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洸夜と無乃のその後
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自宅へと戻ると、誰かが抱き付いて来た。と思ったが、こんなことをするのは大抵決まっている。
「お帰り、洸夜!」
そう、母さんただ1人である。
「ただいま。母さん」
「・・・・・・」
「あ、父さん。お帰り」
いつの間にか帰って来ていた父さんにも挨拶をしておく。
「帰りが遅かったから心配していたのよ」
「私のお母様と話をしていたので、遅くなりました」
「お話? どんなお話をしてたの?」
「えっと実は・・・・・・」
マーガレットさんから聞いたことを両親とリタ。それにイレイラ王女様に伝えた。
『なるほど。犯人に目星が付いたんだね』
「ああ、俺が想像よりも早い段階で特定しているから、驚きだよ」
「まぁ私のことをよく思っていない者達なら、特定するのが早いに決まっている」
しまった。話さない方がよかったか?
「とにかく! 向こうの兵士達が頑張っているんで、イレイラ王女様が学園に行ける日も近いかもしれませんよ」
「そうだな。僻んでいても仕方ないからな。プラス思考を持とう」
イレイラ王女様はそう言うと、ニッコリと微笑んで来る。
う~む、無理に微笑んでいる気がするが言わない方がいいか。
「そうですね。イレイラ王女様」
「さて、お話も終わったことだから、ご飯にしましょう」
「そうですね」
こうして夕食堪能した後、色々やって就寝準備をしていたのだが・・・・・・。
「何で2人共俺の部屋にいるんだ?」
「私は遊びに来ているだけだぞ」
しれっと言うイレイラ王女様に対して、セリアの方は目を泳がしている。
「えっとぉ~・・・・・・私も」
じゃあ何で顔を赤らめているんだよ。
「遊びに来るのはいいけど、遊び道具を出さないぞ。片付けるの面倒だからな」
「そうかぁ。ところでこの壁に飾られている肖像画は何だ?」
「ポスターね」
「それはね。コウヤが敬愛している格闘家兼俳優のブルース・リーって人だよ!」
「俳優?」
まぁ、そう言われてもわからないよな。
「向こうの世界で言うところの役者だな。この人は格闘技界では有名な人で、スゴく強かったんだ。
俺もこの人が出ている映画を観て、格闘技を始めたんだ」
「ふ~ん、そうなのか。何処の会場でやっているんだ?」
「会場と言うよりは、うちのテレビで観れるぞ」
そう言うと本棚からBlu-rayディスクを取り出した。
「そうなのか。今度観せて貰おうか」
「俺がいないときに観るときは母さんに頼んでくれ」
「わかった」
そんなやり取りをしていたら、リタが俺のところに飛んで来た。
「これ私も観たよ! 面白かった!」
「え?」
いつの間に観てたんだ?
「わ、私も観てみようかなぁ・・・・・・」
どうやらセリアも興味を持ったようだ。
「そうか。じゃあ今度みんなで観ようか」
俺も久々に観てみたいし。
「ねぇコウヤくん」
「ん? どうした?」
「アニス学園長に話した方がいいかなぁ?」
「ああ。一応話しておこう」
恐らくあの人も把握していると思うけど。
「さて、明日も早いことだし。そろそろ寝ようか」
「さんせぇ~い!」
リタはそう言うと、我先にと手作りベッドに潜り込んだ。
「ああ、わかった。お休み」
イレイラ王女様はそう言うと、何と俺のベッドに潜り込んだのだ!
「あの・・・・・・何をしているんですか?」
「何って。眠る準備をしているんだが」
寝ようとしているのはわかるんだが、そこは俺のベッドだぞ。
そんなことを思っていたら、セリアが頬を膨らませながら横になっているイレイラ王女様に近づいた。
「何をしているんですか、イレイラ王女様っ!」
「何をしているって、コウヤと寝ようと思っているんだが?」
しれっと言うイレイラ王女様に対して、セリアはショックを受けたような顔をさせる。
「そんなことをしてはいけません! ふ、不純ですっ!」
「不純? 不純ねぇ」
顔をニヤリとさせながら、身体を起こした。
「昨日3人で眠ったのは何だったのだ?」
「それはぁ・・・・・・イレイラ王女様が怖がっていたので、許可を出したに決まっています」
「そうか。添い寝だけなら私とコウヤだけでよかったんじゃないか?」
「それだとぉ、ダメなんです」
「何でダメなんだ?」
「えっとぉ~。そのですねぇ~・・・・・・」
イレイラ様の問いに、しどろもどろになっているセリア。
「コウヤと私が仲良くする姿が気に入らなかったとか?」
「うっ!?」
セリアは痛いところを突かれたような顔をさせる。
「そ、そんなことはないです」
「そうか。それなら私とコウヤが仲良くするのに問題はないな」
「ッ!? それは絶対にダメです!」
いきなり声を上げたので、思わずビックリしてしまった。当の本人はやらかしてしまったような顔をしている。
「・・・・・・フッ。キミも素直じゃないな」
「~~~ッ!?」
顔を真っ赤にさせているセリアに近寄り、オデコに手を当てた。
「セリア、大丈夫か?」
「だ、だだだ大丈夫! わたっ、私はへへへへ、平気だよ!」
そうは見えないんだけどな。
「ねぇイレイラ。その辺にした方がいいんじゃない?」
「そうだな。少々やり過ぎたみたいだし。お暇させて貰おうか。それじゃあ3人共、お休み」
「あ、ちょっと!」
俺が戸惑っている中、部屋から出て行ってしまった。
「・・・・・・コウヤくん」
捨てられた子犬のような目でこっちを見てくるセリアに対して、頭に手を置いた。
「セリアもそろそろ寝ようか」
「・・・・・・うん。お休み」
そう言った後に千鳥足で部屋から出て行くので、 大丈夫か? と思ってしまう
「セリアのヤツ、大丈夫か?」
「コウヤって本当に鈍ちんだよねぇ~」
「鈍ちんって、どう言うことだよ?」
「お~しえない!」
リタはそう言うと、布団を被って眠った。
「何なんだよもう」
リタも寝てしまったので俺も布団に潜り込み目を閉じたが、すぐに違和感を感じた。
「・・・・・・ん? んんん?」
何か知らないけど家が揺れているぞ!
「地震かっ!?」
そう言って起き上がると自室ではない光景が辺り一面広がっていた。
「え? ここって、もしかして・・・・・・」
狭い空間。それに加えて共同生活しているのか簡易的な2段ベッドになっている。しかも、あんまり掃除をしてないのか少し汚いし、1個だけ壁にある窓が丸い形状をしている。
外のようすが気になったので近付いて見てみると、何と荒波が立っているのだ!
「もしかして、ここは船の中なのか?」
船といえば無蔵が中国に逃げるときに乗っていたんだが、もしかして帰る目処が立ったのか?
『コォラ新人! キビキビ働けぇ!!』
『は、はいぃ!』
この声聞いたことあるぞ。
部屋の外から聞こえて来たのでドアを開けて外を見てみると、何と無乃が廊下の掃除をしているではないか!
『テメェ、またこの間にように海に放り出されたいのかぁ。あぁ?』
『頑張りますから、勘弁して下さい!』
『なら俺が帰って来るまでに掃除を終わらせるんだな! でなきゃわかってんだろうなぁ?』
『はいぃ! わかりましたぁ!』
無乃は怯えた表情でせっせとブラシで床を擦る。
「もしかして893が連れて行った場所って、漁師のところ? ん?」
俺がでて来た隣の部屋から声が聞こえて来たので、耳をすませて盗み聞きをする。
『やっこさんのことですかぁ? はい・・・・・・はい。この間海に放り投げたのが効いたんでしょう。今は大人しく仕事していますよぉ』
ガチで海に放り投げたのかよ。
『ええ、俺も知らなかったですよ。まさかあの駄爆の息子だったなんて。少年院と警察の連中は何て言っているんです? ・・・・・・え? こちらに任せるって本当ですか?』
「どういうことだ?」
普通なら連れ戻しに来るだろう。
『あ、なるほど。アイツ少年院でも手を焼いていたんですねぇ。そっちじゃお手上げだから俺達に任せるって訳ですね。なら、復讐なんて出来なくなるぐらいに、俺達の方でたっぷり可愛がってやりますよ。それでは』
船員らしき人はそう言い切ると、歩く音が聴こえて来た。なのでドアから離れたら出て来た。
『おい、喜べ無乃! 少年院のヤツと連絡が取れたぞ!』
『えっ!? 本当ですかぁ!』
無乃の顔が晴れやかなものに変わるが、船員の顔が恐ろしいと思えるぐらいにニヤついた顔をする。
『ああ、お前の面倒を見るのはもう懲り懲りだから、俺達に任せるってさ』
『・・・・・・え?』
『だからよぉ。このまま数ヶ月の間は外洋で漁業をするって訳になったから、俺達と楽しくやろうなぁ。
そうそう、逃げてもいいが日本からかなぁ~り遠いから、簡単に辿り着けると思わない方がいいぜ』
『そんな・・・・・・』
絶望の表情を浮かべる無乃の肩に、船員は手をポンと置いた。
『まぁ、楽しくやろうじゃねぇか。ガハハハハハハッ!?』
彼はそう言うと、今にも泣きそうな無乃を置いて何処かへと行ってしまった。
『あんなこと・・・・・・しなきゃよかったぁ。グスッ!』
「本当にそうだよな」
突っ立って後悔している無乃の姿が、だんだん白いモヤに包まれていくのであった。
「お帰り、洸夜!」
そう、母さんただ1人である。
「ただいま。母さん」
「・・・・・・」
「あ、父さん。お帰り」
いつの間にか帰って来ていた父さんにも挨拶をしておく。
「帰りが遅かったから心配していたのよ」
「私のお母様と話をしていたので、遅くなりました」
「お話? どんなお話をしてたの?」
「えっと実は・・・・・・」
マーガレットさんから聞いたことを両親とリタ。それにイレイラ王女様に伝えた。
『なるほど。犯人に目星が付いたんだね』
「ああ、俺が想像よりも早い段階で特定しているから、驚きだよ」
「まぁ私のことをよく思っていない者達なら、特定するのが早いに決まっている」
しまった。話さない方がよかったか?
「とにかく! 向こうの兵士達が頑張っているんで、イレイラ王女様が学園に行ける日も近いかもしれませんよ」
「そうだな。僻んでいても仕方ないからな。プラス思考を持とう」
イレイラ王女様はそう言うと、ニッコリと微笑んで来る。
う~む、無理に微笑んでいる気がするが言わない方がいいか。
「そうですね。イレイラ王女様」
「さて、お話も終わったことだから、ご飯にしましょう」
「そうですね」
こうして夕食堪能した後、色々やって就寝準備をしていたのだが・・・・・・。
「何で2人共俺の部屋にいるんだ?」
「私は遊びに来ているだけだぞ」
しれっと言うイレイラ王女様に対して、セリアの方は目を泳がしている。
「えっとぉ~・・・・・・私も」
じゃあ何で顔を赤らめているんだよ。
「遊びに来るのはいいけど、遊び道具を出さないぞ。片付けるの面倒だからな」
「そうかぁ。ところでこの壁に飾られている肖像画は何だ?」
「ポスターね」
「それはね。コウヤが敬愛している格闘家兼俳優のブルース・リーって人だよ!」
「俳優?」
まぁ、そう言われてもわからないよな。
「向こうの世界で言うところの役者だな。この人は格闘技界では有名な人で、スゴく強かったんだ。
俺もこの人が出ている映画を観て、格闘技を始めたんだ」
「ふ~ん、そうなのか。何処の会場でやっているんだ?」
「会場と言うよりは、うちのテレビで観れるぞ」
そう言うと本棚からBlu-rayディスクを取り出した。
「そうなのか。今度観せて貰おうか」
「俺がいないときに観るときは母さんに頼んでくれ」
「わかった」
そんなやり取りをしていたら、リタが俺のところに飛んで来た。
「これ私も観たよ! 面白かった!」
「え?」
いつの間に観てたんだ?
「わ、私も観てみようかなぁ・・・・・・」
どうやらセリアも興味を持ったようだ。
「そうか。じゃあ今度みんなで観ようか」
俺も久々に観てみたいし。
「ねぇコウヤくん」
「ん? どうした?」
「アニス学園長に話した方がいいかなぁ?」
「ああ。一応話しておこう」
恐らくあの人も把握していると思うけど。
「さて、明日も早いことだし。そろそろ寝ようか」
「さんせぇ~い!」
リタはそう言うと、我先にと手作りベッドに潜り込んだ。
「ああ、わかった。お休み」
イレイラ王女様はそう言うと、何と俺のベッドに潜り込んだのだ!
「あの・・・・・・何をしているんですか?」
「何って。眠る準備をしているんだが」
寝ようとしているのはわかるんだが、そこは俺のベッドだぞ。
そんなことを思っていたら、セリアが頬を膨らませながら横になっているイレイラ王女様に近づいた。
「何をしているんですか、イレイラ王女様っ!」
「何をしているって、コウヤと寝ようと思っているんだが?」
しれっと言うイレイラ王女様に対して、セリアはショックを受けたような顔をさせる。
「そんなことをしてはいけません! ふ、不純ですっ!」
「不純? 不純ねぇ」
顔をニヤリとさせながら、身体を起こした。
「昨日3人で眠ったのは何だったのだ?」
「それはぁ・・・・・・イレイラ王女様が怖がっていたので、許可を出したに決まっています」
「そうか。添い寝だけなら私とコウヤだけでよかったんじゃないか?」
「それだとぉ、ダメなんです」
「何でダメなんだ?」
「えっとぉ~。そのですねぇ~・・・・・・」
イレイラ様の問いに、しどろもどろになっているセリア。
「コウヤと私が仲良くする姿が気に入らなかったとか?」
「うっ!?」
セリアは痛いところを突かれたような顔をさせる。
「そ、そんなことはないです」
「そうか。それなら私とコウヤが仲良くするのに問題はないな」
「ッ!? それは絶対にダメです!」
いきなり声を上げたので、思わずビックリしてしまった。当の本人はやらかしてしまったような顔をしている。
「・・・・・・フッ。キミも素直じゃないな」
「~~~ッ!?」
顔を真っ赤にさせているセリアに近寄り、オデコに手を当てた。
「セリア、大丈夫か?」
「だ、だだだ大丈夫! わたっ、私はへへへへ、平気だよ!」
そうは見えないんだけどな。
「ねぇイレイラ。その辺にした方がいいんじゃない?」
「そうだな。少々やり過ぎたみたいだし。お暇させて貰おうか。それじゃあ3人共、お休み」
「あ、ちょっと!」
俺が戸惑っている中、部屋から出て行ってしまった。
「・・・・・・コウヤくん」
捨てられた子犬のような目でこっちを見てくるセリアに対して、頭に手を置いた。
「セリアもそろそろ寝ようか」
「・・・・・・うん。お休み」
そう言った後に千鳥足で部屋から出て行くので、 大丈夫か? と思ってしまう
「セリアのヤツ、大丈夫か?」
「コウヤって本当に鈍ちんだよねぇ~」
「鈍ちんって、どう言うことだよ?」
「お~しえない!」
リタはそう言うと、布団を被って眠った。
「何なんだよもう」
リタも寝てしまったので俺も布団に潜り込み目を閉じたが、すぐに違和感を感じた。
「・・・・・・ん? んんん?」
何か知らないけど家が揺れているぞ!
「地震かっ!?」
そう言って起き上がると自室ではない光景が辺り一面広がっていた。
「え? ここって、もしかして・・・・・・」
狭い空間。それに加えて共同生活しているのか簡易的な2段ベッドになっている。しかも、あんまり掃除をしてないのか少し汚いし、1個だけ壁にある窓が丸い形状をしている。
外のようすが気になったので近付いて見てみると、何と荒波が立っているのだ!
「もしかして、ここは船の中なのか?」
船といえば無蔵が中国に逃げるときに乗っていたんだが、もしかして帰る目処が立ったのか?
『コォラ新人! キビキビ働けぇ!!』
『は、はいぃ!』
この声聞いたことあるぞ。
部屋の外から聞こえて来たのでドアを開けて外を見てみると、何と無乃が廊下の掃除をしているではないか!
『テメェ、またこの間にように海に放り出されたいのかぁ。あぁ?』
『頑張りますから、勘弁して下さい!』
『なら俺が帰って来るまでに掃除を終わらせるんだな! でなきゃわかってんだろうなぁ?』
『はいぃ! わかりましたぁ!』
無乃は怯えた表情でせっせとブラシで床を擦る。
「もしかして893が連れて行った場所って、漁師のところ? ん?」
俺がでて来た隣の部屋から声が聞こえて来たので、耳をすませて盗み聞きをする。
『やっこさんのことですかぁ? はい・・・・・・はい。この間海に放り投げたのが効いたんでしょう。今は大人しく仕事していますよぉ』
ガチで海に放り投げたのかよ。
『ええ、俺も知らなかったですよ。まさかあの駄爆の息子だったなんて。少年院と警察の連中は何て言っているんです? ・・・・・・え? こちらに任せるって本当ですか?』
「どういうことだ?」
普通なら連れ戻しに来るだろう。
『あ、なるほど。アイツ少年院でも手を焼いていたんですねぇ。そっちじゃお手上げだから俺達に任せるって訳ですね。なら、復讐なんて出来なくなるぐらいに、俺達の方でたっぷり可愛がってやりますよ。それでは』
船員らしき人はそう言い切ると、歩く音が聴こえて来た。なのでドアから離れたら出て来た。
『おい、喜べ無乃! 少年院のヤツと連絡が取れたぞ!』
『えっ!? 本当ですかぁ!』
無乃の顔が晴れやかなものに変わるが、船員の顔が恐ろしいと思えるぐらいにニヤついた顔をする。
『ああ、お前の面倒を見るのはもう懲り懲りだから、俺達に任せるってさ』
『・・・・・・え?』
『だからよぉ。このまま数ヶ月の間は外洋で漁業をするって訳になったから、俺達と楽しくやろうなぁ。
そうそう、逃げてもいいが日本からかなぁ~り遠いから、簡単に辿り着けると思わない方がいいぜ』
『そんな・・・・・・』
絶望の表情を浮かべる無乃の肩に、船員は手をポンと置いた。
『まぁ、楽しくやろうじゃねぇか。ガハハハハハハッ!?』
彼はそう言うと、今にも泣きそうな無乃を置いて何処かへと行ってしまった。
『あんなこと・・・・・・しなきゃよかったぁ。グスッ!』
「本当にそうだよな」
突っ立って後悔している無乃の姿が、だんだん白いモヤに包まれていくのであった。
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