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5.そして魔法の城の門が開く
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結局、彼が私の家に居たのは二週間程度のことだった。
絶対に遂行しなければならない仕事があったのだろう。傷が塞がり、ある程度動けるようになるとすぐに出て行ったのだ。「いつか絶対に礼をする」とだけ言い残して。「別にいいのに」と私は笑って見送った。
それからの日々は、以前と変わらないままに流れた。
私は働き、家に帰っては一人でお茶を淹れ、トールキンを抱いて散歩に出掛け、ひっそりと物語を書いた。でも、なんとなく途中でペンが止まることが多くなったのは確かだ。
「お姫様はいつものように庭を歩いていって、何かを見つけました。見慣れないもの──それは傷を負った一人の騎士でした。お姫様は驚いたけれど、一生懸命手当てをして……それから」
ペン先をくるりと回して、しばらく宙を見つめて考える。
「……お姫様は思ったのです。私は宝物を見つけたわ、と」
そこまで書いてから、膝の上のトールキンを撫でる。ふんわり、というより、むちむちとした感触だ。ウールのひざ掛けよりずっと温かいけれど、その十倍以上の重みがある。私の足は確実に痺れてきていた。
「……トールキン、散歩に出ようか」
「ぶにゃ」と抗議の声を上げる愛猫を抱き上げて、私は立ち上がった。
歩き慣れた道のりを歩く。空は晴れていて、道端の野花が心地よさそうに日差しを受けていた。いつもなら、なんとなく眺めるだけで心が浮き立つ風景なのだが。
私の心は冴えなかった。
(このままずっと時間が過ぎて。私の腰が曲がって、歳を取っても、こうやって同じ道を歩くのかしら)
老いた私が、のんびりと午後の散歩をしている様を想像する。
(……当然よね。このままずっと独りで生きていくのだから)
「シフェリア!」
名前を呼ばれた、ような気がした。
そんなはずはない。私は自分の妄想に苦笑した。
(変な想像ばかり膨らませて生きてきたからかな。こんなときに、呼ばれた気がするだなんて)
「シフェリア!」
「あれ、想像じゃない……?」
私は目をぱちくりされて立ち止まった。
何度も通り掛かった、古びた石の塀。合間にある小さな鉄の門が開いて、恰幅のいい小男と、見覚えのある男──間違いなくイシアンだ──が、何やら書類と鍵をやり取りしていた。
「では、我々はこれで。何かご用件がございましたら、事務所の方まで」
小男が愛想よくお辞儀をして立ち去る。
イシアンは手の中で鍵束をじゃらじゃらと鳴らし、飛び切りの笑顔で私を見た。
「シフェリア、丁度良かった。後であんたの家まで行こうと思ってたんだが。今、売買契約が済んだとこなんだ、見てってくれ」
「はい? 売買契約?」
「本当にその猫を抱いて散歩してんだな。重くないか?」
「見ての通り、めちゃくちゃ重いわ」
何が何だか分からないまま、私は答えた。
彼が鉄の門を開けて、中に入るよう促してくる。恐る恐る一歩足を踏み入れただけで、目に映る景色が大きく変わった。いつも外から眺めていた庭木が、大きな天蓋となって私の頭上に広がり、風に揺れてはちらちらと木漏れ日を落としてくる。濃厚な緑の草の匂いが立ちのぼって、私の全身を包み込んだ。
「ぶにゃ」
トールキンが鳴く。猫草を食みたくなったらしい。
ゆっくりと下ろしてやると、我が物顔でシャリシャリと草を齧り始めた。イシアンが、私の背後で庭の門扉を閉じると、
「あんたの言ってた通りだよ。この先に緑のトンネルがあって、奥庭があるんだ。池もあるぜ」
「あるの?」
「へへ、ご案内いたします、ってな」
幾分照れたように手を差し出してくるイシアンを見上げる。目の下の隈も無精髭も無くなり、ところどころ白い傷跡が残っているけれど、清潔そうなパリッとしたシャツに身を包んでいて、好男子、と言ったらいいのか、そのぐらいのレベルには達していた。
元より、私は彼に好感を持っているわけだが。
「どういうこと? 買った? この家を?」
「前の持ち主は亡くなっててな。売りに出されてたから、買った。俺も仕事を引退して、割と沢山金を貰ったし。ひとまず隠居生活ってとこだな」
「仕事辞めたの? じゃあ、もう怪我はしなくて済むのね」
「ああ、まあな」
彼がガリガリと頭を掻いた。
「いずれ……俺のやってた仕事のこととか、いろいろちゃんと話すよ。話せないこともあるんだけどな」
「分かったわ」
「……あんたはいつも分かってくれるよな。本当に変わってる……いや、悪い意味じゃなくてだな。物語に出てくる善き魔女みたい、っていうか」
「……そうなの?」
これがいい歳をした男女の会話だろうか。何かが間違っているような気がしなくもない。そんなことをぼんやりと考えながら、私は彼の手を取って、生い茂る草の間に見える敷石を踏んで歩いた。一際うっそうと木々が茂る間に拓かれたトンネルをくぐる。鮮やかな花々が、細い首を風に揺らしながら私を出迎えた。
「池!」
小さな石造りの池が見えた。私の想像した通り、小さな橋まで掛かっている。
「もう大分古いよな。ところどころ崩れてるし、後で修理しないと」
「魚もいないのね」
「飼おうぜ。何の魚がいい?」
「金魚、かな……?」
家の周りをぐるりと回る。荒れ放題だが、小さな林檎園まであった。半ば蔦に覆われて見えなくなっていた道具小屋をこじ開けて、イシアンが中の道具を確かめている。
「この辺りの蔦、棘だらけだな。あんたは、俺がこの辺を片付けるまで触んないほうがいい」
「分かった」
「じゃあ、今度は家の中を見ようぜ」
家の中!
私にとっては、魔法の城だ。わくわくする私の顔を見て、イシアンが笑う。
「嬉しそうだな」
「貴方はわくわくしないの?」
「そりゃしてるぜ? なんたって魔法の城だろ? お姫様もいるしな」
(お姫様……いるかな?)
私が何か言うより早く、イシアンが正面玄関の重そうな鍵を回して開いた。しばらく開けられていなかったらしい、ギギッと軋む音を立てて開くと、中の暗がりにパッと光が差し込む。浮き上がった埃が、金色の鱗粉のようにきらめいた。
窓は閉ざされ、重たげなカーテンが垂れ込めて、家具類には全て白い布が被せられている。私たちはその幾つかを剥がして回った。
「立派な家ね」
人が入れそうな大きさの柱時計を見つめながら、私は何度めか分からない感嘆の息を洩らした。
「あんたのことだ、このまま古い家具を大事に使って、新しい家具に入れ替えしようとか夢にも思わないんだろ?」
「それはそうよ。どのみち、元々最低限の家具しか持ってないし、全部私の家から持ってきても物置半分にもならないわ」
答えてから、私はちょっと考え込んだ。
あれ? 私、ここで暮らすことを当然の前提にして語ってる?
(いや、でも、この家はイシアンが買ったのよね)
イシアンも、私が暮らすのが当然のような言い方をするから忘れていた。私たちは恋人でもなければ結婚もしていない。そう言えばそうだった。
イシアンも同じことを思い付いたらしく、微妙な顔で私を見た。
「……いや。俺の中ではもう当然の成り行きだったというか。適当に流すつもりは無かったんだが……俺、あんたにとっては、未だに身元不明の変な男のままだし。いや、でも、あんたが後悔するようなことには絶対にならないって誓うから……なんなら命に懸けても」
「命はちょっと……貴方が危ないことになると、私が介護することになりそうだし」
「それもそうだな……はは! じゃあ、シフェリア、結婚しようぜ?」
「いいわ」
私はあっさり答えた。
なんとなく手を繋いだまま、二階の露台に出て、庭を見下ろした。間違いなくここは、私にとって魔法の庭園だ。私は今、自分の物語の中にいる。そう思いながら、大きく息を吸い込んだ。
絶対に遂行しなければならない仕事があったのだろう。傷が塞がり、ある程度動けるようになるとすぐに出て行ったのだ。「いつか絶対に礼をする」とだけ言い残して。「別にいいのに」と私は笑って見送った。
それからの日々は、以前と変わらないままに流れた。
私は働き、家に帰っては一人でお茶を淹れ、トールキンを抱いて散歩に出掛け、ひっそりと物語を書いた。でも、なんとなく途中でペンが止まることが多くなったのは確かだ。
「お姫様はいつものように庭を歩いていって、何かを見つけました。見慣れないもの──それは傷を負った一人の騎士でした。お姫様は驚いたけれど、一生懸命手当てをして……それから」
ペン先をくるりと回して、しばらく宙を見つめて考える。
「……お姫様は思ったのです。私は宝物を見つけたわ、と」
そこまで書いてから、膝の上のトールキンを撫でる。ふんわり、というより、むちむちとした感触だ。ウールのひざ掛けよりずっと温かいけれど、その十倍以上の重みがある。私の足は確実に痺れてきていた。
「……トールキン、散歩に出ようか」
「ぶにゃ」と抗議の声を上げる愛猫を抱き上げて、私は立ち上がった。
歩き慣れた道のりを歩く。空は晴れていて、道端の野花が心地よさそうに日差しを受けていた。いつもなら、なんとなく眺めるだけで心が浮き立つ風景なのだが。
私の心は冴えなかった。
(このままずっと時間が過ぎて。私の腰が曲がって、歳を取っても、こうやって同じ道を歩くのかしら)
老いた私が、のんびりと午後の散歩をしている様を想像する。
(……当然よね。このままずっと独りで生きていくのだから)
「シフェリア!」
名前を呼ばれた、ような気がした。
そんなはずはない。私は自分の妄想に苦笑した。
(変な想像ばかり膨らませて生きてきたからかな。こんなときに、呼ばれた気がするだなんて)
「シフェリア!」
「あれ、想像じゃない……?」
私は目をぱちくりされて立ち止まった。
何度も通り掛かった、古びた石の塀。合間にある小さな鉄の門が開いて、恰幅のいい小男と、見覚えのある男──間違いなくイシアンだ──が、何やら書類と鍵をやり取りしていた。
「では、我々はこれで。何かご用件がございましたら、事務所の方まで」
小男が愛想よくお辞儀をして立ち去る。
イシアンは手の中で鍵束をじゃらじゃらと鳴らし、飛び切りの笑顔で私を見た。
「シフェリア、丁度良かった。後であんたの家まで行こうと思ってたんだが。今、売買契約が済んだとこなんだ、見てってくれ」
「はい? 売買契約?」
「本当にその猫を抱いて散歩してんだな。重くないか?」
「見ての通り、めちゃくちゃ重いわ」
何が何だか分からないまま、私は答えた。
彼が鉄の門を開けて、中に入るよう促してくる。恐る恐る一歩足を踏み入れただけで、目に映る景色が大きく変わった。いつも外から眺めていた庭木が、大きな天蓋となって私の頭上に広がり、風に揺れてはちらちらと木漏れ日を落としてくる。濃厚な緑の草の匂いが立ちのぼって、私の全身を包み込んだ。
「ぶにゃ」
トールキンが鳴く。猫草を食みたくなったらしい。
ゆっくりと下ろしてやると、我が物顔でシャリシャリと草を齧り始めた。イシアンが、私の背後で庭の門扉を閉じると、
「あんたの言ってた通りだよ。この先に緑のトンネルがあって、奥庭があるんだ。池もあるぜ」
「あるの?」
「へへ、ご案内いたします、ってな」
幾分照れたように手を差し出してくるイシアンを見上げる。目の下の隈も無精髭も無くなり、ところどころ白い傷跡が残っているけれど、清潔そうなパリッとしたシャツに身を包んでいて、好男子、と言ったらいいのか、そのぐらいのレベルには達していた。
元より、私は彼に好感を持っているわけだが。
「どういうこと? 買った? この家を?」
「前の持ち主は亡くなっててな。売りに出されてたから、買った。俺も仕事を引退して、割と沢山金を貰ったし。ひとまず隠居生活ってとこだな」
「仕事辞めたの? じゃあ、もう怪我はしなくて済むのね」
「ああ、まあな」
彼がガリガリと頭を掻いた。
「いずれ……俺のやってた仕事のこととか、いろいろちゃんと話すよ。話せないこともあるんだけどな」
「分かったわ」
「……あんたはいつも分かってくれるよな。本当に変わってる……いや、悪い意味じゃなくてだな。物語に出てくる善き魔女みたい、っていうか」
「……そうなの?」
これがいい歳をした男女の会話だろうか。何かが間違っているような気がしなくもない。そんなことをぼんやりと考えながら、私は彼の手を取って、生い茂る草の間に見える敷石を踏んで歩いた。一際うっそうと木々が茂る間に拓かれたトンネルをくぐる。鮮やかな花々が、細い首を風に揺らしながら私を出迎えた。
「池!」
小さな石造りの池が見えた。私の想像した通り、小さな橋まで掛かっている。
「もう大分古いよな。ところどころ崩れてるし、後で修理しないと」
「魚もいないのね」
「飼おうぜ。何の魚がいい?」
「金魚、かな……?」
家の周りをぐるりと回る。荒れ放題だが、小さな林檎園まであった。半ば蔦に覆われて見えなくなっていた道具小屋をこじ開けて、イシアンが中の道具を確かめている。
「この辺りの蔦、棘だらけだな。あんたは、俺がこの辺を片付けるまで触んないほうがいい」
「分かった」
「じゃあ、今度は家の中を見ようぜ」
家の中!
私にとっては、魔法の城だ。わくわくする私の顔を見て、イシアンが笑う。
「嬉しそうだな」
「貴方はわくわくしないの?」
「そりゃしてるぜ? なんたって魔法の城だろ? お姫様もいるしな」
(お姫様……いるかな?)
私が何か言うより早く、イシアンが正面玄関の重そうな鍵を回して開いた。しばらく開けられていなかったらしい、ギギッと軋む音を立てて開くと、中の暗がりにパッと光が差し込む。浮き上がった埃が、金色の鱗粉のようにきらめいた。
窓は閉ざされ、重たげなカーテンが垂れ込めて、家具類には全て白い布が被せられている。私たちはその幾つかを剥がして回った。
「立派な家ね」
人が入れそうな大きさの柱時計を見つめながら、私は何度めか分からない感嘆の息を洩らした。
「あんたのことだ、このまま古い家具を大事に使って、新しい家具に入れ替えしようとか夢にも思わないんだろ?」
「それはそうよ。どのみち、元々最低限の家具しか持ってないし、全部私の家から持ってきても物置半分にもならないわ」
答えてから、私はちょっと考え込んだ。
あれ? 私、ここで暮らすことを当然の前提にして語ってる?
(いや、でも、この家はイシアンが買ったのよね)
イシアンも、私が暮らすのが当然のような言い方をするから忘れていた。私たちは恋人でもなければ結婚もしていない。そう言えばそうだった。
イシアンも同じことを思い付いたらしく、微妙な顔で私を見た。
「……いや。俺の中ではもう当然の成り行きだったというか。適当に流すつもりは無かったんだが……俺、あんたにとっては、未だに身元不明の変な男のままだし。いや、でも、あんたが後悔するようなことには絶対にならないって誓うから……なんなら命に懸けても」
「命はちょっと……貴方が危ないことになると、私が介護することになりそうだし」
「それもそうだな……はは! じゃあ、シフェリア、結婚しようぜ?」
「いいわ」
私はあっさり答えた。
なんとなく手を繋いだまま、二階の露台に出て、庭を見下ろした。間違いなくここは、私にとって魔法の庭園だ。私は今、自分の物語の中にいる。そう思いながら、大きく息を吸い込んだ。
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