124 / 130
紫音と密輸業者と謎のゴミ
しおりを挟む
『紫音。些細な事でもいいから気が付いたら俺達に報告をしてくれ』
「はい」
『俺達も気が付いたら連絡をするぞ』
「了解です。通信アウト」
無線を終えるとそのまま隠れ家に向かってゆっくりと進み出した。
『シオン、そこで止まってクダさい』
「どうしたんですか?」
『シオンの行き先にカンシカメラが設置してあります。そのまま出たら映ってしまう可能性がありますよ』
監視カメラまで取り付けていたのか。
『こっちにも別方向を向いた監視カメラが見える』
『こっちには仕掛けられている様子はなさそうじゃ。コニー、家の様子はどうだ?』
『ターゲットは以前に家の中で待機していますが、ケイカイをしているのか偶に外を見つめています』
『わかった。ワシらは気を付けながら進む事にする。紫音は迂回して近付くようにな』
「はい」
僕はオズマさんに言われた通り、監視カメラに映らないように迂回して進む。
「僕の方は準備出来ました」
『ワシの方も無事に張り付けた』
『俺の方は少し待ってくれ。もうすぐだから・・・・・・着いたぞ。コニー、合図を送ってくれ』
「わかりました。突入5秒前。4、3、2、1、突入!」
『『「突入!」』』
その言葉と共に隠れ家の中へ突入して行き、一気に静圧! とは言えず、向こうが待ってましたと言わんばかりに反撃して来たので、密輸業者達と撃ち合い状態になった。
そんな中で、密輸業者の1人が立て掛けた簀の裏に隠れたのを見たので、簀越しに H&K UMP45 の弾丸を浴びせて倒す。
「簀にいた敵ダウン!」
「でかした紫音!」
「こっちの方も1人倒した! 残りは2人!」
残りの2人を見つける為に倉庫を見渡すが影すら見当たらない。
「全員、一旦集合!」
天野さんの言葉を受けて、辺りを警戒しながら集まる。
「残りの2人が見当たらない」
「何処かに隠れている可能性があるぞ」
「外に出た可能性もあるよ」
「そうかぁ。コニー、外に出て行く姿を見たか?」
『こっちの方では、そんなスガタを見てないです!』
どうやら残りの2人が銃撃戦に紛れて逃げた可能性は、無いに等しいかも。
「全員で工場内を探索するぞ。いいか、常にツーマンセルで動け」
「「「「「「了解!」」」」」」
天野さんの指示で、リュークさんと共に行動する事なった。
「狭い工場だけど、死角が多いからしっかりクリアリングをしてね」
「わかりました」
僕が先行して工場内を進むと、粗悪なテーブルと椅子が置いてある場所に辿り着いた。
「食べ物が置いてある」
「ついさっきまで食事を取っていたみたいだね」
そう、リュークさんの言う通り、コンビニで適当で買って来た物と思われる食べ物がテーブルの上に散漫していたが、その横に置かれていたゴミ箱が僕は気になったので近付く。
「シオンくん、どうしたんだい?」
「ゴミ箱の中から病院特有の消毒液の臭いがするんです。それに、何か嗅いだ事のある臭いが微かにします」
「え? それって、どういう事?」
「ゴミ箱の中を見てみれば、わかると思います」
そう言うと、ゴミ箱の中をひっくり返して中に入っていたゴミを確認していく。
お菓子の袋。お弁当の容器。ゴミ。これもゴミ・・・・・・ん?
「これは・・・・・・包帯?」
「血が付いているね」
その血の付いた包帯を手に取ると、鼻に近付けて臭いを嗅いだ。
消毒液と薬の臭いの混ざっているこの臭いは・・・・・・まさか!
「間違いない! 実野妓くんがここにいる!」
「えっ!? 嘘だよね?」
僕自身も信じられない気持ちで一杯なので、確認の為に再度包帯の臭いを嗅いでみた。
「・・・・・・ここに実野妓くんがいます」
「わ、わかった。とりあえずみんなに伝えよう。その布はこの袋の中に入れて取っておいて、後でDNA検査を使って本人かどうか調べるから」
「わかりました」
リュークさんの言う通りに手渡された袋の中に入れている間に、リュークさんは無線を飛ばす。
「ああ、うん。シオンくんの鼻を疑う気なの? ・・・・・・・・・・・・うん、わかった。そうする」
リュークさんはそう言い終わると僕の方を向いて来た。
「シオンくん、本部からの伝達を言うよ。先ずは密輸業者達を探すのと同時に、ミノギくんも探す」
「はい」
「それで、ミノギくんを見つけ次第身柄の保護をする。場合によっては・・・・・・覚悟してね」
「はい」
本部と天野さん達は密輸業者達の確保を優先している為か、実野妓くんは二の次状態なんだと思う。
「さぁ行こうシオンくん」
「はい」
でも何でここにいるんだろう? と思いつつも、廃墟の中を警戒しながら進んで行く。
「クリア!」
「クリア! ここにもいない」
「おい、お前らから見て左側から俺達が出るぞ!」
その声がした後に、天野さん達とオズマさんのチームが部屋の中に入って来る。
どうやら天野さん達もここにたどり着いたみたいだ。
「こっちにはいなかったよ。そっち方はどう?」
「こっちにもいなかった」
「ワシの方も同じじゃ。もしかしたらヤツらは逃げたのかもしれぬぞ」
その可能性はありそう。
「外はコニーのヤツが見張っているから、その可能性は低い」
「そうねぇ。コニーちゃん。誰かが逃げる様子が見えた?」
『見えな・・・・・・ん? ちょっとマって下さい。えっ!? 何で?』
「どうしたの、コニーちゃん?」
『マイがそちらの方に向かっています! 早く止めないとマズイです!』
「えっ!?」
舞ちゃんが、こっちに向かって来ている?
コニーさんの言葉に天野さん達も僕と同じ様に驚いていた。
「どう言う事だ?」
「もしかして、ここら辺が住所?」
「そんな筈がありませんよ! 僕に引っ越した何て話は聞いてないんですからぁ!」
「とにかく、彼女を遠ざけた方がいい! 紫音、お前は確か糸風の連絡先を交換しているんだろう? 連絡をするんだ! コニーは糸風の様子を見ていろ!」
「わ、わかりました!」
『了解です!』
ポケットからスマホを取り出し、舞ちゃんに電話を掛けるとすぐに出てくれた。
『シィくん。どうしたの?』
「舞ちゃん。今すぐ立ち止まって!」
『立ち止まってって、どうして? 私、やっと連絡がついた龍平くんに、会いに行かないといけないんだけど』
「何だって!?」
僕の言葉にその場にいた全員が、驚いた表情をさせる。
彼が舞ちゃんをここに呼んだ? どういう事なの?
「それは本人の声だったの?」
『・・・・・・うん、舌を怪我しているせいか、ちょっと聞き取りづらかったけど、龍平くんの声に間違いなかったよ。
どうしてそんなに驚いているの? もしかして、龍平くんと連絡がついた事に驚いたのかな?』
・・・・・・まさか? いや、まさかとは思うけど。僕が考えている事が正しければ。
「今来た道を全力で走って戻って!」
『え? 急に何を言っているの?』
「罠だから言っているの!」
『え? 罠? 罠な訳が・・・・・・』
舞ちゃんの話を遮る様に怒号で説明を始める。
「僕達はその近くの廃工場に居て、密輸業者の対処しているの! 舞ちゃんが行こうとしている場所は、僕がいる場所でしょ? そこに誘われているんだよ!
現にこの場所に実野妓くんが付けていた包帯があった!
だから彼に会っても・・・・・・ん? もしもし? もしもし舞ちゃん? どうしたの?」
先程まで えっ? とか、嘘!? と相槌を入れる様にして言葉を発していたのだが、急に何も話さなくなってしまったので、不審に思う。
まさか? そんな事は・・・・・・。
「コニーさん、舞ちゃんは今どうしているんですか?」
『こっちではスガタが見えているのだけれども、怯えた表情で一点を見つめています』
「誰かを見つめているって事か。誰なのかわかるか?」
「ワタシのところからでは、死角になっているのでわかりませんが、非常にマズイ状態なのがわかります」
「そうか。これは確認をしに行った方がよさそうだな」
そんな中、僕のスマホから舞ちゃんの震えた声が聞こえて来た。
『りゅ、龍・・・・・・平、くん?』
その言葉を聞いた瞬間、僕の背中がゾワッとした。
「はい」
『俺達も気が付いたら連絡をするぞ』
「了解です。通信アウト」
無線を終えるとそのまま隠れ家に向かってゆっくりと進み出した。
『シオン、そこで止まってクダさい』
「どうしたんですか?」
『シオンの行き先にカンシカメラが設置してあります。そのまま出たら映ってしまう可能性がありますよ』
監視カメラまで取り付けていたのか。
『こっちにも別方向を向いた監視カメラが見える』
『こっちには仕掛けられている様子はなさそうじゃ。コニー、家の様子はどうだ?』
『ターゲットは以前に家の中で待機していますが、ケイカイをしているのか偶に外を見つめています』
『わかった。ワシらは気を付けながら進む事にする。紫音は迂回して近付くようにな』
「はい」
僕はオズマさんに言われた通り、監視カメラに映らないように迂回して進む。
「僕の方は準備出来ました」
『ワシの方も無事に張り付けた』
『俺の方は少し待ってくれ。もうすぐだから・・・・・・着いたぞ。コニー、合図を送ってくれ』
「わかりました。突入5秒前。4、3、2、1、突入!」
『『「突入!」』』
その言葉と共に隠れ家の中へ突入して行き、一気に静圧! とは言えず、向こうが待ってましたと言わんばかりに反撃して来たので、密輸業者達と撃ち合い状態になった。
そんな中で、密輸業者の1人が立て掛けた簀の裏に隠れたのを見たので、簀越しに H&K UMP45 の弾丸を浴びせて倒す。
「簀にいた敵ダウン!」
「でかした紫音!」
「こっちの方も1人倒した! 残りは2人!」
残りの2人を見つける為に倉庫を見渡すが影すら見当たらない。
「全員、一旦集合!」
天野さんの言葉を受けて、辺りを警戒しながら集まる。
「残りの2人が見当たらない」
「何処かに隠れている可能性があるぞ」
「外に出た可能性もあるよ」
「そうかぁ。コニー、外に出て行く姿を見たか?」
『こっちの方では、そんなスガタを見てないです!』
どうやら残りの2人が銃撃戦に紛れて逃げた可能性は、無いに等しいかも。
「全員で工場内を探索するぞ。いいか、常にツーマンセルで動け」
「「「「「「了解!」」」」」」
天野さんの指示で、リュークさんと共に行動する事なった。
「狭い工場だけど、死角が多いからしっかりクリアリングをしてね」
「わかりました」
僕が先行して工場内を進むと、粗悪なテーブルと椅子が置いてある場所に辿り着いた。
「食べ物が置いてある」
「ついさっきまで食事を取っていたみたいだね」
そう、リュークさんの言う通り、コンビニで適当で買って来た物と思われる食べ物がテーブルの上に散漫していたが、その横に置かれていたゴミ箱が僕は気になったので近付く。
「シオンくん、どうしたんだい?」
「ゴミ箱の中から病院特有の消毒液の臭いがするんです。それに、何か嗅いだ事のある臭いが微かにします」
「え? それって、どういう事?」
「ゴミ箱の中を見てみれば、わかると思います」
そう言うと、ゴミ箱の中をひっくり返して中に入っていたゴミを確認していく。
お菓子の袋。お弁当の容器。ゴミ。これもゴミ・・・・・・ん?
「これは・・・・・・包帯?」
「血が付いているね」
その血の付いた包帯を手に取ると、鼻に近付けて臭いを嗅いだ。
消毒液と薬の臭いの混ざっているこの臭いは・・・・・・まさか!
「間違いない! 実野妓くんがここにいる!」
「えっ!? 嘘だよね?」
僕自身も信じられない気持ちで一杯なので、確認の為に再度包帯の臭いを嗅いでみた。
「・・・・・・ここに実野妓くんがいます」
「わ、わかった。とりあえずみんなに伝えよう。その布はこの袋の中に入れて取っておいて、後でDNA検査を使って本人かどうか調べるから」
「わかりました」
リュークさんの言う通りに手渡された袋の中に入れている間に、リュークさんは無線を飛ばす。
「ああ、うん。シオンくんの鼻を疑う気なの? ・・・・・・・・・・・・うん、わかった。そうする」
リュークさんはそう言い終わると僕の方を向いて来た。
「シオンくん、本部からの伝達を言うよ。先ずは密輸業者達を探すのと同時に、ミノギくんも探す」
「はい」
「それで、ミノギくんを見つけ次第身柄の保護をする。場合によっては・・・・・・覚悟してね」
「はい」
本部と天野さん達は密輸業者達の確保を優先している為か、実野妓くんは二の次状態なんだと思う。
「さぁ行こうシオンくん」
「はい」
でも何でここにいるんだろう? と思いつつも、廃墟の中を警戒しながら進んで行く。
「クリア!」
「クリア! ここにもいない」
「おい、お前らから見て左側から俺達が出るぞ!」
その声がした後に、天野さん達とオズマさんのチームが部屋の中に入って来る。
どうやら天野さん達もここにたどり着いたみたいだ。
「こっちにはいなかったよ。そっち方はどう?」
「こっちにもいなかった」
「ワシの方も同じじゃ。もしかしたらヤツらは逃げたのかもしれぬぞ」
その可能性はありそう。
「外はコニーのヤツが見張っているから、その可能性は低い」
「そうねぇ。コニーちゃん。誰かが逃げる様子が見えた?」
『見えな・・・・・・ん? ちょっとマって下さい。えっ!? 何で?』
「どうしたの、コニーちゃん?」
『マイがそちらの方に向かっています! 早く止めないとマズイです!』
「えっ!?」
舞ちゃんが、こっちに向かって来ている?
コニーさんの言葉に天野さん達も僕と同じ様に驚いていた。
「どう言う事だ?」
「もしかして、ここら辺が住所?」
「そんな筈がありませんよ! 僕に引っ越した何て話は聞いてないんですからぁ!」
「とにかく、彼女を遠ざけた方がいい! 紫音、お前は確か糸風の連絡先を交換しているんだろう? 連絡をするんだ! コニーは糸風の様子を見ていろ!」
「わ、わかりました!」
『了解です!』
ポケットからスマホを取り出し、舞ちゃんに電話を掛けるとすぐに出てくれた。
『シィくん。どうしたの?』
「舞ちゃん。今すぐ立ち止まって!」
『立ち止まってって、どうして? 私、やっと連絡がついた龍平くんに、会いに行かないといけないんだけど』
「何だって!?」
僕の言葉にその場にいた全員が、驚いた表情をさせる。
彼が舞ちゃんをここに呼んだ? どういう事なの?
「それは本人の声だったの?」
『・・・・・・うん、舌を怪我しているせいか、ちょっと聞き取りづらかったけど、龍平くんの声に間違いなかったよ。
どうしてそんなに驚いているの? もしかして、龍平くんと連絡がついた事に驚いたのかな?』
・・・・・・まさか? いや、まさかとは思うけど。僕が考えている事が正しければ。
「今来た道を全力で走って戻って!」
『え? 急に何を言っているの?』
「罠だから言っているの!」
『え? 罠? 罠な訳が・・・・・・』
舞ちゃんの話を遮る様に怒号で説明を始める。
「僕達はその近くの廃工場に居て、密輸業者の対処しているの! 舞ちゃんが行こうとしている場所は、僕がいる場所でしょ? そこに誘われているんだよ!
現にこの場所に実野妓くんが付けていた包帯があった!
だから彼に会っても・・・・・・ん? もしもし? もしもし舞ちゃん? どうしたの?」
先程まで えっ? とか、嘘!? と相槌を入れる様にして言葉を発していたのだが、急に何も話さなくなってしまったので、不審に思う。
まさか? そんな事は・・・・・・。
「コニーさん、舞ちゃんは今どうしているんですか?」
『こっちではスガタが見えているのだけれども、怯えた表情で一点を見つめています』
「誰かを見つめているって事か。誰なのかわかるか?」
「ワタシのところからでは、死角になっているのでわかりませんが、非常にマズイ状態なのがわかります」
「そうか。これは確認をしに行った方がよさそうだな」
そんな中、僕のスマホから舞ちゃんの震えた声が聞こえて来た。
『りゅ、龍・・・・・・平、くん?』
その言葉を聞いた瞬間、僕の背中がゾワッとした。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ため息ひとつ――王宮に散る花びらのように
柴田はつみ
恋愛
「離縁を、お願いしたいのです」
笑顔で、震えずに、エレナはそう言った。
夫は言葉を失った。泣いてくれれば、怒ってくれれば、まだ受け止め方があった。しかしあの静けさは、エレナがもう十分に泣き終わった後の顔だと、ヴィクトルにはわかった。
幼なじみと結ばれた三年間。すれ違いは静かに始まり、深紅のドレスの令嬢によって加速した。ため息を飲み込み、完璧な微笑みを保ち続けた公爵夫人が、最後に選んだのは――。
王宮に散る花びらのような、夫婦の崩壊と再生の物語。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
二年間の花嫁
柴田はつみ
恋愛
名門公爵家との政略結婚――それは、彼にとっても、私にとっても期間限定の約束だった。
公爵アランにはすでに将来を誓い合った女性がいる。私はただ、その日までの“仮の妻”でしかない。
二年後、契約が終われば彼の元を去らなければならないと分かっていた。
それでも構わなかった。
たとえ短い時間でも、ずっと想い続けてきた彼のそばにいられるなら――。
けれど、私の知らないところで、アランは密かに策略を巡らせていた。
この結婚は、ただの義務でも慈悲でもない。
彼にとっても、私を手放すつもりなど初めからなかったのだ。
やがて二人の距離は少しずつ近づき、契約という鎖が、甘く熱い絆へと変わっていく。
期限が迫る中、真実の愛がすべてを覆す。
――これは、嘘から始まった恋が、永遠へと変わる物語。
【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる