85 / 101
ビッグゴーレム戦闘のその後
しおりを挟む
俺達はブンゼが捕らえられてから、ビッグゴーレムの後始末や事情聴取など色んなことがあって全部済ませた頃には体力と精神面でヘトヘトになった。
受付嬢のアンジーさんも俺達に気遣ってくれて「2日ぐらい休みを取って下さい」と言ってくれたので、お言葉に甘えさせて貰った。
「ゆったりした時間を過ごすのも悪くないね」
カイリはそんなことを言いながら自身が作ったポーションとマナポーションを仕分ける。
「…キャンッ⁉︎」
ルルが「魔物と戦いたい!」と言いたそうな鳴き声を上げた。
「まぁ明日から魔物の討伐するからさ。今日はお外で遊ぶぐらいにしておこう」
「キャンッ⁉︎」
ルルが「はぁ~い!」と言いたそうな鳴き声を上げると、ファニーちゃんのところへと向かった。
そうそう。捕まったブンゼはと言うと、捕まって早々事情聴取を行われたときは「知らぬ存ぜぬ」で通していた。でもブンゼの店から見つかった違法売買の品や借金の借用書。そして借金取り達の話を証拠に突き付けたら、観念して全て正直に話した。
商会ギルドの除名処分はもちろんだが、今後次第では一生牢獄の中で生活するハメになるかもしれない。
そして借金取り達のことだが彼らもまた法外な利息と闇取引に関わってを取っていたことが判明した為捕まった。今後は闇取引方面で詳しく事情聴取をするそうだ。
「~~~♪」
ファニーちゃんが「わ~い!」と楽しそうな声を出しながらプル太郎の上でポヨンッ! ポヨンッ! と飛んで遊んでいた。
本当は注意しなきゃいけないところだと思うけど、プル太郎も楽しそうにしているからいいか。
そう思った後、テーブルの上に仕分けたポーションとマナポーションの数を数える。
「3…4。うん。両方共数は揃ってるな」
そう言った後に錬成したポーションをアイテムボックスへと入れる。
「うん。レベルが上がったおかげで前よりも数を作れるようになった」
そう。レベル差Lv30ぐらいあるビッグゴーレムを倒したのだから結構入る……と思っていたのだけれども。
ーーーーーーーーーー
ステータス
名前 カイリ
年齢 15歳
種族 ハイヒューマン
性別 女
職業
ファーストジョブ モンスターテイマー Lv10
セカンドジョブ 錬金術師 Lv10
基本能力
HP 24
MP 42
攻撃力 2
防御力 4
素早さ 5
器用性 32
魔法攻撃力 17
魔法防御力 13
運 25
取得スキル
錬成術Lv2
テイムLv3
弾錬成術Lv-
召喚Lv-
分解Lv-
射撃補正Lv3
魔力回復Lv2
アイテムボックスLv10
能力成長促進Lv5
鑑定眼Lv6
マップLv2
言語能力Lv2
チュートリアルLv-
称号
女神から命を受けし者
女神に愛された者
女神に心配されし者
女神達に興味を持たれる者
転生者
ーーーーーーーーーー
……うん。以前よりステータスが上がっているけど、やっぱ弱々なのが目に見えてる。てか、想像以上にレベル上がってねぇのはどうしてだよっ⁉︎ 説明してくれ、チュートリアルさん!
説明
ビッグゴーレムを戦っている最中にレベルの高い方が2人ほど入って来ました。その為経験値の割り振る人数が増えた為に入手出来る経験値が低くなってしまったのが原因です。
追伸
経験値はレベル差問わず平等分配されるのでご安心下さい。
あ…そうなんだ。
そう思いながらため息を吐いていると、プル太郎が俺の下にやって来た。
プルンッ⁉︎
「ん? 錬金術ギルドに行かないのか? って」
プルンッ⁉︎
プル太郎が「うん!」と言いたそうな感じに震えた。
「そうだなぁ。外に遊びに行く次いでに錬金術ギルドに渡しに行っちゃおうか」
「キャンッ⁉︎」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
ルル達も嬉しそうな声を上げると、俺と共に外へと出て錬金術ギルドを目指して歩き出した。
何か、数日前と違って人が増えてないか? それにやたらと家族っぽい人達が多いし、何よりも荷物を抱えてたりしてる。
それに家族旅行にしては観光を楽しんでいるような顔をしてない。
「一体どうなってるんだ?」
「最近になって隣国から逃げて来た人達が、この街に身を寄せに来たみたいよ」
「へぇ~、みんな仕事場とかあるのかな?」
「各ギルドに行けば仕事には困らないけど、登録から始めなきゃいけない人はFランクから始めるからだから、どうしても安月給になっちゃうんだよね。
それで家族を養わなきゃいけないと考えると……ちょっと可哀想な気がするね」
「確かに……って、マナさんの方はお仕事どうしたんですか?」
俺が振り返ってそう聞くと、マナさんは「バレちゃった!」と言いたそうな顔をする。
「カイリを偶然見掛けたから挨拶しようと思ったんだ。それよりも冒険者ギルドにお休みを言い渡されてるのに、どっかに行くの?」
「まぁ…ポーションを届けに錬金術ギルドに向かおうとしていたところ」
「あ、そうなんだ。サニーもカイリが作ったポーションを欲しがってたから、早く行って渡してあげなよ。それじゃあね」
マナさんはそう言うって手を振ると、どっかへ行ってしまった。
……あれ? マナさんのことだから「楽しそうだから!」とか言って付いて来ると思ってたんだけど……意外だなぁ。
「キャンッ⁉︎」
ルルが「早く行こうよ!」と言いたそうに吠えた。
「そうだな。行こうか」
そう言った後、錬金術ギルドへと向かった。
「お、おう……」
錬金術ギルド内に入った瞬間、人数の多さに思わずそう言ってたじろいてしまった。
いつもよりも人が多くないか?
そんなことを思っていたら、錬金術ギルドの職員が俺が来たことに気付いてこっちにやって来た。
「カイリ様、今日もポーションを売りに来たのですか?」
「ええ、まぁ……それよりもこの状況は一体どうしたんですか?」
「えっとぉ……簡単に説明致しますと、帝国で働いていた錬金術師達がこの街に逃げて来たみたいなんです」
「逃げて来た。移住の間違えじゃないの?」
「いえ、はっきり申し上げると亡命です」
マジかよ……。
「人材流出して大丈夫なのか?」
「私の立場ではハッキリと申し上げられないのですが……帝国の錬金術ギルドで働いていた者達が多数いるので、危機感を感じない帝国はおかしいと思います」
傷とかを治す人達が国からいなくなる。……確かにこの状況に危機感を持ってない方がおかしいか。
「それよりも、ギルド長がカイリ様がこちらに来ることがあれば部屋に呼んで欲しい。と言われました。大変申し訳ないのですが、お一人でサニー様のところへ向かって頂けないでしょうか?」
ああ~…こんだけ人がいたら、俺だけの為に対応するのも些か悪いよなぁ……。
「わかった。ルル達を連れてサニーさんのところに行きます」
「ありがとうございます!」
「お仕事頑張って下さいね」
そう言うとサニーさんがいるギルド長室へと向かい、ドアを軽く叩く。
『どうぞ、入って』
「失礼しまぁ~す」
そう言って部屋に入ると、サニーさんが笑顔で出迎えてくれた。
「あら、カイリじゃないの。今日もポーションを持って来てくれたの?」
「はい。今取り出しますね」
そう言ってポーションとマナポーションを取り出し、テーブルの上に並べていく。
「……サニーさん忙しそうですね」
仕事用の机の脇に書類の山。サニーさんも俺の言葉に答えるかのようにどっと疲れたような顔になる。
「そうなのよ。今日になって帝国から一気に人が流れて来たから、その対応に追われてるのよ。ハァ~……」
「やっぱり、偽大銀貨のせいですかね?」
「それだけじゃないわ。帝王が代替わりしてから、圧政を強いられるようになったみたいなの。しかも驚きなのは帝国お抱えの錬金術師達がここに来ているのよ」
「マジですか⁉︎」
「本当よ。何でも今の陛下は無理難題しか言わないし、いい魔法薬を作れてないって理由で給料もカットされた。とかで自分達から出て行ったそうよ」
「はへぇ~……」
カイリは「帝国の陛下って、一体どんな人なんだろう?」とちょっと思ってしまった。
受付嬢のアンジーさんも俺達に気遣ってくれて「2日ぐらい休みを取って下さい」と言ってくれたので、お言葉に甘えさせて貰った。
「ゆったりした時間を過ごすのも悪くないね」
カイリはそんなことを言いながら自身が作ったポーションとマナポーションを仕分ける。
「…キャンッ⁉︎」
ルルが「魔物と戦いたい!」と言いたそうな鳴き声を上げた。
「まぁ明日から魔物の討伐するからさ。今日はお外で遊ぶぐらいにしておこう」
「キャンッ⁉︎」
ルルが「はぁ~い!」と言いたそうな鳴き声を上げると、ファニーちゃんのところへと向かった。
そうそう。捕まったブンゼはと言うと、捕まって早々事情聴取を行われたときは「知らぬ存ぜぬ」で通していた。でもブンゼの店から見つかった違法売買の品や借金の借用書。そして借金取り達の話を証拠に突き付けたら、観念して全て正直に話した。
商会ギルドの除名処分はもちろんだが、今後次第では一生牢獄の中で生活するハメになるかもしれない。
そして借金取り達のことだが彼らもまた法外な利息と闇取引に関わってを取っていたことが判明した為捕まった。今後は闇取引方面で詳しく事情聴取をするそうだ。
「~~~♪」
ファニーちゃんが「わ~い!」と楽しそうな声を出しながらプル太郎の上でポヨンッ! ポヨンッ! と飛んで遊んでいた。
本当は注意しなきゃいけないところだと思うけど、プル太郎も楽しそうにしているからいいか。
そう思った後、テーブルの上に仕分けたポーションとマナポーションの数を数える。
「3…4。うん。両方共数は揃ってるな」
そう言った後に錬成したポーションをアイテムボックスへと入れる。
「うん。レベルが上がったおかげで前よりも数を作れるようになった」
そう。レベル差Lv30ぐらいあるビッグゴーレムを倒したのだから結構入る……と思っていたのだけれども。
ーーーーーーーーーー
ステータス
名前 カイリ
年齢 15歳
種族 ハイヒューマン
性別 女
職業
ファーストジョブ モンスターテイマー Lv10
セカンドジョブ 錬金術師 Lv10
基本能力
HP 24
MP 42
攻撃力 2
防御力 4
素早さ 5
器用性 32
魔法攻撃力 17
魔法防御力 13
運 25
取得スキル
錬成術Lv2
テイムLv3
弾錬成術Lv-
召喚Lv-
分解Lv-
射撃補正Lv3
魔力回復Lv2
アイテムボックスLv10
能力成長促進Lv5
鑑定眼Lv6
マップLv2
言語能力Lv2
チュートリアルLv-
称号
女神から命を受けし者
女神に愛された者
女神に心配されし者
女神達に興味を持たれる者
転生者
ーーーーーーーーーー
……うん。以前よりステータスが上がっているけど、やっぱ弱々なのが目に見えてる。てか、想像以上にレベル上がってねぇのはどうしてだよっ⁉︎ 説明してくれ、チュートリアルさん!
説明
ビッグゴーレムを戦っている最中にレベルの高い方が2人ほど入って来ました。その為経験値の割り振る人数が増えた為に入手出来る経験値が低くなってしまったのが原因です。
追伸
経験値はレベル差問わず平等分配されるのでご安心下さい。
あ…そうなんだ。
そう思いながらため息を吐いていると、プル太郎が俺の下にやって来た。
プルンッ⁉︎
「ん? 錬金術ギルドに行かないのか? って」
プルンッ⁉︎
プル太郎が「うん!」と言いたそうな感じに震えた。
「そうだなぁ。外に遊びに行く次いでに錬金術ギルドに渡しに行っちゃおうか」
「キャンッ⁉︎」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
ルル達も嬉しそうな声を上げると、俺と共に外へと出て錬金術ギルドを目指して歩き出した。
何か、数日前と違って人が増えてないか? それにやたらと家族っぽい人達が多いし、何よりも荷物を抱えてたりしてる。
それに家族旅行にしては観光を楽しんでいるような顔をしてない。
「一体どうなってるんだ?」
「最近になって隣国から逃げて来た人達が、この街に身を寄せに来たみたいよ」
「へぇ~、みんな仕事場とかあるのかな?」
「各ギルドに行けば仕事には困らないけど、登録から始めなきゃいけない人はFランクから始めるからだから、どうしても安月給になっちゃうんだよね。
それで家族を養わなきゃいけないと考えると……ちょっと可哀想な気がするね」
「確かに……って、マナさんの方はお仕事どうしたんですか?」
俺が振り返ってそう聞くと、マナさんは「バレちゃった!」と言いたそうな顔をする。
「カイリを偶然見掛けたから挨拶しようと思ったんだ。それよりも冒険者ギルドにお休みを言い渡されてるのに、どっかに行くの?」
「まぁ…ポーションを届けに錬金術ギルドに向かおうとしていたところ」
「あ、そうなんだ。サニーもカイリが作ったポーションを欲しがってたから、早く行って渡してあげなよ。それじゃあね」
マナさんはそう言うって手を振ると、どっかへ行ってしまった。
……あれ? マナさんのことだから「楽しそうだから!」とか言って付いて来ると思ってたんだけど……意外だなぁ。
「キャンッ⁉︎」
ルルが「早く行こうよ!」と言いたそうに吠えた。
「そうだな。行こうか」
そう言った後、錬金術ギルドへと向かった。
「お、おう……」
錬金術ギルド内に入った瞬間、人数の多さに思わずそう言ってたじろいてしまった。
いつもよりも人が多くないか?
そんなことを思っていたら、錬金術ギルドの職員が俺が来たことに気付いてこっちにやって来た。
「カイリ様、今日もポーションを売りに来たのですか?」
「ええ、まぁ……それよりもこの状況は一体どうしたんですか?」
「えっとぉ……簡単に説明致しますと、帝国で働いていた錬金術師達がこの街に逃げて来たみたいなんです」
「逃げて来た。移住の間違えじゃないの?」
「いえ、はっきり申し上げると亡命です」
マジかよ……。
「人材流出して大丈夫なのか?」
「私の立場ではハッキリと申し上げられないのですが……帝国の錬金術ギルドで働いていた者達が多数いるので、危機感を感じない帝国はおかしいと思います」
傷とかを治す人達が国からいなくなる。……確かにこの状況に危機感を持ってない方がおかしいか。
「それよりも、ギルド長がカイリ様がこちらに来ることがあれば部屋に呼んで欲しい。と言われました。大変申し訳ないのですが、お一人でサニー様のところへ向かって頂けないでしょうか?」
ああ~…こんだけ人がいたら、俺だけの為に対応するのも些か悪いよなぁ……。
「わかった。ルル達を連れてサニーさんのところに行きます」
「ありがとうございます!」
「お仕事頑張って下さいね」
そう言うとサニーさんがいるギルド長室へと向かい、ドアを軽く叩く。
『どうぞ、入って』
「失礼しまぁ~す」
そう言って部屋に入ると、サニーさんが笑顔で出迎えてくれた。
「あら、カイリじゃないの。今日もポーションを持って来てくれたの?」
「はい。今取り出しますね」
そう言ってポーションとマナポーションを取り出し、テーブルの上に並べていく。
「……サニーさん忙しそうですね」
仕事用の机の脇に書類の山。サニーさんも俺の言葉に答えるかのようにどっと疲れたような顔になる。
「そうなのよ。今日になって帝国から一気に人が流れて来たから、その対応に追われてるのよ。ハァ~……」
「やっぱり、偽大銀貨のせいですかね?」
「それだけじゃないわ。帝王が代替わりしてから、圧政を強いられるようになったみたいなの。しかも驚きなのは帝国お抱えの錬金術師達がここに来ているのよ」
「マジですか⁉︎」
「本当よ。何でも今の陛下は無理難題しか言わないし、いい魔法薬を作れてないって理由で給料もカットされた。とかで自分達から出て行ったそうよ」
「はへぇ~……」
カイリは「帝国の陛下って、一体どんな人なんだろう?」とちょっと思ってしまった。
10
あなたにおすすめの小説
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
※本作は小説家になろうでも投稿しています。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる