騎士になりたい貧乏庶民の少年が、付呪された鎧で成り上がる話

杏たくのしん

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二章

(13)首都奪還作戦

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 フォーレスがラッパを吹いた。
「これより首都奪還作戦を開始する!!!全軍突撃ィ~~~!!!」

 300の軍勢は首都の門に殺到していった。
「「「うおぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」」」
 軍勢は勝どきを上げた。
 街の門を怒涛の勢いで通過していく。

カンカンカン!!
 警報の鐘の音が鳴り響いた。
「敵襲~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」

 エルドヴィエ軍も気づいてアルフォンス軍を迎え撃つ。
 まず門の内外で乱戦になった。

 アルフォンス軍は少数だが士気は高く、奇襲にも成功したので人数で圧倒的に劣るエルドヴィエ軍と拮抗していた。
 「怯むな!押し返せぇ!」
 「援軍はまだか!?」
 エルドヴィエ軍の兵士たちの声が響く。
 レクセルとジャックはロゼッタを守りながら、降りかかる火の粉を払っていた。
 「ロゼッタ!俺たちから絶対に離れないでください!」
 レクセルは叫んだ。
 「お前たち!ここは俺たちでなんとかするから騎士達について城に向かってくれ!それが姫様の目的なんだろ!?」
 エルドヴィエ軍の兵士の剣を受け止めながら、アルフォンス軍の男の1人が言った。

「ありがとう!」 
 レクセルとジャックはロゼッタを連れて、乱戦のさ中を搔い潜ってサンリエル城を目指した。

「最重要ターゲット発見~~っ!」
 城への道を走っていたところ、行く手を8人ほどのエルドヴィエ軍に囲まれた。
「青い薔薇を奪え。これが姫がエルドヴィエに戻ってきた時に上から指示されたことだったよな?」
 エルドヴィエ軍兵士は仲間の兵士に問いかけた。
「あ~~?忘れたよ。とりあえずぶっ殺せば手柄は俺たちのもんだ」
 レクセルとジャックは剣を構えた。
「そうこなくっちゃなぁ」
 エルドヴィエ軍の男はニヤリと笑った。

 レクセルは静かに指輪に魔力を込めた。
『着装!』
 レクセルの身体を金属のプレートが包んだ。顔をフェイスガードが包んだ。

 そして、意識は飲み込まれていく、かに見えた。

「ぐぐ、ぁぁあ!」
 身もだえるレクセル。

「大丈夫かレクセル!」
 ジャックは言った。

 レクセルはヨロヨロと立ち上がると、
「俺の、ことはイイ……。ジャック。オマエは姫を連れて城に向カエ……」
と言った。
「俺もスグ行く……」

「イケ!!」
 レクセルがそう叫ぶとジャックは
「分かった……!必ずお前も来いよ……!」
と言って、ロゼッタを連れて城への道を進もうとした。

「行かせるかよ!」
 エルドヴィエ軍兵士の1人がロゼッタに後ろから斬りかかろうとした。

 しかし、次の瞬間、その兵士は頭を撃ち抜かれたかのように、吹っ飛んでいった。
 レクセルが拳で後ろから横にその男の頭を殴りぬいたのである。
 
「馬鹿な……拳でだと……!?」
 残りのエルドヴィエ兵の1人が呟いた。
「全員でかかれ!」
 男が言った。その隙にジャックとロゼッタは城に向かう。
 残りのエルドヴィエ兵の数は7。
 レクセルは敵の方に向き直ると、剣を構えた。
「くそ、なんなんだあの化け物は……!」
 エルドヴィエ兵は焦っていた。
 レクセルは一瞬で間合いを詰める。
「うわっ!」
 エルドヴィエ兵が慌てて剣を振ったが、レクセルの剣の振りの方が速かった。
 エルドヴィエ兵は袈裟斬りにされた。血飛沫が飛ぶ。
「くっ、怯むな!数ではこちらが有利だぞ!」
 残った6人の兵士が一斉にレクセルに飛びかかった。
 レクセルは落ち着いて一体ずつ、確実に仕留めていった。
 そして最後の一人を蹴り飛ばす。

 築き上げられた骸の山を黙って見つめるレクセル。
 やがて彼は城に向かって走り出した。

 一方、サンリエル城。城門は固く閉ざされていた。

「ちっ!どうする!?」
 ロゼッタを連れたジャックは立ち止った。

「こっちだ」
 アルフォンス軍の先行した騎士の1人が城の門の隣にある小さな扉を示した。
「ここを通れば城内に入れるはずだ」
「助かるぜ」
 ジャックは礼を言うとその扉に手をかけた。
 ギィッ、と音を立てて開いた。
 ロゼッタを連れて中に入るとそこは薄暗い通路だった。
「気を付けろ、この先は迷路になっている。迷えば袋小路に追い込まれるからな」
「了解だ。ロゼッタ。足元に気を付けて」
 ジャックはそう言って慎重に歩を進めた。
 しばらく歩くと分かれ道があった。騎士は壁に掛かっている松明に火をつけた。

「右に行くと城の裏側に出る。まっすぐ行くと城の内部に入ることができる」
「分かった」
ジャックは騎士の指示通りに進んだ。
「ルーラ様、ジャック。私もついていこう。仲間達も後から来るはずだ」

 やがて城の内部に出た。しかし妙だ。敵の気配がない。
 中の広間は豪華な装飾が施されていた。

 螺旋階段があり、頂上の部屋へ続いている。

「上の部屋にマリアンヌが居るはずです」
 ロゼッタが上の部屋を指して言った。

「マリアンヌ……ついにここまで追い詰めたぜ」
 ジャックが言った。

 迷路の部屋からアルフォンス軍の騎士が続々と到着した。その数9人。

 その時上の部屋から敵兵が下りてきた。その数15。
 皆甲冑と兜を身につけており素顔が見えない。

「敵将はすぐそこだ!行くぞ!」
 アルフォンス軍の騎士が叫んだ。

 戦いが始まった。斬り合いをする甲冑兵とアルフォンスの騎士達。
 戦いは五分五分に思われた。しかし、徐々に甲冑兵は数を減らしていく。
 アルフォンスの騎士も一人二人と減っていく。
 最終的にアルフォンス軍の騎士はジャックを入れて5人残り、甲冑兵は一人を除いて全滅した。

 ジャックはロゼッタに斬りかかる最後の甲冑兵のプレートの隙間に剣を突き刺し、とどめを刺す。
 しかし、さっきからジャックは妙な感覚に襲われていた。
「なんか変だぞ。こいつら。動きがぎこちないというか……」
 ジャックは倒れた甲冑兵の兜を蹴飛ばしてみた。甲冑兵の素顔が明らかになる。

「!!!」

 一同に衝撃が走る。
 甲冑兵の素顔は木彫りのマネキンだった。

「なんだコイツら……!人間じゃ、ない……!?」
 ジャックは言った。

 その様子を見ていたロゼッタが
「おぇっ……!!」
 口を手で押さえながら、嘔吐した。

「ロゼッタ!!」「ルーラ様!!」
 ロゼッタの背中をさすってやるジャック。

「頭が……痛い……!」
 苦痛そうな声を上げ、頭を手で押さえるロゼッタ。

 ロゼッタの頭の中にはある言葉が響いていた。

――ここに、来るべきではなかった。

――ここに、来るべきではなかった。

「い、嫌……!」
 何かに怯えるようにロゼッタは後ずさりした。

「落ち着けロゼッタ」
 ロゼッタを抱きしめてやるジャック。

「戦いが終わったらみんなでピクニックに行くんだろ……?」
 頭を撫でてやるジャック。

「ジャック……!」
 ジャックの腕の中ではらはらと涙を流すロゼッタ。


「ありがとう……。もう大丈夫です……」
 ロゼッタは落ち着きを取り戻した。

「少し取り乱しました。すみません。さぁ……、マリアンヌの元へ向かいますよ」
 ロゼッタは立ち上がると、階上の部屋を指さして言った。

 その時、螺旋の上から黒い大きな影が下りてきた。
 それは大きな黒い甲冑の男だった。角のついた兜をしていて素顔が見えない。

「ルドウィック……!!」
 そこにいる騎士の誰もが知っている姿だった。

「いかにも。貴様らはここで終わりだ」
 ルドウィックは静かに言った。

「こちらは5人しかいない……!ジャック!ルーラ様を連れて逃げろ!4人で戦うしかない!」
 騎士の1人が言った。

「安心しろ。ルーラ姫には手を出さないでおいてやる。ジャック含めた5人でかかってこい」
 ルドウィックが言った。
 嘘か真か、ジャックはここで後方待機なんてできない。
 少し逡巡した後、
「ロゼッタ。後ろに下がっていてくれ」と言った。

 黒い甲冑姿のルドウィックをジャック含めた5人の騎士が囲む。
 5人の騎士は剣を構えジリジリと距離を詰めていく。

 次の瞬間、ルドウィックは腰から剣を抜刀した。黒紫色に光り、稲妻が迸る剣を。

「あれは……魔剣……!」
 騎士の一人が言った。その刹那、
「うぉおおおお!!!」
 叫び声を上げて斬りかかる一人のアルフォンス軍の騎士。
「愚かな」
 ルドウィックはその男を一振りで斬り伏せてしまった。
「ぐわああ!!」と悲鳴を上げる男は崩れ落ちた。
「怯むな!!行くぞ!!」
 別の男が叫ぶ。
 その男はルドウィックに向かって突進する。
 しかし、その剣が届く前にルドウィックの剣が一閃し、男の胴は袈裟斬りにされた。
「ひっ……」
 その光景を見たジャック以外の2人は後退りする。
「くそ……!」
 ジャックはルドウィックの背後から斬りかかった。しかし、その攻撃は簡単にかわされてしまう。
「お前は俺が直々に相手してやろう」そう言うと、ルドウィックはジャックの方へ向き直った。
「この野郎……!」
 ジャックはルドウィックに斬りかかるも、その攻撃はことごとくいなされ、剣を振るわれる。
 斬撃がジャックを襲う。
 そして渾身の斬撃でジャックを真っ二つにせんと剣を振りかぶる。
  その時、後ろから騎士2人がルドウィックの後ろから同時に斬りかかる。
「邪魔だ」
 ルドウィックは後ろに手をかざすと、二人の騎士は後方へ吹き飛んでいき、壁と衝突した。
「これでお前だけだジャック」
 ルドウィックは片手でジャックの首を持ち上げるともう片手の剣をあてがった。
「……!!」
 ロゼッタは死にゆく騎士達を見て涙を流していたが、死にそうなジャックの姿を見て嗚咽をもらした。

 ルドウィックがジャックの首を斬り落とそうとした瞬間、
 ルドウィックの剣を持つ手に剣が突き刺さった。
「ぐわっ……!!」
 思わず声を上げるルドウィック。
 広間の戸口の方に臂力の鎧を纏ったレクセルが立っていた。マネキン兵の剣を投擲したのだ。
「まだ騎士が残っていたか」
「おせーよレクセル」
 ジャックが言った。
「すまん」
「あとは頼んだぜ」
 ジャックは意識を失った。
「任せておけ」
 ルドウィックの手から離れたジャックは床に落ちる。
「よくやった」
 ルドウィックは剣を抜きながら言った。
「次は私の番だな」
 魔剣を構えるルドウィック。レクセルと対峙した。
 そして二人は剣を交える。激しい攻防を繰り広げる二人。
 一方ロゼッタはジャックの元にかけていく。
「ジャック!!ジャック!!」
 ジャックは微かな声で言った。
「俺……は……姫様の騎士で……幸せでした……」
 ジャックの身体には斬撃が刻まれた跡があり、心臓にまで達していた。
 首を掴まれる前に勝負はついていたのである。
「嫌です……!そんなこと言わないでください……!」
 ロゼッタの目からは大粒の涙がこぼれていた。
「俺は……姫様に出会えて良かった……。命より大切なものが……あって……幸せでした……」
 ロゼッタはジャックの体を抱きしめて泣いた。
「私は……あなたのいない世界なんて生きていても仕方がないのです……!お願いだから死なないで……!ジャック……!」
 ジャックはそれを聞くと満足そうにこと切れた。

 その時、ルドウィックの剣が弾かれ宙を舞った。
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