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イレイラ王女、ホームステイ中
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とにかく、何だかんだあったが俺の家にイレイラ王女とセリアが泊まることになった。
イレイラ王女の服や生活用品については、護衛の人が後から送るそうだ。もちろんオルコス家経由で。
「それじゃあ2人共、後は頼んだぞ」
「任せて下さい、イレイラ様」
「この命に換えても、必ずや犯人を捕らえてやりましょう!」
「それじゃあ、転移!」
リタは勿論、イレイラ王女と荷物を持ったセリアと共に自宅へと帰った。
「今度こそ、ただいま」
「お帰り洸夜! あらセリアちゃん。泊まる気満々ね!」
「ふ、不束者ですが! よろしくお願い致します! お、お母義様!!」
そう言って頭を下げる姿に母さんは目を輝かせた。
「あらあらまぁまぁ~! こちらこそ、よろしくお願い致します。セリアちゃん!」
「すみません、私のことでアナタ方を巻き込んでしまって」
「いいえ、気にしなくていいのよ。こっちの世界にいれば私達に危害が来ないのだから」
ま、向こうの世界に行く俺とセリアは危害を受けそうだけどな。
「そうね。それじゃあ私は帰るわ」
「もう帰っちゃうの?」
「うん、私が泊まるスペースがなさそうだからね。帰らせて貰うわ」
姉さんはそう言うと、手を振って家を出て行ってしまった。
「今度、姉さんにお礼を渡した方がいいか?」
「洸夜がそう思うのなら、そうしたらいいと思うわ! それはそうと、今日は歓迎会といきましょうかぁ!」
「歓迎会?」
「そうよ! イレイラちゃんとセリアちゃんがホームステイをするんだから、必要じゃない!」
いやいやいや、ちょっと待てや!
「表面上ではホームステイで、本当はここで匿っているだけだぞ。必要なのか?」
「そうね・・・・・・でも、こう言うのってノリと勢いで決めた方がいいと思うの! 今日はちょうどカレーを作ろうと思っていたから、カレーでパーティーよぉ!!」
「もう色々混じって訳がわからなくなってる!」
「わぁ~い! カレーだぁ! コウヤママが作るカレーは美味しいから楽しみぃ~!!」
オイオイ、お前も何とか言ってくれよ。
「町の案内を兼ねて、一緒にお買い物に行きましょうかぁ!」
「買い物を済ませてなかったのか?」
「さっきまで洗濯物を畳んでいたし、洸夜が何か悪いことに巻き込まれていたかねぇ~」
・・・・・・ああ、そういうことね。
母親が一緒に買い物買い物を行きたそうな目で、こっちを見つめているのだ。
「わかった。一緒に行くよ。イレイラ王女様。荷物を置いて来たら、町の案内をするので一緒に出掛けましょう」
「あ、ああ。わかった」
「セリアも頼むよ」
「・・・・・・うん」
何でイレイラ王女を見つめながら返事をするんだ? しかも不機嫌そうだし。
「コウヤは本当に鈍いなぁ~」
「鈍いって、何が鈍いんだよ?」
「別にぃ~、気にしなくていいよぉ~」
何か馬鹿にされているような気がしてならない。
「と、とにかく私は荷物を置いて来る」
イレイラ王女はそう言うと、逃げるような感じで1階の客室へと行く。
「あの・・・・・・セリア」
「何、コウヤくん?」
何か言葉に刺を感じるのは、気のせいだろか?
「とりあえずさ、一緒に行こうか。セリアがいてくれると心強いからさ」
「・・・・・・うん、洸夜くんがそう言うんなら付いて行くよ」
顔を少し赤らめながら言うので、機嫌が直ったとみていいかもしれない。
「リタはどうする?」
「もちろん、私も一緒に行くに決まってるじゃん!」
まぁリタにとってこの世界の散歩が日課になりつつあるもんなぁ~。
「それじゃあ私は、買い物の準備をして来る待っててねぇ~。買い物リストを作らないとぉ~!」
鼻歌を歌いながらリビングの方へ行ってしまい、俺とリタとセリアだけになってしまった。
「ああ~・・・・・・セリアはカレーを食べた事があったっけ?」
「ううん、私はコウヤくんの世界で見掛けたことはあったけれども、食べてないよ」
「コウヤの家のカレーはスゴイんだよ! 美味しいし、辛くないんだよ!」
まぁ母さんが辛口のカレーを食べられないっていうのもあるが、辛さよりもコクを重視している。その為、砂糖とソースと醤油を割り合いよく入れて混ぜながら煮込んでいる。
「リタちゃんの言う通りよ。英治さんも 私の作るカレー美味しい って言ってくれて評判いいのよぉ~!」
「カレー。カレー・・・・・・食べてみたいものだな」
「向こうの世界にはカレーはなかったっけ?」
イタリア風の料理が存在しているのなら、カレーがあってもおかしくないだろう。
「う~ん・・・・・・私はこの世界に来てから知った感じだよ」
「私の場合はコウヤくんと水族館に行ったときに、見掛けて初めて知ったの」
「私もその時に知ったよ!」
この様子だと向こうの世界には存在していないのか、それともセリア達の国に伝わっていないのかの2つだな。
「まぁ、とにかく買い物に行きましょうか。リタちゃんは姿を消してね」
「「「はぁ~い」」」
こうして、母親同伴でセリア達と共にデパートへと向かう。その道中でイレイラ王女は町の風景や車に興味を惹かれて、色んなことを俺に聞いて来た。
「コウヤが住んでいる世界はスゴイんだなぁ!」
「ああ・・・・・・そうか?」
「ああ! まるで夢の世界にいるようだ!」
いやいや、夢の世界って。ここは現実の世界だぞ。
『ねぇイレイラ。人前で異世界とか言っちゃダメだよ。目立っちゃうから』
「っと、すまない。つい興奮し過ぎてしまった」
イレイラ王女は咳払いすると、普段見せる顔でこっちを向いて来た。
「それで、このお城に何をしに来たんだ」
「えっ? お城?」
「ああそうだ。しかしお城にしては人が気兼ねに出入りしているなぁ。お前の国の王は暗殺者を警戒していないのか?」
ポカーンとしている俺に対して、母さんが笑い堪えている顔でイレイラ王女に近づいた。
「イレイラちゃん・・・・・・こっ、ここはね! デパートって言って・・・・・・日用雑貨から食品まで・・・・・・何でも買える場所なんだよ」
「何っ!? お城じゃないと!」
「そうです。私も見たときはビックリしましたから」
そうだよなぁ。セリアもルノアと共に来たときに驚いていたもんなぁ。
「とりあえず、ここで立ち話をしているのもなんだから、デパートの中に入ろうか」
「洸夜の言う通り、行きましょう!」
「あ、ああ・・・・・・わかった」
ちょっと緊張気味のイレイラ王女を連れてデパートの中に入ろうとしたら、自動ドアの開閉に驚いた後に、中の様子に何故か目を丸くしていた。
「本当に城じゃないんだな」
「だからそう言ってるじゃないですか」
『まだ城だと思っていたの? 疑り深いなぁ』
呆れた様子を見せるリタだが、一応王女様なのだから言葉遣いに気を付けてほ欲しい。
「食品売り場はこっちの方だから付いて来てねぇ。後、迷子になったらこの場所で待っててね。迎えに行くから」
「わかりました」
「わ、わかった」
こうして母さんの後に付いて行くようにして食品売り場へ向かう。その道中でイレイラ王女は、またしても色んな物に興味を惹かれていた。
「この中で食べ物を食べてもいいのか?」
「ええ、フードコートとか特定の場所になっちゃうけど、飲食しても構わないのよ」
「そうかぁ~、買い物以外も出来るとは・・・・・・恐れ入った」
「他にも家具とか置いている場所があるから、後で見てみる?」
「家具まで置いてあるのか、ここは?」
またしても驚いた表情を見せるイレイラ王女。後何回驚けば気が済むんだ?
「食品の種類といい、日用雑貨・・・・・・ん? あの動いている階段は?」
「エスカレーターと言って、上に乗れば2階に運んでくれる便利な物ですよ」
「自分の足で上らなくでいいのか?」
「はい、乗るのと同様で自分で降りる必要もあり・・・・・・イレイラ様」
「この世界、便利過ぎる」
イレイラ王女はそう言いながら、何故か頭を抱えてしまったのであった。
イレイラ王女の服や生活用品については、護衛の人が後から送るそうだ。もちろんオルコス家経由で。
「それじゃあ2人共、後は頼んだぞ」
「任せて下さい、イレイラ様」
「この命に換えても、必ずや犯人を捕らえてやりましょう!」
「それじゃあ、転移!」
リタは勿論、イレイラ王女と荷物を持ったセリアと共に自宅へと帰った。
「今度こそ、ただいま」
「お帰り洸夜! あらセリアちゃん。泊まる気満々ね!」
「ふ、不束者ですが! よろしくお願い致します! お、お母義様!!」
そう言って頭を下げる姿に母さんは目を輝かせた。
「あらあらまぁまぁ~! こちらこそ、よろしくお願い致します。セリアちゃん!」
「すみません、私のことでアナタ方を巻き込んでしまって」
「いいえ、気にしなくていいのよ。こっちの世界にいれば私達に危害が来ないのだから」
ま、向こうの世界に行く俺とセリアは危害を受けそうだけどな。
「そうね。それじゃあ私は帰るわ」
「もう帰っちゃうの?」
「うん、私が泊まるスペースがなさそうだからね。帰らせて貰うわ」
姉さんはそう言うと、手を振って家を出て行ってしまった。
「今度、姉さんにお礼を渡した方がいいか?」
「洸夜がそう思うのなら、そうしたらいいと思うわ! それはそうと、今日は歓迎会といきましょうかぁ!」
「歓迎会?」
「そうよ! イレイラちゃんとセリアちゃんがホームステイをするんだから、必要じゃない!」
いやいやいや、ちょっと待てや!
「表面上ではホームステイで、本当はここで匿っているだけだぞ。必要なのか?」
「そうね・・・・・・でも、こう言うのってノリと勢いで決めた方がいいと思うの! 今日はちょうどカレーを作ろうと思っていたから、カレーでパーティーよぉ!!」
「もう色々混じって訳がわからなくなってる!」
「わぁ~い! カレーだぁ! コウヤママが作るカレーは美味しいから楽しみぃ~!!」
オイオイ、お前も何とか言ってくれよ。
「町の案内を兼ねて、一緒にお買い物に行きましょうかぁ!」
「買い物を済ませてなかったのか?」
「さっきまで洗濯物を畳んでいたし、洸夜が何か悪いことに巻き込まれていたかねぇ~」
・・・・・・ああ、そういうことね。
母親が一緒に買い物買い物を行きたそうな目で、こっちを見つめているのだ。
「わかった。一緒に行くよ。イレイラ王女様。荷物を置いて来たら、町の案内をするので一緒に出掛けましょう」
「あ、ああ。わかった」
「セリアも頼むよ」
「・・・・・・うん」
何でイレイラ王女を見つめながら返事をするんだ? しかも不機嫌そうだし。
「コウヤは本当に鈍いなぁ~」
「鈍いって、何が鈍いんだよ?」
「別にぃ~、気にしなくていいよぉ~」
何か馬鹿にされているような気がしてならない。
「と、とにかく私は荷物を置いて来る」
イレイラ王女はそう言うと、逃げるような感じで1階の客室へと行く。
「あの・・・・・・セリア」
「何、コウヤくん?」
何か言葉に刺を感じるのは、気のせいだろか?
「とりあえずさ、一緒に行こうか。セリアがいてくれると心強いからさ」
「・・・・・・うん、洸夜くんがそう言うんなら付いて行くよ」
顔を少し赤らめながら言うので、機嫌が直ったとみていいかもしれない。
「リタはどうする?」
「もちろん、私も一緒に行くに決まってるじゃん!」
まぁリタにとってこの世界の散歩が日課になりつつあるもんなぁ~。
「それじゃあ私は、買い物の準備をして来る待っててねぇ~。買い物リストを作らないとぉ~!」
鼻歌を歌いながらリビングの方へ行ってしまい、俺とリタとセリアだけになってしまった。
「ああ~・・・・・・セリアはカレーを食べた事があったっけ?」
「ううん、私はコウヤくんの世界で見掛けたことはあったけれども、食べてないよ」
「コウヤの家のカレーはスゴイんだよ! 美味しいし、辛くないんだよ!」
まぁ母さんが辛口のカレーを食べられないっていうのもあるが、辛さよりもコクを重視している。その為、砂糖とソースと醤油を割り合いよく入れて混ぜながら煮込んでいる。
「リタちゃんの言う通りよ。英治さんも 私の作るカレー美味しい って言ってくれて評判いいのよぉ~!」
「カレー。カレー・・・・・・食べてみたいものだな」
「向こうの世界にはカレーはなかったっけ?」
イタリア風の料理が存在しているのなら、カレーがあってもおかしくないだろう。
「う~ん・・・・・・私はこの世界に来てから知った感じだよ」
「私の場合はコウヤくんと水族館に行ったときに、見掛けて初めて知ったの」
「私もその時に知ったよ!」
この様子だと向こうの世界には存在していないのか、それともセリア達の国に伝わっていないのかの2つだな。
「まぁ、とにかく買い物に行きましょうか。リタちゃんは姿を消してね」
「「「はぁ~い」」」
こうして、母親同伴でセリア達と共にデパートへと向かう。その道中でイレイラ王女は町の風景や車に興味を惹かれて、色んなことを俺に聞いて来た。
「コウヤが住んでいる世界はスゴイんだなぁ!」
「ああ・・・・・・そうか?」
「ああ! まるで夢の世界にいるようだ!」
いやいや、夢の世界って。ここは現実の世界だぞ。
『ねぇイレイラ。人前で異世界とか言っちゃダメだよ。目立っちゃうから』
「っと、すまない。つい興奮し過ぎてしまった」
イレイラ王女は咳払いすると、普段見せる顔でこっちを向いて来た。
「それで、このお城に何をしに来たんだ」
「えっ? お城?」
「ああそうだ。しかしお城にしては人が気兼ねに出入りしているなぁ。お前の国の王は暗殺者を警戒していないのか?」
ポカーンとしている俺に対して、母さんが笑い堪えている顔でイレイラ王女に近づいた。
「イレイラちゃん・・・・・・こっ、ここはね! デパートって言って・・・・・・日用雑貨から食品まで・・・・・・何でも買える場所なんだよ」
「何っ!? お城じゃないと!」
「そうです。私も見たときはビックリしましたから」
そうだよなぁ。セリアもルノアと共に来たときに驚いていたもんなぁ。
「とりあえず、ここで立ち話をしているのもなんだから、デパートの中に入ろうか」
「洸夜の言う通り、行きましょう!」
「あ、ああ・・・・・・わかった」
ちょっと緊張気味のイレイラ王女を連れてデパートの中に入ろうとしたら、自動ドアの開閉に驚いた後に、中の様子に何故か目を丸くしていた。
「本当に城じゃないんだな」
「だからそう言ってるじゃないですか」
『まだ城だと思っていたの? 疑り深いなぁ』
呆れた様子を見せるリタだが、一応王女様なのだから言葉遣いに気を付けてほ欲しい。
「食品売り場はこっちの方だから付いて来てねぇ。後、迷子になったらこの場所で待っててね。迎えに行くから」
「わかりました」
「わ、わかった」
こうして母さんの後に付いて行くようにして食品売り場へ向かう。その道中でイレイラ王女は、またしても色んな物に興味を惹かれていた。
「この中で食べ物を食べてもいいのか?」
「ええ、フードコートとか特定の場所になっちゃうけど、飲食しても構わないのよ」
「そうかぁ~、買い物以外も出来るとは・・・・・・恐れ入った」
「他にも家具とか置いている場所があるから、後で見てみる?」
「家具まで置いてあるのか、ここは?」
またしても驚いた表情を見せるイレイラ王女。後何回驚けば気が済むんだ?
「食品の種類といい、日用雑貨・・・・・・ん? あの動いている階段は?」
「エスカレーターと言って、上に乗れば2階に運んでくれる便利な物ですよ」
「自分の足で上らなくでいいのか?」
「はい、乗るのと同様で自分で降りる必要もあり・・・・・・イレイラ様」
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