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ヴァンパイア編。
53.夢魔だろう? 嫌いなんだよ。君はさ。
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夜。出掛けようとした、ら・・・
「ねぇ、アルちゃん。知ってる? 最近、幾つもの宗教団体が一晩で壊滅して行ってるんだって」
にこやかに、けれどうっすらと黒さを漂わせる笑顔でジンが言った。
「へぇ…そうなんですか」
面倒くさ・・・
「・・・どういうことかな?アルちゃん」
「なにがですか?」
「確かこの事件って、全部アルちゃんが、出掛けた夜のことなんだよね? 全部、だよ?」
「偶然でしょう」
「・・・偶然、ね? 本当に?」
オレを覗き込む眼鏡越しの琥珀。
「深夜に、見知らぬ男と二人でいたことも、心当たりがなかったりする?」
「ええ。全く以て、無いですね」
第一、あれは二人でいたワケじゃない。
殺そうとして失敗した挙げ句、あの馬鹿に付き纏《まと》われていただけだ。
つか、「手伝ってやるよ、アルゥラ」とかアホ抜かしやがって・・・ああ、殺したいっ!
「いや、いきなりそんな荒んだ目で言われても全然説得力無いからね? アルちゃん」
「いやですね? ジン。オレは普通ですよ」
「いやいや、アルちゃん? 殺気出てるから。殺気」
「・・・気のせいですよ? ジン」
にっこりと微笑む。
「全く、君は・・・全然聞く気ないでしよ」
その通り。
「おい、なんか今、殺気がしなかったか?」
キョロキョロ辺りを見回しながら現れるヒュー。
「気のせいです。ヒュー」
「は? あ、あれお前かアル。ジン、なにやった?」
「いや、なんで俺? なにもしてないよ」
「じゃあ、なんであんな鋭い殺気させてンだよ」
よし、この隙に逃げよう。
※※※※※※※※※※※※※※※
赤みを帯びた円い月が、ゆるゆると蒼い夜空へ昇って行く。
人間に拠って野山や森が削られ、里になり、やがて街になって地形が様変わりしても、この光景は昔から変わらない。
「満月、か・・・」
高く昇るにつれ、緩やかに赤みが褪めて白くなって行く円い月を見上げる。
なんだか、最近の僕は調子が悪い。
どこに行ってなにがしたいのか、自分でも不明だ。無論、アークを探すのは最優先だけど・・・
目の前に広がるのは、原野。
お陰で、月がよく見える。
どこかへ行きたいとは思うんだ。けど、なんかこう・・・行きたい場所が変わるんだよね。その気分のままに動いていたら・・・
まあ、あれだね。有り体に言えば、迷った。
飛べばいいとは思うんだけど・・・
遠い昔、まだアークと旅をしていた頃。「ねえ、どこ行くの? アーク」「ん? さあ? 歩いてればどこかに着くよ」という適当な返事が返って来た。「なら、飛んで空からどこへ行くか方向を決めようか? アーク」そう聞くと、「ヤだな、イリヤ。そんなことしたら負けた気がするじゃないか」とアークが言った。「は? なにに負けるの?アーク」「え? 知らない」「え? アーク?」「けど、なんか負ける気がするからヤだ。それにさ、イリヤ」にこりと微笑むアーク。「なに? アーク」「道に迷うのも、楽しいと思わない? 僕らは一人じゃないからさ。心細くない♪だろう?」「ま、アークが楽しいなら、僕はそれでいいよ。けどさ、アーク」「なに? イリヤ」「僕ら。やっぱり迷ってたんだね、道に」「あははっ、さあ行こうか? イリヤ」笑って誤魔化したアークは、僕の手を引いて歩き出した。あのときも確か、赤みを帯びた月を見上げたっけ?
うん。やっぱり飛ぶのはやめよう。
なにに負けるかは、まだわからないけど。
あれだよね?
歩いていれば、「どこかに着く」んだからさ。
なんか、少し気分がよくなって来た。
さあ、足の向くままに歩こう。
昇る月からは、段々と赤みが消えて行き、いつの間にか白金の柔らかい光へと変わっている。
その色と、似た色をした髪の毛を思い出した。
「・・・」
思わず溢れたのは、赤を意味する言葉。
その言葉に、顔を顰める。
それは、僕が壊したモノだ。もう、いない。
なんで今更、それを思い出す?
「おかしいな?」
※※※※※※※※※※※※※※※
誰かに…呼ばれた気が、した・・・
綺麗な満月に、思わず足を止める。
「アルゥラ? どうした、いきなり足止めて」
耳障りな声がする。
「…五月蝿いな」
×××が呼んだんだ。
あ、れ? ×××に、呼ばれた…?
え? ×××? 誰、そ…れ・・・
…金色の、瞳の・・・
「っ!」
なんだか急に、頭が痛む・・・
※※※※※※※※※※※※※※※
最近の日課は、アルゥラと怪しい宗教団体を夜な夜な潰して回ることだ。
どうやら、アルゥラは聖女…おそらくアルゥラの母親だと思う…が、変な風に利用されているのが許せないのだろう。俺は、そんなアルゥラの手伝いをしているというワケだ。
今日も、アルゥラと待ち合わせ(待ち伏せ)をして、挨拶がてらに熱烈な刃物や蹴りが飛び交った。全く、アルゥラは照れ屋さんで可愛いぜ。
こうして仲良く散歩をしていた最中、ふと足を止めたアルゥラが、月を見上げたんだ。
不思議に思ってアルゥラに声を掛けたら、どこかぼんやりとした様子のアルゥラの顔がいきなり苦しげに変わり、額を強く押さえる。
「ちょっ、おい、アルゥラっ? 大丈夫か? 顔真っ青だぞ? どこかで休もう」
苦しげなアルゥラの肩を掴み、顔を覗き込む。と、アルゥラの翡翠の瞳が・・・
「アルゥラ? アルゥラの瞳は、そんなに紅くなかったよな? どうしたんだ? アルゥラ?」
この前のように、翡翠に赤い燐光を纏うのではなく、瞳自体が血のような真紅に変わっている。
「・・・ボクはそんな名前じゃない」
ぼんやりとした低いアルトが、平坦に言う。
「は? アルゥラ?」
そんなことは承知だ。が、名前を教えてくれなかったのはアルゥラの方だ。
薄く色付く唇が小さく開き、
「・・・ル…」
「はい、ストップ」
艶やかな声と共に、アルゥラの口が塞がれた。
「駄目だよ、アル」
アルゥラの口を塞いだのは濃い蜜色の手。アルゥラはそれを鬱陶しげに振り払い、
「なんで君がここにいる? ルージュエリアル」
背後の誰かを睨み付けて言った。アルゥラの知り合い、か? 波打つ漆黒の髪、紫に金の混じる深いアメトリンの瞳。濃い蜜色の滑らかな肌に、妖艷さが漂う美貌の・・・
どこか懐かしさと慕わしさを感じる・・・
クソっ、少年じゃねぇかよっ!?
男だったことに落胆する。
なんでその顔で女じゃないんだっ!?
「あははっ、ヤだな? アル。俺がわからない?」
アルゥラへ親しげに話し掛ける少年。
「夢魔だろう? 嫌いなんだよ。君はさ」
アルゥラが言った。冷たい声で。
「大きくなったら、もっといいことしようねって、俺と約束しただろう?アル」
なんだとっ!?!?
「ちょっと待てっ! アルゥラといいことをするのは俺の方が先だっ! 後から来た野郎がなにを言う!」
「おや、君はまた…珍しいな・・・まだ残ってたのか。…なら、こうして・・・」
ふっと俺を見やるアメトリンの瞳。小さな呟き。そして、少年の輪郭が、すぅっと変わった。波打つ黒髪が長く伸び、平らだった胸が膨らむ。括れるウエストに張り出す腰。そして、
「あたしは、この子のお友達なの♥️」
少し高くなった声が言う。
「は? 女に、なった?」
艶やかさを増したアメトリンの瞳が、パチンとウインク。少年が、紛れも無い、美女に変わった。
「ええ。あたしは、ルー。この子と、二人っ切りになりたいの♥️ダメかしら? おにーさん♪」
「美女の頼みならお安いご用だ! と、言いたいところだが、アルゥラの様子がおかしいからな。すまないが、それは聞いてやれないんだ」
断腸の思いで、首を横に振る。
「ふふっ…オ・ネ・ガ・イ♥️」
笑みの混ざる誘惑するような声。艶やかなアメトリンが妖しく煌めき・・・
「・・・あ、れ? アルゥラと美女はっ!?」
気が付くと俺は、一人で立っていた。
二人が、いない。
__________
アメトリンとは、アメジストという紫の輝石と、シトリンという黄色い輝石が混ざり合う珍しい宝石のことです。
「ねぇ、アルちゃん。知ってる? 最近、幾つもの宗教団体が一晩で壊滅して行ってるんだって」
にこやかに、けれどうっすらと黒さを漂わせる笑顔でジンが言った。
「へぇ…そうなんですか」
面倒くさ・・・
「・・・どういうことかな?アルちゃん」
「なにがですか?」
「確かこの事件って、全部アルちゃんが、出掛けた夜のことなんだよね? 全部、だよ?」
「偶然でしょう」
「・・・偶然、ね? 本当に?」
オレを覗き込む眼鏡越しの琥珀。
「深夜に、見知らぬ男と二人でいたことも、心当たりがなかったりする?」
「ええ。全く以て、無いですね」
第一、あれは二人でいたワケじゃない。
殺そうとして失敗した挙げ句、あの馬鹿に付き纏《まと》われていただけだ。
つか、「手伝ってやるよ、アルゥラ」とかアホ抜かしやがって・・・ああ、殺したいっ!
「いや、いきなりそんな荒んだ目で言われても全然説得力無いからね? アルちゃん」
「いやですね? ジン。オレは普通ですよ」
「いやいや、アルちゃん? 殺気出てるから。殺気」
「・・・気のせいですよ? ジン」
にっこりと微笑む。
「全く、君は・・・全然聞く気ないでしよ」
その通り。
「おい、なんか今、殺気がしなかったか?」
キョロキョロ辺りを見回しながら現れるヒュー。
「気のせいです。ヒュー」
「は? あ、あれお前かアル。ジン、なにやった?」
「いや、なんで俺? なにもしてないよ」
「じゃあ、なんであんな鋭い殺気させてンだよ」
よし、この隙に逃げよう。
※※※※※※※※※※※※※※※
赤みを帯びた円い月が、ゆるゆると蒼い夜空へ昇って行く。
人間に拠って野山や森が削られ、里になり、やがて街になって地形が様変わりしても、この光景は昔から変わらない。
「満月、か・・・」
高く昇るにつれ、緩やかに赤みが褪めて白くなって行く円い月を見上げる。
なんだか、最近の僕は調子が悪い。
どこに行ってなにがしたいのか、自分でも不明だ。無論、アークを探すのは最優先だけど・・・
目の前に広がるのは、原野。
お陰で、月がよく見える。
どこかへ行きたいとは思うんだ。けど、なんかこう・・・行きたい場所が変わるんだよね。その気分のままに動いていたら・・・
まあ、あれだね。有り体に言えば、迷った。
飛べばいいとは思うんだけど・・・
遠い昔、まだアークと旅をしていた頃。「ねえ、どこ行くの? アーク」「ん? さあ? 歩いてればどこかに着くよ」という適当な返事が返って来た。「なら、飛んで空からどこへ行くか方向を決めようか? アーク」そう聞くと、「ヤだな、イリヤ。そんなことしたら負けた気がするじゃないか」とアークが言った。「は? なにに負けるの?アーク」「え? 知らない」「え? アーク?」「けど、なんか負ける気がするからヤだ。それにさ、イリヤ」にこりと微笑むアーク。「なに? アーク」「道に迷うのも、楽しいと思わない? 僕らは一人じゃないからさ。心細くない♪だろう?」「ま、アークが楽しいなら、僕はそれでいいよ。けどさ、アーク」「なに? イリヤ」「僕ら。やっぱり迷ってたんだね、道に」「あははっ、さあ行こうか? イリヤ」笑って誤魔化したアークは、僕の手を引いて歩き出した。あのときも確か、赤みを帯びた月を見上げたっけ?
うん。やっぱり飛ぶのはやめよう。
なにに負けるかは、まだわからないけど。
あれだよね?
歩いていれば、「どこかに着く」んだからさ。
なんか、少し気分がよくなって来た。
さあ、足の向くままに歩こう。
昇る月からは、段々と赤みが消えて行き、いつの間にか白金の柔らかい光へと変わっている。
その色と、似た色をした髪の毛を思い出した。
「・・・」
思わず溢れたのは、赤を意味する言葉。
その言葉に、顔を顰める。
それは、僕が壊したモノだ。もう、いない。
なんで今更、それを思い出す?
「おかしいな?」
※※※※※※※※※※※※※※※
誰かに…呼ばれた気が、した・・・
綺麗な満月に、思わず足を止める。
「アルゥラ? どうした、いきなり足止めて」
耳障りな声がする。
「…五月蝿いな」
×××が呼んだんだ。
あ、れ? ×××に、呼ばれた…?
え? ×××? 誰、そ…れ・・・
…金色の、瞳の・・・
「っ!」
なんだか急に、頭が痛む・・・
※※※※※※※※※※※※※※※
最近の日課は、アルゥラと怪しい宗教団体を夜な夜な潰して回ることだ。
どうやら、アルゥラは聖女…おそらくアルゥラの母親だと思う…が、変な風に利用されているのが許せないのだろう。俺は、そんなアルゥラの手伝いをしているというワケだ。
今日も、アルゥラと待ち合わせ(待ち伏せ)をして、挨拶がてらに熱烈な刃物や蹴りが飛び交った。全く、アルゥラは照れ屋さんで可愛いぜ。
こうして仲良く散歩をしていた最中、ふと足を止めたアルゥラが、月を見上げたんだ。
不思議に思ってアルゥラに声を掛けたら、どこかぼんやりとした様子のアルゥラの顔がいきなり苦しげに変わり、額を強く押さえる。
「ちょっ、おい、アルゥラっ? 大丈夫か? 顔真っ青だぞ? どこかで休もう」
苦しげなアルゥラの肩を掴み、顔を覗き込む。と、アルゥラの翡翠の瞳が・・・
「アルゥラ? アルゥラの瞳は、そんなに紅くなかったよな? どうしたんだ? アルゥラ?」
この前のように、翡翠に赤い燐光を纏うのではなく、瞳自体が血のような真紅に変わっている。
「・・・ボクはそんな名前じゃない」
ぼんやりとした低いアルトが、平坦に言う。
「は? アルゥラ?」
そんなことは承知だ。が、名前を教えてくれなかったのはアルゥラの方だ。
薄く色付く唇が小さく開き、
「・・・ル…」
「はい、ストップ」
艶やかな声と共に、アルゥラの口が塞がれた。
「駄目だよ、アル」
アルゥラの口を塞いだのは濃い蜜色の手。アルゥラはそれを鬱陶しげに振り払い、
「なんで君がここにいる? ルージュエリアル」
背後の誰かを睨み付けて言った。アルゥラの知り合い、か? 波打つ漆黒の髪、紫に金の混じる深いアメトリンの瞳。濃い蜜色の滑らかな肌に、妖艷さが漂う美貌の・・・
どこか懐かしさと慕わしさを感じる・・・
クソっ、少年じゃねぇかよっ!?
男だったことに落胆する。
なんでその顔で女じゃないんだっ!?
「あははっ、ヤだな? アル。俺がわからない?」
アルゥラへ親しげに話し掛ける少年。
「夢魔だろう? 嫌いなんだよ。君はさ」
アルゥラが言った。冷たい声で。
「大きくなったら、もっといいことしようねって、俺と約束しただろう?アル」
なんだとっ!?!?
「ちょっと待てっ! アルゥラといいことをするのは俺の方が先だっ! 後から来た野郎がなにを言う!」
「おや、君はまた…珍しいな・・・まだ残ってたのか。…なら、こうして・・・」
ふっと俺を見やるアメトリンの瞳。小さな呟き。そして、少年の輪郭が、すぅっと変わった。波打つ黒髪が長く伸び、平らだった胸が膨らむ。括れるウエストに張り出す腰。そして、
「あたしは、この子のお友達なの♥️」
少し高くなった声が言う。
「は? 女に、なった?」
艶やかさを増したアメトリンの瞳が、パチンとウインク。少年が、紛れも無い、美女に変わった。
「ええ。あたしは、ルー。この子と、二人っ切りになりたいの♥️ダメかしら? おにーさん♪」
「美女の頼みならお安いご用だ! と、言いたいところだが、アルゥラの様子がおかしいからな。すまないが、それは聞いてやれないんだ」
断腸の思いで、首を横に振る。
「ふふっ…オ・ネ・ガ・イ♥️」
笑みの混ざる誘惑するような声。艶やかなアメトリンが妖しく煌めき・・・
「・・・あ、れ? アルゥラと美女はっ!?」
気が付くと俺は、一人で立っていた。
二人が、いない。
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アメトリンとは、アメジストという紫の輝石と、シトリンという黄色い輝石が混ざり合う珍しい宝石のことです。
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