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人類の存続
2-12
しおりを挟むそれからクロードは眠る度に楓の夢を見た。
楓の頬に触れ、何度も楓のプックリとした唇に口付けを交わす。
立っていられなくなる楓の腰を支えて更に深く口付けると楓からは艶めいた吐息が漏れる。
楓を抱き上げ優しくベットに下ろすと楓は潤んだ瞳でクロードを見上げる。
それだけでクロードの理性は飛んでしまいそうになるのだ。
また楓に口付け首鎖骨と唇を落としていく。
時折ピクっと反応する楓が愛しい。
楓の真っ白なワンピースの裾から手を入れ太股を撫でれば楓は身を攀じる。
クロードはクスっと笑うと楓は顔を真っ赤にしながらも頬をプクッと膨らます。
たまに見せるそんな少女の様な楓も堪らない。
クロードはまた深く口付け手で楓の筋を撫であげると楓は目を見開き腰を浮かせた。
そこはもう潤っていて楓は恥ずかしそうに顔を隠した。
今度は楓の胸の頂点をキュッと摘むと楓は甘い声で啼く。
そこからは二人の口付けの音と、クロードが楓の中を攻め立てる水音だけが響いた。
時折漏れる楓の甘い声がクロードの理性をドンドン奪っていく。
いつの間にか生まれたままの姿になった二人は深く深く繋がる、もう離れたくないと思うほど激しく繋がった。
ここでいつもクロードは目覚めるのだ。
紅潮した顔を押さえ、起き上がると自分の下半身を見て自己嫌悪に陥る。
夢とは言え楓にあんな事をしてしまっている自分が許せないと同時に自分は楓にそうしたいという欲求がある事を知った。
しかし、クロードはこの感情を何と呼ぶのか分からない。
困り果てたクロードはウィリアムに相談する事にした。
「父さん…相談があります!」
「何だ?珍しいなぁ、クロードから相談とはどうしたんだ?」
クロードはさっそき相談をしにオズワルド公爵家に帰って来た。
「あの、胸が苦しくて…動悸はするし俺は何か特殊な病気なんでしょうか?」
ウィリアムはキョトンとした。
「あー…それはどういう時に怒るんだ?」
そう聞くとクロードは顔を赤く染めた。
ウィリアムの予想が正しければアレで間違いない筈だ。
「ある人の事を考えると…そうなります。もっと一緒に居たい、もっと触れたと邪な感情が…」
ウィリアムは天を仰いだ、この時が来てしまった。
「クロード、それは恋だ。」
今度はクロードがキョトンとした。
「恋…」
「そうだ、初恋だなおめでとう!で?相手は誰なんだ?」
公爵家の結婚は何かと難しい、幾らウィリアムとナディアが良いと言っても親族連中が黙ってない。
「相手は…楓です。」
「カエデ?変わった名だな?俺達に会わせて貰えるか?」
するとクロードは難しい顔をした。
「楓は、この世界の人では無いんです。楓に会うには俺位の魔力を持っていないと楓の所まで転移出来ません。」
何と!クロードの相手はこの世界には居ないと言う。
ウィリアムは頭を抱えた。
クロードが規格外なら、初恋の相手も規格外の様だ。
「そうか…なら仕方ないな、ナディアには俺から伝えておく。」
「はい…初恋を自覚したクロードはフラフラとオズワルド公爵家を後にした。」
それからのクロードは滅茶苦茶だった。
何時もミスのない書類は間違いばかりで何時もボーッとしている。
そんなクロードを帝達はかなり心配していた。
「ちょっとラファイ、クロード様どうしちゃったのかしら?凄く変よ?」
「あぁ、俺も変だとは思ってるんだが…クロードに聞いても何も答えねえんだよ。」
ラファイも困り果てていた。
「ボーッとしてたかと思えば急に姿を消すしな、何処に行ってんのかも分からねえ。」
勿論クロードが姿を消す時は楓に会いに行っているのだが、総帝様の初恋は何かと問題を起こしている。
______________________________________
※次ページ挿絵あります。
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