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初めての討伐クエスト! (※説明編)
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翌日の朝。誰かが身体をゆさゆさと揺らしてくるので、目が覚めてしまった。
「ん……んん~…………」
一体誰なんだぁ?
そう思いながら目を開けて見てみると、目の前で半透明な触手がニョロンと動いた。
「ふぁっ⁉︎」
慌てて起き上がると触手もビックリしたのか、ビクッと動いた。
「あ、あれ……もしかしてプル太郎の触手?」
プルンッ!
「おはよう」と言いたそうな感じで動く姿に俺はホッとする。
焦ったぁ~。モンスターが俺の部屋まで入って来たのかと思ったぁ……。
「おはようプル太郎」
……あれ? 俺の横で寝てたルルがいないぞ。もしかしてベッドの裏にでも隠れれているのか?
そう思い、ベッドの裏側を覗き込んで見るがルルの姿がなかった。
「ここにもいない。なぁプル太郎、ルルが何処に行ったか知らないか?」
そう聞いてみたら、触手でドアの方をさした。
「ドア? もしかして部屋から出たのか?」
プルンッ!
「その通り!」と言わんばかりに触手を縦に振った。
「おいおい一体何処に行ったんだよ? まさか外に出てないよな?」
俺の質問に対してプル太郎は触手を縦に振って答える。
「違う? 外まで出ていないってことは、この宿の中にいるってことだよな……」
まぁ宿の中にいるのなら、簡単に見つけられるだろう。
「とりあえず、俺達も朝食を済ませようか」
プル太郎は「うん!」と返事するように震えた後、頭の上に飛び乗った。
もしかして、頭の上が気に入っているのか?
そんなことを思いながら食堂へと向かうと、体格のいい女性が俺の元にやって来た。
「アンタやっと起きたのかい。ワンコの方はもう食い終わってるよ」
ワンコ? もしかしてルルのことか? ……てか、この人は誰だ?
「あ、え~っと……どちら様でしょうか?」
「アタシはここの女将のムームだよ」
「ムームさん……すみません。俺の分の朝食はありますか?」
「まぁちょっと冷めているがあるよ。その辺の椅子に腰掛けて待っててくれ」
気の強そうな人だなぁ。
そんなことを思いながら椅子に座り、プル太郎をテーブルの上に乗せると、「キャン! キャン!」と言う鳴き声が聴こえて来た。もしかしてと思ったので、声のする方に顔を向けて見るとルルが他の人に撫でられていたのだ!
「ルル?」
ルルが俺の声に反応して尻尾をブンブン振り回しながら俺の元にやって来る。
「キャン!」
「あ、ああ。おはようルル……で合ってるのか? まぁいいや。もう朝ご飯は済ませたみたいだな」
「キャン!」
「美味しかったぁ!」と言いたそうな鳴き声を上げた後、俺に寄り掛かって来たので撫でてあげる。
「俺も朝食を取るから大人しく待っててくれよ」
「キャン!」
「はぁ~い!」と言う返事っぽい鳴き声を上げた後、その場にお座りポーズをするルル。
……あれ?
「ルル。お座りいつ覚えたんだ?」
「キャン!」
「偉いでしょ!」と言わんばかりに吠えるルルに対して、俺はご褒美にもっと撫でてあげる。
「よしよし! いい子いい子!」
そんなことをしていると、女将のムームさんが朝食を持って来て無言で置いた。
焼いたパンに目玉焼きとベーコンにサラダかぁ。朝食としては定番だな。
「ウチの料理は日替わりだから文句を言わせないよ」
「あ、はい。いただきます」
日本のような接客サービスは期待出来そうにないな。
そんなことを思ってから、ムームさんが用意してくれた朝食を食べ始める。
先ずはパンにサラダを乗せてから目玉焼きを乗せ、最後にカリッカリに焼かれたベーコンを乗せて完成。それを頬張っていく。
「……うん。美味い」
プル太郎も興味を持っていたので、ちょっとだけあげたら喜んでくれた。その後はカウンターにいるユーダさんに挨拶をしてから、冒険者ギルドに向けて宿を出た。
「ルル、プル太郎。今日から仕事を始めるから頼りにしてるぞ」
「キャン!」
プルンッ!
ルルとプル太郎の元気のいい返事に、俺は仲間にしてよかったと思った。そしてしばらく歩いて行くと、目的地の冒険者ギルドに着く。
……ん? 何かチラチラ見られてる気がするけど、まぁ気にせずに中に入ろう。
「ルル、俺の側にいるんだぞ。プル太郎はぁ~……ベッタリ付いているから、心配いらないか」
「キャンッ!」
ルルの返事を聞いた後、冒険者ギルドの中へと入って行く。
「キャンッ! キャンッ!」
ルルが楽しそうにはしゃぎ始めたけど、「まぁまだ生後3ヶ月だから仕方ない」と思いながらカウンターへと向かう。
「……あら? アナタはもしかして、カイリ様でしょうか?」
「あ、はい。そうです。どうして俺の名前を知ってるんですか?」
「フェンリルを従魔にしている方は居ませんし、何よりも髪と瞳の色が黒い方は、そうそういらっしゃらないので、すぐに分かりました」
ああ、俺みたいな人は珍しいみたいだな。
「今日はどういったご用件でしょうか?」
「今日は依頼の相談をしに来たんです」
「はぁ、依頼の相談ですか? ……もしかして、どのような依頼を受けようか迷っておられるんですか?」
「そうです! 俺達はレベルが1桁でステータスも低いので、それに見合った依頼を教えて欲しいんです。
無茶な依頼をやって死んだら、元も子もないですから!」
「なっ⁉︎ ……なるほど。少々お待ち下さい」
受付嬢さんはそう言うと、本棚からファイルらしきものを取り出して俺の元に戻って来て、それを広げた。
「こちらの、キバネズミの討伐などはどうでしょうか?」
「キバネズミの討伐?」
キバネズミって何だ? こういう時は……教えて! チュートリアルさん!
説明。
キバネズミ。
属性 無属性。
この世界ではポピュラーなモンスターの一体で、人の住処の近くによく現れる。
特徴としては口から出ている長い犬歯で獲物を突き刺すのが基本的な狩猟方法。キバ事態折れやすく伸び続ける為、犬歯を岩などに擦り付けて研ぐ姿がよく見られる。
何か、ポケ◯ン図鑑みたいな説明になっているけど、キバネズミのことは何となく分かった。
「どうされましたか?」
「あ? ああ、少しボーッとしていただけなんで、気にしないで下さい」
「そうですか」
「それよりも、このキバネズミは俺達でも倒せるんですよね?」
「子供でも倒せる魔物ですよ。それにカイリさんはハンターウルフを倒してますし、何よりも失敗した時の罰則金自体ないので大丈夫でしょう」
きっと「ハンターウルフを倒せる人が何を言ってるんですか」思っているんだろうなぁ。てか、目が語ってる。
「わ、分かりました。次いでにポーション用の薬草摘んじゃいます」
「薬草ですか。薬草は5枚をお持ちして頂ければ、500レザで買取り致しますよ」
ん? 5枚をお持ちして頂ければ?
「あれ? 薬草集めは依頼を受けないといけないんじゃないんですか?」
「前は薬草集めの依頼を受けてからじゃないと買取りしなかったのですが、薬草は需要が多いので、品薄状態でない限り依頼を出さないようになったんです。
一応説明しますが、依頼を受けている訳ではないので薬草集めてもランクの査定対象外です。ご注意下さいね」
ああ~なるほど。手続きの手間だからか。
「分かりました。余分な薬草は冒険者ギルドに売りますね」
バルグさんと門を通る時に、周辺の草原を鑑定目で見てみたら結構あったからな。5枚なんてすぐに集まるだろう。
「ありがとうございます。ではこちらの王都周辺にいるキバネズミ5匹の討伐でよろしいですか?」
「はい。お願いします」
「では、ギルドカードこちらに貸して下さい」
「あ、はい」
俺は言われるがまま受付嬢に渡すと、ハンコを取り出しから依頼書に押した後に、俺のギルドカードを依頼書に当てたら光った。
「これで依頼を受けたことになりました。依頼の期限は今から1週間です。その期限を過ぎてしまうと依頼失敗となります。先程も話ましたが、通常であれば失敗したら罰則金が発生致しますが、今回は依頼内容に罰則金を払う内容がないので失敗しても払う必要はありません。
最後に依頼が達成出来たら、我々に報告を必ずするようにして下さい。そうしなければ依頼を達成したことにはならないので、注意して下さい。分かりましたか?」
「分かりました!」
「それでは、気を付けて行って来て下さい」
俺達は受付嬢に見守られてながら、冒険者ギルドを後にしたのだった。
「ん……んん~…………」
一体誰なんだぁ?
そう思いながら目を開けて見てみると、目の前で半透明な触手がニョロンと動いた。
「ふぁっ⁉︎」
慌てて起き上がると触手もビックリしたのか、ビクッと動いた。
「あ、あれ……もしかしてプル太郎の触手?」
プルンッ!
「おはよう」と言いたそうな感じで動く姿に俺はホッとする。
焦ったぁ~。モンスターが俺の部屋まで入って来たのかと思ったぁ……。
「おはようプル太郎」
……あれ? 俺の横で寝てたルルがいないぞ。もしかしてベッドの裏にでも隠れれているのか?
そう思い、ベッドの裏側を覗き込んで見るがルルの姿がなかった。
「ここにもいない。なぁプル太郎、ルルが何処に行ったか知らないか?」
そう聞いてみたら、触手でドアの方をさした。
「ドア? もしかして部屋から出たのか?」
プルンッ!
「その通り!」と言わんばかりに触手を縦に振った。
「おいおい一体何処に行ったんだよ? まさか外に出てないよな?」
俺の質問に対してプル太郎は触手を縦に振って答える。
「違う? 外まで出ていないってことは、この宿の中にいるってことだよな……」
まぁ宿の中にいるのなら、簡単に見つけられるだろう。
「とりあえず、俺達も朝食を済ませようか」
プル太郎は「うん!」と返事するように震えた後、頭の上に飛び乗った。
もしかして、頭の上が気に入っているのか?
そんなことを思いながら食堂へと向かうと、体格のいい女性が俺の元にやって来た。
「アンタやっと起きたのかい。ワンコの方はもう食い終わってるよ」
ワンコ? もしかしてルルのことか? ……てか、この人は誰だ?
「あ、え~っと……どちら様でしょうか?」
「アタシはここの女将のムームだよ」
「ムームさん……すみません。俺の分の朝食はありますか?」
「まぁちょっと冷めているがあるよ。その辺の椅子に腰掛けて待っててくれ」
気の強そうな人だなぁ。
そんなことを思いながら椅子に座り、プル太郎をテーブルの上に乗せると、「キャン! キャン!」と言う鳴き声が聴こえて来た。もしかしてと思ったので、声のする方に顔を向けて見るとルルが他の人に撫でられていたのだ!
「ルル?」
ルルが俺の声に反応して尻尾をブンブン振り回しながら俺の元にやって来る。
「キャン!」
「あ、ああ。おはようルル……で合ってるのか? まぁいいや。もう朝ご飯は済ませたみたいだな」
「キャン!」
「美味しかったぁ!」と言いたそうな鳴き声を上げた後、俺に寄り掛かって来たので撫でてあげる。
「俺も朝食を取るから大人しく待っててくれよ」
「キャン!」
「はぁ~い!」と言う返事っぽい鳴き声を上げた後、その場にお座りポーズをするルル。
……あれ?
「ルル。お座りいつ覚えたんだ?」
「キャン!」
「偉いでしょ!」と言わんばかりに吠えるルルに対して、俺はご褒美にもっと撫でてあげる。
「よしよし! いい子いい子!」
そんなことをしていると、女将のムームさんが朝食を持って来て無言で置いた。
焼いたパンに目玉焼きとベーコンにサラダかぁ。朝食としては定番だな。
「ウチの料理は日替わりだから文句を言わせないよ」
「あ、はい。いただきます」
日本のような接客サービスは期待出来そうにないな。
そんなことを思ってから、ムームさんが用意してくれた朝食を食べ始める。
先ずはパンにサラダを乗せてから目玉焼きを乗せ、最後にカリッカリに焼かれたベーコンを乗せて完成。それを頬張っていく。
「……うん。美味い」
プル太郎も興味を持っていたので、ちょっとだけあげたら喜んでくれた。その後はカウンターにいるユーダさんに挨拶をしてから、冒険者ギルドに向けて宿を出た。
「ルル、プル太郎。今日から仕事を始めるから頼りにしてるぞ」
「キャン!」
プルンッ!
ルルとプル太郎の元気のいい返事に、俺は仲間にしてよかったと思った。そしてしばらく歩いて行くと、目的地の冒険者ギルドに着く。
……ん? 何かチラチラ見られてる気がするけど、まぁ気にせずに中に入ろう。
「ルル、俺の側にいるんだぞ。プル太郎はぁ~……ベッタリ付いているから、心配いらないか」
「キャンッ!」
ルルの返事を聞いた後、冒険者ギルドの中へと入って行く。
「キャンッ! キャンッ!」
ルルが楽しそうにはしゃぎ始めたけど、「まぁまだ生後3ヶ月だから仕方ない」と思いながらカウンターへと向かう。
「……あら? アナタはもしかして、カイリ様でしょうか?」
「あ、はい。そうです。どうして俺の名前を知ってるんですか?」
「フェンリルを従魔にしている方は居ませんし、何よりも髪と瞳の色が黒い方は、そうそういらっしゃらないので、すぐに分かりました」
ああ、俺みたいな人は珍しいみたいだな。
「今日はどういったご用件でしょうか?」
「今日は依頼の相談をしに来たんです」
「はぁ、依頼の相談ですか? ……もしかして、どのような依頼を受けようか迷っておられるんですか?」
「そうです! 俺達はレベルが1桁でステータスも低いので、それに見合った依頼を教えて欲しいんです。
無茶な依頼をやって死んだら、元も子もないですから!」
「なっ⁉︎ ……なるほど。少々お待ち下さい」
受付嬢さんはそう言うと、本棚からファイルらしきものを取り出して俺の元に戻って来て、それを広げた。
「こちらの、キバネズミの討伐などはどうでしょうか?」
「キバネズミの討伐?」
キバネズミって何だ? こういう時は……教えて! チュートリアルさん!
説明。
キバネズミ。
属性 無属性。
この世界ではポピュラーなモンスターの一体で、人の住処の近くによく現れる。
特徴としては口から出ている長い犬歯で獲物を突き刺すのが基本的な狩猟方法。キバ事態折れやすく伸び続ける為、犬歯を岩などに擦り付けて研ぐ姿がよく見られる。
何か、ポケ◯ン図鑑みたいな説明になっているけど、キバネズミのことは何となく分かった。
「どうされましたか?」
「あ? ああ、少しボーッとしていただけなんで、気にしないで下さい」
「そうですか」
「それよりも、このキバネズミは俺達でも倒せるんですよね?」
「子供でも倒せる魔物ですよ。それにカイリさんはハンターウルフを倒してますし、何よりも失敗した時の罰則金自体ないので大丈夫でしょう」
きっと「ハンターウルフを倒せる人が何を言ってるんですか」思っているんだろうなぁ。てか、目が語ってる。
「わ、分かりました。次いでにポーション用の薬草摘んじゃいます」
「薬草ですか。薬草は5枚をお持ちして頂ければ、500レザで買取り致しますよ」
ん? 5枚をお持ちして頂ければ?
「あれ? 薬草集めは依頼を受けないといけないんじゃないんですか?」
「前は薬草集めの依頼を受けてからじゃないと買取りしなかったのですが、薬草は需要が多いので、品薄状態でない限り依頼を出さないようになったんです。
一応説明しますが、依頼を受けている訳ではないので薬草集めてもランクの査定対象外です。ご注意下さいね」
ああ~なるほど。手続きの手間だからか。
「分かりました。余分な薬草は冒険者ギルドに売りますね」
バルグさんと門を通る時に、周辺の草原を鑑定目で見てみたら結構あったからな。5枚なんてすぐに集まるだろう。
「ありがとうございます。ではこちらの王都周辺にいるキバネズミ5匹の討伐でよろしいですか?」
「はい。お願いします」
「では、ギルドカードこちらに貸して下さい」
「あ、はい」
俺は言われるがまま受付嬢に渡すと、ハンコを取り出しから依頼書に押した後に、俺のギルドカードを依頼書に当てたら光った。
「これで依頼を受けたことになりました。依頼の期限は今から1週間です。その期限を過ぎてしまうと依頼失敗となります。先程も話ましたが、通常であれば失敗したら罰則金が発生致しますが、今回は依頼内容に罰則金を払う内容がないので失敗しても払う必要はありません。
最後に依頼が達成出来たら、我々に報告を必ずするようにして下さい。そうしなければ依頼を達成したことにはならないので、注意して下さい。分かりましたか?」
「分かりました!」
「それでは、気を付けて行って来て下さい」
俺達は受付嬢に見守られてながら、冒険者ギルドを後にしたのだった。
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