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110.出口が開いた Side ベル
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Side ベル
ユウの中に入れた俺の指をアルが舐めった。こんなことするなんて。アルの目つきが少し怖かったし、舐められたのもびっくりして頭が痺れるようで、なんだか体が熱かった。
アルにつられたのかユウの目も怖くなった。二人で怖い目をして、凄く気持ち良さそうに交尾するから目が離せなかった。体の中がもぞもぞするし、俺も早く中に入りたい。
交尾のときにユウが怖い目をして、俺を食べるって言った。ユウの怖い目に見つめられると、体の中がゾクゾクして鳥肌が立つのに、ドキドキして食べられるのを待ってしまう。
ユウにアルが舐めた指とユウの指を俺の口に入れられて、こんなこと二人からされて興奮して頭が痺れた。
そして、齧られた。
頭からつま先まで体中がいっぺん痺れて、おかしくなりそうだった。俺が欲しかった、俺が待ってた、俺の中で暴れる何かの出口が開いた。
俺がユウになって、ユウは俺になった。
もう、わけが分からなくて、快感が凄くて堪らなかった。ユウに齧られると、俺がユウに混じったみたいで、それなのに背骨を通って頭の後ろから何かが抜けて、痛みで頭と腰が痺れてユウの中で弾ける。
ユウに齧ってと何度もねだり、何度も弾けて何度も抜けていった。
ユウが眠ったあともユウから離れなかった。離れられなかった。アルにも渡さないでユウを抱きしめて、ユウの中に入ったまま寝た。
だってユウは俺だから、離れられないし。いつか見たユウの肩についてた噛み跡と同じものが俺の肩に付いている、しかもユウが付けた、と思うだけでゾクゾクして眠るユウの中に出してしまった。
もう、なんだか体中おかしくて興奮しっぱなしであまり眠れなかった。
朝になってからもユウから離れたくなかった。ユウに何でもしてあげたかったし、ユウに可愛がられたかった。
ユウがくれる痛みはぜんぶ快感になって、ユウが意地悪するときの怖い目に見つめられるとゾクゾクして堪らなかった。
ユウが生理になっちゃったから、しばらくお預けだけど待ち遠しかった分もっと気持ち良くなるかもと思うと、待ってるあいだもなんだか楽しい。
それに、待ったんだからその分ご褒美ちょうだいってねだれば、ユウはくれるんだ。優しいから。それなら、少しくらい待ったっていいな。ふふふ。
俺はユウの夫だから、何度でもユウに齧られる。幸せ過ぎる。俺はユウに齧られるために生きてきたのかもしれない。うん、そんな気がしてきた。
ユウが心配なく齧れたり、意地悪したりできるように、今までよりもっと大事にするんだ。
ふふっ、妻がいるって、幸せ。
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Side ベル
ユウの中に入れた俺の指をアルが舐めった。こんなことするなんて。アルの目つきが少し怖かったし、舐められたのもびっくりして頭が痺れるようで、なんだか体が熱かった。
アルにつられたのかユウの目も怖くなった。二人で怖い目をして、凄く気持ち良さそうに交尾するから目が離せなかった。体の中がもぞもぞするし、俺も早く中に入りたい。
交尾のときにユウが怖い目をして、俺を食べるって言った。ユウの怖い目に見つめられると、体の中がゾクゾクして鳥肌が立つのに、ドキドキして食べられるのを待ってしまう。
ユウにアルが舐めた指とユウの指を俺の口に入れられて、こんなこと二人からされて興奮して頭が痺れた。
そして、齧られた。
頭からつま先まで体中がいっぺん痺れて、おかしくなりそうだった。俺が欲しかった、俺が待ってた、俺の中で暴れる何かの出口が開いた。
俺がユウになって、ユウは俺になった。
もう、わけが分からなくて、快感が凄くて堪らなかった。ユウに齧られると、俺がユウに混じったみたいで、それなのに背骨を通って頭の後ろから何かが抜けて、痛みで頭と腰が痺れてユウの中で弾ける。
ユウに齧ってと何度もねだり、何度も弾けて何度も抜けていった。
ユウが眠ったあともユウから離れなかった。離れられなかった。アルにも渡さないでユウを抱きしめて、ユウの中に入ったまま寝た。
だってユウは俺だから、離れられないし。いつか見たユウの肩についてた噛み跡と同じものが俺の肩に付いている、しかもユウが付けた、と思うだけでゾクゾクして眠るユウの中に出してしまった。
もう、なんだか体中おかしくて興奮しっぱなしであまり眠れなかった。
朝になってからもユウから離れたくなかった。ユウに何でもしてあげたかったし、ユウに可愛がられたかった。
ユウがくれる痛みはぜんぶ快感になって、ユウが意地悪するときの怖い目に見つめられるとゾクゾクして堪らなかった。
ユウが生理になっちゃったから、しばらくお預けだけど待ち遠しかった分もっと気持ち良くなるかもと思うと、待ってるあいだもなんだか楽しい。
それに、待ったんだからその分ご褒美ちょうだいってねだれば、ユウはくれるんだ。優しいから。それなら、少しくらい待ったっていいな。ふふふ。
俺はユウの夫だから、何度でもユウに齧られる。幸せ過ぎる。俺はユウに齧られるために生きてきたのかもしれない。うん、そんな気がしてきた。
ユウが心配なく齧れたり、意地悪したりできるように、今までよりもっと大事にするんだ。
ふふっ、妻がいるって、幸せ。
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