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12.エピローグ
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抱きつぶされて目覚めたら、次の日の昼だった。
目を開けてぼんやり見回すと、テーブルについてるグィルゲンガと目が合った。悪人顔なのに甘ったるく笑うから、驚いて眠気が吹っ飛ぶ。固まって動けない私のほうへ、笑顔のままやってきて頭から頬を撫でた。
「起きるか?」
「うん、おはよう」
動揺しつつ挨拶して起き上がろうとすると、抱きかかえられて膝の上に乗せられた。なんでこんなことになってんのかびっくりしてたら、指を口に入れられて水を出された。水はありがたく飲む。
胸を揉まれるので、お腹が空いたと抵抗して諦めてもらった。シャツを着ようとしたらなぜか着せられ、椅子に座れば膝がくっつくくらい椅子を寄せてくる。
「おかしい」
「なにが?」
「どうして、こんなに、なんか、……甘やかすみたいな、なんか変」
「可愛がってんだろ」
昨日からおかしい。孕ませたいとは言ってたけどベッドの上でだし。子供産みたいって話になったから機嫌がいいとか? 意外と子供好きなのかな。
グィルゲンガは上機嫌に笑って、私の頬を指で撫でる。
恥ずかしくなったので頭から考えを追い出し、パンに齧りついた。肉と野菜が挟まっててシャキシャキして美味しい。寝てるあいだに買ってきてくれたんだろう。
「美味しい。ありがとう」
「ああ」
グィルゲンガは大きい口に食べていた残りを放り込んで、ムシャムシャ食べた。水を飲んで息をつくと、まだ食べ終わらない私を見ながら楽しそうに話しだす。
「家を探しに行く。家が決まれば必要なモンも買う。金はあるからアンタの着替えも買う。いつまでも男もん着てるわけにもいかねぇし」
「服は急がなくても」
「ダメだ。股座が見えんだろうが」
「え? ズボンはいてる……」
「ズボンだと足の間がわかんだろ」
「ええ?」
意味がわからない。足を出してるわけでもないし、誰にでも足の間はあるのに。
「とにかくダメだ」
よくわからないけど、言い合っても不毛そうなので頷いた。
食事が終わったら出かける準備をして宿を出た。ハンターギルドはガランとしてて、受付の人が欠伸をしてる。
「しばらく引きこもってると思ったら、もう来たんだ。依頼は選ぶほどあるよ。どれにする?」
「いや、家探してんだ。どっか知らねぇ?」
「仕事じゃないの?」
「それと家でできる仕事も。どこ行って探せばいいかわかんなくてよ」
「家で? あ、彼女の?」
「彼女じゃねぇ、妻だ」
え!?
驚いてグィルゲンガを見たけど普通だ。からかってるわけじゃないみたい。でも、なんで。いったいどういう、……子供産むって話したから?
「お、結婚したんだ。おめでとう。で、仕事?」
「ああ。働きてぇっつうからしょうがなく」
「今までどんな仕事してたの?」
口を挟むひまもなく、反応できないうちに話が進んでる。急に話を振られ、慌てて返事をした。
「あ、ええと、以前は商会の帳簿付けしてました」
「おー、いいね。ここで働きなよ。読み書きできる人探してたんだ」
「はァ? 外に出すわけねぇだろ、危ねぇ」
「うわぁ……監禁。そんなことしてると鬱陶しがられるよ」
「うるせぇな」
「俺の奥さん、奥にいる美人なんだけど妊娠して調子悪いんだよね。辞めるからさ、代わりに」
「あ、おめでとうございます。働きたいですっ」
思いがけない提案に飛びついた。受付の人がニッコリ笑い、グィルゲンガは不機嫌な声を出す。
「あァ?」
「いいじゃない。家に一人でいるよりここのほうが安全だよ」
「家に保護魔術かけんだから関係ねぇ。ついでにいい魔術師教えろよ」
「うわぁ、重症な閉じ込め。そんなことしなくたって、送り迎えしたら解決でしょ。行く場所同じなんだから。奥で帳簿つけたり、依頼品管理する仕事だから心配ないって。俺もギルマスも奥さん一筋だし、グィルゲンガを敵に回す奴なんていないから」
受付の人の言葉に何度も頷いてグィルゲンガを見上げる。
ここで働きたい。グィルゲンガの仕事の近くに。一緒にできるわけじゃないけど関りを持てると思うと胸が弾んだ。
「グィルゲンガ、働きたい」
「また――」
「グィルゲンガの仕事を手伝いたい。少しでも、近くにいれるかなって。心配だし……」
私をまじまじと見るグィルゲンガに喋るうち、こんな理由だと失礼な気がしてきて語尾が小さくなった。でも、仕事もちゃんとやりたいのも本当で。
「仕事はちゃんとするので」
顔を上げた私の頭に大きな手が乗った。髪をクシャクシャ掻きまわして、笑う。
「ハハハッ、しょうがねぇ。アンタ俺に惚れてるからなァ」
「うわぁ。なにそのニヤケ顔。気持ち悪い」
「働かせるけど、ぜってぇ奥から出すなよ」
「わかったわかった」
2人のやり取りにホッとして息をついたら、受付の人と目が合った。
「明日からよろしく」
「はい、よろしくお願いします」
「あんま喋んな」
「うわぁ、嫌だね~。それより、ここまできたんだから依頼受けてきなよ」
グィルゲンガは結局、依頼を受けた。期限は先なので、ギルドから出たら予定通りに家を見にいく。仲介者に案内されて見て回り、5階建てアパートの3階の家具付き貸し部屋に決めた。布団、鍋を二つと食器、タライと水瓶、私の服を買った。グィルゲンガの荷物も定宿から引き上げる。私は私の服を持つ。それ以外は全部グィルゲンガが持ってくれた。
部屋に運び込んだ荷物は少なくてすぐ片付いた。台所のついた居間と寝室、ここがこれから暮らす家。上手くやっていけるかな。
グィルゲンガを見上げる。私より頭一つ大きいオオカミ。フサフサの毛に覆われて、怖いのに怖くない。
「これからよろしくお願いします」
「あぁ、よろしく」
少し緊張しながら言った私に、軽いかるい返事をする。
この人は自分のやりたいようにやって、それでなんにも気にしてないんだ、きっと。私が不安になってもまた、なんでもないことのように言うんだろう。そうして、私の気持ちを軽くしてくれる。
私は初めて、グィルゲンガに自分から抱きついた。すぐに抱きしめ返されて安心する。会ってそんなに経ってないのに、ずっと一緒にいたせいかすごく馴染む大きいオオカミ。
「ギルドで『妻』って言ったけど」
「俺の子産むんならそうだろ」
そうなんだ。
「そうなんだ」
あまりに呆気なくて、そのまま口から出た。
「逃がさねぇっつっただろ」
「うん。私でいい?」
「アンタがいい」
そうだった、浮気しないって言ってくれた。そしてやけに大切にされてる気がする。私を自分のものだって言うのは、私を自分のものにしたいっていうことでいいのかな。
好きだな、とは思ったけど、いきなり妻はいきなり過ぎて。子供だって、するからにはできたらどうしようって考えたことだし、もしそうならくらいの想像だったし。嬉しいけど。すごく嬉しいけど、私がこの人に見合う相手になれるか心配。
でも。
「頑張る」
「まあ、仕事やりてぇならしょうがねぇけど、俺を優先しろよ」
「え、うん」
「他の男と喋るな」
「え」
「顔も見せるな」
「え?」
「あとは、そうだな、俺のモンだってわかるように噛み跡つけとくか。だいたい、首なんか隠せよ。噛み付きたくなるだろうが」
「え、噛む?」
「俺は噛むけど他の男に見せんなってことだよ」
わかるように噛み跡つけても、見せなかったらわからないのでは? 喋らないとか顔を見せないって、無理では?
なんなの? 嫉妬するにも、何もしてないから嫉妬するようなこともないし、ギルドの人は美人の奥さん一筋って言ってたし。
優先してほしいのはわかったけど。喋るなっていうのは……、そしたら喋る人はグィルゲンガしかいないわけで……あれ、これって一人占め?
「一人占め?」
「アンタは俺のモンなんだから当たり前だろ」
え
驚いてグィルゲンガを見る。見ても普通の顔で、当たり前って顔してる。ただただ眺めてたら鼻を摘ままれた。
「いたい」
「返事は?」
「はい」
「なんの『はい』だ?」
「一人占め、……グィルゲンガを、私が、一人占めする」
だって、私も一人占めしたい。
グィルゲンガは黄色い目を真ん丸くしたあと、笑い出した。鼻から手を離して私を抱き上げる。驚いてグィルゲンガの頭に掴まっても、まだ笑ってた。
「いいぜ、一人占めされてやっても。ハハハハッ」
ペロリと私の頬を舐めて、すごく楽しそうに笑う。私なんかに一人占めされてこんなふうに笑って。変なオオカミ。
胸がギュッとなった私がギュウギュウ抱きしめたら、グィルゲンガは笑いながらペロペロ舐めた。
***
「イルザが俺に惚れてんだから守ってやるのは当然だ」などと言って、誰彼構わず威嚇するグィルゲンガが生暖かい目でみられるようになったり、それを周囲に謝りつつも照れてるイルザが似た者同士認定されて、犬も食わない夫婦と言われるようになるのはもうすぐ。
目を開けてぼんやり見回すと、テーブルについてるグィルゲンガと目が合った。悪人顔なのに甘ったるく笑うから、驚いて眠気が吹っ飛ぶ。固まって動けない私のほうへ、笑顔のままやってきて頭から頬を撫でた。
「起きるか?」
「うん、おはよう」
動揺しつつ挨拶して起き上がろうとすると、抱きかかえられて膝の上に乗せられた。なんでこんなことになってんのかびっくりしてたら、指を口に入れられて水を出された。水はありがたく飲む。
胸を揉まれるので、お腹が空いたと抵抗して諦めてもらった。シャツを着ようとしたらなぜか着せられ、椅子に座れば膝がくっつくくらい椅子を寄せてくる。
「おかしい」
「なにが?」
「どうして、こんなに、なんか、……甘やかすみたいな、なんか変」
「可愛がってんだろ」
昨日からおかしい。孕ませたいとは言ってたけどベッドの上でだし。子供産みたいって話になったから機嫌がいいとか? 意外と子供好きなのかな。
グィルゲンガは上機嫌に笑って、私の頬を指で撫でる。
恥ずかしくなったので頭から考えを追い出し、パンに齧りついた。肉と野菜が挟まっててシャキシャキして美味しい。寝てるあいだに買ってきてくれたんだろう。
「美味しい。ありがとう」
「ああ」
グィルゲンガは大きい口に食べていた残りを放り込んで、ムシャムシャ食べた。水を飲んで息をつくと、まだ食べ終わらない私を見ながら楽しそうに話しだす。
「家を探しに行く。家が決まれば必要なモンも買う。金はあるからアンタの着替えも買う。いつまでも男もん着てるわけにもいかねぇし」
「服は急がなくても」
「ダメだ。股座が見えんだろうが」
「え? ズボンはいてる……」
「ズボンだと足の間がわかんだろ」
「ええ?」
意味がわからない。足を出してるわけでもないし、誰にでも足の間はあるのに。
「とにかくダメだ」
よくわからないけど、言い合っても不毛そうなので頷いた。
食事が終わったら出かける準備をして宿を出た。ハンターギルドはガランとしてて、受付の人が欠伸をしてる。
「しばらく引きこもってると思ったら、もう来たんだ。依頼は選ぶほどあるよ。どれにする?」
「いや、家探してんだ。どっか知らねぇ?」
「仕事じゃないの?」
「それと家でできる仕事も。どこ行って探せばいいかわかんなくてよ」
「家で? あ、彼女の?」
「彼女じゃねぇ、妻だ」
え!?
驚いてグィルゲンガを見たけど普通だ。からかってるわけじゃないみたい。でも、なんで。いったいどういう、……子供産むって話したから?
「お、結婚したんだ。おめでとう。で、仕事?」
「ああ。働きてぇっつうからしょうがなく」
「今までどんな仕事してたの?」
口を挟むひまもなく、反応できないうちに話が進んでる。急に話を振られ、慌てて返事をした。
「あ、ええと、以前は商会の帳簿付けしてました」
「おー、いいね。ここで働きなよ。読み書きできる人探してたんだ」
「はァ? 外に出すわけねぇだろ、危ねぇ」
「うわぁ……監禁。そんなことしてると鬱陶しがられるよ」
「うるせぇな」
「俺の奥さん、奥にいる美人なんだけど妊娠して調子悪いんだよね。辞めるからさ、代わりに」
「あ、おめでとうございます。働きたいですっ」
思いがけない提案に飛びついた。受付の人がニッコリ笑い、グィルゲンガは不機嫌な声を出す。
「あァ?」
「いいじゃない。家に一人でいるよりここのほうが安全だよ」
「家に保護魔術かけんだから関係ねぇ。ついでにいい魔術師教えろよ」
「うわぁ、重症な閉じ込め。そんなことしなくたって、送り迎えしたら解決でしょ。行く場所同じなんだから。奥で帳簿つけたり、依頼品管理する仕事だから心配ないって。俺もギルマスも奥さん一筋だし、グィルゲンガを敵に回す奴なんていないから」
受付の人の言葉に何度も頷いてグィルゲンガを見上げる。
ここで働きたい。グィルゲンガの仕事の近くに。一緒にできるわけじゃないけど関りを持てると思うと胸が弾んだ。
「グィルゲンガ、働きたい」
「また――」
「グィルゲンガの仕事を手伝いたい。少しでも、近くにいれるかなって。心配だし……」
私をまじまじと見るグィルゲンガに喋るうち、こんな理由だと失礼な気がしてきて語尾が小さくなった。でも、仕事もちゃんとやりたいのも本当で。
「仕事はちゃんとするので」
顔を上げた私の頭に大きな手が乗った。髪をクシャクシャ掻きまわして、笑う。
「ハハハッ、しょうがねぇ。アンタ俺に惚れてるからなァ」
「うわぁ。なにそのニヤケ顔。気持ち悪い」
「働かせるけど、ぜってぇ奥から出すなよ」
「わかったわかった」
2人のやり取りにホッとして息をついたら、受付の人と目が合った。
「明日からよろしく」
「はい、よろしくお願いします」
「あんま喋んな」
「うわぁ、嫌だね~。それより、ここまできたんだから依頼受けてきなよ」
グィルゲンガは結局、依頼を受けた。期限は先なので、ギルドから出たら予定通りに家を見にいく。仲介者に案内されて見て回り、5階建てアパートの3階の家具付き貸し部屋に決めた。布団、鍋を二つと食器、タライと水瓶、私の服を買った。グィルゲンガの荷物も定宿から引き上げる。私は私の服を持つ。それ以外は全部グィルゲンガが持ってくれた。
部屋に運び込んだ荷物は少なくてすぐ片付いた。台所のついた居間と寝室、ここがこれから暮らす家。上手くやっていけるかな。
グィルゲンガを見上げる。私より頭一つ大きいオオカミ。フサフサの毛に覆われて、怖いのに怖くない。
「これからよろしくお願いします」
「あぁ、よろしく」
少し緊張しながら言った私に、軽いかるい返事をする。
この人は自分のやりたいようにやって、それでなんにも気にしてないんだ、きっと。私が不安になってもまた、なんでもないことのように言うんだろう。そうして、私の気持ちを軽くしてくれる。
私は初めて、グィルゲンガに自分から抱きついた。すぐに抱きしめ返されて安心する。会ってそんなに経ってないのに、ずっと一緒にいたせいかすごく馴染む大きいオオカミ。
「ギルドで『妻』って言ったけど」
「俺の子産むんならそうだろ」
そうなんだ。
「そうなんだ」
あまりに呆気なくて、そのまま口から出た。
「逃がさねぇっつっただろ」
「うん。私でいい?」
「アンタがいい」
そうだった、浮気しないって言ってくれた。そしてやけに大切にされてる気がする。私を自分のものだって言うのは、私を自分のものにしたいっていうことでいいのかな。
好きだな、とは思ったけど、いきなり妻はいきなり過ぎて。子供だって、するからにはできたらどうしようって考えたことだし、もしそうならくらいの想像だったし。嬉しいけど。すごく嬉しいけど、私がこの人に見合う相手になれるか心配。
でも。
「頑張る」
「まあ、仕事やりてぇならしょうがねぇけど、俺を優先しろよ」
「え、うん」
「他の男と喋るな」
「え」
「顔も見せるな」
「え?」
「あとは、そうだな、俺のモンだってわかるように噛み跡つけとくか。だいたい、首なんか隠せよ。噛み付きたくなるだろうが」
「え、噛む?」
「俺は噛むけど他の男に見せんなってことだよ」
わかるように噛み跡つけても、見せなかったらわからないのでは? 喋らないとか顔を見せないって、無理では?
なんなの? 嫉妬するにも、何もしてないから嫉妬するようなこともないし、ギルドの人は美人の奥さん一筋って言ってたし。
優先してほしいのはわかったけど。喋るなっていうのは……、そしたら喋る人はグィルゲンガしかいないわけで……あれ、これって一人占め?
「一人占め?」
「アンタは俺のモンなんだから当たり前だろ」
え
驚いてグィルゲンガを見る。見ても普通の顔で、当たり前って顔してる。ただただ眺めてたら鼻を摘ままれた。
「いたい」
「返事は?」
「はい」
「なんの『はい』だ?」
「一人占め、……グィルゲンガを、私が、一人占めする」
だって、私も一人占めしたい。
グィルゲンガは黄色い目を真ん丸くしたあと、笑い出した。鼻から手を離して私を抱き上げる。驚いてグィルゲンガの頭に掴まっても、まだ笑ってた。
「いいぜ、一人占めされてやっても。ハハハハッ」
ペロリと私の頬を舐めて、すごく楽しそうに笑う。私なんかに一人占めされてこんなふうに笑って。変なオオカミ。
胸がギュッとなった私がギュウギュウ抱きしめたら、グィルゲンガは笑いながらペロペロ舐めた。
***
「イルザが俺に惚れてんだから守ってやるのは当然だ」などと言って、誰彼構わず威嚇するグィルゲンガが生暖かい目でみられるようになったり、それを周囲に謝りつつも照れてるイルザが似た者同士認定されて、犬も食わない夫婦と言われるようになるのはもうすぐ。
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