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談笑。
しおりを挟むAさんがとある道を通ったときのこと。
その道は、すぐ脇に入ると幾つもの畑が広がっているような道で・・・
遠くから、楽しそうに談笑する声が聞こえたのだという。
女の人が三人程、とても楽しそうに話している声と、その話に笑う声が響いていたのだそうだ。
なにを話しているのかは遠くてはっきりとはわからないが、大きな声でとても楽しそうにしているのがわかったそうだ。
誰か歩きながら談笑しているのか、それとも近くに家があって、そこで井戸端会議でもしているのかとAさんは思ったが・・・
その時間は、夜だった。
しかも、明かりは全く無い。
灯りの無い暗い畑の方から、ずっと女が三人程で楽しげに談笑する声が響いていたのだとか。
Aさんは、急いでそこを通り過ぎたそうだ。
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