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惑星エルリス
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しおりを挟む俺はクロード、クロード=パウルス…パウルスの姓はとっくの昔に捨てた。
俺の両親は赤髪に茶色の瞳だった。
でも産まれてきた俺は…青銀髪に薄紫の瞳、オマケに膨大な魔力を有して生を受けた。
そんな俺を両親は恐れ、近付く事も増してや話し掛ける事も無かった。
俺に与えられたのはボロボロの服と隙間風だらけの物置小屋と一日一回のスープだけだった。
俺が4歳になった頃、とうとう人買いに売られた。
俺は高く売れたらしい。
両親は喜んで俺を売った金を受け取っていのは鮮明に覚えている。
俺は馬車に乗せられて何処かに運ばれた、長い道のり俺は人買いの隙をついて逃げ出したんだ。
俺は真っ暗な森の中を走った。
服が枝に引っ掛かり破れても、足に沢山の傷が付いても構わず走り続けた。
でも物置小屋から出たことの無い幼い俺は森に魔物が居るなんて知らなかったんだ。
暫く走ると俺の目の前には狼の様な魔物が5匹…絶体絶命だった。
この時初めて魔力を暴走させたんだ、意識の無い俺は只管魔法を繰り出していた…らしい。
それから意識を戻した俺は大きな虎の様な魔物に守られる様に眠っていたんだ。
それがラウとの出会いだった。
俺はラウと契約してラウから色々な事を教えて貰った。
魔法の事、魔力の制御、世界の事兎に角沢山ラウは教えてくれた。
ラウは何千年も生きている精霊獣なんだと言っていたけど、当時の俺にはあまり理解出来なかった。
それからラウと共に森で暮らし始めて俺は10歳になった頃、俺はこっそり両親が暮らすあの家を見に行った事がある。
ラウには止められたけど俺はどうしてもと言って我儘を言う俺にラウは溜息を吐いて家の近くまで一緒に来てくれた。
そこで俺が目にしたのは母親で、母親の腕には小さな赤ん坊が抱かれていた。
それを見た俺は直ぐにラウの所まで走って逃げたんだ。
俺を捨てた両親には新しい子供が居て幸せに暮らしている…俺を売った金で。
だから俺は気づかなかった…否、気付いてやれなかったんだ。
赤ん坊を抱く母さんが全く笑っていなかった事、赤ん坊の髪が俺と同じ青銀髪だった事に。
それから俺はずっと森に篭もりラウとの魔法の修行に明け暮れた。
それから俺が12歳になった頃、今の俺の親代わりのナディアさんに出会った。
ナディアさんは冒険者で、森で俺を見つけた時吃驚していた。
ナディアさんはラウと話、俺を預かると言い出した。
街に行ってからの俺の周りは目まぐるしく変わって行った。
先代の総帝が死に、次に俺が総帝となった。
それと同時にナディアさんに預けられていたラファイも焔帝となったんだ。
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