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第四章
インディーズ・カフェ復活!そして再び修練へ
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インディーズ・カフェがついに復活した。
お祝いを兼ねて、Bクラスのメンバーにアカネ、アイズを加えたメンバーで行ってみた。
「やぁ!ユージ君いらっしゃい!」
ダムド父さんが忙しそうに働いている。
「ようユージかい?今回は世話になったねぇ!」
メグ母さんも元気そうだ。
「いらっしゃい!ユージ君!」
ハンナ先輩も手伝いに出ている。
ハンナ先輩はしばらくクラブを休んでお店の手伝いに集中するようだ。
店内は以前より広くなっており、ボックス席までついていた。
「いやぁ・・コルトン家の豪華な住まいは肩が凝っちゃったさね!」
メグ母さんが言う。
「そうかい?僕は結構豪華な料理とか参考にさせてもらったり、楽しんだけどな。」
ダムド父さんが言う。
「とにかく、何から何までありがとうね!ユージ君!今日は店のおごりだよ!」
ハンナ先輩が明るく笑う。
やっぱり自分の家が一番なんだろうな。
「本日はおめでとうございます。これ、皆からのお祝いです。」
俺たちは開店祝いということで皆で悩んだ末、結局大きな花にした。
「ありがとう!さっそく店に飾らせてもらうよ!さぁ、座って座って!新メニューもあるからね!」
ダムド父さんが俺たちを案内してくれた。
メニューを見ると肉料理や魚料理など種類が豊富になっていた。
「コルトン家の料理人さんに教えてもらってね!是非試してみてくれたまえ!」
「あ、じゃあ私は魚料理をいただこうかしら。」
アカネが早速選ぶ。
「僕はお腹すいてるから肉。」
アイズはいつも通り。
「私も魚料理にしようかな・・?なんか新鮮だもんね!」
アイリスも魚料理。
「そうですわねぇ・・でもこちらのデザート美味しいから私はそれでいいですわ。」
レインはこの店のデザートが気に入っている。今日もそれにした。
皆、思い思いに料理を頼む。
俺は前に食べたことがあるイノシシ料理を頼むことにした。
「しかし、広くなったなぁ・・これじゃ客が入らないと見栄えが悪いぜ?」
ダースがそんな懸念を口にする。
「はは!それは営業努力でなんとかするさね!さぁ、食べた食べた!」
メグ母さんが明るく料理を持ってきた。
「ふむ・・この鳥料理・・体作りに役立ちそうだな。」
フレンダは体作りに余念がなさそうだ。
確かささみ肉とかは筋肉を作るのにいいんだっけか?
「それで、この前みたいな事件はもう大丈夫なんですか?」
と俺は聞いてみた。
「ああ、街で放火にあったのはうちだけじゃないからねぇ。商店街で相談して自警団を作ることにしたのさ。軍の方でも定期的に見回りしてくれるみたいだし、今度はそう簡易にやられないと思うよ?」
メグ母さんが言う。
そうか。それなら少し安心だな。
最も『蒼狼の会』が本気になったら手に負えないだろうけど、こんな街に固執するとも思えない。
「ああ、そうそう。余裕ができたらで構いないんですが、ライン・ビーチにお店を出してみませんか?」
俺はそうダムド父さんに話してみた。
「お店?支店かい?」
「ええ。今ライン・ビーチの観光立地化を進めてまして、お洒落なお店を募集しているんです。」
「なるほどねぇ・・大恩あるユージ君の頼みなら聞いてやりたいが、何せうちは貧乏カフェだからねぇ・・。」
「お金のことはコルトン家とヴァレンティ家がなんとかしてくれそうです。もしよろしければ前向きに考えてもらえるとありがたいです。」
「うふふ。そうですわ。お金のことはお任せくださいませ。」
レインが微笑む。
「私も家に頼めば大丈夫だと思いますよ?みんなが娯楽で疲れた体を癒せるお店を作って欲しいです。」
アイリスも援護射撃してくれた。
「ふむ・・そうなると、初めは僕が切り盛りしなきゃいけないから・・こっちのお店は母さんやハンナにやってもらったり新しいバイトに厨房のことを教えたりしなきゃならないな・・」
「是非よろしくお願いします。」
「わかった。支店が儲けを出すようになればうちも助かるからね。考えてみるよ。」
「ありがとうございます。是非よろしくお願いします!」
とりあえず、お願いだけしておいた。信用できるお店が増えればありがたいからな。
――――――――
俺はインディーズ・カフェを後にすると、フレンダと共に久々にライム道場に向かっていた。
「ユージ君、今日は私と手合わせしてみようか?」
「え?フレンダと?」
「ああ、君もだいぶ上達しているようだし、そろそろいいだろう。」
大丈夫かなぁ・・
「まぁ、剣を持っての手合わせではない。素手での格闘だ。体の動きを知るのにちょうどいいだろう。」
・・うーん。まぁやってみるか。
ライム道場につくと、早速フレンダがゴートン先生にその話をしていた。
「フレンダとユージが?まだ早い気もするが・・まぁ素手での格闘ならいいだろう。」
と許可がおりた。
「よし、それではやってみよう。ユージ君、構えて!」
俺は言われたように構えた。が、全く隙が見当たらない。
「どうした!突っ立っているだけではどうしようもないぞ!」
仕方ない!
先手だ!
俺はフレンダの懐に飛び込むと、突きを繰り出した。
あっさりと捌かれ、逆襲の突きを顔面にもらう。
「どうした?そんなものか?」
「く・・まだまだ!」
俺はその後も様々な技を繰り出してみるがことごとく捌かれ、いなされ、かわされ、逆襲の攻撃を喰らっていた。
「どうした!名誉騎士とはそんなものか?」
ダメだ!こうなったら・・
俺は風魔法を使うと高速でフレンダに突っ込む。
「フッ。甘いな。」
今度はカウンターでパンチをもらってしまった。
こちらから高速で飛び込んで行っているだけにこれは効く。
よし、ならば、フレンダの攻撃を待って攻撃してやる。
「どうした?こないのか?ならばこちらからいくぞ!」
フレンダは一瞬体がブレたように見えるとそのまま俺の死角から突きを繰り出す。
俺はなすすべもなく、喰らってしまっていた。
その後も、フレンダの攻撃を見切ることができず、ことごとく攻撃を喰らう。
「よし、もういいだろう。やめ!」
黙って見ていたゴートン先生が声をかけてきた。
俺はボロボロになってその場に崩れ落ちた。
「ユージ、今のフレンダの攻撃がわかったかい?」
「いえ・・こちらから攻めてもダメで、攻撃を待って当てようと思ってもダメで‥何をどうすればいいのかさっぱりわかりませんでした。」
「ふふ。今のフレンダの攻防は後の先、先の先を取ったのだよ。」
?
「私はユージ君の攻撃をかわしてから攻撃し、またユージ君の攻撃の前に自分の攻撃を当てたということだ。」
フレンダが説明してくれる。
「そんなことが可能なんですか?」
「修練によって可能になる。後の先は相手の攻撃を見極める力、先の先では相手の攻撃の起こりより自分の攻撃をあてる速度が重要になる。」
難しいな。相手の動きを把握してないとできないんじゃないだろうか?
「相手に関わらずこういうこともできる。ちょっとそこに立ってみよ。」
「はい。」
「ハァッ!」
すると次の瞬間ゴートン先生の拳が俺の顔面数ミリで止まっていた。
全く動きが見えなかった。
「これが先の先の究極系だ。瞬動と言う。」
これは・・相手の動きに関係なく反応できないな。
「何より重要なのは脱力だ。体全体の力を抜き、それを一瞬で動かすことによりこういうことが可能になる。やってみよ。」
「は、はい!」
俺は脱力してパンチを繰り出してみた。
「ダメだダメだ!肩に力が入っている!」
「は、はい、こうかな・・」
「今度は足腰に力が入っている!体全体から力を抜くんだ!」
「はい!」
「これができれば剣を使った際も、相手の剣速より早く自分の攻撃を先制させることができる!修練せよ!」
そうして俺は瞬動の修練を開始した。
お祝いを兼ねて、Bクラスのメンバーにアカネ、アイズを加えたメンバーで行ってみた。
「やぁ!ユージ君いらっしゃい!」
ダムド父さんが忙しそうに働いている。
「ようユージかい?今回は世話になったねぇ!」
メグ母さんも元気そうだ。
「いらっしゃい!ユージ君!」
ハンナ先輩も手伝いに出ている。
ハンナ先輩はしばらくクラブを休んでお店の手伝いに集中するようだ。
店内は以前より広くなっており、ボックス席までついていた。
「いやぁ・・コルトン家の豪華な住まいは肩が凝っちゃったさね!」
メグ母さんが言う。
「そうかい?僕は結構豪華な料理とか参考にさせてもらったり、楽しんだけどな。」
ダムド父さんが言う。
「とにかく、何から何までありがとうね!ユージ君!今日は店のおごりだよ!」
ハンナ先輩が明るく笑う。
やっぱり自分の家が一番なんだろうな。
「本日はおめでとうございます。これ、皆からのお祝いです。」
俺たちは開店祝いということで皆で悩んだ末、結局大きな花にした。
「ありがとう!さっそく店に飾らせてもらうよ!さぁ、座って座って!新メニューもあるからね!」
ダムド父さんが俺たちを案内してくれた。
メニューを見ると肉料理や魚料理など種類が豊富になっていた。
「コルトン家の料理人さんに教えてもらってね!是非試してみてくれたまえ!」
「あ、じゃあ私は魚料理をいただこうかしら。」
アカネが早速選ぶ。
「僕はお腹すいてるから肉。」
アイズはいつも通り。
「私も魚料理にしようかな・・?なんか新鮮だもんね!」
アイリスも魚料理。
「そうですわねぇ・・でもこちらのデザート美味しいから私はそれでいいですわ。」
レインはこの店のデザートが気に入っている。今日もそれにした。
皆、思い思いに料理を頼む。
俺は前に食べたことがあるイノシシ料理を頼むことにした。
「しかし、広くなったなぁ・・これじゃ客が入らないと見栄えが悪いぜ?」
ダースがそんな懸念を口にする。
「はは!それは営業努力でなんとかするさね!さぁ、食べた食べた!」
メグ母さんが明るく料理を持ってきた。
「ふむ・・この鳥料理・・体作りに役立ちそうだな。」
フレンダは体作りに余念がなさそうだ。
確かささみ肉とかは筋肉を作るのにいいんだっけか?
「それで、この前みたいな事件はもう大丈夫なんですか?」
と俺は聞いてみた。
「ああ、街で放火にあったのはうちだけじゃないからねぇ。商店街で相談して自警団を作ることにしたのさ。軍の方でも定期的に見回りしてくれるみたいだし、今度はそう簡易にやられないと思うよ?」
メグ母さんが言う。
そうか。それなら少し安心だな。
最も『蒼狼の会』が本気になったら手に負えないだろうけど、こんな街に固執するとも思えない。
「ああ、そうそう。余裕ができたらで構いないんですが、ライン・ビーチにお店を出してみませんか?」
俺はそうダムド父さんに話してみた。
「お店?支店かい?」
「ええ。今ライン・ビーチの観光立地化を進めてまして、お洒落なお店を募集しているんです。」
「なるほどねぇ・・大恩あるユージ君の頼みなら聞いてやりたいが、何せうちは貧乏カフェだからねぇ・・。」
「お金のことはコルトン家とヴァレンティ家がなんとかしてくれそうです。もしよろしければ前向きに考えてもらえるとありがたいです。」
「うふふ。そうですわ。お金のことはお任せくださいませ。」
レインが微笑む。
「私も家に頼めば大丈夫だと思いますよ?みんなが娯楽で疲れた体を癒せるお店を作って欲しいです。」
アイリスも援護射撃してくれた。
「ふむ・・そうなると、初めは僕が切り盛りしなきゃいけないから・・こっちのお店は母さんやハンナにやってもらったり新しいバイトに厨房のことを教えたりしなきゃならないな・・」
「是非よろしくお願いします。」
「わかった。支店が儲けを出すようになればうちも助かるからね。考えてみるよ。」
「ありがとうございます。是非よろしくお願いします!」
とりあえず、お願いだけしておいた。信用できるお店が増えればありがたいからな。
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俺はインディーズ・カフェを後にすると、フレンダと共に久々にライム道場に向かっていた。
「ユージ君、今日は私と手合わせしてみようか?」
「え?フレンダと?」
「ああ、君もだいぶ上達しているようだし、そろそろいいだろう。」
大丈夫かなぁ・・
「まぁ、剣を持っての手合わせではない。素手での格闘だ。体の動きを知るのにちょうどいいだろう。」
・・うーん。まぁやってみるか。
ライム道場につくと、早速フレンダがゴートン先生にその話をしていた。
「フレンダとユージが?まだ早い気もするが・・まぁ素手での格闘ならいいだろう。」
と許可がおりた。
「よし、それではやってみよう。ユージ君、構えて!」
俺は言われたように構えた。が、全く隙が見当たらない。
「どうした!突っ立っているだけではどうしようもないぞ!」
仕方ない!
先手だ!
俺はフレンダの懐に飛び込むと、突きを繰り出した。
あっさりと捌かれ、逆襲の突きを顔面にもらう。
「どうした?そんなものか?」
「く・・まだまだ!」
俺はその後も様々な技を繰り出してみるがことごとく捌かれ、いなされ、かわされ、逆襲の攻撃を喰らっていた。
「どうした!名誉騎士とはそんなものか?」
ダメだ!こうなったら・・
俺は風魔法を使うと高速でフレンダに突っ込む。
「フッ。甘いな。」
今度はカウンターでパンチをもらってしまった。
こちらから高速で飛び込んで行っているだけにこれは効く。
よし、ならば、フレンダの攻撃を待って攻撃してやる。
「どうした?こないのか?ならばこちらからいくぞ!」
フレンダは一瞬体がブレたように見えるとそのまま俺の死角から突きを繰り出す。
俺はなすすべもなく、喰らってしまっていた。
その後も、フレンダの攻撃を見切ることができず、ことごとく攻撃を喰らう。
「よし、もういいだろう。やめ!」
黙って見ていたゴートン先生が声をかけてきた。
俺はボロボロになってその場に崩れ落ちた。
「ユージ、今のフレンダの攻撃がわかったかい?」
「いえ・・こちらから攻めてもダメで、攻撃を待って当てようと思ってもダメで‥何をどうすればいいのかさっぱりわかりませんでした。」
「ふふ。今のフレンダの攻防は後の先、先の先を取ったのだよ。」
?
「私はユージ君の攻撃をかわしてから攻撃し、またユージ君の攻撃の前に自分の攻撃を当てたということだ。」
フレンダが説明してくれる。
「そんなことが可能なんですか?」
「修練によって可能になる。後の先は相手の攻撃を見極める力、先の先では相手の攻撃の起こりより自分の攻撃をあてる速度が重要になる。」
難しいな。相手の動きを把握してないとできないんじゃないだろうか?
「相手に関わらずこういうこともできる。ちょっとそこに立ってみよ。」
「はい。」
「ハァッ!」
すると次の瞬間ゴートン先生の拳が俺の顔面数ミリで止まっていた。
全く動きが見えなかった。
「これが先の先の究極系だ。瞬動と言う。」
これは・・相手の動きに関係なく反応できないな。
「何より重要なのは脱力だ。体全体の力を抜き、それを一瞬で動かすことによりこういうことが可能になる。やってみよ。」
「は、はい!」
俺は脱力してパンチを繰り出してみた。
「ダメだダメだ!肩に力が入っている!」
「は、はい、こうかな・・」
「今度は足腰に力が入っている!体全体から力を抜くんだ!」
「はい!」
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