テイマーと錬金術の職業で冒険したい!

青空鰹

文字の大きさ
24 / 101

初めての討伐クエスト! (※報告編)

しおりを挟む
 そんなこんなでキバネズミを探し回って倒していたら、5体討伐どころか10体まで倒してしまった。

 「途中でレベルアップしたから、調子にのっちゃたよ。討伐範囲外の5体分は、どうするんだろうか?」

 こういう時の為のチュートリアルだろ! 教えて、チュートリアルさんっ‼︎

 説明。
 ギルドによって対応が違うので分かりません。なので冒険者ギルドに行き、相談して下さい。

 「ここに来て初めての塩対応っ⁉︎」

 「キャンッ?」

 ルルが「何を言ってるの?」と言いたそうな顔で見つめて来るので、頭を撫でながら答えてあげる。

 「チュートリアルに聞いてみたら分からないって答えられただけだから、気にしなくていいぞ」

 因みにだがキバネズミを10体倒したら、レベルが上がったという知らせが2回来た。

 もうちょっとやれば1段階レベルを上げられるけど……これ以上やったらやり過ぎって言われそうな気がする。

 「10対も倒したし、今日のところはこれぐらいにして帰ろうか」

 「キャンッ!」

 「ええ~っ⁉︎ もう帰るの?」と不満そうにしているルルに対して、プル太郎がプルプルと身体を震わせて会話(?)をすると、ルルが素直に俺の元にやって来た。

 ……今、どんな会話をしていたのかなぁ。キミ達は?

 そう思った後、俺達がどれぐらい強くなったのか確認する為にステータス画面を開く。

ーーーーーーーーーー
ステータス
 名前 カイリ
 年齢 15歳 
 種族 ハイヒューマン
 性別 女

職業
ファーストジョブ モンスターテイマー Lv4
セカンドジョブ 錬金術師 Lv4

基本能力
HP 13
MP 21
攻撃力 2
防御力 3
素早さ 4
器用性 16
魔法攻撃力 9
魔法防御力 8
運 21

取得スキル
錬成術Lv1
テイムLv2
弾錬成術Lv-
召喚Lv-
分解Lv-
射撃補正Lv1
魔力回復Lv2
アイテムボックスLv10
能力成長促進Lv5
鑑定眼Lv6
マップLv2
言語能力Lv2
チュートリアルLv-

 称号
 女神から命を受けし者
 女神に愛された者
 女神に心配されし者
 転生者
 ーーーーーーーーーー

 ーーーーーーーーーー

テイム状態

 ステータス
 名前 ルル
 種族 フェンリル
 個体名 フェンリル
 年齢 0歳 (生後3ヶ月)
 性別 メス

 契約者 カイリ

 職業
 Lv5 ※モンスターなので職業は有りません。

 基本能力
 HP 22
 MP 27
 攻撃力 13
 防御力 8
 素早さ 19
 器用性 8
 魔法攻撃力 8
 魔法防御力 5
 運 8

 取得スキル
 嗅覚Lv4
 聴覚Lv3
 気配探知Lv3
 牙攻撃Lv2
 爪攻撃Lv1
 風魔法Lv2 

 称号
  神狼候補
 ーーーーーーーーーー

ーーーーーー

 ステータス
 名前 プル太郎
 種族 スライム
 個体名 スライム
 年齢 2歳
 性別 なし

 契約者 カイリ

 職業
 Lv4 ※モンスターなので職業は有りません。

 基本能力
 HP 9
 MP 11
 攻撃力 8
 防御力 5
 素早さ 11
 器用性 8
 魔法攻撃力 8
 魔法防御力 5
 運 6

 取得スキル
 水魔法Lv2
 溶解Lv2
 洗浄Lv2
 硬化Lv1
 家事Lv2
 コーディネイトLv2

称号
水の女神ウンディーネの慈愛

ーーーーーーーーーー

 ん? んんんんん? ちょっと待て! 俺のステータスだけ数値の上がりが悪い気がするぞ!

 「これは一体どういうことだ?」

 ……ハッ⁉︎ こういう時の為のチュートリアルじゃないかっ‼︎ 俺のステータスの上がり具合を説明してくれよ! チュートリアルさんっ‼︎

 説明
 テイマーは後衛職。錬金術師は生産職なので、どちらも戦闘向きの職業ではありません。なので攻撃力と魔法攻撃と防御力は上がり難いです。

 「マジかぁ~……」

 ここで選んだ職業が裏目に出るとは……でもマジック・マグナムがあるから、何とかなるぅ……よな?

 「まぁ近接戦闘はルル達に任せればいっか!」

 「キャンッ!」

 プルンッ!

 2匹共「任せて!」といった感じで返事をしてくれる。ホントいい子達だ!

 そんなことを思った後は、ルル達と共に門まで戻って来た。

 「ただ今戻りました」

 「ん? もう戻って来たのか?」

 「はい。ルル達が戦ってくれたおかげで、無事にキバネズミを倒すことが出来ました!」

 本当はルル達が4匹倒したところで疲れてしまった為、残りの1匹は俺がマジック・マグナムで倒したんだよなぁ~……しかも近くに巣穴があったせいで、ゾロゾロと出て来たキバネズミと戦う羽目になったしな。
 正直言ってしんどかった。

 「……そうか。ギルドへの報告を忘れるんじゃないぞ!」

 「心得ていますよ!」

 門番に見送られながら街の中へと入って行くと、ルルが俺の顔を見つめて来る。

 「キュ~ン……」

 「え? もしかして抱っこして欲しいのか?」

 「キャンッ!」

 どうやらルルはさっきの戦闘で疲れたようだ。

 「仕方ないなぁ。冒険者ギルドに着くまでの間だけだぞ」

 「キャンッ!」

 ルルを抱っこしてあげると、甘えたように俺の身体に顔を擦り付けて来た。

 「全く、ルルは甘えん坊だなぁ~」

 俺よりもステータスが上なんだから、自分で歩いて欲しいなぁ。

 そんなことを思いながら歩いていると冒険者ギルドへとやって来た。

 「ルル、着いたから……ルル?」

 どうやらルルはここに来るまでに眠ってしまったみたいで、身体を丸めて寝息を立てていた。

 ……まぁ今日はいっぱい動いたからな。寝ちゃうのも当たり前か。

 プルンッ! プルンッ!

 今度は頭の上に乗っかっているプル太郎が、何かを言いたそうに飛び跳ねて来る。

 「ん? もしかして、起こさないのかって聞いているのか?」

  プルンッ!

 俺が言った言葉は合っていたみたいだ。

 「そんなことしたら可哀想だから、やらないよ」

 そう言った後、冒険者ギルドへと入って行き、誰もいない受付カウンターへと行く。

 タイミングが悪かったのか?

 「すみませぇ~ん! 何方かいますかぁっ?」

 そう言ってみたら、奥の方からアンリーさんが嬉しそうな顔でやって来た。

 「あらカイリちゃぁん! 今日は何のご用意なのかしらぁ~♡」

 う、うわぁ……よりにもよってこの人が対応とは……。

 「受けていた依頼が完了したので、その報告しに来たのと、薬草を摘んだので買い取って欲しいです」

 「あらそうなのぉ~! じゃあ、ギルドカードを貸してちょうだぁ~い♡」

 「あ、はい」

 そう言ってアンリーさんに渡すと、ギルドカードを水晶に触れさせる。その行動に何をしているんだろう? と思ったら、水晶の上にステータス画面と同じ表示が出て来たのだ!

 「うわっ⁉︎ 何これ?」

 「あらぁ? もしかしてカイリちゃんは、この水晶のことを知らないの?」

 「え? ただの飾りじゃないんですか?」

 「これは、ギルドカードに記録した情報を読み取る為の水晶なのよ。だからカイリちゃんが、ちゃんとキバネズミの討伐をしたかどうか分かるのよぉ……ってあらぁ♡」

 アンリーさんがよく見るように画面に顔を近付ける。

  「どうしたんですか?」

 「カイリちゃん、キバネズミを10体倒したのねぇ♡」

 「ああ、はい。ルル達のおかげで10体も討伐出来ました! 一応キバネズミの死体もアイテムボックスに入れているんですが……どうしたんですか?」

 「カイリちゃん…………そのキバネズミを討伐料金と別で買い取るわぁ♡」

 「ホントですか⁉︎」

 お金を貰えるのなら、それに越したことはない!

 「ええ、ここで出されると困るからぁ、ギルドに解体場に行きましょう♡」

 「分かりました! あ、でも1体は売りませんよ」

 「どうしてぇ♡」

 「その1体に解体スキルを試してみたいんです」

 「解体スキル……まさか…………♡」

 俺の言葉を聞いたアンリーさんは、考えるように何かブツブツと言い出した。

 何だろう。俺変なことを言ってしまったのか?

 「あの、アンリーさん?」

 「ん……あらっ⁉︎ ゴメンなさい! 考えごとをしちゃったわぁ~♡」

 「別に気にしてませんよ。それよりも解体場へ行きましょう」

 「そうねぇ~。案内は任せてちょうだぁい♡」

 こうしてアンリーさんの後を追うようにして、解体場へと向かうのであった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした

たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。 死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。

希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。 手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。 「このまま死ぬのかな……」 そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。 ​そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。 試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。 ​「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」 ​スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。 たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。 ※本作は小説家になろうでも投稿しています。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

平凡冒険者のスローライフ

上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。 彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。 果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。 ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

異世界は流されるままに

椎井瑛弥
ファンタジー
 貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。  日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。  しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。  これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

処理中です...