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17皿目 死神VS雷神 2 冥界の穴と亡者
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呪石に触れ呪術を手に入れた死神が不気味な紫色の穴を出現させ、穴から黒い人型のアンデットが出現した。
「亡者かっ!! たくっ!! この島の呪術師は余計な事を…」
黒いアンデットはあの世である冥界に生息する魔物「亡者」だった。
荒廃し生と死の入り混じった戦争跡地などでは冥界の穴が出現しやすく、前世で悪行を重ね永遠の苦しみを与えられた罪人こと亡者は苦痛から逃れるために生命を食らい尽くす。
亡者が一体でも現世に出現するとそこから10体、100体と増えて何度も国が滅んだ記録があり、冥界を開ける研究などは大陸中の国にて禁術として厳しく取り締まっている。
だが、島にいた呪術師たちはそんな大陸の法など知らず、冥土を開く術を完成させてしまった。
「さぁ!! 亡者ども!! 苦痛から逃れたいなら、あの小娘の魂を食らい尽くせ!!」
冥界を開いてしまった死神が亡者に命令する。アンデットの上位種である死神の言葉を聞いて亡者達がイエローに襲いかかる。
「スパーク!!」
亡者達に放電攻撃を放つ。だが、村の外にいた肉体が腐り果てていた下級のアンデットは放電で黒炭になったたが、魂だけの亡者達は物理攻撃は効かず下級アンデットより力がある。しかも魔法や特殊な攻撃にも耐性があった。
「ちぃ!! 穴がどんどん広がってる!! やめなさぃ!! そんな事したら、冥界の魔物達が押し押せてくる!!」
穴が広がりどんどん亡者達が出てくる。このまま穴が広がれば、死神以上の上級アンデットが現世に来てしまい、多くの魂を貪り始める。
前に勇者パーティにいた時。小さな国で上級アンデットの討伐依頼を「王から命令じゃないからしなくていい」と権力者からの評価を重視していた勇者らを無視して、単独で討伐しに行った時。敵は死神の単体で上級になりたてだったから何とか討伐できたが今回は違う。
「…これは、本気でまずぃ…」
耐性のある亡者は一撃で倒せない。放電を何度も繰り返し黒炭にしていくが、死神が開けてしまった冥界の穴は徐々に広がり、穴の奥には亡者以外の巨大な魔物の姿もあった。
「どうした? もう終わりかぁ? なら、その魂をよこせぇぇ!!」
大量の亡者達に命令し死神は優越に浸っていた。
亡者達に囲まれるイエロー。だが、彼女の瞳には恐怖はなく、覚悟の意思があった。
「いいぞぉ…冥界の穴よぉ!! もっと広がれ、そして我が手足となり魂を集めるのだぁ!!」
両手を広げて増えていく亡者を見て叫ぶ。
数で圧倒されている中、イエローは死神の体を観察する。
骨だらけの体に捕らわれている魂たちが見える。そして、死神の体内に一つの薄い影が」静かに火花を散らし輝いていた。
(まだだ…まだ電力が足りない…このまま攻撃しても何度も再生されて持久戦になったら完全にアウト。しかも、敵はどんどん増えてこっちは一人)
死神は大量に得た魂でどんなダメージも再生し、冥界の穴からは亡者の無尽蔵に増えていく。
(カレーの力は他の種類と混ぜて効果を重ねると持続時間が少なくなって、体への負担がとんでもなく大きい…本当は使いたくなかったけど、今ここでやらなきゃ…)
イエローは死神の大鎌に刺され復活した際にかみ砕いてにしていた黄色のカプセルを新たに2,3錠取り出す。
「オールカレーカプセル」
全てのカレーの効果を凝縮、圧縮したドーピング剤でイエローは取り出したカプセルを全てかみ砕き砕いた。
(私のカレーを一緒に美味しく食べてくれる仲間を失う方が嫌だ!!)
利権や保守的で平気で差別してきた勇者パーティよりも、つい最近知ったばかりで共にカレーを食べた2人の仲間のためにイエローは逃げもせず亡者の大群に押しつぶされた。
「はっははは!! 愚かな小娘め…何やら仕掛けてくると思ったが、やっと死んだか…」
数の暴力で圧倒して勝利の笑みを浮かべる。
イエローのいた場所には真っ黒な山が蠢いている。
「さぁて、亡者ども。そこをどいて、私に小娘の魂を…ぐぁぁぁ!!」
亡者達の山から強烈な光と轟音が生まれ死神が目を伏せた次の瞬間、亡者の山が吹き飛び黄色から黄金の稲妻を体放つイエローの姿があった。
「雷神モード」
元の世界で悪の組織達と戦ってきたイエローの本気の姿。この姿からイエローは悪の組織達から「雷神のイエロー」と呼ばれ恐れられていた。
「うぉぉぉぉ!!」
イエローが吠え移動しただけで、祠の地面が焼き焦げて亡者たちが一瞬で炭に代わっていく。
「くぅ!? 」
祠を破壊しながら進むイエローを見て死神は上に逃げた。
逃げた死神を追わず、冥界の穴に向けイエローが手を伸ばす。
「お前らはもう出てくるなぁ!!」
黄金の雷を網目状に張り、穴の入り口をふさいだ。
現世て魂を食らい苦痛から解放されたかった亡者が網に指先だけ触れた瞬間、激しい衝撃と光りを放ち感電死する。
「ぐぅ…やばぁ…早く決着つけないと…いくぞぉ!!」
体中の激痛に焦りながら、上へ逃げた死神を追う。
強化された身体と能力のおかげで空中を飛び、イエローと死神は祠の天井を破壊して外にでた.
「亡者かっ!! たくっ!! この島の呪術師は余計な事を…」
黒いアンデットはあの世である冥界に生息する魔物「亡者」だった。
荒廃し生と死の入り混じった戦争跡地などでは冥界の穴が出現しやすく、前世で悪行を重ね永遠の苦しみを与えられた罪人こと亡者は苦痛から逃れるために生命を食らい尽くす。
亡者が一体でも現世に出現するとそこから10体、100体と増えて何度も国が滅んだ記録があり、冥界を開ける研究などは大陸中の国にて禁術として厳しく取り締まっている。
だが、島にいた呪術師たちはそんな大陸の法など知らず、冥土を開く術を完成させてしまった。
「さぁ!! 亡者ども!! 苦痛から逃れたいなら、あの小娘の魂を食らい尽くせ!!」
冥界を開いてしまった死神が亡者に命令する。アンデットの上位種である死神の言葉を聞いて亡者達がイエローに襲いかかる。
「スパーク!!」
亡者達に放電攻撃を放つ。だが、村の外にいた肉体が腐り果てていた下級のアンデットは放電で黒炭になったたが、魂だけの亡者達は物理攻撃は効かず下級アンデットより力がある。しかも魔法や特殊な攻撃にも耐性があった。
「ちぃ!! 穴がどんどん広がってる!! やめなさぃ!! そんな事したら、冥界の魔物達が押し押せてくる!!」
穴が広がりどんどん亡者達が出てくる。このまま穴が広がれば、死神以上の上級アンデットが現世に来てしまい、多くの魂を貪り始める。
前に勇者パーティにいた時。小さな国で上級アンデットの討伐依頼を「王から命令じゃないからしなくていい」と権力者からの評価を重視していた勇者らを無視して、単独で討伐しに行った時。敵は死神の単体で上級になりたてだったから何とか討伐できたが今回は違う。
「…これは、本気でまずぃ…」
耐性のある亡者は一撃で倒せない。放電を何度も繰り返し黒炭にしていくが、死神が開けてしまった冥界の穴は徐々に広がり、穴の奥には亡者以外の巨大な魔物の姿もあった。
「どうした? もう終わりかぁ? なら、その魂をよこせぇぇ!!」
大量の亡者達に命令し死神は優越に浸っていた。
亡者達に囲まれるイエロー。だが、彼女の瞳には恐怖はなく、覚悟の意思があった。
「いいぞぉ…冥界の穴よぉ!! もっと広がれ、そして我が手足となり魂を集めるのだぁ!!」
両手を広げて増えていく亡者を見て叫ぶ。
数で圧倒されている中、イエローは死神の体を観察する。
骨だらけの体に捕らわれている魂たちが見える。そして、死神の体内に一つの薄い影が」静かに火花を散らし輝いていた。
(まだだ…まだ電力が足りない…このまま攻撃しても何度も再生されて持久戦になったら完全にアウト。しかも、敵はどんどん増えてこっちは一人)
死神は大量に得た魂でどんなダメージも再生し、冥界の穴からは亡者の無尽蔵に増えていく。
(カレーの力は他の種類と混ぜて効果を重ねると持続時間が少なくなって、体への負担がとんでもなく大きい…本当は使いたくなかったけど、今ここでやらなきゃ…)
イエローは死神の大鎌に刺され復活した際にかみ砕いてにしていた黄色のカプセルを新たに2,3錠取り出す。
「オールカレーカプセル」
全てのカレーの効果を凝縮、圧縮したドーピング剤でイエローは取り出したカプセルを全てかみ砕き砕いた。
(私のカレーを一緒に美味しく食べてくれる仲間を失う方が嫌だ!!)
利権や保守的で平気で差別してきた勇者パーティよりも、つい最近知ったばかりで共にカレーを食べた2人の仲間のためにイエローは逃げもせず亡者の大群に押しつぶされた。
「はっははは!! 愚かな小娘め…何やら仕掛けてくると思ったが、やっと死んだか…」
数の暴力で圧倒して勝利の笑みを浮かべる。
イエローのいた場所には真っ黒な山が蠢いている。
「さぁて、亡者ども。そこをどいて、私に小娘の魂を…ぐぁぁぁ!!」
亡者達の山から強烈な光と轟音が生まれ死神が目を伏せた次の瞬間、亡者の山が吹き飛び黄色から黄金の稲妻を体放つイエローの姿があった。
「雷神モード」
元の世界で悪の組織達と戦ってきたイエローの本気の姿。この姿からイエローは悪の組織達から「雷神のイエロー」と呼ばれ恐れられていた。
「うぉぉぉぉ!!」
イエローが吠え移動しただけで、祠の地面が焼き焦げて亡者たちが一瞬で炭に代わっていく。
「くぅ!? 」
祠を破壊しながら進むイエローを見て死神は上に逃げた。
逃げた死神を追わず、冥界の穴に向けイエローが手を伸ばす。
「お前らはもう出てくるなぁ!!」
黄金の雷を網目状に張り、穴の入り口をふさいだ。
現世て魂を食らい苦痛から解放されたかった亡者が網に指先だけ触れた瞬間、激しい衝撃と光りを放ち感電死する。
「ぐぅ…やばぁ…早く決着つけないと…いくぞぉ!!」
体中の激痛に焦りながら、上へ逃げた死神を追う。
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