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第四章 マンドラゴラの王様
41 嫌な感じがする
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吾郎くんは穏やかに語る。
「安心?」
「うん。今も美空の傍にいる時だけ安心してる。――歌って、美空」
私が吾郎くんといると肩の力が抜ける様に、吾郎くんも私といるとそうなのか。これまではにこやかな吾郎くんしか殆ど見たことがなかったけど、ウドさんへの徹底した冷たい態度を見て、私が見ていたのはあくまで吾郎くんが私にしか見せない一面だったと気付かされた。
吾郎くんは、ちゃんと色んな面を持っていたのだ。だけど、これはやはりウドさんという外の世界に触れてみたから分かったことでもある。
だけど、あの態度も実は吾郎くんが恐れを感じていたからなのかもしれないな、とあの時の強張った表情を思い返しながら思った。だから今になって、安心という言葉が出てきたのだろう。やはりそこの部分だけ抜き取ると、孵ったばかりの雛の様にしか思えない。
吾郎くんに何度も歌って聞かせた子守唄を、口ずさむ。初めて見る物に怖がっては泣く吾郎くんに、こうして歌ってあげた記憶が蘇る。トン、トン、と背中を叩くと、さも安堵した様な、幸せそうな息を吐いた。
歌いながら、思う。そういえば、吾郎くんとこうして過ごす内に、いつの間にか心の中にずっとあった焦燥感が消えている。誰かといる時に、常に感じていた感覚だ。
相手に合わせなければ、笑われない様に頑張らなければ、追いつかなければ。もうこの場に戻ってきていたというのに、それでも常に追われている感覚が抜けていなかった。それは、ここの外に別の世界が広がっていて、私一人がこの場に取り残されているという思いが強かったからかもしれない。
だけど、吾郎くんは常に隣で笑ってくれている。どんなに私がゆっくりでも、嫌な顔一つせず、ずっと待っていてくれていた。
縁側でお茶を飲みながら過ごせる相手。それはもしかしたら、本当に吾郎くんなのかもしれない。吾郎くんを突き放してばかりいるのに、こんなことを考えるなんてやはり私は酷い奴だ。結局は、自分が納得する為に吾郎くんを突き放しているに過ぎないから。
そんな臆病者で小心者の私を好きだと言ってくれる吾郎くんの愛情は、最初のインプリンティング、刷り込み現象から来ているものだったとしても、その後仲睦まじく過ごせるかどうかは、その後の二人の関係性によるだろうから。
だったら、二人共笑顔でいられる様に、憂いをなくしたい。その為には、吾郎くんと、今度は二人一緒に世界を見ていきたい。それが、今の私の願いだった。
◇
吾郎くんの腕の中にすっぽりと収まりながら熟睡していた私は、ガバッと起きる吾郎くんと共に唐突に起き上がった。え? 何? な状態だ。雨戸を閉め切った部屋は暗く、硝子戸の向こうにある台所の奥から差し込む僅かな光が、そろそろ朝が訪れようとしていることを告げていた。
「ど、どうしたの……?」
相変わらず吾郎くんの腕にしっかりと捕まっているので、吾郎くんが今どんな表情をしているのかは分からない。
「嫌な感じがする」
「嫌な感じ? え? 何が?」
吾郎くんの唸る様な低い声に、何かまずいことが起きているんじゃと不安になる。
「僕がいた方、あっちの子達が、叫んでる」
「え?」
僕がいた方。――聖域の跡地か。
「吾郎くん、ちょっと手を離して!」
吾郎くんの拘束から抜け出すと、障子戸を開け、雨戸を急いで開ける。車の横にテントを張っていた筈だけど、車はあるのにテントがない。どういうことだろう。昨夜はここで寝泊まりしたんじゃないのか。
最後に見せた、ウドさんの穏やかな笑顔が脳裏を過ぎる。
「僕、行かなくちゃ!」
振り返ると、吾郎くんが服に着替えているところだった。引き締まった身体が惜しげもなく晒されているけど、今は感心している場合じゃない。
「私も行く!」
窓を閉めると、自分の部屋に駆け込んだ。山道で転んでもいい様に、生地の分厚い登山用のズボンを選ぶ。シャツの上にフリースを着て、更に上から薄手のダウンジャケットを羽織った。鏡を見ると髪の毛がボサボサだったので、急いで梳かして後ろで一つに結ぶ。居間に戻ると、吾郎くんが泣きそうな顔で私を振り返った。頭を抱え、首をふるふると振っている。
「なんで、何が起きてるか分かんないよ……! 声が一杯過ぎて、聞こえない……っ」
「吾郎くん! 私がついてる! だから大丈夫だよ!」
吾郎くんの手を握ると、玄関に引っ張って行く。吾郎くんはかなり混乱した様子だったけど、それでも素直に靴を履くと、私と並んで走り出した。ここから吾郎くんが生えていた場所までは、十分は掛かる。落ち葉で溢れたその道を、私達は必死で走り続けた。
「はあっはあっ」
普段走ることなんて殆どないからか、私の息はあっという間に上がる。まずい。私がついてると偉そうなことを言っておいて、これじゃ完全なお荷物だ。すると、吾郎くんが立ち止まり、私の前にしゃがんで背中を見せた。
「おんぶ!」
「――うん! ごめんね!」
悩んでいる時間はない。相変わらず泣きそうな顔の吾郎くんの背中に飛び乗ると、吾郎くんは私の足をしっかりと抱えて全速力で走り出した。早い早い。ここが山道だなんて思えないくらいの早さだ。
「吾郎くん! その子達はなんて言ってるの? ちょっとでも分からない?」
吾郎くんが言っていた「あっちの子達」とは、恐らくは吾郎くんの周りに生えていた、綺麗な木漏れ日を見せてくれていた樹木のことだ。
「ええと……! 僕に早く来てっていうのは聞こえる……! あと、ああもう皆色んなこと喋ってるから!」
どうやら、皆てんでバラバラに勝手に叫んでいるらしい。確かに、大勢の叫び声の中から聞きたい声だけを探し出すのは、至難の業だろう。
「落ち着いて、一つだけに耳を澄ませて!」
無理難題を言っているのは重々承知していたけど、何が起きているのかを到着する前に把握出来た方が絶対いい。
「出来る、吾郎くんは出来るよ! だってマンドラゴラの王様だもん!」
「美空……!」
私の励ましの後、吾郎くんは口を閉じた。多分今、物凄く集中している。だけどその足の速度はちっとも衰えない。吾郎くんの集中を邪魔しない様、息を潜めてその様子を見守った。
「……抜いちゃ駄目って言ってる」
吾郎くんが、ぽつりと言った。
「安心?」
「うん。今も美空の傍にいる時だけ安心してる。――歌って、美空」
私が吾郎くんといると肩の力が抜ける様に、吾郎くんも私といるとそうなのか。これまではにこやかな吾郎くんしか殆ど見たことがなかったけど、ウドさんへの徹底した冷たい態度を見て、私が見ていたのはあくまで吾郎くんが私にしか見せない一面だったと気付かされた。
吾郎くんは、ちゃんと色んな面を持っていたのだ。だけど、これはやはりウドさんという外の世界に触れてみたから分かったことでもある。
だけど、あの態度も実は吾郎くんが恐れを感じていたからなのかもしれないな、とあの時の強張った表情を思い返しながら思った。だから今になって、安心という言葉が出てきたのだろう。やはりそこの部分だけ抜き取ると、孵ったばかりの雛の様にしか思えない。
吾郎くんに何度も歌って聞かせた子守唄を、口ずさむ。初めて見る物に怖がっては泣く吾郎くんに、こうして歌ってあげた記憶が蘇る。トン、トン、と背中を叩くと、さも安堵した様な、幸せそうな息を吐いた。
歌いながら、思う。そういえば、吾郎くんとこうして過ごす内に、いつの間にか心の中にずっとあった焦燥感が消えている。誰かといる時に、常に感じていた感覚だ。
相手に合わせなければ、笑われない様に頑張らなければ、追いつかなければ。もうこの場に戻ってきていたというのに、それでも常に追われている感覚が抜けていなかった。それは、ここの外に別の世界が広がっていて、私一人がこの場に取り残されているという思いが強かったからかもしれない。
だけど、吾郎くんは常に隣で笑ってくれている。どんなに私がゆっくりでも、嫌な顔一つせず、ずっと待っていてくれていた。
縁側でお茶を飲みながら過ごせる相手。それはもしかしたら、本当に吾郎くんなのかもしれない。吾郎くんを突き放してばかりいるのに、こんなことを考えるなんてやはり私は酷い奴だ。結局は、自分が納得する為に吾郎くんを突き放しているに過ぎないから。
そんな臆病者で小心者の私を好きだと言ってくれる吾郎くんの愛情は、最初のインプリンティング、刷り込み現象から来ているものだったとしても、その後仲睦まじく過ごせるかどうかは、その後の二人の関係性によるだろうから。
だったら、二人共笑顔でいられる様に、憂いをなくしたい。その為には、吾郎くんと、今度は二人一緒に世界を見ていきたい。それが、今の私の願いだった。
◇
吾郎くんの腕の中にすっぽりと収まりながら熟睡していた私は、ガバッと起きる吾郎くんと共に唐突に起き上がった。え? 何? な状態だ。雨戸を閉め切った部屋は暗く、硝子戸の向こうにある台所の奥から差し込む僅かな光が、そろそろ朝が訪れようとしていることを告げていた。
「ど、どうしたの……?」
相変わらず吾郎くんの腕にしっかりと捕まっているので、吾郎くんが今どんな表情をしているのかは分からない。
「嫌な感じがする」
「嫌な感じ? え? 何が?」
吾郎くんの唸る様な低い声に、何かまずいことが起きているんじゃと不安になる。
「僕がいた方、あっちの子達が、叫んでる」
「え?」
僕がいた方。――聖域の跡地か。
「吾郎くん、ちょっと手を離して!」
吾郎くんの拘束から抜け出すと、障子戸を開け、雨戸を急いで開ける。車の横にテントを張っていた筈だけど、車はあるのにテントがない。どういうことだろう。昨夜はここで寝泊まりしたんじゃないのか。
最後に見せた、ウドさんの穏やかな笑顔が脳裏を過ぎる。
「僕、行かなくちゃ!」
振り返ると、吾郎くんが服に着替えているところだった。引き締まった身体が惜しげもなく晒されているけど、今は感心している場合じゃない。
「私も行く!」
窓を閉めると、自分の部屋に駆け込んだ。山道で転んでもいい様に、生地の分厚い登山用のズボンを選ぶ。シャツの上にフリースを着て、更に上から薄手のダウンジャケットを羽織った。鏡を見ると髪の毛がボサボサだったので、急いで梳かして後ろで一つに結ぶ。居間に戻ると、吾郎くんが泣きそうな顔で私を振り返った。頭を抱え、首をふるふると振っている。
「なんで、何が起きてるか分かんないよ……! 声が一杯過ぎて、聞こえない……っ」
「吾郎くん! 私がついてる! だから大丈夫だよ!」
吾郎くんの手を握ると、玄関に引っ張って行く。吾郎くんはかなり混乱した様子だったけど、それでも素直に靴を履くと、私と並んで走り出した。ここから吾郎くんが生えていた場所までは、十分は掛かる。落ち葉で溢れたその道を、私達は必死で走り続けた。
「はあっはあっ」
普段走ることなんて殆どないからか、私の息はあっという間に上がる。まずい。私がついてると偉そうなことを言っておいて、これじゃ完全なお荷物だ。すると、吾郎くんが立ち止まり、私の前にしゃがんで背中を見せた。
「おんぶ!」
「――うん! ごめんね!」
悩んでいる時間はない。相変わらず泣きそうな顔の吾郎くんの背中に飛び乗ると、吾郎くんは私の足をしっかりと抱えて全速力で走り出した。早い早い。ここが山道だなんて思えないくらいの早さだ。
「吾郎くん! その子達はなんて言ってるの? ちょっとでも分からない?」
吾郎くんが言っていた「あっちの子達」とは、恐らくは吾郎くんの周りに生えていた、綺麗な木漏れ日を見せてくれていた樹木のことだ。
「ええと……! 僕に早く来てっていうのは聞こえる……! あと、ああもう皆色んなこと喋ってるから!」
どうやら、皆てんでバラバラに勝手に叫んでいるらしい。確かに、大勢の叫び声の中から聞きたい声だけを探し出すのは、至難の業だろう。
「落ち着いて、一つだけに耳を澄ませて!」
無理難題を言っているのは重々承知していたけど、何が起きているのかを到着する前に把握出来た方が絶対いい。
「出来る、吾郎くんは出来るよ! だってマンドラゴラの王様だもん!」
「美空……!」
私の励ましの後、吾郎くんは口を閉じた。多分今、物凄く集中している。だけどその足の速度はちっとも衰えない。吾郎くんの集中を邪魔しない様、息を潜めてその様子を見守った。
「……抜いちゃ駄目って言ってる」
吾郎くんが、ぽつりと言った。
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