、これ食べたい」
と、アルスさんが示したのは、チキンステーキ、トマトソースがけ。ファングさんに確認するとオッケー。
「まずはチキンステーキをタップ、数は、プラス、マイナス操作して、と。最後は決定をタップ」
ポワン、とテーブルに出たのはトマトソースのかかったチキンステーキ。ルームの異世界のメニューと一緒や。
「凄いな、これ」
ファングさんが呟くが、コテージでも見たはずだから、落ち着いてる。
「本当にテイマーさんの能力は凄いな」
「神様のおかげですよ。それにこのスーパー銭湯、公衆浴場は皆さんがルームに入ったおかげで手に入ったんですよ」
それからもメニュー説明。刺身には皆さん抵抗あるみたい。幾つか試しに注文して、いいかな?
「好きに注文してくださいね」
「すまないテイマーさん」
「元気とアレスがご迷惑かけましたから。何か分からない事があったら聞いてください」
「ユイちゃん、ここ、座って」
はいはい、と言いたいが、鷹の目の皆さん待ってるからね。
「こら、アルスおやめ」
リィマさんが優しく嗜めてくれて、しぶしぶアルスさんが納得。ぷぅ、となるアルスさん、かわいかっ。10代後半やけど、かわいか。
私は失礼して、テーブルに戻る。私が最後みたいや。
あちこちのテーブルでわいわいと食事が始まる。元気はハジェル君のお皿を狙う。
「こらこら元気っ」
ビアンカに回収してもらう。
さて、我々はどうしようかな。
私の首筋に、ふごー、ふごー、と息がかかる。はいはい。
ビアンカとルージュ、アレスと仔達にはカツ丼を注文する。
私達は色々選ぶ。天麩羅、唐揚げ、蕎麦、刺身の盛り合わせ、イカの一夜干し、カキフライ、具沢山豚汁、だし巻き卵。サーモンとキノコのクリームパスタ、和風ピザ、フライドポテト、シーザーサラダ。
「エマちゃん雑炊かうどんにする?」
「何でも食べれるっ」
食欲バッチリやね。
「よく噛んでね」
「はいっ」
いい返事。
後はアルコールね。私はカシスオレンジ、晃太と両親、ホークさん、ミゲル君はビール。マデリーンさんはロゼ、チュアンさんは日本酒、エマちゃんとテオ君はお茶。
「いただきます」
「「「「「いただきまーす」」」」」
『おかわりなのですーっ』
『私もーっ』
『我もーっ』
わんわん、がうがう。
「今、食べ出したんやけど」
まあ、こうなるだろうと思ったさ。
『母よ、母よ、おかわりが欲しいのだ』
アレスは膝に花を抱えた母にごろりんとおねだり。
「しょうがなかね~」
仔達もきゅるん。母が再びカツ丼タップ。ビアンカとルージュは豆腐サラダ。
『何故葉っぱなのですっ』
『お母さんっ、お肉がいいわっ』
「なんか、言ったね?」
………………………………………………
無言で豆腐サラダを食べるビアンカとルージュでした。
次の日、ちゃんとお手紙マーク来ましたよ、はい。
あはははははーん、銭湯ー。
まずは掛け湯、洗い場、シャワーブースもあり。あはははははーん、大きな内湯。サウナに水風呂。ガラスの向こうには露天風呂がある。うむうむ、外には色々あるみたい。
色々楽しみたいが、病み上がりのエマちゃんがいるからね。洗い場の説明する。こちらの公衆浴場と似た感じだ。ただ、温度調整機能がないので、こうこうですよ、と説明。後はシャンプー、コンディショナー、ボディソープの説明。あ、洗顔石鹸もある。
説明しながら、色々見てしまった。うむ、皆さん、身体が資本の冒険者。スタイルがいいっ。魔法職であるはずのドーラさんとフリンダさんは出るとこ出てるし、きちんと引っ込んでる。マデリーンさんだって素敵なスタイル。見習いのエマちゃんとドロテアちゃんはかわいらしいよ。で、リィマさんはまるでモデルの様なスタイルで手足が長い。
で、なすびな私と母。ちっ。
「皆さん、ゆっくり浸かって下さいね、さ、エマちゃん、マデリーンさん、入りましょうかね」
「「はい」」
母は外の露天風呂に向かう。マデリーンさんがお供に付いていく。内湯の温度は、うん、いい感じ。掛け湯をして、エマちゃんと内湯に。
「ああああぁぁぁぁぁ」
この毒気が抜けるのが、気持ちよかっ。ふうーっ。
「ドーラさん、外、行きましょう」
「はいはい」
ドロテアちゃんはドーラさんと露天風呂に向かう。リィマさんとフリンダさんはジャグジーにきゃっきゃっと言ってる。
「ふう、エマちゃん、どう?」
「気持ちいいっ。私も外のお風呂行きたい」
「今日は内湯で我慢よ。上がったら、フルーツ牛乳かコーヒー牛乳か飲む?」
「うんっ」
露天風呂は気になるけど、仕方なかね。
しっかり温まったのを確認。
頭と身体を洗って、再び内湯で温まり私とエマちゃんは先に出る事に。洗い場にいる母とマデリーンさんに声を掛けてから出る。
しっかり髪を乾かさんとね。ドライヤーでエマちゃんの髪を乾かす。
乾かしていると、
「わんわんっ」
ん?
何故に花がおる?
そして響き渡る犬の吼える声。あ、元気や。多分男湯かな? うん、悲鳴、上がってそう。
ルームに置いてきた元気が、また、鍵を壊したね。それで、置いてきた花もこっちに来たんかな。
………………………………………ペット駄目やん。
「花ちゃん、駄目やん」
私の足にすがり付く花を抱えたいが、ドライヤーが。
エマちゃんの髪が乾いたのを確認。冷えたらいけないからね、丹前も着せて、と。
「エマちゃん出ようか」
「はいっ」
私はすがり付く花を抱っこ、ちゅー、と。
脱衣場を出ると予想通り、ビアンカとルージュが休憩所でゴロリしている。
「なんばしようと?」
『小腹がすいたのです』
『ここには水浴び場以外ないの?』
「あのね」
三人娘が私に向かって来るので、いらっしゃい、もふもふ。コハクは座布団食いちぎって綿が出てるっ。
まあ、ここは異世界だから、ペットでも従魔でも入っていいかな?
響く男湯からの悲鳴。私が入る訳にいかないし。わんわんっ、が二重だって事は。
「アレスもおる?」
『いるのですよ』
『止めたけどね』
イシス達は自分達の部屋で寝てるそうだ。アリスとシルフィ達もだ。
元気とアレスは晃太に任せましょ。コハクから座布団回収して、いざ、湯上がりの儀式。座布団は明日請求来るでしょう。カウンターに行ったけど、請求なかったからね。
自動販売機コーナーに向かい、えーっと、あ、あった。
コーヒー牛乳、フルーツ牛乳、苺牛乳、飲むヨーグルト。サイズは120ml。
「何にする?」
「えっと、ピンクの」
「苺ね」
私はコーヒー牛乳かな。便利や、ギルドカードが使える。苺牛乳とコーヒー牛乳を購入する。
「はい、エマちゃん」
「わぁ、ありがとうユイさん」
「こうやって、開けるんよ」
花を下ろして、と、すぐにすがり付いてくる。かわいかっ。
『ねえね、ひすいもひすいも』
『るりもるりも』
『くりちゅも~』
「はいはい~」
『私もなのです~』
『ユイ~』
「お母さんに聞き」
と、言ったけど、一本くらいいいかな? この体格で120mlなら一口かな?
あ、お皿、どうしよう。コハクもやって来たし。
「晃太が出るまで待ってね」
それまでに購入して、と。三人娘が迫るけど、皿がないからね。よしよし、もふもふ。私の口をペロペロ舐めてくる、かわいかっ。
休憩所で、のんびりしていたら、疲れた顔の晃太達が出てきた。
「わふんっ」
ふかふかになった元気が、私に向かって来る。私の膝の花がびくっ、となるが、落ち着く、だいぶ慣れたね。
「姉ちゃん」
「なんね?」
「男湯、大惨事なんやけど」
「やろうね」
よくよく考えたらけが人おらんでよかった。
ふかふかになったアレスも出てきて、ビアンカとルージュにどうどう? と、迫る。ビアンカとルージュは、あー、とか、えー、とか言ってる。
晃太に皿を出してもらい、フルーツ牛乳を入れると、そっちに集中してくれる。花までヒスイの皿に顔を突っ込む。ダメよ。
「皆さん、お騒がせしました」
あはは、と笑う皆さん。
館内着を着てるけど、日本人サイズだから、なんだかちぐはぐ。男性皆さんも身体が資本、館内着の上からもがっちりしている。うーん、足が長い、晃太はぴったりなのに、足がにゅっ、と出てる人が多い。腰の位置が高いのよ。
「なんで、儂のは長いんじゃ」
ツヴァイクさんだけ、長いみたい。隣のエドワルドさんは短いみたいよ。サイズはおそらく一緒のフリーサイズなのに。
ほら、背丈と腰の位置がね。種族の差かね。ほら、まさにドワーフの見本の様な体格。すごい筋肉質だけど、背丈は晃太くらい。腰の位置が私より下。
「裾、捲りましょ」
私はツヴァイクさんのズボンの裾を捲る。
「あ、すまんっ」
「いえいえ」
私はよっこらしょっと立ち上がる。
女湯から出てきた母に、花が駆け寄る。
「あら、花、どうしたんね」
母は元気とアレスをみて、察してる。
「さ、夕御飯にしましょう」
元気とアレスがご迷惑おかけしましたからね、ご馳走しましょう。
バスガイド風になり、食事処にご案内。テーブルだ。注文はタブレットやな。
ビアンカとルージュ達は結局付いてきたが、絶対他のテーブルの食事は食べない約束をする。アレスは強制送還が効いた。心配なのは元気やけど。
「さ、皆さん、好きな席に付いてください。注文方法はですね」
「ユイちゃん、こっち来てー」
「はいはい、かわいか未成年が呼んどる~」
「姉ちゃん、セリフ、セリフ」
私は金の虎のテーブルに。
「これはコテージにあるのと、使い方は一緒ですよ」
ついついと操作する。メニューは和食と洋食だ。ファングさんが代表して触って見ると、無事に操作できた。
「ずいぶん精巧な絵だな」
写真ですよ。説明が大変だからね。
他のテーブルでも、おー、と声が上がる。
「ユイちゃん、これ食べたい」
と、アルスさんが示したのは、チキンステーキ、トマトソースがけ。ファングさんに確認するとオッケー。
「まずはチキンステーキをタップ、数は、プラス、マイナス操作して、と。最後は決定をタップ」
ポワン、とテーブルに出たのはトマトソースのかかったチキンステーキ。ルームの異世界のメニューと一緒や。
「凄いな、これ」
ファングさんが呟くが、コテージでも見たはずだから、落ち着いてる。
「本当にテイマーさんの能力は凄いな」
「神様のおかげですよ。それにこのスーパー銭湯、公衆浴場は皆さんがルームに入ったおかげで手に入ったんですよ」
それからもメニュー説明。刺身には皆さん抵抗あるみたい。幾つか試しに注文して、いいかな?
「好きに注文してくださいね」
「すまないテイマーさん」
「元気とアレスがご迷惑かけましたから。何か分からない事があったら聞いてください」
「ユイちゃん、ここ、座って」
はいはい、と言いたいが、鷹の目の皆さん待ってるからね。
「こら、アルスおやめ」
リィマさんが優しく嗜めてくれて、しぶしぶアルスさんが納得。ぷぅ、となるアルスさん、かわいかっ。10代後半やけど、かわいか。
私は失礼して、テーブルに戻る。私が最後みたいや。
あちこちのテーブルでわいわいと食事が始まる。元気はハジェル君のお皿を狙う。
「こらこら元気っ」
ビアンカに回収してもらう。
さて、我々はどうしようかな。
私の首筋に、ふごー、ふごー、と息がかかる。はいはい。
ビアンカとルージュ、アレスと仔達にはカツ丼を注文する。
私達は色々選ぶ。天麩羅、唐揚げ、蕎麦、刺身の盛り合わせ、イカの一夜干し、カキフライ、具沢山豚汁、だし巻き卵。サーモンとキノコのクリームパスタ、和風ピザ、フライドポテト、シーザーサラダ。
「エマちゃん雑炊かうどんにする?」
「何でも食べれるっ」
食欲バッチリやね。
「よく噛んでね」
「はいっ」
いい返事。
後はアルコールね。私はカシスオレンジ、晃太と両親、ホークさん、ミゲル君はビール。マデリーンさんはロゼ、チュアンさんは日本酒、エマちゃんとテオ君はお茶。
「いただきます」
「「「「「いただきまーす」」」」」
『おかわりなのですーっ』
『私もーっ』
『我もーっ』
わんわん、がうがう。
「今、食べ出したんやけど」
まあ、こうなるだろうと思ったさ。
『母よ、母よ、おかわりが欲しいのだ』
アレスは膝に花を抱えた母にごろりんとおねだり。
「しょうがなかね~」
仔達もきゅるん。母が再びカツ丼タップ。ビアンカとルージュは豆腐サラダ。
『何故葉っぱなのですっ』
『お母さんっ、お肉がいいわっ』
「なんか、言ったね?」
………………………………………………
無言で豆腐サラダを食べるビアンカとルージュでした。
次の日、ちゃんとお手紙マーク来ましたよ、はい。
2,985
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
【完結】留学先から戻って来た婚約者に存在を忘れられていました
山葵
恋愛
国王陛下の命により帝国に留学していた王太子に付いて行っていた婚約者のレイモンド様が帰国された。
王家主催で王太子達の帰国パーティーが執り行われる事が決まる。
レイモンド様の婚約者の私も勿論、従兄にエスコートされ出席させて頂きますわ。
3年ぶりに見るレイモンド様は、幼さもすっかり消え、美丈夫になっておりました。
将来の宰相の座も約束されており、婚約者の私も鼻高々ですわ!
「レイモンド様、お帰りなさいませ。留学中は、1度もお戻りにならず、便りも来ずで心配しておりましたのよ。元気そうで何よりで御座います」
ん?誰だっけ?みたいな顔をレイモンド様がされている?
婚約し顔を合わせでしか会っていませんけれど、まさか私を忘れているとかでは無いですよね!?
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?
水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」
「はぁ?」
静かな食堂の間。
主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。
同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。
いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。
「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」
「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」
父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。
「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」
アリスは家から一度出る決心をする。
それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。
アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。
彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。
「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」
アリスはため息をつく。
「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」
後悔したところでもう遅い。
【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
まほりろ
恋愛
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。