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一時の①
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次の日。
ホークさんが帰って来た。パーヴェルさんも一緒だ。本日、かちっとした服装のパーヴェルさんなので、パーヴェル様ね。
「ユイさん、只今帰りました」
「お帰りなさい」
ちょっぴり無精髭だけど、ああ、安心感。花がお帰りのはみはみの後、パーヴェル様にわんわん吠える。
「こら、花」
母が抱えて下がる。
「ミズサワ殿。急な面会のお願いを聞き入れて頂きありがとうございます」
「いえいえ、どうぞ」
と、パーヴェル様をパーティーハウスにご案内。御付きの人達は外で待機すると。寒いのに。
パーティーハウスの居間でソファーに座り、パーヴェル様のお話を聞く事に。ビアンカとルージュが近くでゴロリ。定位置にホークさんが立つ。奥ではアレスや仔達をルームでエマちゃんやテオ君が見てくれている。
私達はそれぞれに座り、パーヴェル様のお話を聞くことに。花は母の膝だ。新高に向かって、首を伸ばしている。
マデリーンさんが予め用意していた日本産紅茶や新高を出す。
「ミズサワ殿。今回はレディ・ロストークの為にホークを長くお借りしました。感謝します」
「いえ。私達も楽しみですし。レディ・ロストークは?」
「お陰さまで安定しています。予定としては秋の始まり頃でしょうね」
「そうですか」
楽しみや。謝礼関係はすべて私の冒険者カードに入金されている。なんや、ブリーダーになった気分。
『ユイ、この雄、まだ何かあるのですよ』
『そうね。話すタイミング見てるようよ。敵意はないわ』
ゴロリしたままビアンカとルージュが告げる。お尻、ぽちゃぽちゃ。
なんやろ。そう言えば、首都で流れた私の噂の時を彷彿とさせる。まさか、また変な感じな噂が流れたのかな。
「あの、パーヴェル様。今日のお話はレディ・ロストークの件だけですか?」
私が切り出すと、パーヴェル様は驚いた顔をするが、直ぐに苦笑い。
「隠し事が出来ませんな」
「うちのビアンカとルージュが優秀なので」
おほほ。
パーヴェル様は背筋を伸ばす。
「では、話を」
本当になんやろ。
「リュウタ・ミズサワ殿」
えっ、父?
父を見ると、うーん、みたいな顔。
「職人ギルドからも再三、この話が来ていたと思いますが」
な、何の話? はっ、まさか、変なクレームッ?
「名誉伯爵の叙爵をしてただけませんか?」
「伯爵?」
私と晃太の視線が父に集まる。
「実はな、前から話があったんやけど。ほら、変に地位が転がって来たら、優衣達が変な人達に絡まれたらなあ」
一度、父に直接貴族の人が接触しようとした。母と同じ年の子爵の妻にってね。あの時は、まだサエキ様が後見人ではなかった。サエキ様が後見人になってくれてから、一切ないのは、サエキ様がブロックしてくれているから。
一般人が爵位を持つには、相応の働きをした人に国から与えられる。例としてはリティアさんのお父さんね。ガーガリア元妃がこちらに来る起点となった、マーファの天候不良による、農作物の不作。その時、リティアさんのお父さんはギルドマスターとして陣頭指揮を取り続けた。その働きが評価され、ハルスフォン伯爵からの推薦もあり、子爵となった。この時点では一代限りの名誉子爵だった。でも名誉の爵位は申請して審査が通れば、子供が継承できる。リティアさんが継承した理由は分からないけど。父の場合は、向こうの技術を使った魔道具の数々ね。
貴族になれば、当然色々な役割がある。一番は納税だけど、相応に後々いろんな恩恵がある。いわゆる年金ね。一般の人もギルドに所属したり、役場で手続きして、きちんと納税したら貰えるけど、爵位があると額が変わる。
「その叙、叙爵の理由は? まさか、自動補填矢筒?」
晃太が聞くが、父は首を横に振る。
「足踏みミシン辺り」
「「結構前やね」」
声がかさなるが、パーヴェル様の話を中断してしまった。いけん、いけん。
「そのジドウホテンヤヅツは非常に気になりますが。今までリュウタ・ミズサワ殿の開発した品々は、人々の生活に浸透し助けになっています」
キャスターやスライサー、オーブン、足踏みミシン。給食センターの大型の魔道具、冷蔵庫や暖房器具ね。ちなみに電子レンジの再現は困難を極めている。
「これだけの物を短期間で開発。そして職人達への惜しみ無い指導力を評価して、一代限りでは最高の名誉伯爵を、と。ギルドからも叙爵をして貰える様にと、我が父、イコスティ辺境伯に話が来ました。それで今日、私がレディ・ロストークの件でミズサワ殿と面会をすると聞き、託されたのです」
パーヴェル様から、まるで中間管理職の匂いが。
「あの、パーヴェルさん、マーファで話を聞いた時は、確か子爵だったはずなんですが」
と、おずおずと父が聞く。
パーヴェル様はにっこり。
「たとえその時に子爵を叙爵されていても、直ぐに伯爵位に押し上げられたはず。それだけの技術力をお持ちなのですよ」
ふう、と息をつくパーヴェル様。
「これだけの功績がありながら、何の爵位もないのは、国やギルドの体裁にも関わります」
名誉の爵位はご褒美みたいなモノ。つまり、たくさん功績を上げている人に、与えられるもの。だけど、父がのらりくらりと断っていると、周りの事情を知らない人から見たら、なんであんなに開発している父に爵位がないの? ギルドや国は何をしとるん? って思うわけ。
実際、その話がイコスティ辺境伯様の所に来て、今日パーヴェル様が話をしにきたんやね。
「ギルドからもお話は伺っていましたが、私の心配は娘が」
「お嬢さんであるユイ・ミズサワ殿に関しては、後見人であるサエキ様が守ってくださりましょう。しかし今度から狙われるのはご子息になりますよ」
「え?」
思わず晃太が呟く。
「あの」
そっと晃太が挙手。どうぞとパーヴェルさん。
「わいを、違った。私を狙うのは姉関連では?」
晃太の心配は、ビアンカやルージュ達を従魔にしている私に繋がりを持ちたいから理由にされるのを恐れている。どこで変な女性に絡まれるか分からないから、絶対に単独行動はせず、1人でふらりと散歩もしない。
「今まではそうだったでしょうが、お父上であるリュウタ・ミズサワ殿の技術力はご子息の貴方を陥落してでも欲するものです。貴方自身もかなり巨大サイズのアイテムボックスをお持ちですしね。大型の商会や工房は、貴方自身を欲するでしょう。私にもう1人妹がいれば、なんて思ってしまいます」
パーヴェル様の本音がちらり。
私には後見人であるサエキ様が防波堤になってくれているが、晃太にはない。晃太を手に入れて、父の開発した品々を商会なら販売権、工房なら製造権を独占したいんやって。ついでに、姉の私にも、ちょっかいかけようという下心がないとも言えない。
「伯爵位であれば、ご子息に絡んでくる貴族籍の女性達にはその家に抗議が出来ます。これば爵位がないと出来ないものです」
そう言えば、マーファであの女性達に絡まれたら時に、私は被害届を出さなかった。もし、父に名誉伯爵があったとしたら、父からも被害届けを役場に提出すると、慰謝料を取ることが出来たって。実際にハルスフォン伯爵夫人であるイザベラ様に、武器を携帯したまま、つっかかって行った。傷害未遂ね。確かあの時の女性は4人。それぞれの家に抗議文と慰謝料の請求を裁判所を通しておこなったはずと。
それをされた家は、結構な打撃だ。金銭的な打撃もそうだけど。最大は体裁問題。後ろ指指されるようなことは、貴族からしたら屈辱なんだって。つまり、父が伯爵になれば、うちの息子がお宅の娘に迫られて困ってますから止めて貰えません? と、オブラートに包んでいるけど、抗議文の内容はかなり過激に書くそうだ。で、始めは示談、ダメなら裁判になる。抗議文程度で慰謝料が発生するか微妙な時は示談で終わる可能性が高い。そして裁判所で闘争するとなると、双方に時間的、肉体的、精神的、金銭的にも負担がかかるから、裁判所までに行くまでには示談にするケースが多い。
もし、晃太に絡む、あれだねハニートラップ的な事をされそうになれば、爵位がある父が抗議できる。裁判までは、めんどくさいけど利点はあるかな。特に年金。
父は少し考えて、答えを出す。
「分かりました。お受けします。叙爵はこの場で?」
「いえ、本来ならば首都の王城で国王陛下から授かりますが。領を治めている伯爵から叙爵はできます。本来なら我がイコスティ辺境伯で行いたいのですが、明日、マーファに立たれるとお聞きしましたから、ハルスフォン伯爵からになるでしょう」
あ、とパーヴェル様は言い間違えたと、言い直す。
「ハルスフォン侯爵から、叙爵されるでしょう」
ホークさんが帰って来た。パーヴェルさんも一緒だ。本日、かちっとした服装のパーヴェルさんなので、パーヴェル様ね。
「ユイさん、只今帰りました」
「お帰りなさい」
ちょっぴり無精髭だけど、ああ、安心感。花がお帰りのはみはみの後、パーヴェル様にわんわん吠える。
「こら、花」
母が抱えて下がる。
「ミズサワ殿。急な面会のお願いを聞き入れて頂きありがとうございます」
「いえいえ、どうぞ」
と、パーヴェル様をパーティーハウスにご案内。御付きの人達は外で待機すると。寒いのに。
パーティーハウスの居間でソファーに座り、パーヴェル様のお話を聞く事に。ビアンカとルージュが近くでゴロリ。定位置にホークさんが立つ。奥ではアレスや仔達をルームでエマちゃんやテオ君が見てくれている。
私達はそれぞれに座り、パーヴェル様のお話を聞くことに。花は母の膝だ。新高に向かって、首を伸ばしている。
マデリーンさんが予め用意していた日本産紅茶や新高を出す。
「ミズサワ殿。今回はレディ・ロストークの為にホークを長くお借りしました。感謝します」
「いえ。私達も楽しみですし。レディ・ロストークは?」
「お陰さまで安定しています。予定としては秋の始まり頃でしょうね」
「そうですか」
楽しみや。謝礼関係はすべて私の冒険者カードに入金されている。なんや、ブリーダーになった気分。
『ユイ、この雄、まだ何かあるのですよ』
『そうね。話すタイミング見てるようよ。敵意はないわ』
ゴロリしたままビアンカとルージュが告げる。お尻、ぽちゃぽちゃ。
なんやろ。そう言えば、首都で流れた私の噂の時を彷彿とさせる。まさか、また変な感じな噂が流れたのかな。
「あの、パーヴェル様。今日のお話はレディ・ロストークの件だけですか?」
私が切り出すと、パーヴェル様は驚いた顔をするが、直ぐに苦笑い。
「隠し事が出来ませんな」
「うちのビアンカとルージュが優秀なので」
おほほ。
パーヴェル様は背筋を伸ばす。
「では、話を」
本当になんやろ。
「リュウタ・ミズサワ殿」
えっ、父?
父を見ると、うーん、みたいな顔。
「職人ギルドからも再三、この話が来ていたと思いますが」
な、何の話? はっ、まさか、変なクレームッ?
「名誉伯爵の叙爵をしてただけませんか?」
「伯爵?」
私と晃太の視線が父に集まる。
「実はな、前から話があったんやけど。ほら、変に地位が転がって来たら、優衣達が変な人達に絡まれたらなあ」
一度、父に直接貴族の人が接触しようとした。母と同じ年の子爵の妻にってね。あの時は、まだサエキ様が後見人ではなかった。サエキ様が後見人になってくれてから、一切ないのは、サエキ様がブロックしてくれているから。
一般人が爵位を持つには、相応の働きをした人に国から与えられる。例としてはリティアさんのお父さんね。ガーガリア元妃がこちらに来る起点となった、マーファの天候不良による、農作物の不作。その時、リティアさんのお父さんはギルドマスターとして陣頭指揮を取り続けた。その働きが評価され、ハルスフォン伯爵からの推薦もあり、子爵となった。この時点では一代限りの名誉子爵だった。でも名誉の爵位は申請して審査が通れば、子供が継承できる。リティアさんが継承した理由は分からないけど。父の場合は、向こうの技術を使った魔道具の数々ね。
貴族になれば、当然色々な役割がある。一番は納税だけど、相応に後々いろんな恩恵がある。いわゆる年金ね。一般の人もギルドに所属したり、役場で手続きして、きちんと納税したら貰えるけど、爵位があると額が変わる。
「その叙、叙爵の理由は? まさか、自動補填矢筒?」
晃太が聞くが、父は首を横に振る。
「足踏みミシン辺り」
「「結構前やね」」
声がかさなるが、パーヴェル様の話を中断してしまった。いけん、いけん。
「そのジドウホテンヤヅツは非常に気になりますが。今までリュウタ・ミズサワ殿の開発した品々は、人々の生活に浸透し助けになっています」
キャスターやスライサー、オーブン、足踏みミシン。給食センターの大型の魔道具、冷蔵庫や暖房器具ね。ちなみに電子レンジの再現は困難を極めている。
「これだけの物を短期間で開発。そして職人達への惜しみ無い指導力を評価して、一代限りでは最高の名誉伯爵を、と。ギルドからも叙爵をして貰える様にと、我が父、イコスティ辺境伯に話が来ました。それで今日、私がレディ・ロストークの件でミズサワ殿と面会をすると聞き、託されたのです」
パーヴェル様から、まるで中間管理職の匂いが。
「あの、パーヴェルさん、マーファで話を聞いた時は、確か子爵だったはずなんですが」
と、おずおずと父が聞く。
パーヴェル様はにっこり。
「たとえその時に子爵を叙爵されていても、直ぐに伯爵位に押し上げられたはず。それだけの技術力をお持ちなのですよ」
ふう、と息をつくパーヴェル様。
「これだけの功績がありながら、何の爵位もないのは、国やギルドの体裁にも関わります」
名誉の爵位はご褒美みたいなモノ。つまり、たくさん功績を上げている人に、与えられるもの。だけど、父がのらりくらりと断っていると、周りの事情を知らない人から見たら、なんであんなに開発している父に爵位がないの? ギルドや国は何をしとるん? って思うわけ。
実際、その話がイコスティ辺境伯様の所に来て、今日パーヴェル様が話をしにきたんやね。
「ギルドからもお話は伺っていましたが、私の心配は娘が」
「お嬢さんであるユイ・ミズサワ殿に関しては、後見人であるサエキ様が守ってくださりましょう。しかし今度から狙われるのはご子息になりますよ」
「え?」
思わず晃太が呟く。
「あの」
そっと晃太が挙手。どうぞとパーヴェルさん。
「わいを、違った。私を狙うのは姉関連では?」
晃太の心配は、ビアンカやルージュ達を従魔にしている私に繋がりを持ちたいから理由にされるのを恐れている。どこで変な女性に絡まれるか分からないから、絶対に単独行動はせず、1人でふらりと散歩もしない。
「今まではそうだったでしょうが、お父上であるリュウタ・ミズサワ殿の技術力はご子息の貴方を陥落してでも欲するものです。貴方自身もかなり巨大サイズのアイテムボックスをお持ちですしね。大型の商会や工房は、貴方自身を欲するでしょう。私にもう1人妹がいれば、なんて思ってしまいます」
パーヴェル様の本音がちらり。
私には後見人であるサエキ様が防波堤になってくれているが、晃太にはない。晃太を手に入れて、父の開発した品々を商会なら販売権、工房なら製造権を独占したいんやって。ついでに、姉の私にも、ちょっかいかけようという下心がないとも言えない。
「伯爵位であれば、ご子息に絡んでくる貴族籍の女性達にはその家に抗議が出来ます。これば爵位がないと出来ないものです」
そう言えば、マーファであの女性達に絡まれたら時に、私は被害届を出さなかった。もし、父に名誉伯爵があったとしたら、父からも被害届けを役場に提出すると、慰謝料を取ることが出来たって。実際にハルスフォン伯爵夫人であるイザベラ様に、武器を携帯したまま、つっかかって行った。傷害未遂ね。確かあの時の女性は4人。それぞれの家に抗議文と慰謝料の請求を裁判所を通しておこなったはずと。
それをされた家は、結構な打撃だ。金銭的な打撃もそうだけど。最大は体裁問題。後ろ指指されるようなことは、貴族からしたら屈辱なんだって。つまり、父が伯爵になれば、うちの息子がお宅の娘に迫られて困ってますから止めて貰えません? と、オブラートに包んでいるけど、抗議文の内容はかなり過激に書くそうだ。で、始めは示談、ダメなら裁判になる。抗議文程度で慰謝料が発生するか微妙な時は示談で終わる可能性が高い。そして裁判所で闘争するとなると、双方に時間的、肉体的、精神的、金銭的にも負担がかかるから、裁判所までに行くまでには示談にするケースが多い。
もし、晃太に絡む、あれだねハニートラップ的な事をされそうになれば、爵位がある父が抗議できる。裁判までは、めんどくさいけど利点はあるかな。特に年金。
父は少し考えて、答えを出す。
「分かりました。お受けします。叙爵はこの場で?」
「いえ、本来ならば首都の王城で国王陛下から授かりますが。領を治めている伯爵から叙爵はできます。本来なら我がイコスティ辺境伯で行いたいのですが、明日、マーファに立たれるとお聞きしましたから、ハルスフォン伯爵からになるでしょう」
あ、とパーヴェル様は言い間違えたと、言い直す。
「ハルスフォン侯爵から、叙爵されるでしょう」
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