いつかまたおなじ空のしたで

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「あれあれあれ！」
扉を開けるとおばさんが出迎えてくれた。
「こんにちは！またお世話になります！」
私はもう慣れたものだ。
いつも賑やかだけど、なんかやっぱり今日はお客さんが少ない。
「今日は大所帯だね？」
おばさんは嬉しそう。
「そうなんですよー！えっと、スフィとドゥワイトさんです」
「はいよ！よろしくご贔屓に！」
ドゥワイトとスフィもぺこりする。
「おばさん、私はこれで。師匠！また明日くるから！」
アリアはひらひら手を振ってたたたっと帰っていった。
「あれ？ごはん一緒に食べるんじゃないの？」
アリアが消えた扉に私はたずねた。
「はいよ！」
どん！
ごはんが来た。いつもながら大量だ。でも食べちゃうんだなこれがー。
ドゥワイトとスフィもびっくりしている。
「いただきます！」
ぱちん。
私とレヴィは驚いてる2人にパスタをよそってあげてから、食べ始めた。
「うんー！美味しいー！」
「うんうん！」
「いつもありがとさん！」
おばさんはいつも通りにこにこしてる。
スフィ達も食べ始めて美味しさがわかったみたい。無言でフォークを動かしている。
「アリアもしっかり副隊長さんしてるんだねー！」
レヴィが言うとおばさんがぴくりとした。
ん？
なんか違った？
「おばさん、なぁに？」
わかんない事はきく！これが1番だ。
「アリアね、、なんて言えば良いかねぇ？」
おばさんは濁す。
「どうかしたの？」
たまらずきく私。
「まあねぇ。また明日来るって言ってたじゃないさ。明日聞いてみたら良いよ？」
教えてくれないか、、、。
「わかった」
心配だけど仕方ない。
ごちそうさまをして、お風呂に入っても私の「心配」は取れなかった。
「リーナ、明日きいてみよ？」
「うん、ありがとうレヴィ」
いつぶりだろう、なんだか嫌な予感がする。