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前略母上様、・・・「帰ってこんかい!」。
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6日目の午前に役所に赴く。
「パショット様パショット様受付までお越し下さい」
受付で申請して程無く声が掛かった。
「パショットです」
「ブエナちゃんもいますね。・・・そちらの方は?」
「あっパショットの妻です」
バシッ。
俺はハリセンでしばいていた。
「こいつはストーカーで・・・で」
「オトナシ・エルブルスって言います」
「!!」
「どうかされましたパショットさん」
「あっいや何でも無いです」
エルブルス!?。母から聞いた事ある名前だぞ。
「いちおうオトナシ様の身分証の提示頂けますか」
「はいよっと。これで」
「冒険者ギルドカードですね。・・・ホーリック国の貴族のご令嬢ですか」
「私は三女さ、だから何処かに嫁に出されるのが嫌で冒険者に成ったら勘当されちまった。だから事実上貴族じゃ無いよ。ギルドでは本名書かないといけなかっただけの話」
「エルブルスって改易に成ったんじゃ」
「あんたよく知ってんね。でもそれは本家ね、うちは分家で本家の土地を戦争後に継いだのよ。まあ私は今冒険譚の執筆家だけどね」
「もしかして(静かなる冒険)の作者ですか」
「あら~読んでくれてるの有り難う」
「へっ何が静かなる冒険者だ。盛りが付いてギャアギャア鳴く猫のくせに」
ギュウ~。
「いだあーっ!」
「クスクス」
「プッ」
受付嬢処かブエナまで・・・。
俺のお尻に3日つねられた痕が残った。
「コホン、処でブエナの養女の件は」
「はい、滞りなく受理されました。頑張って下さいお父さん」
「私の娘だあー」
バシッ。
「違う!」
そのまま冒険者ギルドに顔を出した。
「シーサーペント受け取って貰えました?」
「あっはい、大変喜んでおられましたよ。魔石と肉は解体場の冷蔵庫に有りますので、そちらでお受け取り下さい」
冷蔵庫は魔石に氷結魔法が掛けてあり、それで冷やしている。
なので多少はムラが有るが問題ない程度だ。
「おおお、シーサーペントの肉か」
「食べた事が有るのか?」
「色んな種類がいるが総体的に旨いと言われている。ハズレが無いって事だな」
「ふ~ん」
「調理しないのか」
「何でここでせにゃならん」
「いや例のチョチョイノチョイで」
「食った事も無い肉の調理法なぞ知らん」
「おじちゃん腹へった」
「なあ腹へったよな」
「お前なあ・・・」
「鰻丼風でいいんじゃないか」
「私もそれでいい」
俺達は飲食スペースに行ってお茶を頼ん・・・「昼間っからエールかい!」。
「堅い奴だなあ、ほんまにお茶かよ」
「おっお前なあ・・・。あっお姉さん持ち込みの食べ物食べても良いですか」
「それはお一人様大銅貨1枚と成っております」
俺は大銅貨三枚をウェイトレスに渡し、調理した蒲焼き風シーサーペント丼を3つ出した。
「うまそー」
「本当に旨そうだな」
パクッモグモグ、「こりゃいけるな。鰻に似てるし、味も濃い」。
「うまー」
「うめえなあ」
「パショット様パショット様ご伝言が届いております」
「んっ早いなあ」
俺は受付に急いで行く。
魔道具による電報みたいなものだ。料金は発信者持ち。
「有り難う」俺は受け取って早速開けて見た。
はよ、帰ってこんかい!。
ブエナちゃんを早く見せなさい。
・・・婆馬鹿かい。
「ブエナ明日パーソに向かって旅立つぞ」
「ひょっとしてシアマドのパーソか」
「そうだ」
「あのラシアン川の畔の」
「だから、そうだ」
「綺麗だよなあ水の都って言われてて」
「地元に居ればそうでもないぞ」
「そう言うのを灯台デモクラシーって言うんだぞ」
「・・・何か違って無いか」
「・・・」
「お姉ちゃんも行こ」
「うん行く行くー」
「変な声で行く行く言うなや!」
かくして御老公一行は・・・ゴホン。
パショット一行はラシアン川の畔パーソヘ向かうので有った。
「八兵衛さっさとしなさい」
「・・・誰が八兵衛ですか?」
「お姉ちゃんはオトナシだよ」
「オトナシってよりありゃあカオナシだな」
ブエナとオトナシには何の事かちんぷんかんぷんだった。
「パショット様パショット様受付までお越し下さい」
受付で申請して程無く声が掛かった。
「パショットです」
「ブエナちゃんもいますね。・・・そちらの方は?」
「あっパショットの妻です」
バシッ。
俺はハリセンでしばいていた。
「こいつはストーカーで・・・で」
「オトナシ・エルブルスって言います」
「!!」
「どうかされましたパショットさん」
「あっいや何でも無いです」
エルブルス!?。母から聞いた事ある名前だぞ。
「いちおうオトナシ様の身分証の提示頂けますか」
「はいよっと。これで」
「冒険者ギルドカードですね。・・・ホーリック国の貴族のご令嬢ですか」
「私は三女さ、だから何処かに嫁に出されるのが嫌で冒険者に成ったら勘当されちまった。だから事実上貴族じゃ無いよ。ギルドでは本名書かないといけなかっただけの話」
「エルブルスって改易に成ったんじゃ」
「あんたよく知ってんね。でもそれは本家ね、うちは分家で本家の土地を戦争後に継いだのよ。まあ私は今冒険譚の執筆家だけどね」
「もしかして(静かなる冒険)の作者ですか」
「あら~読んでくれてるの有り難う」
「へっ何が静かなる冒険者だ。盛りが付いてギャアギャア鳴く猫のくせに」
ギュウ~。
「いだあーっ!」
「クスクス」
「プッ」
受付嬢処かブエナまで・・・。
俺のお尻に3日つねられた痕が残った。
「コホン、処でブエナの養女の件は」
「はい、滞りなく受理されました。頑張って下さいお父さん」
「私の娘だあー」
バシッ。
「違う!」
そのまま冒険者ギルドに顔を出した。
「シーサーペント受け取って貰えました?」
「あっはい、大変喜んでおられましたよ。魔石と肉は解体場の冷蔵庫に有りますので、そちらでお受け取り下さい」
冷蔵庫は魔石に氷結魔法が掛けてあり、それで冷やしている。
なので多少はムラが有るが問題ない程度だ。
「おおお、シーサーペントの肉か」
「食べた事が有るのか?」
「色んな種類がいるが総体的に旨いと言われている。ハズレが無いって事だな」
「ふ~ん」
「調理しないのか」
「何でここでせにゃならん」
「いや例のチョチョイノチョイで」
「食った事も無い肉の調理法なぞ知らん」
「おじちゃん腹へった」
「なあ腹へったよな」
「お前なあ・・・」
「鰻丼風でいいんじゃないか」
「私もそれでいい」
俺達は飲食スペースに行ってお茶を頼ん・・・「昼間っからエールかい!」。
「堅い奴だなあ、ほんまにお茶かよ」
「おっお前なあ・・・。あっお姉さん持ち込みの食べ物食べても良いですか」
「それはお一人様大銅貨1枚と成っております」
俺は大銅貨三枚をウェイトレスに渡し、調理した蒲焼き風シーサーペント丼を3つ出した。
「うまそー」
「本当に旨そうだな」
パクッモグモグ、「こりゃいけるな。鰻に似てるし、味も濃い」。
「うまー」
「うめえなあ」
「パショット様パショット様ご伝言が届いております」
「んっ早いなあ」
俺は受付に急いで行く。
魔道具による電報みたいなものだ。料金は発信者持ち。
「有り難う」俺は受け取って早速開けて見た。
はよ、帰ってこんかい!。
ブエナちゃんを早く見せなさい。
・・・婆馬鹿かい。
「ブエナ明日パーソに向かって旅立つぞ」
「ひょっとしてシアマドのパーソか」
「そうだ」
「あのラシアン川の畔の」
「だから、そうだ」
「綺麗だよなあ水の都って言われてて」
「地元に居ればそうでもないぞ」
「そう言うのを灯台デモクラシーって言うんだぞ」
「・・・何か違って無いか」
「・・・」
「お姉ちゃんも行こ」
「うん行く行くー」
「変な声で行く行く言うなや!」
かくして御老公一行は・・・ゴホン。
パショット一行はラシアン川の畔パーソヘ向かうので有った。
「八兵衛さっさとしなさい」
「・・・誰が八兵衛ですか?」
「お姉ちゃんはオトナシだよ」
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ブエナとオトナシには何の事かちんぷんかんぷんだった。
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