一つの指輪と王の資格

鵲甫

文字の大きさ
2 / 5
お話の始まり始まり

初めての契約

しおりを挟む
ベリアルのアドバイス()により自分が狙われる立場に居ることを知った俺は…

「もうヤダ、マジ無理死にたくねぇ、てか指輪なんかくれてやるからさっさと人間界に帰りてぇ…」



絶賛やさぐれていた。

「気持ちはわかりますがいけませんよ、そんなことを言っては」

「そうそう、人生は一度きりだからさ、もっと楽しまないと」

「そもそも一度付けた一つの指輪って外してもいいんだったデシュか?」



ネビロスとシュマちゃんはわかるがベリアルはいつか泣かす!!

てかシュマちゃんの発言に引っ掛かりが…

「あの~シュマちゃんどういう事?」

シュマちゃんが頷きながら俺に話す。

「一つの指輪なんてレア物忘れてたんでシュが、確か一度付けたその人物が死ななないと契約が解除されないはずなんでシュよ」



…マジ?

じゃあ俺命狙われるとかろくな目に合わないじゃん!!マジでどうしたらいいんだよ~~~~~!!

俺が頭を抱えているとベリアルという元凶が俺の肩を叩きながら言う。



「安心しなよ、俺は契約してあげるさ、多分ヨグ…シュマちゃんにネビロスも同じだからここに居るんだと思うぜ♪」

「ホントか!?ベリアルはどーでもいいけどシュマちゃんとネビロスが仲間になるのはありがたい!!」

「おーっとベリアル君ショックだ~~♪」

放置しても喜ぶとか無敵すぎん?



まぁベリアルと書いてアホと読むやつは放置して、シュマちゃんとネビロスに顔を向けるとネビロスはペコリと頭をさげ、シュマちゃんはウィンクしてグッドポーズをしてくれた。



俺は涙を流しながら

「シュマちゃん~~ネビロスぅぅ」

と某猫型のロボットにすがりつく小学生のように二人にすがりつく。



「契約を結んで差し上げましょう、シュマさんもそのつもりでしょう?」

「そうでシュね、圭一君と居るとしばらく飽きなさそうだし、契約してもいいでシュよ。」

「そうそう♪圭一君結構面白そうだし、しばらくキミが生きてる間位は一緒に居てもいいと思ったんだよね~」

三者三様だが、力を貸してもらえるのは助かる、俺は三人に頭を下げようとするとベリアルが止める。



「曲がりなりにも俺たちの王だ、王が臣下に頭を下げるもんじゃない、言葉で感謝を言うのは良いけどね~~♪ま、もっと堂々としなよ♪」



俺は下げようとした頭を上げて三人に感謝の言葉のみに留める。

「ありがとう三人とも、そしてこれからよろしく。」

三人は頭を下げて臣下の礼を取る、ベリアルは結構ふざけた感じだったから脛を蹴ってやった。

達する!!って喜んでて気色悪かった。

まぁ今の俺からするとどん底な生活になっても意外と悪くないもんだ、これからは前向きに…



あれ?そういえば俺って人間界に帰るのどんくらいかかるのか聞いてない気がする…

「なぁなぁ三人とも、俺人間界に帰るのどんくらいかかるのかな?そもそも帰れるの?」



三人がしばらく考え込み…

「「「10年位かな(でシュ)」」」

俺は気が遠くなって意識を手放す…

お、小さい時の亡くなったおじいちゃんが手を振ってる、なんか川が見え…
「三途の川!!」

「なかなか謎な掛け声ですね」

「やっぱり面白いでシュね圭一君は」

「なかなかレアだよね♪」

三者三様の反応をするが面白がられているのは変わらないみたいだ…
まぁいいさっきの話を切り出すか…

「確かこのままだと人間界に帰るの10年かかるんだっけ?」

「一部の英雄って呼ばれる存在で魔界の瘴気や環境に馴染むのに数年、帰るのに早くて合計10年といったとこですかね」

「んじゃ一般人の俺は2~30年かかるじゃん…」

「一般人()なんだよねぇ」
ベリアルが言うがそんなわけあるか、俺は普通の高校生で小説や漫画のキャラみたいに特別じゃないんだが

「それはないでシュよ圭一君、君のような一般人いないでシュ、そもそも一つの指輪に選ばれた時点で君は恐らく世界最強格の力を持ってるんでシュ」

「そうですね、まぁあなたが強いというより、指輪の力が最強格というだけですが」

ネビロスは普通に心抉ってくるなぁ…
「てかそれは人間界での話だよね、そうじゃないと魔界の悪魔とか天使とか神とかぶん殴ってくるよね?」

「当然魔界だよ、だから人間界に戻ったら引く手あまたとかそんなレベルじゃないよ?」
ベリアルゥゥゥ!!

「ベリアル関係ないでシュね」

「まぁいいでしょう、これから数年間は地獄を見るのですし、その後も楽ではないので今くらいはいいのではないですか?どうせベリアル殴られようが何しようが喜びますし」

「そうでシュね、今は楽しくいさせてあげるでシュね」

シュマちゃんとネビロスは生暖かい目で見守るのであった。






しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

いわゆる異世界転移

夏炉冬扇
ファンタジー
いわゆる異世界転移 森で目を覚まし、虫や動物、あるいは、魔物や野盗に襲われることなく 中規模な街につき、親切な守衛にギルドを紹介され さりげなくチート披露なパターンA。 街につくまえに知る人ぞ知る商人に 訳ありのどこぞの王族に会うパターンBもある。 悪役令嬢なるパターンCもある。 ステータスオープンなる厨二病的呪文もかなり初歩にでてくる。 ゲームの世界で培った知識が役に立つこともある、らしい。 現実問題、人はどうするか?

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

半竜皇女〜父は竜人族の皇帝でした!?〜

侑子
恋愛
 小さな村のはずれにあるボロ小屋で、母と二人、貧しく暮らすキアラ。  父がいなくても以前はそこそこ幸せに暮らしていたのだが、横暴な領主から愛人になれと迫られた美しい母がそれを拒否したため、仕事をクビになり、家も追い出されてしまったのだ。  まだ九歳だけれど、人一倍力持ちで頑丈なキアラは、体の弱い母を支えるために森で狩りや採集に励む中、不思議で可愛い魔獣に出会う。  クロと名付けてともに暮らしを良くするために奮闘するが、まるで言葉がわかるかのような行動を見せるクロには、なんだか秘密があるようだ。  その上キアラ自身にも、なにやら出生に秘密があったようで……? ※二章からは、十四歳になった皇女キアラのお話です。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

処理中です...