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開花②
ルーティに無事に到着する。
流石の大所帯の為に引かれたけどね。なんせ、若手達が躾られた感満載で並んで歩いているしね。
『ユイ、ダンジョンなのです』
『聞いてダンジョン聞いて』
ふごー、と鼻息荒いビアンカとルージュ。相変わらずや。
『改修サレタダンジョンカ、フフ、楽シミダ』
イシスさんや、なんや恐ろしい顔で笑わんで、たまたま見ただろう子供が泣いてるやん。
『主よ、主よ、早く行きたいのだ』
アレスが私のワイバーンのポンチョを咥える、破れそうなんですが。
「アレス」
『はい、ごめんなさいなのだ』
もう、変わらんね。
ノワールもちら、ちら、と哀愁攻撃してくるし、仔達のおねだりも炸裂するし。
「もう、到着報告が先よ。ダンジョンは逃げんのやけん」
先ずはギルドに向かい、到着報告する。冒険者がごっはた返しているのでは、と心配したが静や。すでにいくつものパーティーがダンジョンに潜っていると。それから改修されたという情報は、あちこちに流してあるが移動手段が馬車の為に、各地の冒険者達が集まるのには時間がかかるそうだ。
私達がルーティのダンジョンに挑む事を伝えると、直ぐに別室に案内される。各パーティーのリーダーさんもだ。晃太とホークさん、ビアンカとヒスイが着いてきてくれた。
以前、対応してくれた男性職員、ブワダさんが直ぐにやって来た。
「今回、ダンジョンに挑まれるとお聞きしまして、是非、ダンジョン内の調査もお願いしたいのです」
以前、マーファの冷蔵庫ダンジョンでリティアさんによるリティアさん作成の依頼みたいなやつね。
ダンジョン内が変わっていないか、魔物の分布、ボス部屋、フィールド内はどのようになっているか、だ。
「なら、作図に関連するものは、彼に全て一任で」
と、ケルンさん。え、と晃太が顔を上げる。
「そうですね。魔物の分布や地形の調査は我々でも出来ますが、地図の立ち上げとなると簡単ではありませんし」
フェリクスさんまで。ファングさんとロッシュさんまで異議なしだって。
「い、いいんですか? パーティーの功績にならないんじゃ?」
「全くではないわけではないですよ、こちらも調査と言う形で参加しますが、紙への立ち上げをコウタ殿に任せた方が確実だと言うだけです」
ぱちん、とケルンさんがウィンク。イケメンエルフ王子様のウィンク、まぶしか。あ、きっと晃太の冒険者ランクの事を気にしてくれたんやね。
「なら、精一杯務めます」
これだけの大所帯なので、指名依頼と言う処理は無理みたいだけど、しっかり結果を残せば相応に各パーティーのポイントになる。
「現在までに分かっている事は?」
フェリクスさんが、ブワダさんに確認。
「何分、改修終わって数日しか経っておりませんので、ほんの触り程度ですが、1、2階は多少の地形の変化があるくらいまでしか確認できていません。ただ、ルーティのダンジョンは下層になればなるほど広大にはなります。お願いしたいのは、中堅層からなる12階以降の調査です。同時に薬草類の分布を」
そうだった、ルーティのダンジョンは12階以降は、更に広大になるし、そこそこの大所帯であるか、アイテムボックス持ちか、マジックバッグを持つことを推奨されている。そうでないと厳しいんやろうね。セーフティゾーンも少ないしね。それを踏まえて私達にお願いしたんやね。晃太にはサイズ不明のアイテムボックスもあるし、私が主人やけど、頼もしいバトルジャンキーな家族がいますからね。
確か、ルーティのダンジョンはある程度薬草が採れる。よく、フェリクスさんがエマちゃん達見習いに指導してくれていた。
「出来ればサンプルを一部提出していただけないでしょうか?」
薬草に関しては経験者におまかせしましょう。
後は期限だけど、あんまり長くなるとカルーラに残した両親が心配なので、もともと予定としていた、1ヶ月を目安に一旦脱出することにする。
「ビアンカさん、鼻息が首に当たっているんですが」
ぶしゅー、とさっきから当たっているんですが。
『早く行きたいのですぅ』
「ちょっと待ってよ」
すると、するり、とヒスイが晃太の膝に頭を乗せる。
『にいに、ヒスイ、早く行きたーい』
ごろにゃん。晃太の口が尖る。よしよし、もふもふ。
各リーダーさんと話して、私達はそのままルーティのダンジョンに入ることに。私にはルームがあるから、休む場所には困らないしね。
ダンジョン内での取り決めは、あらかじめ決めている。
各コテージの使用料は1ヶ月で20万。朝は自炊、お昼は忙しいはずなので、一名様一律500頂き、ランチだ。夕御飯はこちら持ち。頂いたお金はそのうち寄付に回す。
フィールド内での散策・戦闘によるドロップ品や確保した薬草類は各自で確保。もし、晃太のアイテムボックスに入れたい場合は、分かるように麻袋等にまとめてもらう。ボス部屋に関しては、晃太の支援魔法のスキルアップに関しては、ドロップ品も宝箱も全て向こう持ち。うちのバトルジャンキー達がちゅどんドカンしたらこちら持ち。ドロップ品の回収には、皆さんそれは手伝ってくれるって。助かる。
「さて、行きましょうか」
説明が終わり、ビアンカの冷たい鼻先に押されながら私は立ち上がった。
流石の大所帯の為に引かれたけどね。なんせ、若手達が躾られた感満載で並んで歩いているしね。
『ユイ、ダンジョンなのです』
『聞いてダンジョン聞いて』
ふごー、と鼻息荒いビアンカとルージュ。相変わらずや。
『改修サレタダンジョンカ、フフ、楽シミダ』
イシスさんや、なんや恐ろしい顔で笑わんで、たまたま見ただろう子供が泣いてるやん。
『主よ、主よ、早く行きたいのだ』
アレスが私のワイバーンのポンチョを咥える、破れそうなんですが。
「アレス」
『はい、ごめんなさいなのだ』
もう、変わらんね。
ノワールもちら、ちら、と哀愁攻撃してくるし、仔達のおねだりも炸裂するし。
「もう、到着報告が先よ。ダンジョンは逃げんのやけん」
先ずはギルドに向かい、到着報告する。冒険者がごっはた返しているのでは、と心配したが静や。すでにいくつものパーティーがダンジョンに潜っていると。それから改修されたという情報は、あちこちに流してあるが移動手段が馬車の為に、各地の冒険者達が集まるのには時間がかかるそうだ。
私達がルーティのダンジョンに挑む事を伝えると、直ぐに別室に案内される。各パーティーのリーダーさんもだ。晃太とホークさん、ビアンカとヒスイが着いてきてくれた。
以前、対応してくれた男性職員、ブワダさんが直ぐにやって来た。
「今回、ダンジョンに挑まれるとお聞きしまして、是非、ダンジョン内の調査もお願いしたいのです」
以前、マーファの冷蔵庫ダンジョンでリティアさんによるリティアさん作成の依頼みたいなやつね。
ダンジョン内が変わっていないか、魔物の分布、ボス部屋、フィールド内はどのようになっているか、だ。
「なら、作図に関連するものは、彼に全て一任で」
と、ケルンさん。え、と晃太が顔を上げる。
「そうですね。魔物の分布や地形の調査は我々でも出来ますが、地図の立ち上げとなると簡単ではありませんし」
フェリクスさんまで。ファングさんとロッシュさんまで異議なしだって。
「い、いいんですか? パーティーの功績にならないんじゃ?」
「全くではないわけではないですよ、こちらも調査と言う形で参加しますが、紙への立ち上げをコウタ殿に任せた方が確実だと言うだけです」
ぱちん、とケルンさんがウィンク。イケメンエルフ王子様のウィンク、まぶしか。あ、きっと晃太の冒険者ランクの事を気にしてくれたんやね。
「なら、精一杯務めます」
これだけの大所帯なので、指名依頼と言う処理は無理みたいだけど、しっかり結果を残せば相応に各パーティーのポイントになる。
「現在までに分かっている事は?」
フェリクスさんが、ブワダさんに確認。
「何分、改修終わって数日しか経っておりませんので、ほんの触り程度ですが、1、2階は多少の地形の変化があるくらいまでしか確認できていません。ただ、ルーティのダンジョンは下層になればなるほど広大にはなります。お願いしたいのは、中堅層からなる12階以降の調査です。同時に薬草類の分布を」
そうだった、ルーティのダンジョンは12階以降は、更に広大になるし、そこそこの大所帯であるか、アイテムボックス持ちか、マジックバッグを持つことを推奨されている。そうでないと厳しいんやろうね。セーフティゾーンも少ないしね。それを踏まえて私達にお願いしたんやね。晃太にはサイズ不明のアイテムボックスもあるし、私が主人やけど、頼もしいバトルジャンキーな家族がいますからね。
確か、ルーティのダンジョンはある程度薬草が採れる。よく、フェリクスさんがエマちゃん達見習いに指導してくれていた。
「出来ればサンプルを一部提出していただけないでしょうか?」
薬草に関しては経験者におまかせしましょう。
後は期限だけど、あんまり長くなるとカルーラに残した両親が心配なので、もともと予定としていた、1ヶ月を目安に一旦脱出することにする。
「ビアンカさん、鼻息が首に当たっているんですが」
ぶしゅー、とさっきから当たっているんですが。
『早く行きたいのですぅ』
「ちょっと待ってよ」
すると、するり、とヒスイが晃太の膝に頭を乗せる。
『にいに、ヒスイ、早く行きたーい』
ごろにゃん。晃太の口が尖る。よしよし、もふもふ。
各リーダーさんと話して、私達はそのままルーティのダンジョンに入ることに。私にはルームがあるから、休む場所には困らないしね。
ダンジョン内での取り決めは、あらかじめ決めている。
各コテージの使用料は1ヶ月で20万。朝は自炊、お昼は忙しいはずなので、一名様一律500頂き、ランチだ。夕御飯はこちら持ち。頂いたお金はそのうち寄付に回す。
フィールド内での散策・戦闘によるドロップ品や確保した薬草類は各自で確保。もし、晃太のアイテムボックスに入れたい場合は、分かるように麻袋等にまとめてもらう。ボス部屋に関しては、晃太の支援魔法のスキルアップに関しては、ドロップ品も宝箱も全て向こう持ち。うちのバトルジャンキー達がちゅどんドカンしたらこちら持ち。ドロップ品の回収には、皆さんそれは手伝ってくれるって。助かる。
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説明が終わり、ビアンカの冷たい鼻先に押されながら私は立ち上がった。
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