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第2章『回復、そしてこれからの。』
治療ノキカン
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数日の間、私は治療に専念した。
本来なら回復魔術を使って治すのは莫大な金額がかかるらしいが、マルクス氏の善意無料らしい。
何故私を助けた上治療費まで無料にしてくれるのかはマルクス氏の戦死した長男と私が雰囲気が似ているとのことで、私としては何か恩義を返せないかと考えている。
そしてもうひとつ、私は腕が動かせるため、私の持ち物として一緒に持ってきてくれた携帯調整キットを使い縮退エンジンの修理と縮退エンジンが現時点で出来る事を調べるのも行っている。
最後にここまで看護してくれているアリサに対しても何かお礼をしたいのだが、その前に聞きたいことを聞くことにして、1日のうちかなりの時間は彼女との話し合いだ。
といっても私が質問攻めにしているだけだが。
その質問攻めの甲斐もあり色々聞けた。
どうやらここは地球ではなく異世界の様だ、文化レベルは中世、地球と異なるのは信仰の絶対性、魔法使いがいてモンスターが居るといったところか。
良くあるファンタジーらしくモンスターは人を襲い食料としたり、一部のモンスターは女性をさらったりし陵辱して妊娠させ数を増やす者も居るようだ。
魔法は火、水、土、風、光の五種類を基本としてそれを掛け合わせることに属性を更に属性が増え、人間が使えるのは大体数で十と少しと言った所か。
私は、これからどうしたものか、身体が治った後彼らに恩を返してその後どうするかだ。
どうやって元の世界に帰れるかを探さねばならない。
数日後、回復魔術のおかげもあり私は何とか立てる程までは回復した。
マルクス氏にお礼したいと言うと
「君は学者なのだろう?では私の息子と娘に君の学問を教えてやって頂けないかね?」
私にとっては容易い事だ、了承の旨を伝えてその日は解散することとなる。
その日の晩は縮退エンジンを弄る、出力は5%か、かなりボロボロだな。
だが治すだけなら面白くもない、私はファンタジーが好きだが魔法を覚える、そんな一般人が考えることよりも私は物理学者だ。
あくまで物理学の中で魔法に、モンスターにも対抗して見せよう。
その為には縮退エンジンに戦闘出来る力を与えねばならない、当主のマルクス氏の大軍に蹂躙されると言うのも気になる、いざその時が来たら私は恩を返さないといけないだろう。
私は只の物理学者ではない、地球が生んだ世界の宝とも言える頭脳の持ち主だ。
異世界よ、私は負けない…負けるわけにはいかないのだ!
その思いを胸に刻み込み、私は縮退エンジンを弄る…
夜が更けていく。
朝起きて食事を取る頃にはマルクス氏が来て、息子と娘を連れてやって来た。
「どうかね、身体の調子は?」
「ぼちぼちと言ったところですか、何とか立ち上がる位までは回復しましたよ。」
マルクス氏はうんうんと頷きながら言う
「そこまで回復しているなら後少しだな、ちょうどいい、紹介しよう私の息子のルークに娘のフィリスだ、二人とも挨拶を。」
息子の方が多少緊張した感じて挨拶する。
「は、初めまして僕はルークと言います、よろしくお願いします」
続いて娘は堂々とした感じで
「兄ルークの妹でフィリスと申します、よろしく」
私も返すように名乗る
「私は武田彰久、物理学者だ。」
その後、私に学問を教わると言い、私は了承し机と椅子を二人分用意してもらい、数学と物理のさわりを教える。
後ろではマルクス氏とアリサ、そして初日に名前を聞いたピエールが居て興味深そうに授業を聞いている。
学問を受けた感想を聞くと全員が満場一致で今まで聞いたことがない学問だという。
まぁ中世期だとしても物理学というのはなかなか受け入れられないものだ、何故なら魔法の力を使えば大体のことはカタがつく、それにリンゴが樹から落ちる理由などを考えている暇があればモンスターの駆除と戦争のことで手が一杯だろう。
そう考えれば彼らは異端扱いせずちゃんと学ぼうとし、感謝まで伝えてくれた…この人達に拾われて良かったと心底思う。
だが気がかりなこともある、だからこそ明日聞くとしよう。
本来なら回復魔術を使って治すのは莫大な金額がかかるらしいが、マルクス氏の善意無料らしい。
何故私を助けた上治療費まで無料にしてくれるのかはマルクス氏の戦死した長男と私が雰囲気が似ているとのことで、私としては何か恩義を返せないかと考えている。
そしてもうひとつ、私は腕が動かせるため、私の持ち物として一緒に持ってきてくれた携帯調整キットを使い縮退エンジンの修理と縮退エンジンが現時点で出来る事を調べるのも行っている。
最後にここまで看護してくれているアリサに対しても何かお礼をしたいのだが、その前に聞きたいことを聞くことにして、1日のうちかなりの時間は彼女との話し合いだ。
といっても私が質問攻めにしているだけだが。
その質問攻めの甲斐もあり色々聞けた。
どうやらここは地球ではなく異世界の様だ、文化レベルは中世、地球と異なるのは信仰の絶対性、魔法使いがいてモンスターが居るといったところか。
良くあるファンタジーらしくモンスターは人を襲い食料としたり、一部のモンスターは女性をさらったりし陵辱して妊娠させ数を増やす者も居るようだ。
魔法は火、水、土、風、光の五種類を基本としてそれを掛け合わせることに属性を更に属性が増え、人間が使えるのは大体数で十と少しと言った所か。
私は、これからどうしたものか、身体が治った後彼らに恩を返してその後どうするかだ。
どうやって元の世界に帰れるかを探さねばならない。
数日後、回復魔術のおかげもあり私は何とか立てる程までは回復した。
マルクス氏にお礼したいと言うと
「君は学者なのだろう?では私の息子と娘に君の学問を教えてやって頂けないかね?」
私にとっては容易い事だ、了承の旨を伝えてその日は解散することとなる。
その日の晩は縮退エンジンを弄る、出力は5%か、かなりボロボロだな。
だが治すだけなら面白くもない、私はファンタジーが好きだが魔法を覚える、そんな一般人が考えることよりも私は物理学者だ。
あくまで物理学の中で魔法に、モンスターにも対抗して見せよう。
その為には縮退エンジンに戦闘出来る力を与えねばならない、当主のマルクス氏の大軍に蹂躙されると言うのも気になる、いざその時が来たら私は恩を返さないといけないだろう。
私は只の物理学者ではない、地球が生んだ世界の宝とも言える頭脳の持ち主だ。
異世界よ、私は負けない…負けるわけにはいかないのだ!
その思いを胸に刻み込み、私は縮退エンジンを弄る…
夜が更けていく。
朝起きて食事を取る頃にはマルクス氏が来て、息子と娘を連れてやって来た。
「どうかね、身体の調子は?」
「ぼちぼちと言ったところですか、何とか立ち上がる位までは回復しましたよ。」
マルクス氏はうんうんと頷きながら言う
「そこまで回復しているなら後少しだな、ちょうどいい、紹介しよう私の息子のルークに娘のフィリスだ、二人とも挨拶を。」
息子の方が多少緊張した感じて挨拶する。
「は、初めまして僕はルークと言います、よろしくお願いします」
続いて娘は堂々とした感じで
「兄ルークの妹でフィリスと申します、よろしく」
私も返すように名乗る
「私は武田彰久、物理学者だ。」
その後、私に学問を教わると言い、私は了承し机と椅子を二人分用意してもらい、数学と物理のさわりを教える。
後ろではマルクス氏とアリサ、そして初日に名前を聞いたピエールが居て興味深そうに授業を聞いている。
学問を受けた感想を聞くと全員が満場一致で今まで聞いたことがない学問だという。
まぁ中世期だとしても物理学というのはなかなか受け入れられないものだ、何故なら魔法の力を使えば大体のことはカタがつく、それにリンゴが樹から落ちる理由などを考えている暇があればモンスターの駆除と戦争のことで手が一杯だろう。
そう考えれば彼らは異端扱いせずちゃんと学ぼうとし、感謝まで伝えてくれた…この人達に拾われて良かったと心底思う。
だが気がかりなこともある、だからこそ明日聞くとしよう。
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