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其の四 宗二
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幸いにも、雨雲は山の天辺の方に固まっていただけで、こちらまでは降りて来なかった。
「ただいまー!」
父さんと母さんが帰ってきた。俺はリビングに寝転んだままだったが、花はぱっと立ち上がると、玄関に駆けて行く。すぐに、母さんのはしゃいだ声が聞こえ始めた。
ほら、連れてきて正解だっただろうと思ったが、まあこれは結果論だ。だが、花と話している最中で考えたのは、本当だ。毎年この日は、それこそお通夜の様にしんとしてしまう。普段は明るい母さんが黙ってしまうからだ。
でも、母さんは花が大のお気に入りだ。下手をすると、息子の俺以上に。
母さんと花が、近況報告をし合っている。
暑いんだから、早く入って来ればいいのに。
腕枕をしながら、つい緩む口元を腕で隠す。ふと視線を感じて見上げると、父さんがこちらを見て小さく笑っていた。いつの間に入ってきたんだろうか。ふい、と反対側を向く。見られたかもしれないと思うと、恥ずかしかった。
母さんと花が、きゃっきゃとはしゃぎながらようやく入って来る。遅えよ、と思ったが、母さんの嬉しそうな顔を見たらまた笑いそうになってしまい、うつ伏せになって必死で顔を隠した。
台所で、花が手伝うとか何とか言っている。実際、花は今は主婦をしている様なものなので、多分その辺の女子よりは家事力は高い。
俺もあそこに立ったら喜ぶかな。そうは思ったものの、何をどうしていいかが全然分からない。
夏休みの間、花に教えてもらおうかな、とふと考えた。母さんはすぐ人のことをからかうから手伝う気が失せるが、花はそういうことは言わないから聞きやすい。
自分が注目されていないことを確認すると、台所に立つ母さんと花の後ろ姿を眺めた。なんか、嫁姑みたいじゃないか? なんて思ってしまった。駄目だ、今日の花の畑中さん云々の件で、どうも俺の脳みそは恋愛脳に一時切り替えられてしまった様だ。
でも、花ならいいかもしれない。
突拍子もない考えがふと浮かび、慌ててそれを追い払うべく床に突っ伏した。
◇
「花ちゃん、うちにお嫁に来ない?」
先程の俺の思考を読んだかの様に、食事開始早々、母さんがぶっこんだ。
「え⁉ ちょっとおばさん、いきなり何言ってるんですかっ」
花は大慌てで否定しにかかるが、そこまで否定されるとちょっと悲しい。と思ったところで、いやいやいや、やっぱり今日は恋愛脳になっちまってるな、と一歩引いてみようとしたが、引けない。一体、先程からどうしてしまったんだろうか。
もしかしたら、花のあの日焼けと白の境目を目の当たりにしてしまった所為で、脳内にバグが発生しているのか。
あれは、それはもう気になった。まじまじと見たくなること必須だ。あの、少し水着からはみ出た柔らかそうな肉。あんなものを隠してたなんて、今日まで知らなかった。つくづく、自分のこれまでの好奇心の低さに呆れる。もっと早く知っていたら、と思い、いや別に早く知っていたからって何も変わらない、と否定した。
花は、そういうタイプの女子じゃない。風の噂で、告白されたと聞いたことはあったが、帰ってくるのを待っている人がいるからと、昭和の歌謡曲の様な台詞であっさりと断っていたそうだ。それを聞いて、真面目な花は、未だに宗二を忘れていないのだと少し切なく思った。
花はこれまで、宗二を筆頭に母親、祖母と次々と人の死を経験してきた。花が同年代の女子達とはちょっと違い一歩引いた感じに見えるのは、その辺りに理由がありそうだ。だが、俺は今までそんなことを花に聞こうとも思わなかった。
何故今になってこんなことを急に思ったのかと考え、失踪中だった宗二が公的に死んだことは自分の中で思ったよりもショックが大きかったのだ、と今更ながらに気が付いた。
「花ちゃん、付き合ってる彼氏とかはいないの?」
「あはは、いたら同級生の男子がいる家にお泊りなんか出来ませんって」
「花ちゃんならうちは大歓迎よ。ねえ太一?」
俺に振るなよ。これ、どう返事したって気拙い雰囲気になるやつじゃないか。大歓迎だと言えば花が照れまくるだろうし、そうじゃないといえばそれはそれで好みじゃないと否定している様でなんかあれだし。
よって、俺は話題をすり替えることにした。
「そういえばさ、今日お寺にあった、宗二の何ていうの? あの住職の達筆過ぎる字で書いてあったやつ」
ピクリ、と母さんが止まった。拙い、宗二の話題は止めた方がよかったか。
すると、父さんが助け舟を出してくれた。
「あれは戎名っていうんだよ」
「かいみょう? 何それ」
「亡くなった人が仏さんの弟子になる時に付ける名前だよ」
「ふうん」
よく分からないが、ということは宗二は仏様の弟子をしているのか。あいつのことだからいっぱいこき使われてそうだと思いながら、寺で謎に思っていたことを口にした。
「じゃあ名前ってことだろ? 何でそれに『ニ』じゃなくて『一』って漢字が入ってたんだ? あれじゃ俺の戒名みたいじゃね?」
俺の言葉に、母さんが明るく笑う。
「やあだ太一ったら。あれはね、あそこの住職にお願いしたら勝手に付けてね」
「えー、勝手に? 酷くない?」
「でしょ、うふふ」
母さんはそう言うと、ご飯をぱくりと口に含んだ。
母さんの笑顔がわざとらしいことに気が付いてはいたが、そこを根掘り葉掘り聞いて場の雰囲気を壊す程、子供じゃない。反抗期らしい反抗期もなかった俺だ。母さんが言いたくないということは、俺に聞かせたくないことだと分かっていた。
母さんの子供は、もう俺しかいない。残った俺が、母さんを悲しませてどうするんだ。
隣にいる花を見ると、俯いていた。何だこの反応は。俺は父さんを見た。父さんは、真面目な表情のまま、ゆっくりと口を開いた。
「あれは、僕達が住職と相談して付けた戒名だよ」
「お父さんっ」
母さんが父さんの肩を掴んだが、父さんはその手をそっと外す。え? 何? 熟年離婚? そんな言葉が、頭の中を横切った。
父さんは、母さんに向き直る。
「母さん、今日が一区切りを付けるいい日だと思うんだ」
「な、何言ってるの。ほら、花ちゃんだって困ってるし、やめて」
「花ちゃんだってずっと協力してくれてたんだろう? この子にいつまでこの芝居を続けさせるんだ」
花を見ると、涙ぐんでるじゃないか。俺は焦った。さっぱり何の話だか分からずついていけてないのは、どうやら俺だけの様だ。
「太一」
「な、なに」
父さんはあまりふざけるタイプの大人じゃないから、今も表情は至極真面目なものだ。というか、芝居って何だ。
「戒名は、間違ってないよ」
「……どういう意味だよ」
本当に訳が分からず顔を顰めると、母さんがまた父さんに縋った。
「だめよ、お父さんお願い!」
「母さん、この子ももう解放してやらなきゃ駄目だよ」
父さんの声は、静かだった。解放? この子、というのは間違いなく俺のことだろう。俺は何かに縛られでもしていたのだろうか? 寝てる間に亀甲縛りにでもされているんだろうか、とありもしないことを想像する。そうでもしないと、この雰囲気から逃げ出したくて堪らなくなりそうだった。
「ねえ、皆なに? 俺、何かからかわれてるの?」
「からかっていないよ、宗二」
「お父さん!!」
母さんが泣き叫んだ。え、ちょっと何で母さんも花も泣いてるんだ? ていうか、父さん今俺のことを宗二って言わなかったか?
「……何言ってんの、父さん」
掠れる声を出しながら、今日花と話していて感じた違和感を思い出していた。川に落ちた花を助けたのは宗二だ。俺はただ見ていただけ。なのに、花は責任を感じてるんじゃないかと言った。俺はただ見ていただけという言葉には、そうだったっけと答えていた。
そうだよ、だって俺は太一だから、水の中にも入ってないし、溺れてもいないし、岩の上に立つ太一の驚く顔なんて見てない。助かった花に抱きつかれて泣かれたのは宗二だし、だから花が思ったよりも身体が冷えてて心配になったのは俺じゃない。
「なあ、冗談だろ? なんでこんな日に皆して俺をからかうんだよ?」
皆の顔を、焦りつつ見回す。本気にしないでよ、とか、騙されたね、とか、そういう言葉を待った。
でも、誰の口からも出てこなかった。皆、俺の顔を悲しそうに見ているだけだ。だから分かった。誰も嘘なんかついていないのだと。
最後に、花の顔を見る。顎から伝い落ちた涙が、茶碗の中に落ちていってしまった。あれじゃ、ご飯がしょっぱくなっちまう。
「……宗ちゃん」
花が、言った。
「花、お前まで……」
俺の声は、震えていた。何で震えるんだ、恥ずかしい。でもだからって急に俺が宗二なんだと言われても、納得出来る訳もなく。
「宗二、とりあえずご飯を食べようか」
父さんが、静かに言った。俺はただ、父さんを見ることしか出来なかった。
「その後、何が起きたかをちゃんと話すから」
泣く母さんと花。真面目な顔の父さん。
信じたくなかった。
「ただいまー!」
父さんと母さんが帰ってきた。俺はリビングに寝転んだままだったが、花はぱっと立ち上がると、玄関に駆けて行く。すぐに、母さんのはしゃいだ声が聞こえ始めた。
ほら、連れてきて正解だっただろうと思ったが、まあこれは結果論だ。だが、花と話している最中で考えたのは、本当だ。毎年この日は、それこそお通夜の様にしんとしてしまう。普段は明るい母さんが黙ってしまうからだ。
でも、母さんは花が大のお気に入りだ。下手をすると、息子の俺以上に。
母さんと花が、近況報告をし合っている。
暑いんだから、早く入って来ればいいのに。
腕枕をしながら、つい緩む口元を腕で隠す。ふと視線を感じて見上げると、父さんがこちらを見て小さく笑っていた。いつの間に入ってきたんだろうか。ふい、と反対側を向く。見られたかもしれないと思うと、恥ずかしかった。
母さんと花が、きゃっきゃとはしゃぎながらようやく入って来る。遅えよ、と思ったが、母さんの嬉しそうな顔を見たらまた笑いそうになってしまい、うつ伏せになって必死で顔を隠した。
台所で、花が手伝うとか何とか言っている。実際、花は今は主婦をしている様なものなので、多分その辺の女子よりは家事力は高い。
俺もあそこに立ったら喜ぶかな。そうは思ったものの、何をどうしていいかが全然分からない。
夏休みの間、花に教えてもらおうかな、とふと考えた。母さんはすぐ人のことをからかうから手伝う気が失せるが、花はそういうことは言わないから聞きやすい。
自分が注目されていないことを確認すると、台所に立つ母さんと花の後ろ姿を眺めた。なんか、嫁姑みたいじゃないか? なんて思ってしまった。駄目だ、今日の花の畑中さん云々の件で、どうも俺の脳みそは恋愛脳に一時切り替えられてしまった様だ。
でも、花ならいいかもしれない。
突拍子もない考えがふと浮かび、慌ててそれを追い払うべく床に突っ伏した。
◇
「花ちゃん、うちにお嫁に来ない?」
先程の俺の思考を読んだかの様に、食事開始早々、母さんがぶっこんだ。
「え⁉ ちょっとおばさん、いきなり何言ってるんですかっ」
花は大慌てで否定しにかかるが、そこまで否定されるとちょっと悲しい。と思ったところで、いやいやいや、やっぱり今日は恋愛脳になっちまってるな、と一歩引いてみようとしたが、引けない。一体、先程からどうしてしまったんだろうか。
もしかしたら、花のあの日焼けと白の境目を目の当たりにしてしまった所為で、脳内にバグが発生しているのか。
あれは、それはもう気になった。まじまじと見たくなること必須だ。あの、少し水着からはみ出た柔らかそうな肉。あんなものを隠してたなんて、今日まで知らなかった。つくづく、自分のこれまでの好奇心の低さに呆れる。もっと早く知っていたら、と思い、いや別に早く知っていたからって何も変わらない、と否定した。
花は、そういうタイプの女子じゃない。風の噂で、告白されたと聞いたことはあったが、帰ってくるのを待っている人がいるからと、昭和の歌謡曲の様な台詞であっさりと断っていたそうだ。それを聞いて、真面目な花は、未だに宗二を忘れていないのだと少し切なく思った。
花はこれまで、宗二を筆頭に母親、祖母と次々と人の死を経験してきた。花が同年代の女子達とはちょっと違い一歩引いた感じに見えるのは、その辺りに理由がありそうだ。だが、俺は今までそんなことを花に聞こうとも思わなかった。
何故今になってこんなことを急に思ったのかと考え、失踪中だった宗二が公的に死んだことは自分の中で思ったよりもショックが大きかったのだ、と今更ながらに気が付いた。
「花ちゃん、付き合ってる彼氏とかはいないの?」
「あはは、いたら同級生の男子がいる家にお泊りなんか出来ませんって」
「花ちゃんならうちは大歓迎よ。ねえ太一?」
俺に振るなよ。これ、どう返事したって気拙い雰囲気になるやつじゃないか。大歓迎だと言えば花が照れまくるだろうし、そうじゃないといえばそれはそれで好みじゃないと否定している様でなんかあれだし。
よって、俺は話題をすり替えることにした。
「そういえばさ、今日お寺にあった、宗二の何ていうの? あの住職の達筆過ぎる字で書いてあったやつ」
ピクリ、と母さんが止まった。拙い、宗二の話題は止めた方がよかったか。
すると、父さんが助け舟を出してくれた。
「あれは戎名っていうんだよ」
「かいみょう? 何それ」
「亡くなった人が仏さんの弟子になる時に付ける名前だよ」
「ふうん」
よく分からないが、ということは宗二は仏様の弟子をしているのか。あいつのことだからいっぱいこき使われてそうだと思いながら、寺で謎に思っていたことを口にした。
「じゃあ名前ってことだろ? 何でそれに『ニ』じゃなくて『一』って漢字が入ってたんだ? あれじゃ俺の戒名みたいじゃね?」
俺の言葉に、母さんが明るく笑う。
「やあだ太一ったら。あれはね、あそこの住職にお願いしたら勝手に付けてね」
「えー、勝手に? 酷くない?」
「でしょ、うふふ」
母さんはそう言うと、ご飯をぱくりと口に含んだ。
母さんの笑顔がわざとらしいことに気が付いてはいたが、そこを根掘り葉掘り聞いて場の雰囲気を壊す程、子供じゃない。反抗期らしい反抗期もなかった俺だ。母さんが言いたくないということは、俺に聞かせたくないことだと分かっていた。
母さんの子供は、もう俺しかいない。残った俺が、母さんを悲しませてどうするんだ。
隣にいる花を見ると、俯いていた。何だこの反応は。俺は父さんを見た。父さんは、真面目な表情のまま、ゆっくりと口を開いた。
「あれは、僕達が住職と相談して付けた戒名だよ」
「お父さんっ」
母さんが父さんの肩を掴んだが、父さんはその手をそっと外す。え? 何? 熟年離婚? そんな言葉が、頭の中を横切った。
父さんは、母さんに向き直る。
「母さん、今日が一区切りを付けるいい日だと思うんだ」
「な、何言ってるの。ほら、花ちゃんだって困ってるし、やめて」
「花ちゃんだってずっと協力してくれてたんだろう? この子にいつまでこの芝居を続けさせるんだ」
花を見ると、涙ぐんでるじゃないか。俺は焦った。さっぱり何の話だか分からずついていけてないのは、どうやら俺だけの様だ。
「太一」
「な、なに」
父さんはあまりふざけるタイプの大人じゃないから、今も表情は至極真面目なものだ。というか、芝居って何だ。
「戒名は、間違ってないよ」
「……どういう意味だよ」
本当に訳が分からず顔を顰めると、母さんがまた父さんに縋った。
「だめよ、お父さんお願い!」
「母さん、この子ももう解放してやらなきゃ駄目だよ」
父さんの声は、静かだった。解放? この子、というのは間違いなく俺のことだろう。俺は何かに縛られでもしていたのだろうか? 寝てる間に亀甲縛りにでもされているんだろうか、とありもしないことを想像する。そうでもしないと、この雰囲気から逃げ出したくて堪らなくなりそうだった。
「ねえ、皆なに? 俺、何かからかわれてるの?」
「からかっていないよ、宗二」
「お父さん!!」
母さんが泣き叫んだ。え、ちょっと何で母さんも花も泣いてるんだ? ていうか、父さん今俺のことを宗二って言わなかったか?
「……何言ってんの、父さん」
掠れる声を出しながら、今日花と話していて感じた違和感を思い出していた。川に落ちた花を助けたのは宗二だ。俺はただ見ていただけ。なのに、花は責任を感じてるんじゃないかと言った。俺はただ見ていただけという言葉には、そうだったっけと答えていた。
そうだよ、だって俺は太一だから、水の中にも入ってないし、溺れてもいないし、岩の上に立つ太一の驚く顔なんて見てない。助かった花に抱きつかれて泣かれたのは宗二だし、だから花が思ったよりも身体が冷えてて心配になったのは俺じゃない。
「なあ、冗談だろ? なんでこんな日に皆して俺をからかうんだよ?」
皆の顔を、焦りつつ見回す。本気にしないでよ、とか、騙されたね、とか、そういう言葉を待った。
でも、誰の口からも出てこなかった。皆、俺の顔を悲しそうに見ているだけだ。だから分かった。誰も嘘なんかついていないのだと。
最後に、花の顔を見る。顎から伝い落ちた涙が、茶碗の中に落ちていってしまった。あれじゃ、ご飯がしょっぱくなっちまう。
「……宗ちゃん」
花が、言った。
「花、お前まで……」
俺の声は、震えていた。何で震えるんだ、恥ずかしい。でもだからって急に俺が宗二なんだと言われても、納得出来る訳もなく。
「宗二、とりあえずご飯を食べようか」
父さんが、静かに言った。俺はただ、父さんを見ることしか出来なかった。
「その後、何が起きたかをちゃんと話すから」
泣く母さんと花。真面目な顔の父さん。
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