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8.カシュー……ナッ……!
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グラデスギルド王国軍、兵舎前。
前世からの関係者が集められたという、人々の賑わいの輪の中で。
私は今、感動的な再会を果たしていた。
「主様あああぁぁっ!!!」
火柱が立ちそうな勢いで突っ走ってきたのは、真っ白な毛皮の小さなオコジョ獣人(獣形)だ。
小さいながらも尖った攻撃力を持つ捕食獣だ。そのままの勢いでタックルされていたら、いかに歴戦の戦士である私でも仕留められて本日のご飯になっていたかもしれない。だがユーグの肩に乗っていた私がさっと隠れたため、凶悪な一撃を丸ごと受け止めたのはユーグだった。
ユーグが人間のまま転生していてよかった。可愛い豆柴とかに生まれ変わっていたら、ダメージはかなりのものだっただろう。
「ぐふぅっ」
「大丈夫か、ユーグ」
「ああっ、すみません、主様! 主様に再会できて嬉しすぎたのに、どうしても獲物に見えて仕方がなく」
「素直だなお前」
人間のままだったら分からなかっただろう。しかし今の私は、人よりも遥かに鋭い視覚、嗅覚、聴覚が備わっている。それらが全て合わさった「本能」で、私は目の前のオコジョの正体を見抜いた。
「お前、ジャンの生まれ変わりだな?」
私の軍で、前衛を務めていたごつい戦士だ。日に灼けて黒々とした肌の、筋骨隆々とした男、だったはずなのだが。
「は? ジャン?!」
身体をくの字に折り畳んで苦悶していたユーグが、がばっと顔を上げる。
「お前が? このオコジョが? どうして、なんでそうなる?」
「嫌だなあ、僕だけこんなに可愛く転生したからって、焼きもちを焼くなんて」
「『僕』とか可愛こぶってるんじゃねえぞ?! お前、盾役だろ? 閣下を身をもってお守りするって誓ったじゃねえか! オコジョの身でどう守るんだよ、この迂闊!」
「えっと、この可愛さで?」
「畜生、お前も閣下と同じコースか!」
ユーグが頭を抱えて絶叫している。
(うーん、前世のユーグとジャンは仲が良かったからなあ)
親友と言ってもいい。
だが、その親友の変わり果てた姿は、ユーグには衝撃が強すぎたようだ。
「閣下といい、お前といい……なんで全然違う生き物に転生するんだよ……訳分からねえ」
ぶつぶつ呟いているユーグを慰めてやろうとして、私はふと、「ん?」と動きを止めた。
ユーグは人間だから、いかに親友であっても、オコジョに転生してしまえば見分けられない。それができるのは、感覚の鋭敏な獣人だけ。それなのに、彼は私がリス獣人に転生した途端、すぐさま追い掛けて来たのではなかったか。ふわふわの尻尾を揺らす私を見ても動揺せず、全て知っていたふうに冷静な顔で名乗って、近隣貴族の紹介状を差し出してきたのだ。
紹介状?
前世は村人、今生も小さな村の住民であるユーグが、どこでそんなものを手に入れた?
これまで全く気になっていなかったことが(何度でも言うが、私は自分の尻尾を愛でるのに忙しいのである)、唐突に、そして執拗に気になり始めた。ユーグに問おうとして顔を上げたが、
「そんな小さい体に生まれ変わるとか、閣下を守る気皆無だろ! 俺とした約束どこにやった!」
「お前、オコジョ舐めんなよ?! 可愛い見た目だけど、滅茶苦茶殺傷力が高いんだからな」
「盾役が殺傷力全振りすんな! ほら、盾持ってみろよ? うわ、手が短っ!」
……問いただすのは、後にした方が良さそうだ。
仲良く言い争っているユーグとジャンを置いて、私は別の踏み台を探しに出掛けた。少し離れたところで見守っていたセーガルが、すぐに気付いて頭を下げてくる。すぐさま彼の肩に飛び乗って、私は他の連中を構いに行った。
前世で部下だった戦士の孫(遺言に従って、私の元に馳せ参じたらしい)。
すっかり白髪になった前世の部下。
前世の私に憧れていたという女戦士。
懐かしい顔もあれば、面影を追うだけのこともある。だが、かつての繋がりがまだ生きていて、こうやって集まっているのを見て、妙にくすぐったいような、むず痒いような熱が胸中に広がった。
「なあ、セーガル。ユーグを私のところに送って寄越したのは、お前だな?」
日が昏れていく中、焚き火を起こして、夕食や酒も振る舞われた後で。火の周りに集って思い出話に興じる連中を眺めながら、私は尋ねた。
セーガルは耳も動かさずに首肯した。
「そのとおりです。欲を言えば、閣下が転生された際、真っ先に駆け付けるのは私でありたかったのですが、その前に為さねばならないことがありまして。現世の閣下を見守る役目は、ひとまずあの少年に任せておりました」
「やっぱりそうだったか」
ついさっき気付いたばかりなのだが、私はもっともらしく頷いた。
「何よりも、私の仇を討とうとしてくれていたのだな?」
「それもありますが……閣下が殺されて、閣下が生きた意味が無くなったとは思いたくなかったのです。閣下が生きた、だからこそ世の中は変わったのだと、貴方の死は無意味ではなかったと、貴方に見せたかった。それが成ってから、貴方に会うべきだと思ったのです」
焚き火が揺れ、周囲の影が揺れる。セーガルの横顔にも影が落ちていた。
「お会いしたかったですよ、グラデスギルド様」
「ああ……」
しんみり、と言えばいいのだろうか。胸の中がきゅっと締め付けられて痛む気がした。
だが、柄にもなく私が感傷に浸っているというのに、セーガルは私に明るい金色の瞳を向け、
「こうしてまた、グラデスギルド様を中心に人が寄り集まる。昔からよく見た光景ですな。明日には戦端が開かれるという時です。昔のように、ここで皆に激励の言葉を与えてやっては下さいませんか」
「ふむ、激励か……」
ならば、アレを見せてやるべきではなかろうか。
アレ。私が前世で振るっていた巨大な戦斧カシュリールである。
「セーガル。手を伸ばせ」
肩の上に居たのでは、必要な距離が取れない。私はセーガルの掌の上にひょいっと移動し、両足を踏ん張り、尻尾を膨らませてバランスを取った。
「皆の者! よく集まってくれた。懐かしくも誇りに思う。お前たちに再会できて嬉しいぞ!」
「おおー、閣下」
「よっ、閣下!」
笑顔がこちらに向けられる。大分酒が入った奴もいるようだ。ぱちぱちと拍手の音が上がった。
「これから戦いに向かう。無念を晴らし、約束を果たし、因果の糸を結び合わせ、新たな道を拓く時だ。お前たちの戦いに期待している。無論、私も先頭に立って戦うぞ!」
「閣下! 万歳! グラデスギルド様万歳!」
明るい声が響く中、手を掲げ、魔法武器であるカシュリールを召喚する。目映い光と共に現れるはずの戦斧は、青白くうっすらとした幻影のように震えて、ほどなく私の掌中に収まった。
「…………小さいな?」
「爪楊枝ですか?」
「うるさいぞ、ユーグ」
茶化してくる従者を睨んでから、私は首を捻った。
「閣下の身体の大きさに合わせているのでは?」
セーガルが顎に手を当てて言う。
「そうか……」
「人型に成られてはどうですかな」
人型。私が人型を取ったのは、もう二年も前のことだ。正直、あまり自信がない。
だがとにかく、カシュリールを一度仕舞い込んで、私は地面に降りた。好奇心溢れる視線が突き刺さる中、ふわっと全身の魔力を巡らせ、人型に変身する。
「……おお、これは」
「閣下がフリフリ……ピンクのドレスだと」
「よ、幼女……」
幼女ではない。断じて違う。
獣人としてはもう成人に近い(成人しているとは言っていない)。だが、数年前の誕生日に着せられた桃色のドレスのまま、着替えもせずにそのままだったことは認める。そして、そのドレスがどこから見ても子供用なのに、全くどこもきつくない、むしろサイズぴったりだということも。
「いでよカシュリー……いや」
再び戦斧を召喚しようとして、一瞬惑う。なんたって、この可愛い私が召喚する武器だ。名前も多少可愛くしたっていいのでは?
「カシュー……ナッ……!」
「カシューナッツとか言いませんよね閣下」
流石は我が軍のツッコミ役。絶妙なタイミングでユーグに邪魔をされた。
「ええい、うるさいぞ働き蜂! 多少可愛らしく改名するだけだ」
「可愛いですかそれ? 脳がナッツになってる閣下には可愛く思えるかもですけど?」
言い合いする私とユーグ、半笑いで参加する周辺、そして半ば微笑ましく、半ば思慮深げな顔で見守っている黒狐は何かに納得した様子で、
「なるほどこれは、間違いなく私に幼女趣味の噂が立ちますね。不本意ではありますがまあ、人間の立てる噂などどうでもいいので、どのようにでも流布されればいいという気持ちです」
投げやりすぎる。それでも私の参謀役か?
「だから、幼女じゃないと言っているだろう! 投げてないで、予期できているなら事前に差し止めろ!」
……後日。身体と同じ大きさの戦斧を振り回した幼女と、その愛人であるという黒狐王が戦場を縦横無尽に蹂躙したという情報が各地に伝播し、伝え聞いた人々をいろんな意味で、この世の終わりのように震撼させた。
※悪化した
前世からの関係者が集められたという、人々の賑わいの輪の中で。
私は今、感動的な再会を果たしていた。
「主様あああぁぁっ!!!」
火柱が立ちそうな勢いで突っ走ってきたのは、真っ白な毛皮の小さなオコジョ獣人(獣形)だ。
小さいながらも尖った攻撃力を持つ捕食獣だ。そのままの勢いでタックルされていたら、いかに歴戦の戦士である私でも仕留められて本日のご飯になっていたかもしれない。だがユーグの肩に乗っていた私がさっと隠れたため、凶悪な一撃を丸ごと受け止めたのはユーグだった。
ユーグが人間のまま転生していてよかった。可愛い豆柴とかに生まれ変わっていたら、ダメージはかなりのものだっただろう。
「ぐふぅっ」
「大丈夫か、ユーグ」
「ああっ、すみません、主様! 主様に再会できて嬉しすぎたのに、どうしても獲物に見えて仕方がなく」
「素直だなお前」
人間のままだったら分からなかっただろう。しかし今の私は、人よりも遥かに鋭い視覚、嗅覚、聴覚が備わっている。それらが全て合わさった「本能」で、私は目の前のオコジョの正体を見抜いた。
「お前、ジャンの生まれ変わりだな?」
私の軍で、前衛を務めていたごつい戦士だ。日に灼けて黒々とした肌の、筋骨隆々とした男、だったはずなのだが。
「は? ジャン?!」
身体をくの字に折り畳んで苦悶していたユーグが、がばっと顔を上げる。
「お前が? このオコジョが? どうして、なんでそうなる?」
「嫌だなあ、僕だけこんなに可愛く転生したからって、焼きもちを焼くなんて」
「『僕』とか可愛こぶってるんじゃねえぞ?! お前、盾役だろ? 閣下を身をもってお守りするって誓ったじゃねえか! オコジョの身でどう守るんだよ、この迂闊!」
「えっと、この可愛さで?」
「畜生、お前も閣下と同じコースか!」
ユーグが頭を抱えて絶叫している。
(うーん、前世のユーグとジャンは仲が良かったからなあ)
親友と言ってもいい。
だが、その親友の変わり果てた姿は、ユーグには衝撃が強すぎたようだ。
「閣下といい、お前といい……なんで全然違う生き物に転生するんだよ……訳分からねえ」
ぶつぶつ呟いているユーグを慰めてやろうとして、私はふと、「ん?」と動きを止めた。
ユーグは人間だから、いかに親友であっても、オコジョに転生してしまえば見分けられない。それができるのは、感覚の鋭敏な獣人だけ。それなのに、彼は私がリス獣人に転生した途端、すぐさま追い掛けて来たのではなかったか。ふわふわの尻尾を揺らす私を見ても動揺せず、全て知っていたふうに冷静な顔で名乗って、近隣貴族の紹介状を差し出してきたのだ。
紹介状?
前世は村人、今生も小さな村の住民であるユーグが、どこでそんなものを手に入れた?
これまで全く気になっていなかったことが(何度でも言うが、私は自分の尻尾を愛でるのに忙しいのである)、唐突に、そして執拗に気になり始めた。ユーグに問おうとして顔を上げたが、
「そんな小さい体に生まれ変わるとか、閣下を守る気皆無だろ! 俺とした約束どこにやった!」
「お前、オコジョ舐めんなよ?! 可愛い見た目だけど、滅茶苦茶殺傷力が高いんだからな」
「盾役が殺傷力全振りすんな! ほら、盾持ってみろよ? うわ、手が短っ!」
……問いただすのは、後にした方が良さそうだ。
仲良く言い争っているユーグとジャンを置いて、私は別の踏み台を探しに出掛けた。少し離れたところで見守っていたセーガルが、すぐに気付いて頭を下げてくる。すぐさま彼の肩に飛び乗って、私は他の連中を構いに行った。
前世で部下だった戦士の孫(遺言に従って、私の元に馳せ参じたらしい)。
すっかり白髪になった前世の部下。
前世の私に憧れていたという女戦士。
懐かしい顔もあれば、面影を追うだけのこともある。だが、かつての繋がりがまだ生きていて、こうやって集まっているのを見て、妙にくすぐったいような、むず痒いような熱が胸中に広がった。
「なあ、セーガル。ユーグを私のところに送って寄越したのは、お前だな?」
日が昏れていく中、焚き火を起こして、夕食や酒も振る舞われた後で。火の周りに集って思い出話に興じる連中を眺めながら、私は尋ねた。
セーガルは耳も動かさずに首肯した。
「そのとおりです。欲を言えば、閣下が転生された際、真っ先に駆け付けるのは私でありたかったのですが、その前に為さねばならないことがありまして。現世の閣下を見守る役目は、ひとまずあの少年に任せておりました」
「やっぱりそうだったか」
ついさっき気付いたばかりなのだが、私はもっともらしく頷いた。
「何よりも、私の仇を討とうとしてくれていたのだな?」
「それもありますが……閣下が殺されて、閣下が生きた意味が無くなったとは思いたくなかったのです。閣下が生きた、だからこそ世の中は変わったのだと、貴方の死は無意味ではなかったと、貴方に見せたかった。それが成ってから、貴方に会うべきだと思ったのです」
焚き火が揺れ、周囲の影が揺れる。セーガルの横顔にも影が落ちていた。
「お会いしたかったですよ、グラデスギルド様」
「ああ……」
しんみり、と言えばいいのだろうか。胸の中がきゅっと締め付けられて痛む気がした。
だが、柄にもなく私が感傷に浸っているというのに、セーガルは私に明るい金色の瞳を向け、
「こうしてまた、グラデスギルド様を中心に人が寄り集まる。昔からよく見た光景ですな。明日には戦端が開かれるという時です。昔のように、ここで皆に激励の言葉を与えてやっては下さいませんか」
「ふむ、激励か……」
ならば、アレを見せてやるべきではなかろうか。
アレ。私が前世で振るっていた巨大な戦斧カシュリールである。
「セーガル。手を伸ばせ」
肩の上に居たのでは、必要な距離が取れない。私はセーガルの掌の上にひょいっと移動し、両足を踏ん張り、尻尾を膨らませてバランスを取った。
「皆の者! よく集まってくれた。懐かしくも誇りに思う。お前たちに再会できて嬉しいぞ!」
「おおー、閣下」
「よっ、閣下!」
笑顔がこちらに向けられる。大分酒が入った奴もいるようだ。ぱちぱちと拍手の音が上がった。
「これから戦いに向かう。無念を晴らし、約束を果たし、因果の糸を結び合わせ、新たな道を拓く時だ。お前たちの戦いに期待している。無論、私も先頭に立って戦うぞ!」
「閣下! 万歳! グラデスギルド様万歳!」
明るい声が響く中、手を掲げ、魔法武器であるカシュリールを召喚する。目映い光と共に現れるはずの戦斧は、青白くうっすらとした幻影のように震えて、ほどなく私の掌中に収まった。
「…………小さいな?」
「爪楊枝ですか?」
「うるさいぞ、ユーグ」
茶化してくる従者を睨んでから、私は首を捻った。
「閣下の身体の大きさに合わせているのでは?」
セーガルが顎に手を当てて言う。
「そうか……」
「人型に成られてはどうですかな」
人型。私が人型を取ったのは、もう二年も前のことだ。正直、あまり自信がない。
だがとにかく、カシュリールを一度仕舞い込んで、私は地面に降りた。好奇心溢れる視線が突き刺さる中、ふわっと全身の魔力を巡らせ、人型に変身する。
「……おお、これは」
「閣下がフリフリ……ピンクのドレスだと」
「よ、幼女……」
幼女ではない。断じて違う。
獣人としてはもう成人に近い(成人しているとは言っていない)。だが、数年前の誕生日に着せられた桃色のドレスのまま、着替えもせずにそのままだったことは認める。そして、そのドレスがどこから見ても子供用なのに、全くどこもきつくない、むしろサイズぴったりだということも。
「いでよカシュリー……いや」
再び戦斧を召喚しようとして、一瞬惑う。なんたって、この可愛い私が召喚する武器だ。名前も多少可愛くしたっていいのでは?
「カシュー……ナッ……!」
「カシューナッツとか言いませんよね閣下」
流石は我が軍のツッコミ役。絶妙なタイミングでユーグに邪魔をされた。
「ええい、うるさいぞ働き蜂! 多少可愛らしく改名するだけだ」
「可愛いですかそれ? 脳がナッツになってる閣下には可愛く思えるかもですけど?」
言い合いする私とユーグ、半笑いで参加する周辺、そして半ば微笑ましく、半ば思慮深げな顔で見守っている黒狐は何かに納得した様子で、
「なるほどこれは、間違いなく私に幼女趣味の噂が立ちますね。不本意ではありますがまあ、人間の立てる噂などどうでもいいので、どのようにでも流布されればいいという気持ちです」
投げやりすぎる。それでも私の参謀役か?
「だから、幼女じゃないと言っているだろう! 投げてないで、予期できているなら事前に差し止めろ!」
……後日。身体と同じ大きさの戦斧を振り回した幼女と、その愛人であるという黒狐王が戦場を縦横無尽に蹂躙したという情報が各地に伝播し、伝え聞いた人々をいろんな意味で、この世の終わりのように震撼させた。
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