文字の大きさ
大
中
小
622 / 877
連載
開花①
ご指摘ありがとうございます。
バタバタの数日後。
平行して、桶の製作作業、お酒やジュースの投入作業も行われる。
フライパンの作成依頼も済んだ、シスター・アモルとの面会も無事に出来た。お元気そうで良かった。あの白狼の少年や他の子供達が心配だったが、おまかせしている立場なので、聞きにくかった。修道院で保護されている子供達の情報はそう簡単に聞き出せないものだ。しっかり守ってくれているんやろう。ただ、最後にシスター・アモルが「皆、元気ですよ」と小さく呟いてくれたので、ほっとした。本当に聞こえるかどうかの小さな声で。
良かった、本当に良かった。
ホークさんはレディ・ロストークの様子を見に行った。私も行きたかったが、悪阻がきつく、一時危ない状況だった、初産のレディ・ロストークを変に刺激したくないしね。我慢我慢。ノワールも念のためにお留守番。
「ブヒ、ブヒヒヒン……………」
出かけるホークさんの後ろ姿を、いつもに増して哀愁攻撃していた。
「安定していますね。お腹の子も順調の様です」
良かった良かった。良かったねノワール。
ノワールはブヒヒヒン、と嬉しそうだ。
『ユイ~、ダンジョンなのです~』
『アレスが鬱陶しいわ~』
「わふーん」
でれでれとスキンシップしてくるアレスに辟易している様子のビアンカ、ルージュ、アリス。
「あんたらね、アレスを出汁にダンジョンでちゅどんドカンしたいだけやない?」
そう、アレスは動いてないとダメなタイプ。よく仔達やシルフィ達と遊んでいるし、若手達とも走っている。中庭では、走り疲れた若手達が死んだように倒れている。もう、馴染みの光景や。なので、アレスはアレスであちこち走り回り、四六時中、ベタベタしてない。
『バレたのです』
『でも、身体がなまってしまうわ』
「わふん、わふーん」
まあ、ルーティのダンジョン、そろそろ改修終わっているはず。行ってみようかね。私もたまに『主よ、ダンジョンダンジョン』と冷たい鼻先を押し付けられてるし。それに地図の作成依頼があれば、晃太の冒険者ランクを上げるチャンスや。出来れば、Dランクまで上げたいって。ケルンさんやフェリクスさんが口添えしましょうか、と言ってくれたが、最後の手段にしたいって。ケルンさんとフェリクスさんは優れた指導力がある冒険者としての経歴があるので、一言あれば、晃太のランクが上がるって。
「コウタ殿の潜在魔力量的には既にCランクは確実ですよ」
「ただ、実績がないだけですからね。支援魔法はなかなか評価が難しいですからね」
今まで色んな依頼を捌いているが、全て私の名前てサインしている。晃太の純粋な実績は軍隊ダンジョンと冷蔵庫ダンジョンの作図、そして移動の際のアイテムボックスを使用した搬送だけ。それに支援魔法は、大器晩成で日の目をなかなか見れない魔法の為に、目に見えて直ぐに評価されにくいそうだ。
「ギルドで個人ではなく、複数人で組んで行う模擬戦があれば、スムーズですが」
これはパーティーメンバーではなく、その場で参加した冒険者が数人で、団体戦を行う。臨機応変と言うか、判断力や適応能力を見るものだ。
フェリクスさんが言うが、あまりオススメしません、と。
「コウタ殿の支援魔法は群を抜いています。それを実感したら欲しいメンバーですよ。未だにフリーならば、パーティーに勧誘されますよ。しかもあれだけのアイテムボックスもお持ちですし、私だって勧誘したいくらいですから」
隣でケルンさんまでうんうん。あら、ファングさんとロッシュさんまで。
あら、晃太が照れてる。
そんなこんなで数日後。
ケルンさん達の転移石の様子が変わった。元の色に戻った。父の鑑定ではピンクは15階の入口、青は12階の入口と変わらない感じだ。
ギルドでルーティのダンジョンの様子を聞くと、やっと改修が終わったそうだ。
私がルーティのダンジョンに向かう事を伝えると、向こうのギルドに連絡してくれるって、ありがたい。
両親と花はカルーラに残ることになる。念のため、パーティーハウスの奥の寝室に、サブ・ドアを登録する。
ルーティのダンジョンにしばらく籠る予定なので、カルーラに残る両親と花の為に、大量の買い物は済んだし。
今回は、私達を含め、山風、金の虎、蒼の麓、ラスチァーニエと大所帯で挑む。私には、ルームもあるしね。問題はルーティのダンジョンがどんなふうに改修されたか、だけどね。長命の冒険者の皆さん曰く、数日以内で改修されたので、そこまで大きく変わらないでしょうと。ダンジョンの中が大きく様変わりするなら、数ヶ月かけて改修するって。クラインのラシーヌダンジョンと、シーラにあるスフィーダと言うダンジョンがそんな風に改修された歴史がある。ラシーヌは色んな薬草が取れる、ポーションダンジョンに比べたら葉っぱ系と言うより根っこが薬になるものが種類が豊富。勿論、色んな魔物もでるので、挑むにしても順番待ちだし、冒険者ランクが低いと入れない。スフィーダダンジョンは、元は住人の避難場所くらいのものが、100年前にいきなり一年の改修。その後三階層から一気に十二まで階層が増えた、ある程度の薬草も採れる、食べられる魔物もでるので中堅の冒険者が挑むダンジョンになっている。色んなダンジョンあるんやなあ。
「うーん」
と、晃太が以前手に入れたルーティのダンジョンの地図を広げる。
「どうしたん?」
「いやな、ルーティのダンジョン広かろ? なんかもっと効率的に出来んかなって」
「歩くと、広いもんね……………ノワール、乗ったら?」
「はあ?」
「ほら、ノワール乗ったら歩かんでよかやん。危ない所も軽々よ」
「あ、そうやなあ、考えるよ」
うーん、と悩んでいる。
『ユイ、ユイ、行くのです』
『早く行きましょう』
『主ヨ、行コウゾ』
『主よ、ダンジョンなのだ』
「くぅっ、くぅっ」
「わふんっ」
「ブヒヒヒーン」
仔達も大合唱だ。
はいはい、かわいかね。
「気を着けるんよ」
両親と花に見送られて、ぶひひん特急ノワールが発進した。
バタバタの数日後。
平行して、桶の製作作業、お酒やジュースの投入作業も行われる。
フライパンの作成依頼も済んだ、シスター・アモルとの面会も無事に出来た。お元気そうで良かった。あの白狼の少年や他の子供達が心配だったが、おまかせしている立場なので、聞きにくかった。修道院で保護されている子供達の情報はそう簡単に聞き出せないものだ。しっかり守ってくれているんやろう。ただ、最後にシスター・アモルが「皆、元気ですよ」と小さく呟いてくれたので、ほっとした。本当に聞こえるかどうかの小さな声で。
良かった、本当に良かった。
ホークさんはレディ・ロストークの様子を見に行った。私も行きたかったが、悪阻がきつく、一時危ない状況だった、初産のレディ・ロストークを変に刺激したくないしね。我慢我慢。ノワールも念のためにお留守番。
「ブヒ、ブヒヒヒン……………」
出かけるホークさんの後ろ姿を、いつもに増して哀愁攻撃していた。
「安定していますね。お腹の子も順調の様です」
良かった良かった。良かったねノワール。
ノワールはブヒヒヒン、と嬉しそうだ。
『ユイ~、ダンジョンなのです~』
『アレスが鬱陶しいわ~』
「わふーん」
でれでれとスキンシップしてくるアレスに辟易している様子のビアンカ、ルージュ、アリス。
「あんたらね、アレスを出汁にダンジョンでちゅどんドカンしたいだけやない?」
そう、アレスは動いてないとダメなタイプ。よく仔達やシルフィ達と遊んでいるし、若手達とも走っている。中庭では、走り疲れた若手達が死んだように倒れている。もう、馴染みの光景や。なので、アレスはアレスであちこち走り回り、四六時中、ベタベタしてない。
『バレたのです』
『でも、身体がなまってしまうわ』
「わふん、わふーん」
まあ、ルーティのダンジョン、そろそろ改修終わっているはず。行ってみようかね。私もたまに『主よ、ダンジョンダンジョン』と冷たい鼻先を押し付けられてるし。それに地図の作成依頼があれば、晃太の冒険者ランクを上げるチャンスや。出来れば、Dランクまで上げたいって。ケルンさんやフェリクスさんが口添えしましょうか、と言ってくれたが、最後の手段にしたいって。ケルンさんとフェリクスさんは優れた指導力がある冒険者としての経歴があるので、一言あれば、晃太のランクが上がるって。
「コウタ殿の潜在魔力量的には既にCランクは確実ですよ」
「ただ、実績がないだけですからね。支援魔法はなかなか評価が難しいですからね」
今まで色んな依頼を捌いているが、全て私の名前てサインしている。晃太の純粋な実績は軍隊ダンジョンと冷蔵庫ダンジョンの作図、そして移動の際のアイテムボックスを使用した搬送だけ。それに支援魔法は、大器晩成で日の目をなかなか見れない魔法の為に、目に見えて直ぐに評価されにくいそうだ。
「ギルドで個人ではなく、複数人で組んで行う模擬戦があれば、スムーズですが」
これはパーティーメンバーではなく、その場で参加した冒険者が数人で、団体戦を行う。臨機応変と言うか、判断力や適応能力を見るものだ。
フェリクスさんが言うが、あまりオススメしません、と。
「コウタ殿の支援魔法は群を抜いています。それを実感したら欲しいメンバーですよ。未だにフリーならば、パーティーに勧誘されますよ。しかもあれだけのアイテムボックスもお持ちですし、私だって勧誘したいくらいですから」
隣でケルンさんまでうんうん。あら、ファングさんとロッシュさんまで。
あら、晃太が照れてる。
そんなこんなで数日後。
ケルンさん達の転移石の様子が変わった。元の色に戻った。父の鑑定ではピンクは15階の入口、青は12階の入口と変わらない感じだ。
ギルドでルーティのダンジョンの様子を聞くと、やっと改修が終わったそうだ。
私がルーティのダンジョンに向かう事を伝えると、向こうのギルドに連絡してくれるって、ありがたい。
両親と花はカルーラに残ることになる。念のため、パーティーハウスの奥の寝室に、サブ・ドアを登録する。
ルーティのダンジョンにしばらく籠る予定なので、カルーラに残る両親と花の為に、大量の買い物は済んだし。
今回は、私達を含め、山風、金の虎、蒼の麓、ラスチァーニエと大所帯で挑む。私には、ルームもあるしね。問題はルーティのダンジョンがどんなふうに改修されたか、だけどね。長命の冒険者の皆さん曰く、数日以内で改修されたので、そこまで大きく変わらないでしょうと。ダンジョンの中が大きく様変わりするなら、数ヶ月かけて改修するって。クラインのラシーヌダンジョンと、シーラにあるスフィーダと言うダンジョンがそんな風に改修された歴史がある。ラシーヌは色んな薬草が取れる、ポーションダンジョンに比べたら葉っぱ系と言うより根っこが薬になるものが種類が豊富。勿論、色んな魔物もでるので、挑むにしても順番待ちだし、冒険者ランクが低いと入れない。スフィーダダンジョンは、元は住人の避難場所くらいのものが、100年前にいきなり一年の改修。その後三階層から一気に十二まで階層が増えた、ある程度の薬草も採れる、食べられる魔物もでるので中堅の冒険者が挑むダンジョンになっている。色んなダンジョンあるんやなあ。
「うーん」
と、晃太が以前手に入れたルーティのダンジョンの地図を広げる。
「どうしたん?」
「いやな、ルーティのダンジョン広かろ? なんかもっと効率的に出来んかなって」
「歩くと、広いもんね……………ノワール、乗ったら?」
「はあ?」
「ほら、ノワール乗ったら歩かんでよかやん。危ない所も軽々よ」
「あ、そうやなあ、考えるよ」
うーん、と悩んでいる。
『ユイ、ユイ、行くのです』
『早く行きましょう』
『主ヨ、行コウゾ』
『主よ、ダンジョンなのだ』
「くぅっ、くぅっ」
「わふんっ」
「ブヒヒヒーン」
仔達も大合唱だ。
はいはい、かわいかね。
「気を着けるんよ」
両親と花に見送られて、ぶひひん特急ノワールが発進した。
感想 854
あなたにおすすめの小説
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
婚約破棄されたので、王都の端で小さな香水店を開きます 〜「匂いしか分からない無能令嬢」と捨てられましたが、実は人の嘘と運命を嗅ぎ分ける王国唯
鳳凰院暁月刃夜婚約破棄されたので、王都の端で小さな香水店を開きます
〜「匂いしか分からない無能令嬢」と捨てられましたが、実は人の嘘と運命を嗅ぎ分ける王国唯一の調香師でした〜
☆あらすじ☆
王太子から婚約破棄され、家族にも見捨てられた公爵令嬢リリアーナ。
妹をいじめた悪女。
匂いしか分からない無能令嬢。
王妃にふさわしくない女。
夜会場でそう笑われた彼女は、すべてを失った――はずだった。
けれどリリアーナの嗅覚は、ただ香りを嗅ぎ分けるだけのものではない。
人の嘘。
隠された悪意。
病の兆し。
呪いの残り香。
そして、運命の匂いまで嗅ぎ分ける、王国唯一の異能だった。
公爵家を出たリリアーナは、亡き祖母が残した王都の端の小さな香水店「夜明けの瓶」を開く。
最初は誰にも見向きされない店だった。
けれど、眠れない少女を救い、毒を盛られた貴婦人を助け、夫婦の嘘をほどいていくうちに、店は王都中の秘密が集まる場所になっていく。
そんな彼女の前に現れたのは、冷血公爵と恐れられる辺境公爵ヴァルト。
彼は王宮由来の呪いに蝕まれていた。
リリアーナは彼の呪いを解くため、契約婚約を結ぶことになる。
不器用すぎる公爵に守られ、時に振り回されながら、彼女は王宮に隠された大きな嘘へと近づいていく。
なぜ王太子は婚約破棄を急いだのか。
なぜ妹は姉を憎み続けるのか。
なぜ王宮には、焦げた薔薇の匂いが漂っているのか。
無能と捨てられた令嬢は、もう誰かの言いなりにはならない。
「私は、私の鼻で生きていきます」
香水店から始まる、婚約破棄令嬢の逆転恋愛ファンタジー。
ざまぁあり、契約婚約あり、冷血公爵の不器用な溺愛あり。
最後には、彼女を捨てた者たちが気づくことになる。
本当に失ってはいけなかったのは、彼女だったのだと。
王妃教育を辞退したら「困る」と国王陛下が直接迎えに来ました ~婚約破棄された私に、王太子ではなく国王陛下が求婚してきます〜
由香【全一話完結】
王太子の心変わりによって婚約を破棄された侯爵令嬢リリアーナ。
十年以上受け続けた王妃教育も辞退し、ようやく自由になれると思っていた。
ところが数日後、侯爵家を訪れたのは国王陛下本人。
「王妃教育を辞退されると困る。私の妃になってほしい」
努力を踏みにじった王太子はすべてを失い、選ばれたのは誠実に生きてきた彼女だった。
これは、年上国王に溺愛されながら、世界一幸せな王妃になるまでの逆転ラブストーリー。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
聖女って無給で無休なんですか?じゃあやらないです
こじまき異世界に聖女として召喚されたイラストレーターのチヒロ。しかし聖女には給料も休みもないことを知って「じゃあやらないです」と聖女就任を断る。
「国と人を救う崇高な仕事には、私どもからの感謝を捧げよう」
「心底いらないです」
異世界でまで、やりがい搾取されてたまるかよ。
※小説家になろうにも投稿しています
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまうリリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、悪役令嬢として断罪された少女が、「誰かの物語の脇役」ではなく、自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
妹を踏みにじった奴らに、復讐の花束を
楠ノ木雫 妹を傷つけたやつは誰だ。
隣国に嫁いだこの国の王女であり双子の妹でもあるクラリスが2年後に亡き人となって帰ってきた。死因すら伝えられず嫁ぎ先の墓にも入れてもらえずに隣国の使者が連れてきた。
この事実に信じられずにいると、クラリスが帰ってくる半年前に戻っていた。
一体隣国でクラリスの身に何があったのか。
絶対に、もうクラリスのあんな姿を見たくない。堅く決意し使節団の使者として隣国に乗りこむ事になった。
※一話で過激なシーンがあります。
【第1回新エンタメ小説大賞】にエントリー中です。
【完結済】ワザと醜い令嬢をしていた令嬢一家華麗に亡命する
satomi醜く自らに魔法をかけてケルリール王国王太子と婚約をしていた侯爵家令嬢のアメリア=キートウェル。フェルナン=ケルリール王太子から醜いという理由で婚約破棄を言い渡されました。
もう王太子は能無しですし、ケルリール王国から一家で亡命してしまう事にしちゃいます!