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7.聖騎士さまとデート
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「おや、あれは。見て下さい、ディルティーナ。恋人同士で一緒にコインを投げると願いが叶う泉、だそうですよ」
「……はい」
「コインを投げる時に、相手に対する愛を力いっぱい叫ぶように、と書いてあります」
「……」
ああ、これはまずい。
サフィード様が考えていることが、手に取るように分かる。
視線を逸らし、死んだように表情を消して立ちすくんでみたが、もちろん、そんなものは何の役にも立たない。
サフィード様は私に向き直り、手袋に包まれた手で私の両手を取ると、そっと持ち上げた。
釣られて見上げた視線の先で、天の御使いのような美貌が優しく微笑んでいる。
「信じていますよ。貴方なら、この場で堂々と一歩も引かず、私に対する心からの愛を聞かせてくれますね?」
「さ……サフィード様……」
「今日は休息日ですから、いつもより人出が多いようですね。貴方の声が、どれだけ多くの人に届くか……想像すると、とても楽しみですね」
「……」
残念ながら、これは人目も構わず盛り上がる熱い恋人たちの会話ではない。
目と目を合わせて見つめ合ってはいるが、そこに甘いものなど微塵も存在しない。むしろ、私の強くもない心臓が凍り付きそうなほど冷たい。
「さあ、ディルティーナ」
「……」
「どうしましたか?」
「……っ」
悲鳴を上げるか、頭を抱えたままで、この場から逃げ出したい。
もしくは、相討ち狙いで、一息に短剣を突き出すか。その場合、サフィード様が「ふふ、随分と情熱的ですね」と言いながら軽やかに私を無力化し、鎖か何かで繋いで一日中牽き回しそうな予感がするので、必死にその衝動を堪えているのだが。
「おやおや、初心なカップルだねえ」
「仲が良さげで微笑ましい」
「リア充爆発あるのみ」
「彼女さん、がんばれ~」
雑踏の中からぽつぽつと聞こえてくる言葉に、私は顔を引き攣らせた。
(なぜ。こんな謎の恋人向けスポットが、街のど真ん中、一番人通りの激しい大通りにあるの)
公開処刑用だろうか。
しかも、今日の私はすでに何度となく公開処刑されている。散々、サフィード様に弄ばれ、遊ばれた後なのである。私の顔色が、青色を通り越して土気色になっていたとしても不思議ではない。
公開処刑、それはサフィード様の言葉によれば、デートという。
帝国アスフィーファの、国境からそれほど離れてはいない交易都市グリュエ。思いのほか栄えて賑やかなその街で、私とサフィード様は、それはもうお約束通りの、いかにもデートと言えるようなデートをせっせとこなしていた。
宝飾品店でお揃いのアクセサリーを買い、お洒落なカフェでお茶をして、「あーん」とケーキを食べさせ合い、ナンパ男に私が絡まれてサフィード様が追い払う。そして、花の咲き乱れる遊歩道を肩を抱き寄せられつつ闊歩する。
その先で辿り着いたのが、この泉だ。
きらきらと陽光を反射する小さな泉。その前で、私の顔がひくりと引き攣る。
それを見下ろすサフィード様の笑みが、一段と大きくなった。
「とても嫌そうな顔をしていますよ、ディルティーナ。ひょっとして、私とこうしているのが不愉快なのですか?」
「そ、そんなことはありません」
「では、楽しいのですね?」
「……………はい、とても楽しいです」
分からない。サフィード様の考えていることが分からない。
分からないが、とにかく逆らってはいけないことだけは確かだ。
私がこれ以上寄せられないほど深く、ぐぐっと眉根を寄せていると、サフィード様は腰を屈めて顔を近付けてきた。私の耳許で囁く。
「毒を食らわば皿まで、と思っているのに、どちらも飲み下せず苦しんでいる顔ですね、ディルティーナ」
「……っ」
ぞくりと身体が震える。私は反射的に後ろに飛び退って、サフィード様から距離を取った。
「おや。そんなに意識せずとも」
「……」
私は再び、片側の頬を大きくひくっと震わせて、それから、
「まだ飽きませんか、サフィード様?」
震えてはいるが、素の声で訊ねてしまった。
サフィード様はくくっと笑い(外見に騙されるけれど、これではもはや悪役だと思う)、やはり彼も素の口調で返してきた。
「飽きませんねえ。貴方は本当に特殊だと思いますよ、ディルティーナ」
しみじみとした声音だ。
特殊? 特殊って何? それはサフィード様のことでは?
私は彼とは違って、十分に普通な人間だと思うんだけれど?
頭の中で色んな思考が飛び跳ねたけれど、私がそれを口に出すより早く、
「あれ、サフィード? 噂は聞いたが、本当に来てたのか」
「お前が帝国に戻ってくるとはな」
「あの合コン以来だな」
爽やかな声がして振り返ると、純白に青十字入りのマントを羽織った青年たちが三人、その場にたむろしていた。
サフィード様と同年代、もしくは少し年上ぐらいのようだ。服装もそうだけれど、それぞれ輝く聖気を纏わせているので、聖騎士と分かる。サフィード様の同僚だろうか。
(……いや、それよりも)
今、何か、とんでもない単語が聞こえたような気がしたのだが、気のせいだろうか。
「もう治療院から出て来たんですか、思ったより頑丈でしたね」
サフィード様が、どうにも不穏な意味に取れそうな言葉を返しているが、それは今はどうでもいい。
「……今、合コンとか言いませんでしたか?」
「ああ。聖騎士・神殿関係者合同殺戮コンペティションのことですね?」
「……はい?」
サフィード様はいつも訳が分からないが、ここまで突き抜けているとは思ってもみなかった。
私がその場に硬直していると、聖騎士たちが爽やかに、はは、と笑い、
「それを開催してたのはお前だけだけどな」
「まあ、騙して連れて行った俺たちも悪いんだが……主催者、女性陣を全員治療院送りにした地獄の出来事だったな。酒場の壁に次元通路は開けるわ、地雷原を作るわ、女性をゴミ溜めの底のゴミ屑呼ばわりするわで、精神的な死者も続出するし。幼少期からの女性嫌いの根深さって凄いんだな」
「そんなサフィードが女性連れとか……お前、女性に触られたらゴミに汚染されるとか言ってなかったか?」
「素手で触れると蕁麻疹出るんで、いつも手袋嵌めてるんじゃなかったのか?」
情報量の多すぎる発言を連ねながら、青年たちが私をまじまじと見つめる。サフィード様が片手でマントを持ち上げて庇ってくれたので、私は思わず、その後ろにそそくさと隠れてしまった。
「おお……お前、どこで見つけたんだ、こんな可愛い闇属性」
「あまり見ないで下さい、私のですからね」
サフィード様が穏やかに返す。
「え。本気か?」
「本気ですよ」
「しかし……お前が帝国に帰ってきたのは、アレのためだろう?」
「それはそうですね」
思わせぶりな会話が続いている。
(えっ、これ、どういうこと)
完全に付いて行けなくなった私がただただ困惑していると、サフィード様がふうっと深く溜息をつくのが聞こえた。
「……予定では、まだ半年は保つと思っていたんですよ。これから時間をかけて、彼女とのんびり帝国を旅行しようかと」
「辺境で殺しすぎたな。皇帝陛下はもう半狂乱になっておられる」
「……全く、堪え性のないことだ」
低い声に、歯軋りの不協和音が混じった。
(え、サフィード様が歯軋り?)
目を見開いた私を振り返ると、サフィード様が口許を微笑ませた。だが、細められた水色の目は笑っていない。怒っているわけでも、愉しんでいるわけでもなく……どういう感情なのか分からない。
「ディルティーナ。予定より随分と早くなってしまいましたが、ここでお仕舞いのようです」
「……サフィード様?」
「これを。貴方がずっと、欲しがっていたものですよ」
懐から一通の封書を抜き出し、私に手渡す。
「できれば、私のことを忘れないで下さい」
(えっ、なにごと?)
私は身構える暇さえ無かった。
サフィード様が手を挙げると、光り輝く点が宙に広がり、複数の陣が描き出された。強い波動が押し寄せてきて、ひりつく熱のように私の頬を撫でる。
(これ、転移陣だ)
そう思った瞬間に、私は飛ばされていた。
層を越える、時空酔いの感覚に胃が締め付けられる。一瞬の無空。空気を求めて、かはっと口を開き、再び吸い込んだ時には、私は地面の、ふんわりした草地の上に降り立っていた。
目の前には、古びた灰色の煉瓦でできた建物。ところどころ蔦が這い、風雪を重ねたといえば聞こえはいいが、単にお金がない貧乏な地方貴族の家。私の一族が暮らす家だ。
「……どうして」
震える手で、握り締めていた封書を開き、中の紙に目を通す。
身体の震えが止まらないせいで、すぐには内容が頭に入ってこなかったが、二度、三度と読み返した。
「黒の魔女の娘、ディルティーナは、その魔力を失ったと判断し、国による庇護と婚姻を無効とする」
「……はい」
「コインを投げる時に、相手に対する愛を力いっぱい叫ぶように、と書いてあります」
「……」
ああ、これはまずい。
サフィード様が考えていることが、手に取るように分かる。
視線を逸らし、死んだように表情を消して立ちすくんでみたが、もちろん、そんなものは何の役にも立たない。
サフィード様は私に向き直り、手袋に包まれた手で私の両手を取ると、そっと持ち上げた。
釣られて見上げた視線の先で、天の御使いのような美貌が優しく微笑んでいる。
「信じていますよ。貴方なら、この場で堂々と一歩も引かず、私に対する心からの愛を聞かせてくれますね?」
「さ……サフィード様……」
「今日は休息日ですから、いつもより人出が多いようですね。貴方の声が、どれだけ多くの人に届くか……想像すると、とても楽しみですね」
「……」
残念ながら、これは人目も構わず盛り上がる熱い恋人たちの会話ではない。
目と目を合わせて見つめ合ってはいるが、そこに甘いものなど微塵も存在しない。むしろ、私の強くもない心臓が凍り付きそうなほど冷たい。
「さあ、ディルティーナ」
「……」
「どうしましたか?」
「……っ」
悲鳴を上げるか、頭を抱えたままで、この場から逃げ出したい。
もしくは、相討ち狙いで、一息に短剣を突き出すか。その場合、サフィード様が「ふふ、随分と情熱的ですね」と言いながら軽やかに私を無力化し、鎖か何かで繋いで一日中牽き回しそうな予感がするので、必死にその衝動を堪えているのだが。
「おやおや、初心なカップルだねえ」
「仲が良さげで微笑ましい」
「リア充爆発あるのみ」
「彼女さん、がんばれ~」
雑踏の中からぽつぽつと聞こえてくる言葉に、私は顔を引き攣らせた。
(なぜ。こんな謎の恋人向けスポットが、街のど真ん中、一番人通りの激しい大通りにあるの)
公開処刑用だろうか。
しかも、今日の私はすでに何度となく公開処刑されている。散々、サフィード様に弄ばれ、遊ばれた後なのである。私の顔色が、青色を通り越して土気色になっていたとしても不思議ではない。
公開処刑、それはサフィード様の言葉によれば、デートという。
帝国アスフィーファの、国境からそれほど離れてはいない交易都市グリュエ。思いのほか栄えて賑やかなその街で、私とサフィード様は、それはもうお約束通りの、いかにもデートと言えるようなデートをせっせとこなしていた。
宝飾品店でお揃いのアクセサリーを買い、お洒落なカフェでお茶をして、「あーん」とケーキを食べさせ合い、ナンパ男に私が絡まれてサフィード様が追い払う。そして、花の咲き乱れる遊歩道を肩を抱き寄せられつつ闊歩する。
その先で辿り着いたのが、この泉だ。
きらきらと陽光を反射する小さな泉。その前で、私の顔がひくりと引き攣る。
それを見下ろすサフィード様の笑みが、一段と大きくなった。
「とても嫌そうな顔をしていますよ、ディルティーナ。ひょっとして、私とこうしているのが不愉快なのですか?」
「そ、そんなことはありません」
「では、楽しいのですね?」
「……………はい、とても楽しいです」
分からない。サフィード様の考えていることが分からない。
分からないが、とにかく逆らってはいけないことだけは確かだ。
私がこれ以上寄せられないほど深く、ぐぐっと眉根を寄せていると、サフィード様は腰を屈めて顔を近付けてきた。私の耳許で囁く。
「毒を食らわば皿まで、と思っているのに、どちらも飲み下せず苦しんでいる顔ですね、ディルティーナ」
「……っ」
ぞくりと身体が震える。私は反射的に後ろに飛び退って、サフィード様から距離を取った。
「おや。そんなに意識せずとも」
「……」
私は再び、片側の頬を大きくひくっと震わせて、それから、
「まだ飽きませんか、サフィード様?」
震えてはいるが、素の声で訊ねてしまった。
サフィード様はくくっと笑い(外見に騙されるけれど、これではもはや悪役だと思う)、やはり彼も素の口調で返してきた。
「飽きませんねえ。貴方は本当に特殊だと思いますよ、ディルティーナ」
しみじみとした声音だ。
特殊? 特殊って何? それはサフィード様のことでは?
私は彼とは違って、十分に普通な人間だと思うんだけれど?
頭の中で色んな思考が飛び跳ねたけれど、私がそれを口に出すより早く、
「あれ、サフィード? 噂は聞いたが、本当に来てたのか」
「お前が帝国に戻ってくるとはな」
「あの合コン以来だな」
爽やかな声がして振り返ると、純白に青十字入りのマントを羽織った青年たちが三人、その場にたむろしていた。
サフィード様と同年代、もしくは少し年上ぐらいのようだ。服装もそうだけれど、それぞれ輝く聖気を纏わせているので、聖騎士と分かる。サフィード様の同僚だろうか。
(……いや、それよりも)
今、何か、とんでもない単語が聞こえたような気がしたのだが、気のせいだろうか。
「もう治療院から出て来たんですか、思ったより頑丈でしたね」
サフィード様が、どうにも不穏な意味に取れそうな言葉を返しているが、それは今はどうでもいい。
「……今、合コンとか言いませんでしたか?」
「ああ。聖騎士・神殿関係者合同殺戮コンペティションのことですね?」
「……はい?」
サフィード様はいつも訳が分からないが、ここまで突き抜けているとは思ってもみなかった。
私がその場に硬直していると、聖騎士たちが爽やかに、はは、と笑い、
「それを開催してたのはお前だけだけどな」
「まあ、騙して連れて行った俺たちも悪いんだが……主催者、女性陣を全員治療院送りにした地獄の出来事だったな。酒場の壁に次元通路は開けるわ、地雷原を作るわ、女性をゴミ溜めの底のゴミ屑呼ばわりするわで、精神的な死者も続出するし。幼少期からの女性嫌いの根深さって凄いんだな」
「そんなサフィードが女性連れとか……お前、女性に触られたらゴミに汚染されるとか言ってなかったか?」
「素手で触れると蕁麻疹出るんで、いつも手袋嵌めてるんじゃなかったのか?」
情報量の多すぎる発言を連ねながら、青年たちが私をまじまじと見つめる。サフィード様が片手でマントを持ち上げて庇ってくれたので、私は思わず、その後ろにそそくさと隠れてしまった。
「おお……お前、どこで見つけたんだ、こんな可愛い闇属性」
「あまり見ないで下さい、私のですからね」
サフィード様が穏やかに返す。
「え。本気か?」
「本気ですよ」
「しかし……お前が帝国に帰ってきたのは、アレのためだろう?」
「それはそうですね」
思わせぶりな会話が続いている。
(えっ、これ、どういうこと)
完全に付いて行けなくなった私がただただ困惑していると、サフィード様がふうっと深く溜息をつくのが聞こえた。
「……予定では、まだ半年は保つと思っていたんですよ。これから時間をかけて、彼女とのんびり帝国を旅行しようかと」
「辺境で殺しすぎたな。皇帝陛下はもう半狂乱になっておられる」
「……全く、堪え性のないことだ」
低い声に、歯軋りの不協和音が混じった。
(え、サフィード様が歯軋り?)
目を見開いた私を振り返ると、サフィード様が口許を微笑ませた。だが、細められた水色の目は笑っていない。怒っているわけでも、愉しんでいるわけでもなく……どういう感情なのか分からない。
「ディルティーナ。予定より随分と早くなってしまいましたが、ここでお仕舞いのようです」
「……サフィード様?」
「これを。貴方がずっと、欲しがっていたものですよ」
懐から一通の封書を抜き出し、私に手渡す。
「できれば、私のことを忘れないで下さい」
(えっ、なにごと?)
私は身構える暇さえ無かった。
サフィード様が手を挙げると、光り輝く点が宙に広がり、複数の陣が描き出された。強い波動が押し寄せてきて、ひりつく熱のように私の頬を撫でる。
(これ、転移陣だ)
そう思った瞬間に、私は飛ばされていた。
層を越える、時空酔いの感覚に胃が締め付けられる。一瞬の無空。空気を求めて、かはっと口を開き、再び吸い込んだ時には、私は地面の、ふんわりした草地の上に降り立っていた。
目の前には、古びた灰色の煉瓦でできた建物。ところどころ蔦が這い、風雪を重ねたといえば聞こえはいいが、単にお金がない貧乏な地方貴族の家。私の一族が暮らす家だ。
「……どうして」
震える手で、握り締めていた封書を開き、中の紙に目を通す。
身体の震えが止まらないせいで、すぐには内容が頭に入ってこなかったが、二度、三度と読み返した。
「黒の魔女の娘、ディルティーナは、その魔力を失ったと判断し、国による庇護と婚姻を無効とする」
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