文字の大きさ
大
中
小
528 / 877
連載
布確保⑤
「なら、今度名誉伯爵になる、うちの親父、父でも保証人できません?」
ふいに、思い付いたように晃太が聞く。
「出来なくはないでしょう。ただ、結構このSランク冒険者の保証人ってのは、色々大変なんですよ」
エドワルドさんが首をすくめる。
「特にミズサワ殿の場合は、俺の時以上に大変になりますよ」
簡単にエドワルドさんが説明してくれる。
冒険者の保証人なんて、なかなかなり手がない。理由はもし冒険者になにかあれば、保証人も影響がある。それが依頼失敗となれば違約金とかの支払いの義務が出たりする。ちょっと何かしら悪い噂が流れたら、それも影響がある。体裁面を気にする貴族としては、それは何より避けたい。なので、なり手が少ない。
保証人になっても、あんまり自身に返ってくる恩恵が少ないからね。
「ミズサワ殿の場合は、ちょっとダンジョン行っただけであれだけの稼ぎ。何よりあれだけの従魔達を従えている。うちのひいお祖父様が後見人。フェリアレーナ様の件で少なくとも王家と繋がりがある。恩恵ばかりですよ」
エドワルドさんが指折り数える。
「そして、何より、貴女自身がまだ独り身だと言うこと」
うっ。
それはビアンカやルージュ達、従魔達の所有権がいずれ誰のものになるか。
私の方が先に寿命が尽きる、もしくは年齢で冒険者を引退する。
そうなれば、ビアンカやルージュ達がどうなるか、だ。私に子供がいれば継承される。もしくはお弟子さん的な人がいればその人になる。
だけど。残念ながら私にはいない。
「貴女は自覚はないでしょうが、少しでも考えたら、貴女の伴侶の座は、喉から手が出る程欲しいんですよ。ひいお祖父様が防波堤になっていますが、保証人となれたら、ちょっかいかけて来ますよ」
ふう。と、エドワルドさん。
「俺の時でさえ、兄が随分大変だったと聞きました。理由はひいお祖父様に繋がりたかった事、当時喪の開けた次兄の後妻狙い、独り身である俺の名誉男爵位」
うわあ。
「兄はユリアレーナの宰相が白騎士団に所属していた頃から目をかけてもらっていた縁で、何かしら助けてくれたそうです。ちなみに宰相のワゼィール様はセレドニア国王陛下の従兄弟で、ユリアレーナ筆頭公爵家当主。俺の時でさえ、あれこれ言われたのに、貴女方の父上に、それを跳ね返せるだけの力があります? 協力関係になってくれる権力者がいます?」
「「うっ」」
詰まる私と晃太。
「俺がこの短期間で、貴女に接しただけで、ああ、もしミズサワ殿がランクを上げるのなら、ハルスフォン侯爵が保証人になるんだろうと思ったのはそこです。伯爵から侯爵になり、王家の血筋の王女が輿入れしたハルスフォン家なら、保証人にふさわしいと思ったんです。会話の端々で、ミズサワ殿とハルスフォン侯爵家はかなり良好な関係のように受け取ってましたから」
エドワルドさんが一息着く。
「まあ、まだ、先のはなしですが、遠くない未来ですよ。頭の片隅に置いておくのも悪くないかと」
「そうですね……………」
保証人かあ。なんや、なってくれた人に迷惑かけそう。
Sランクにならなきゃいいんだけど。そうは言ってられない。私は何にもしなくても、ちょっとダンジョン行っただけで、高ランク依頼をいくつも捌いている。ただ、依頼をこなしただけではSランクにはならないけどね。エドワルドさん曰く、私名義で色々寄付したり、カルーラの例の子供達の事など社会貢献が評価されたらそうなるだろうって。
Sランクとなれば、責任とか、保証人とかめんどくさいけど、それだけではない、ちゃんと利点があるらしい。引退後の就職先とか、名誉の爵位とかね。
悩む私の頭をちょんちょん。
『主よ、主よ、腹が空いたのだっ』
アレスが私の頭をちょいちょい。
はいはい。
最後の宝箱オープンね。
ん? ホークさんの表情が硬いような気がするけど、すぐにいつものホークさんに。
『主よ、主よ』
「はいはい」
アレスにせっつかれて、ワクワク宝箱オープン。
ぱかり。
「わあっ」
ビンゴッ。
綺麗なキラキラ布達が並ぶ。
フェリアレーナ様の花嫁衣装になったシルクの白い生地。キラキラと輝き、光の加減で柄が浮かぶ。白だけではない、赤や青、オレンジ、ピンクに緑に黄色、水色。あ、わあ、素敵なレース生地までっ。やっぱりレベルの高いアレスが開けた効果があるんかな。転移門やエリクサーや、とっても豪華や。
しかし、来た来たっ。やっぱりご褒美部屋っ。思ったよりかなり早く手にはいった。これはタージェルさんに見てもらって、レティシア嬢の披露宴のドレスにふさわしいか、判断してもらおう。
シルク生地は柄が全て違うけど、よく見ないと分からない。本当に光が当たると分かる感じ。レース生地はシンプルな物から、凝った薔薇の物まで。
良かった、良かった。2ヶ月でなかったらどうしようかと思っていたし。
「アレス君や」
『なんなのだ?』
今回の最大の功労者やからね。
「今日は好きなの好きなだけ食べてよかけんね」
アレスがダンジョン言わなかったら、手に入らなかったからね。
『? やったのだっ。我はあんパンとクリームパンとジャムパンの気分なのだっ、あ、焼いた肉もなのだっ』
「アリスもたくさんお肉焼くけんね」
「わふんっ」
アリスも罠に関してお世話になったし。アリスは尻尾ぷりぷり。
全て晃太のアイテムボックスに。
チュアンさんとマデリーンさん、アリスはルームに戻ってもらい、脱出用魔法陣で冷蔵庫ダンジョンを出た。
「「お疲れ様でございますミズサワ様」」
リティアさんとタージェルさんが寒い中、しっかり待機してました。
はい、なんとなく分かってましたよ。
私達はリティアさんとタージェルさんに先導されて、ギルドに向かった。
ふいに、思い付いたように晃太が聞く。
「出来なくはないでしょう。ただ、結構このSランク冒険者の保証人ってのは、色々大変なんですよ」
エドワルドさんが首をすくめる。
「特にミズサワ殿の場合は、俺の時以上に大変になりますよ」
簡単にエドワルドさんが説明してくれる。
冒険者の保証人なんて、なかなかなり手がない。理由はもし冒険者になにかあれば、保証人も影響がある。それが依頼失敗となれば違約金とかの支払いの義務が出たりする。ちょっと何かしら悪い噂が流れたら、それも影響がある。体裁面を気にする貴族としては、それは何より避けたい。なので、なり手が少ない。
保証人になっても、あんまり自身に返ってくる恩恵が少ないからね。
「ミズサワ殿の場合は、ちょっとダンジョン行っただけであれだけの稼ぎ。何よりあれだけの従魔達を従えている。うちのひいお祖父様が後見人。フェリアレーナ様の件で少なくとも王家と繋がりがある。恩恵ばかりですよ」
エドワルドさんが指折り数える。
「そして、何より、貴女自身がまだ独り身だと言うこと」
うっ。
それはビアンカやルージュ達、従魔達の所有権がいずれ誰のものになるか。
私の方が先に寿命が尽きる、もしくは年齢で冒険者を引退する。
そうなれば、ビアンカやルージュ達がどうなるか、だ。私に子供がいれば継承される。もしくはお弟子さん的な人がいればその人になる。
だけど。残念ながら私にはいない。
「貴女は自覚はないでしょうが、少しでも考えたら、貴女の伴侶の座は、喉から手が出る程欲しいんですよ。ひいお祖父様が防波堤になっていますが、保証人となれたら、ちょっかいかけて来ますよ」
ふう。と、エドワルドさん。
「俺の時でさえ、兄が随分大変だったと聞きました。理由はひいお祖父様に繋がりたかった事、当時喪の開けた次兄の後妻狙い、独り身である俺の名誉男爵位」
うわあ。
「兄はユリアレーナの宰相が白騎士団に所属していた頃から目をかけてもらっていた縁で、何かしら助けてくれたそうです。ちなみに宰相のワゼィール様はセレドニア国王陛下の従兄弟で、ユリアレーナ筆頭公爵家当主。俺の時でさえ、あれこれ言われたのに、貴女方の父上に、それを跳ね返せるだけの力があります? 協力関係になってくれる権力者がいます?」
「「うっ」」
詰まる私と晃太。
「俺がこの短期間で、貴女に接しただけで、ああ、もしミズサワ殿がランクを上げるのなら、ハルスフォン侯爵が保証人になるんだろうと思ったのはそこです。伯爵から侯爵になり、王家の血筋の王女が輿入れしたハルスフォン家なら、保証人にふさわしいと思ったんです。会話の端々で、ミズサワ殿とハルスフォン侯爵家はかなり良好な関係のように受け取ってましたから」
エドワルドさんが一息着く。
「まあ、まだ、先のはなしですが、遠くない未来ですよ。頭の片隅に置いておくのも悪くないかと」
「そうですね……………」
保証人かあ。なんや、なってくれた人に迷惑かけそう。
Sランクにならなきゃいいんだけど。そうは言ってられない。私は何にもしなくても、ちょっとダンジョン行っただけで、高ランク依頼をいくつも捌いている。ただ、依頼をこなしただけではSランクにはならないけどね。エドワルドさん曰く、私名義で色々寄付したり、カルーラの例の子供達の事など社会貢献が評価されたらそうなるだろうって。
Sランクとなれば、責任とか、保証人とかめんどくさいけど、それだけではない、ちゃんと利点があるらしい。引退後の就職先とか、名誉の爵位とかね。
悩む私の頭をちょんちょん。
『主よ、主よ、腹が空いたのだっ』
アレスが私の頭をちょいちょい。
はいはい。
最後の宝箱オープンね。
ん? ホークさんの表情が硬いような気がするけど、すぐにいつものホークさんに。
『主よ、主よ』
「はいはい」
アレスにせっつかれて、ワクワク宝箱オープン。
ぱかり。
「わあっ」
ビンゴッ。
綺麗なキラキラ布達が並ぶ。
フェリアレーナ様の花嫁衣装になったシルクの白い生地。キラキラと輝き、光の加減で柄が浮かぶ。白だけではない、赤や青、オレンジ、ピンクに緑に黄色、水色。あ、わあ、素敵なレース生地までっ。やっぱりレベルの高いアレスが開けた効果があるんかな。転移門やエリクサーや、とっても豪華や。
しかし、来た来たっ。やっぱりご褒美部屋っ。思ったよりかなり早く手にはいった。これはタージェルさんに見てもらって、レティシア嬢の披露宴のドレスにふさわしいか、判断してもらおう。
シルク生地は柄が全て違うけど、よく見ないと分からない。本当に光が当たると分かる感じ。レース生地はシンプルな物から、凝った薔薇の物まで。
良かった、良かった。2ヶ月でなかったらどうしようかと思っていたし。
「アレス君や」
『なんなのだ?』
今回の最大の功労者やからね。
「今日は好きなの好きなだけ食べてよかけんね」
アレスがダンジョン言わなかったら、手に入らなかったからね。
『? やったのだっ。我はあんパンとクリームパンとジャムパンの気分なのだっ、あ、焼いた肉もなのだっ』
「アリスもたくさんお肉焼くけんね」
「わふんっ」
アリスも罠に関してお世話になったし。アリスは尻尾ぷりぷり。
全て晃太のアイテムボックスに。
チュアンさんとマデリーンさん、アリスはルームに戻ってもらい、脱出用魔法陣で冷蔵庫ダンジョンを出た。
「「お疲れ様でございますミズサワ様」」
リティアさんとタージェルさんが寒い中、しっかり待機してました。
はい、なんとなく分かってましたよ。
私達はリティアさんとタージェルさんに先導されて、ギルドに向かった。
感想 854
あなたにおすすめの小説
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
婚約破棄されたので、王都の端で小さな香水店を開きます 〜「匂いしか分からない無能令嬢」と捨てられましたが、実は人の嘘と運命を嗅ぎ分ける王国唯
鳳凰院暁月刃夜婚約破棄されたので、王都の端で小さな香水店を開きます
〜「匂いしか分からない無能令嬢」と捨てられましたが、実は人の嘘と運命を嗅ぎ分ける王国唯一の調香師でした〜
☆あらすじ☆
王太子から婚約破棄され、家族にも見捨てられた公爵令嬢リリアーナ。
妹をいじめた悪女。
匂いしか分からない無能令嬢。
王妃にふさわしくない女。
夜会場でそう笑われた彼女は、すべてを失った――はずだった。
けれどリリアーナの嗅覚は、ただ香りを嗅ぎ分けるだけのものではない。
人の嘘。
隠された悪意。
病の兆し。
呪いの残り香。
そして、運命の匂いまで嗅ぎ分ける、王国唯一の異能だった。
公爵家を出たリリアーナは、亡き祖母が残した王都の端の小さな香水店「夜明けの瓶」を開く。
最初は誰にも見向きされない店だった。
けれど、眠れない少女を救い、毒を盛られた貴婦人を助け、夫婦の嘘をほどいていくうちに、店は王都中の秘密が集まる場所になっていく。
そんな彼女の前に現れたのは、冷血公爵と恐れられる辺境公爵ヴァルト。
彼は王宮由来の呪いに蝕まれていた。
リリアーナは彼の呪いを解くため、契約婚約を結ぶことになる。
不器用すぎる公爵に守られ、時に振り回されながら、彼女は王宮に隠された大きな嘘へと近づいていく。
なぜ王太子は婚約破棄を急いだのか。
なぜ妹は姉を憎み続けるのか。
なぜ王宮には、焦げた薔薇の匂いが漂っているのか。
無能と捨てられた令嬢は、もう誰かの言いなりにはならない。
「私は、私の鼻で生きていきます」
香水店から始まる、婚約破棄令嬢の逆転恋愛ファンタジー。
ざまぁあり、契約婚約あり、冷血公爵の不器用な溺愛あり。
最後には、彼女を捨てた者たちが気づくことになる。
本当に失ってはいけなかったのは、彼女だったのだと。
王妃教育を辞退したら「困る」と国王陛下が直接迎えに来ました ~婚約破棄された私に、王太子ではなく国王陛下が求婚してきます〜
由香【全一話完結】
王太子の心変わりによって婚約を破棄された侯爵令嬢リリアーナ。
十年以上受け続けた王妃教育も辞退し、ようやく自由になれると思っていた。
ところが数日後、侯爵家を訪れたのは国王陛下本人。
「王妃教育を辞退されると困る。私の妃になってほしい」
努力を踏みにじった王太子はすべてを失い、選ばれたのは誠実に生きてきた彼女だった。
これは、年上国王に溺愛されながら、世界一幸せな王妃になるまでの逆転ラブストーリー。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
聖女って無給で無休なんですか?じゃあやらないです
こじまき異世界に聖女として召喚されたイラストレーターのチヒロ。しかし聖女には給料も休みもないことを知って「じゃあやらないです」と聖女就任を断る。
「国と人を救う崇高な仕事には、私どもからの感謝を捧げよう」
「心底いらないです」
異世界でまで、やりがい搾取されてたまるかよ。
※小説家になろうにも投稿しています
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまうリリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、悪役令嬢として断罪された少女が、「誰かの物語の脇役」ではなく、自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
妹を踏みにじった奴らに、復讐の花束を
楠ノ木雫 妹を傷つけたやつは誰だ。
隣国に嫁いだこの国の王女であり双子の妹でもあるクラリスが2年後に亡き人となって帰ってきた。死因すら伝えられず嫁ぎ先の墓にも入れてもらえずに隣国の使者が連れてきた。
この事実に信じられずにいると、クラリスが帰ってくる半年前に戻っていた。
一体隣国でクラリスの身に何があったのか。
絶対に、もうクラリスのあんな姿を見たくない。堅く決意し使節団の使者として隣国に乗りこむ事になった。
※一話で過激なシーンがあります。
【第1回新エンタメ小説大賞】にエントリー中です。
【完結済】ワザと醜い令嬢をしていた令嬢一家華麗に亡命する
satomi醜く自らに魔法をかけてケルリール王国王太子と婚約をしていた侯爵家令嬢のアメリア=キートウェル。フェルナン=ケルリール王太子から醜いという理由で婚約破棄を言い渡されました。
もう王太子は能無しですし、ケルリール王国から一家で亡命してしまう事にしちゃいます!